5回
2019/07 訪問
こちらでの食事そのものがエンターテイメント
くろぎ
お店も移転し新体制でとてもよくなっているくろぎさん。
いつもその時期旬の最高の食材を贅沢にいただけます。
魚だけでなく肉にも力を入れていてシャトーブリアンは毎回出ます。
食材の幅も広いので多少好き嫌いのある人が集まっても必ず美味しいものを食べて帰ってもらえます。
料理が美味しいだけでなく、いつ行ってもフレンドリーで明るいスタッフの接客が◎。高級店だからといって堅苦しいことは一切無し。いつ行っても楽しく食事ができます。
その日の最高の食材は目の前で見せてもらえます。まぐろは安定のやま幸さん。この日は天ぷらで使う山菜が採れた場所を地図でわかりやすく解説してくださいました。とり貝もなんでとり貝なのか見せてもらえたり。
お客さんをもてなそう、楽しんでもらおうという気持ちがスタッフ全員から感じられてうれしいですね。
箸のお土産も健在。行くたびに箸が増えちゃいます。
こちらでの食事、全てがエンターテイメントと思えばこのお値段も納得か。
ごちそうさまでした。
(写真は提供順逆
2019/08/12 更新
2018/08 訪問
新体制でますます良くなってます
くろぎ
久々にうかがうとあれ?少しメンバーが変わっている?そして全体的に料理の味もとてもよくなっていました。それもそのはず、なんとあの車力門ちゃわんぶの武澤さんがこちらのお店にいらしてたのです。以前は高級食材と高級食材を組み合わせた、味の濃い旨味のオンパレードで途中でお腹いっぱいになってしまうような構成が多かったのですが、いい意味でバランスがとれて、味も良くなっていて最後まで美味しくいただけた気がします。
もともとの居心地良いカウンターは健在。おかみさんの気さくな接客も健在。お酒もソムリエさんがきちんとついて的確に合うお酒を提案してもらえます。サービス面もますます向上。新生くろぎさん、どんどん隙が無くなってますね〜!
黒木さんと武澤さんのダブルトップ体制?、とても良いです!大げさですがあまりに良くなってたのでびっくりしました。ちなみにお値段もますますあがってます。
ごちそうさまでした。
2018/08/18 更新
2017/09 訪問
贅沢と定番の対比の妙
くろぎ
湯島から移転してから数回目のくろぎさん。以前の湯島のお店の古い趣あるたたずまいから一転、自社ビル?のような店構えに。以前は取り合いだったカウンター席も広く明るくなりました。
やはりくろぎはカウンターが魅力。新鮮な食材を豪快にさばいて調理される姿を見ながらの一献を楽しめます。この日も巨大伊勢海老や鱧など見ることができました。くろぎさんもお弟子さんも話上手できさく。食材などいろいろな話に花を咲かせながら楽しい食事になることはうけあいです。
この日はいきなりローストビーフのウニとろろ掛け。スタートから贅沢です。
定番の胡麻豆腐は熱々のプレートの上に。
対するお造りは固まりの氷の上に。大間のまぐろに伊勢海老の刺身が最高の状態でした。良いものを仕入れられているんでしょう。さすがです。
鮎の塩焼きに蓼酢。万願寺とうがらしのおひたし。鱧の椀。八寸などまちがいない和のお皿に対して、
この日の鱧と松茸はすき焼きに。贅沢にウニを乗せた温泉卵でいただきます。
こんな贅沢はなかなかできません。さらに残ったつけだれにご飯を投入すれば贅沢な卵ご飯の完成です。
デザートのアイスになんとシャトーディケイムのソーテルヌをかけるという。なんという贅沢!これはさすがにもったいなくて私はソーテルヌだけをいただきました。同じアイアンシェフの須賀さんのお店でもいただきましたが、やはりディケイムは美味い。
新くろぎ、贅を尽くした品とこれまでの定番の「和」のおりなすコースとなっています。
店舗も新しく綺麗になりましたし、湯島のころより贅沢という点ではパワーアップしています。
あくまで個人的な感想として、松茸の季節の松茸のフライもそうですが、贅沢な料理は良いのです。良いのですがあるていどの品格は欲しい。高級食材を食べたというインパクトと満足感はあるかもしれませんが、少しやりすぎ感のあるものもある気がします。お値段的にも湯島よりもかなりあがっている印象です。もちろん松茸祭のときはさらにあがるでしょう。
この日嬉しかったのは、普段行けない湯島のランチでの定番の鯛茶漬けがいただけたこと。なかなか昼に行くことはできなかったので、くろぎの鯛茶漬けが食べれてよかったです。ランチ同様もちろんおかわり自由!、、、といっても満腹でおかわりできないのですが。
わたしは黒木さんの定番の一品が大好きなのです。
ごちそうさまでした。
(仕様で写真は順序逆です)
特級ソーテルヌ
特級ソーテルヌ
くず
くず
でんすけすいか
でんすけすいか
鯛茶漬け
鯛茶漬け
鮭はらすご飯
松茸
贅沢な卵掛けごはん
雲丹と卵のつけだれ
鱧と松茸のすきやき
鱧と松茸のすきやき
鮎と蓼酢
お造り
お造り
2017/10/23 更新
くろぎ
秋のくろぎさん。この季節ならではといえばやっぱり松茸でしょう。間違いない松茸がいただけます。スチロールの箱でこの日の国産松茸を見せてもらえました。以前のような目の前に松茸を並べるようなインパクトあるパフォーマンスは無くなったけど十分期待が膨らみます。
箱に入った松茸の写真を見てもらう通り、大きいもの小さいもの、傘の開いたもの蕾のもの、同じ松茸でもいろんな状態のものがあります。黒木さんが一つ一つ状態を確かめ、どの調理に使うかを決めていました。
焼き松茸も大きい◎。熱々の焼きたてを手で裂きながら、いただきます。中はとてもジューシー。
松茸と鱧の土瓶蒸し◯。スープだけを味わい、蓋を開けると松茸と鱧がどっさり。食べ応えあります。
いつも唸らされられる、お造り◎。マグロはおなじみのやま幸から。ねっとりと舌につく間違いない美味さです。
照明を落とす演出の八寸◯。紅葉の中からお皿を発掘します。楽しい演出ですね。松葉もお蕎麦?で細工した食べられる飾り。照明の囲いはかつらむきの大根。芸が細かい。
松茸のフライ◯。食べる前はついもったいないのではないかと思ってしまう松茸のフライ。フライにしてもなお香る松茸の香りが香ばしい。これはびっくりですね。
鰆はブランド鰆。とても良い状態のものを塩焼きで◎。
シャトーブリアンは焼いた後にすき焼き風に◎。松茸の千切りを添えて。
ここで京都の某有名店のような土鍋ご飯の演出。ゲストを和ませてくれます。
味はもちろんすき焼き。通常は薄切りのお肉ですが、厚切りのお肉というのも面白いですね。
おなじみの鮭ハラスご飯のあとは、来ました。松茸ご飯◯で松茸締め。いやー贅沢しました。。
この日は窓際に大きなかき氷機が、、、。なんとデザートは栗のかき氷でした。肌寒い時期のかき氷ですが、栗のあんが濃厚で納得のデザートとなっていました。個人的には最後に一口のめるシャトーディケイムが楽しみだったのであれっ?無いんだっと思ってしまいましたが。
このシーズンならではの黒木流松茸づくし、、堪能させていただきました。
数ヶ月おきにしか来れない予約困難なお店ですが、以前のような派手な演出を抑えて王道のラインナップに落ち着いてきているように感じました。が、この日は松茸がメインだったからかもしれませんね。。高級店らしからぬ肩肘はらぬフレンドリーな接客、ソムリエさんの選ぶ豊富なお酒からのペアリング、元気な女将さんも健在、文句無しです。
ちなみに過去最高額更新でした。。。
ごちそうさまでした。
(写真は提供順逆)
コロナ対策度3