2回
2019/02 訪問
深く簡潔
よく行列を見かけ、知ってはいたのですが、なかなか並ぶ機会もなく、訪れていませんでした。
平日の開店15分前に伺うと、一番乗りでした。その後、パラパラとお客さんがやってきて、見る間に列になります。お店は開店時間より少し早めに席へ案内されるので、さほど並んだ感じはしませんでした。10分前なら1巡目で入れた感じでした。5分前だと運次第かもしれません。中に入ると窓の外はずっと行列でした。でも、ラーメン屋さんなので回転は速いと思います。
先に食券を買いますが、まずはどれにしよう?と思い、
醤油らぁ麺¥780
を選び、座りました。
清潔感ある店内。みんな静かに黙って、鮮やかに作られていくのを見守っているかのような一体感がありました。そもそも、お店が広い訳ではないので、話すというより、なんとなく静かに期待を胸に待っている感覚になったのかもしれません。お店の方の2人体制の連携もいい感じで、並んでいる時の接客も爽やかでした。
いよいよ出てきたどんぶりを一目見て、とてもきれいだな~と思いました。
薄いピンクのきれいな豚肉、ネギと菜っ葉の緑、海苔の黒、茶色のメンマ。
すごくシンプルな印象。それはスープを飲んでさらに納得。
とてもすっきりして香りがよくて、私はラーメンに詳しくないのですが、この極力クセのない澄んだスープが本当にステキで、ガッツリ系と反対の所にある…たぶん女性受けも間違いなし!と思われる一品でした。
麺はしっかり目。知らぬうちについスープを飲んでしまいます。そして、低温で調理されているとの豚肉がとても秀逸。このラーメンの為にあるようなピッタリさ。
店内にしても、ラーメンにしても、本当に極力シンプル。簡潔。でもその簡潔はたぶん、すごく丁寧で、こだわって研究しぬいた上の潔さみたいな感じを受けました。
もう一度食べたいとラーメン屋さんで思ったのはたぶん初めてです。ここでしか味わえない感じのするラーメンは予想以上で、別の味も食べてみたいと思いました。
なので、まさかの2日後、また行ってしまいました(笑)。
今度は相方さんを連れて行きました。最初に書いた並ぶ状況はこの2回の訪問での様子です。
今度は
煮干らぁ麺¥800
今回も予想と全然違いました。
煮干しの香りは高いのに、嫌な部分が一つもないすっきりさで驚きました。
上に乗っているのが生の玉ねぎなのがまたアクセント。そして、こちらの海苔がまたおいしい。
スープに混ざると香りが加わってまた違う感じに。
少し私には塩味が強く感じスープは全部飲めませんでしたが、これも素敵なラーメンでした。
個人的には醤油派です。普通のものが私にはちょうど良い量でした。
ちなみに、相方さんは醤油らぁ麺に驚き、やはり魅せられ、翌日も食べに行きました。
いい余韻の残るこんなラーメン初めてでした。場所は少し不便ですが、それでもやはりお客さんは来るのだなあと思いました。私はとても好きでした。
2019/09/28 更新
本当にその名がふさわしい。
実はもう何度も伺っているのですが、休日に初めて行ってみたら、いつもの時間に並びに行ったのでは間に合いませんでした(^▽^;)
さすが。
開店から15分ほど待って、2巡目で入店です。
気になっていたけれど、いつも醤油のおいしさに負けて、そちらを頼んでしまうので、今日は塩!!と決めていきました。
らぁ麺(塩)¥780
写真は中玉(+¥50)をプラスした量です。
相変わらずシンプルで美しい。黄色い粉は自家製の貝柱パウダーだと書いてありました。
鶏の味わいもするけれど、この澄んだ、研ぎ澄まされたスープは本当においしくて、普段そんなことはないのですが、全部飲み干してしまいました。個人的にはもう少し塩気控えめでもいいのですが、でも飲んでしまう…。
気軽に行ける場所にこんなラーメン屋さんがあってありがとう!!って感じです!!