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ナマコ酢
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刺身盛り合わせ
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ブリのぬた乗せ
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かつおのたたき
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この渥美!
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煮つけ
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シ煮つけのマアジです
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揚げ物
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お寿司
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清水サバのお寿司
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外観
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高知の夜は、有名店である「黒尊」さんを訪問しました。
このお店、確実に訪問したいのであれば必ず予約をしておきましょう。訪問した日は平日でしたが、予約の電話がひっきりなしにかかっていました。結構な数の電話が断られていましたが、どうもおそらく平日で2週間、週末は3週間程度はすでに埋まっているような感じでした。行くなら、早めに予約することをお勧めします。
さて、このお店のレビューを見ていると、「携帯の利用を注意された~」とか「食べるのが遅くて次が出せないと注意された~」とか「食事をあまり食べずに帰った人たちに、帰った後で文句を言うのを聞いて気分が悪くなった」等の記述が低評価とともにちらほらとありました。
私はそのレビューをみて、かなり注意深く入店したのですが、それは杞憂に終わりました。おそらくこういう感想を持った方は、これは全てこのお店の思いや仕組みなどを理解していない(事前の勉強不足)からなるものだと判断しました。そのため、このレビューで私が考えるこのお店で楽しく過ごすための方法について記載したいと思います。これを知ることで、客と店側双方にとってWin-Winになるのではと考えています。
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[最初に理解しておかなければいけないこと]
まず、このお店は来店した客に対して「最高品質」で「美味しいもの」を「おなかいっぱい」食べて帰ってもらうことをモットーにしています。そのため、下記の方はこのお店には向きませんので、別のお店を探した方が良いです。
1 おなかの空いていない人、もしくは食があまり進まない人
このお店は、予約の段階で「ボリュームがあるので、おなかを空かせてきてください」と言われます。量としては、①先付け ②お刺身 ③カツオの塩たたき ④煮つけ ⑤揚げ物 ⑥寿司 の6種類ですが、それぞれのポーションが多いです。例えばカツオのたたきは、厚さ1センチ以上のものが一人3切れ出ます。ほかの刺身も厚切りです。
お店側も、そうはいっても食べきれない人がいることは理解しています。お店の方は注意深く客を見ていますので、無理そうな客には、④煮つけ、⑤揚げ物については食べれるかどうか聞いてきますし、⑥お寿司についても食べれる巻数を聞いてきます。お店側としては、①~③は完食、④の煮つけ、⑤揚げ物は食べれそうなら、⑥の寿司は、1巻でいいから食べて欲しいようです(実際、大将が他の客に、「1巻でもいいから可能なら食べてってほしい~!」と言ってました)。
なので、少食の方はその日のお昼は抜くなどして、できるだけ食べれるように頑張りましょう。どうしても少食で食べれなければ、食べれそうな人と一緒に行きましょう。くれぐれも残すことが無いように。
2 出されたものは、早く食べましょう(これ重要)
お酒を飲みながらゆっくりと食べたい、、とか、おしゃべりをしながらゆっくりたべたい、、等、自分のペースで楽しみたいという方、、、はい、気持ちはわかります。が、このお店では、まずは出されたものを食べることに集中しましょう。鮮度のいい最高のものを最高の状態で出しています。お刺身はすぐに食べないと乾燥します。カツオはすぐに食べないと水が出てきて美味しくなくなります。煮つけはすぐに食べないと冷めてしまいます。
料理が出てきたら、料理の写真だけ取ったら一目散に食べましょう。多少のおしゃべりならいいですが、おしゃべりに花を咲かせて食べるタイミングが遅くなってくると、お店の方から「早く食べて!」とせかされます。そうしたら、まずは先に食べきりましょう。
当然ですが、携帯をいじる暇はありません。そういうことは、食べ終えてからやりましょう。”明日の旅行の相談?” そういうことは、皿を空にして次の料理が出てくる間にやりましょう。
ちなみに、食べきらないと、次の料理は出ません。酒ばかり飲んで食べるのが遅いと、「ウーロン茶にして早く食べて」と言われますのでご注意をw。
3 大将やお店の方の言うことは素直に聞きましょう。
速く食べて!と言われたら早く食べましょう。
上記3点を守れるように努力しましょう。もし、「刺身が乾燥しても、あったかいものが冷えても、料理が食べきれなかったとしても、私は自分のペースでゆっくりと「明日の旅行の相談」を友人としながら料理を食べたい!」と思うのであれば、「そういうことができるお店」に行くことをお勧めします。
私と相方は上記をしっかりと守ったうえで、携帯を操作しながら翌日の旅行行程の相談をしましたが、何も文句は言われませんでした。むしろ、店主の方からいろいろと料理に関するお話をしていただき、楽しい時間を過ごせました。くどいようですが、上記を守ればお店の方は心を開いてくれます。
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それでは料理のレビューです。
なお、このお店は全てお任せですので、時期によって内容は変わります。
・先付け:なまこの酢の物(甘酢) ★★★★★
新鮮なナマコを、大根おろし、ネギ、わかめ、と一緒に甘酢にしたものです。甘酢なのはやはり高知が漁師町だからでしょうか。都会の酢の物よりは少し甘いと思いますが、大根おろしがいい感じで味をまろやかにしています。ナマコは食感が凄く良くて、食べていて新鮮さが分かります。これ、最高に美味しいです。
・お刺身
鮮度の良いお刺身6点盛りです。
①ぶりの葉にんにくのぬたのせ ★★★★☆
「葉にんにくのぬた」は初体験です。ニンニクが効いていてブリの脂身にマッチしてます。ニンニクは、これ以上強いとちょっと辛いかも、の限界ギリギリを攻めています。もしかしたら、ニンニクが苦手な方はこのぬたはきついかもしれません。私もギリギリのラインでした。
②ほたて ★★★★
小ぶりのホタテですが、濃厚です。こちらは山葵醤油で食べますが、美味しいです。
③赤海老 ★★★★
赤海老の特徴である甘みとプリッとした食感があり、こちらも最高です。
④清水サバ ★★★★☆
高知でしか食べれない(たぶん)清水サバは、ゴマサバだそうですが、癖が無くて美味しいです。山葵だけで食べますが、濃厚で醤油は要りませんでした。
⑤真鯛 ★★★★★
この真鯛、ものすごくモッチリしていて最高でした。大ぶりに切られているのも食べ応えを演出しています。
⑥たちうお ★★★★☆
太刀魚って、鮮度が命と聞きますが、ここの太刀魚は鮮度抜群です。うまみが凝縮していて、お酒が進みました。
・主菜:かつおの塩たたき ★★★★☆
高知と言えばカツオ!ということで来ました、かつおの塩たたき。
もの凄い厚切りです。ボリューミーです。これに生にんにくと山葵を乗せて食べます。
かつおって、あっさりしているイメージでしたが、ここのかつおは濃厚です。でもしっとりしています。塩を振っているため、冷えると水が出てきて美味しくなくなるそうです。私的にはもう少しだけ塩を控えめにしてもらえると完璧でしたが、お酒を飲みながら食べるので、誤差の範囲だと思います。
・煮つけ:シマアジの煮つけ ★★★★☆
シマアジの煮つけ・・・初めて食べました。シマアジの脂が乗っている部分と、大根、豆腐が入っています。シマアジはお刺身にできる鮮度のものを煮つけにしているそうです。煮つけなのですが、いつも食べるような煮詰まったたれではなくて、甘めのスープに入った鍋といった方が正しいかもしれません。この甘めのスープは好き嫌いが分かれそうです。漁師飯といった感じです。私は漁師町出身なので、この味は祖母が良く作っていた甘さにそっくりでした。
・揚げもの:うつぼと魚のすり身の揚げ物 ★★★★★
うつぼのから揚げも名産みたいです。うつぼは皮の部分が美味しいと思います。これも完全に酒のあてです。そして魚のすり身の揚げ物ですが、ふっくらとしていて最高に美味しかったです。マヨネーズとソースで食べるので、ちょっとお好み焼きに味が似ています。
なお、これに漬物と玉子焼きがついています。
・寿司:アナゴ、イカ、清水サバ、ブリ(ぬた付き)★★★★★
何巻食べるー?と聞かれたので、3巻にしました。ですが、4種類来ました(笑)
ご飯が多いと書いているレビューがありましたが、私はそうは思いません。写真を見ていたければわかりますが、ご飯をネタが覆いかぶさっています。寿司ってこういうものじゃないですかね。
アナゴとイカが初登場です。アナゴは、ふっくらしているのに口の中でふわっと溶けます。めちゃめちゃ美味しいお寿司です。イカは南のイカ特有のねっとりさがあります。それに清水サバとブリとか、豪華すぎます。
どの料理も、私は最高だと思いました。ただ、あえて言うなら漁師町の料理かもしれません。東京や京都などの大都市の洗練されたものではないので、そこは注意です。
お酒は、ビールはなぜか「サッポロ黒ラベル」ですし、日本酒は「美丈夫」しかありませんw。これもなんとなく店主のこだわりを感じます。他にも焼酎等があるようです。ぜひ、美丈夫でこの料理を食べてみてほしいです。ごちそうさまでした!