3回
2020/11 訪問
お腹よりも先に脳が満足する料理
銀座 しのはら
秋のしのはらさんに行ってきました。先のミシュランでも星2キープ、おめでとうございます。
おなじみのゆず釜は、香箱蟹。香箱蟹好きにはたまりません。
もう最初から日本酒でオッケーです。
出汁のうまい椀や炊いたんがほっとしますね。
花屋さん好きの花がたくさん乗った八寸が楽しい(笑)
おなじみのフォアグラ最中の後、なんとマグロ太巻きが!?
それもそのはず。有名なお寿司屋さんのお弟子さんが修行に来てらしてました。
まぐろの色々な部位にべったら漬けが入って、お花を散らして見た目も華やか。
以前は細巻きだったものが、しのはらさんのテイストが加わってまた進化してますね。
修行元のお寿司屋さんの男っぽい太巻きとはまた違った装い。
専門店で修行した方のお寿司なので間違いない太巻き。コースの一品を任されていてなんだか嬉しいですね。頑張って欲しいです。
そして、篠原さんがこの日一番手をかけていたのが、うなぎ。なんと開かずにそのまま太めの輪切りにして、炭火でじっくりと焼きます。途中で熱々の中、骨などを抜いて、牛蒡を入れた、大変手間がかかった料理。柔らかうまし。
圧巻は土鍋ご飯がまさかの上海蟹!?
相変わらず、しのはらさんもスタッフも気さくに楽しくカウンターを盛り上げてくださいます。
新しい顔も加わって楽しいディナーでした。
ごちそうさまでした。
コロナ対策安全度 4
2021/01/04 更新
2019/12 訪問
お腹よりも先に脳が満足する料理
銀座しのはら
今や予約困難な、しのはらさん。そういやキムタクドラマにもしれっと出演してましたね!
この日は冬の美味を味わいに。大将はカウンターで気さくに話しかけてくださいます。初めてのお客さんでも歯に衣着せぬ言い回しでズバズバと切り込んでくださいますよ。
肝心のお料理は、、
最初のお椀からやられました。コロの入った白味噌仕立て。甘さだけでなくコロからくるコクのある味わい。この最初のお椀で胃袋を掴まれました。
さらに聖護院大根の入ったお椀。やや大きめ一口サイズの大根が存在感あってほっとするお味。
ゆずのうつわに入った白子ご飯。ご飯は酢飯なのがポイント。あんがうつわからはみでるくらいたっぷりかかっていて混ぜて食べると、これは絶品です。
定番のすっぽんの炙り焼き。山椒とともに手づかみでいただきます。
そして、お待ちかねの八寸。色鮮やかな飾り付けで華やかです。隠すところがしのはらさんの美学だそうです。日本酒が進みます!
そしてこの時期ならではの、松葉蟹は津居山から。見事な大きさの蟹をすばやく解体。足のみでてきて、蟹味噌につけていただきます。間違いなし!足以外がどこにいくのかやや気になるところ。
おなじみのフォアグラ最中。そして、これにだけ合わせてもらった、黒龍の貴醸酒。これが抜群に合う!まだ試してない方はこの最中の時だけ、大将に貴醸酒出してもらってください。水みたいに飲めちゃいます。
揚げたうなぎの炊き込みご飯はうなぎの食感が良くて新感覚。揚げうなぎいいですね!
お鍋は熊鍋。ジビエですね〜!
途中に出てきた熊といいすっぽんといい、最初のコロといい、普段なかなか食べなれない食材、一皿一皿に旨味の連続で、お腹よりも先に脳が満足しちゃいました。
ただ高級食材を並べただけのコースとは一味違う、しのはらさんの世界を感じました。
さすがですね〜!またぜひ次伺いたいものです。
ごちそうさまでした。
2020/01/14 更新
銀座しのはら
いつ行っても楽しく食事をいただける、しのはらさん。数回分をまとめて。
篠原さんが常にカウンターに立ち、カウンター全体をみてくださいます
初めての訪問でも必ず話しかけてくれますので、カウンターで孤立?みたいなこともありません。
スタッフも皆フレンドリー。寿司屋経験者も何人か在籍するなど、交流も盛んなのが面白い。
どのお皿も一工夫。季節によって提供される旬の食材。ゆず釜好きです。
八寸はお皿が隠れるくらいの草花。
こだわりのコースの締めはご飯か鍋。
毎回楽しみな追加料理。意外とオススメなのがお肉。カウンター目の前の炭で塊から丁寧に焼いてもらえます。良質なワインを置いてますので、お肉の時にグラスでワインを合わせても○。この日はブルゴーニュのピノ・ノワール。間違いない美味しさ。基本的には日本酒がベストマッチですが、お肉の時だけ赤というのも楽しいですね。
最後もきちんと篠原さん自身がお見送り。評判の良いのも納得です。
ごちそうさまでした。
コロナ対策安心度 3