先々週より、那覇のデパート・パレット久茂地で「北海道物産展」を開催していて、
北海道の2大人気ラーメン店として函館の「
一文字」と旭川の「
山頭火」が1週ずつお店をだしていたので、
それぞれ食べに行ってみました。
物産展の1週目は函館の「
一文字」。
こちらは食べログをみても正統な塩ラーメンのお店らしいので、「塩ラーメン」を注文しました。
(といっても、素人の先入観から函館といったら「塩」となってしまうのですが。。。)
見た目は「これぞ塩ラーメン!」といった感じ。
最近沖縄でも塩ラーメンの店が増えているので、舌が肥えているつもりでスープを飲むと愕然。
塩なのであっさりはしているのですが、コクがあるというか、何というか。。。
要するに旨いんです。旨みが凝縮していました。
塩ラーメン否定派の人でもこのラーメンのスープは美味いというんじゃないか、と確信できるぐらい
旨みを感じるスープでした。
この塩ラーメンの味を、あえてトータルで採点しようとすると、スープ以外それほど目立った部分がないため、
加点法でいくとなかなか点数が加算できないけど、減点法だとすべての面で減点のしようがない感じ。
最近、沖縄のラーメン屋もおいしくなってきたなぁ、と思っていたのですが、
これを食べるとやっぱりまだまだだと思いなおしました。
次の週は旭川の「
山頭火」。
沖縄に住んでいる私でも名前は聞いたことのあるくらい有名なラーメン屋です。
こちらも前もって食べログ調べると、豚骨ベースのスープが特徴で、
塩ラーメンが有名ということで「塩チャーシューメン」を注文しました。
出てきたラーメンを見てビックリしたのが、塩なのにスープが透明ではなく白濁であること。
またラーメンの真ん中に梅干があること、も初めて見る光景でした。
さっそく、スープを飲んでみると最初の印象は、とにかく「濃い」!
これが塩ラーメン?!というぐらいとろみのあるスープで、
この豚骨ベースのこってり感が「
山頭火」の人気の秘密ではないかと感じました。
こってり感だけだと、「
天下一品」を思い出してしまうほどでした。
最初は不可解に思っていた梅干も食べていくと納得。
箸休めとしては、ちょうどいいトッピング。
見た目は量が少なく感じたのですが、最終的には満足できる量と質でした。
最近、私の舌があっさり志向になってきているので、好みとしては「
一文字」でしたが、
やはり両店とも全国に名をはせるだけあって、大満足の内容でした。
あらためて、沖縄にももっとおいしいラーメン屋が増えてくれるといいのに。。。と思わせてくれた2食でした。