GWに和歌山に行ったとき、ラーメンを食べにいきました。
あれだけ有名になった「和歌山ラーメン」なので、
駅の近くに行けば、豚骨醤油系のラーメン屋がひしめいていると思っていたのですが、
意外にもラーメン屋は、適度な間隔をおいてポツポツと点在。
街中あげて「和歌山ラーメン」というブランドを全面的に出しているような感じではありませんでした。
地元としては昔からある「中華そば」屋(←和歌山ではこの呼び名が定着しているようです)が、
勝手に有名になったという感覚なんでしょうか。
別に豚骨醤油という形にこだわっているようでもなく、昔ながらの醤油系の「中華そば」を置く店も多くありました。
和歌山ラーメンを有名にしたJR和歌山駅近くの
井出商店はGWだけあって観光客でいっぱい。
限られた時間なので並ばず入れる店を探し、最初に入った店は
味中華そば。
昔ながらのラーメン屋といった雰囲気で、「有名な和歌山ラーメンを食べている」という気分は味わえませんでした。
この店のスープはいわゆる“醤油系の中華そば”ではなく、濁ったスープだったので豚骨醤油系だったのでしょうか。
「普通に美味い」という感想がぴったりの味でした。(いい意味で。。)
次に行ったのは和歌山電鉄貴志川線・日前宮駅近くの
マルタカラーメン。
かなりボリュームのあるチャーシューに甘~い醤油系のスープ。
独特な味でしたが、なかなか味わえるような味ではなく、かなり満足な味でした。
2件回ったのですが、結局「和歌山ラーメンとは何ぞや」の答えは見つからず。
ただ和歌山のラーメン屋の特徴として、テーブルには、「早ずし」と呼ばれる“鯖の押しずし”と「ゆで卵」が置いてあります。
勝手に食べていいらしいのですが、勘定のときに自己申告するようなシステムのようです。
最初に入った店では、このシステムがわからず手が出せず、次の店には置いていなかったので、
結局「早ずし」も「ゆで卵」も食べられませんでした。
次、和歌山に来たときは絶対に食べようと思います。