今年の楽天には泣かされっ放しだ。年寄りになると涙脆くなると言うが、それを差し引いても今年は涙、涙・・・・涙。
楽天がパリーグ優勝を決めた、西武球場。9回裏田中将大、マー君が投じた渾身の内角直球を西武片岡が空振り三振した瞬間から、一塁側内野席とライトスタンドに陣取った楽天ファンが一つになってバーンを叫び、優勝を祝福したときまでず~っと泣きっ放し。「あのお荷物球団が・・・。田尾監督う~う、うっ」
日本一を決めたシリーズ最終戦、Kスタ。雨の9回表、満身創痍のマー君がマウンドへ。見つめる楽天ファンは手を合わせ祈り、一つになってファンモンの「あとひとつ」を歌う。スタンドが揺れた。熱烈な巨人ファンで有名なスマップの中居君に「史上初めてジャイアンツがヒール(悪役)になった」と言わしめたその瞬間から、同じく中居君に「あそこでもし矢野がヒットでも打ったら、俺は『矢野、空気読めよ』と言っただろう」と言わしめたその瞬間までず~っと泣きっ放し。「坂上田村麻呂に征服されてから負け続けの東北が勝った。東北が平成の御世になって初めて中央軍に勝った」
平成25年11月24日(日)、雨のち快晴「日本一晴れ」(星野監督)。
東北楽天ゴールデンイーグルス優勝パレードが開催された。コースの沿道では優勝を祝う22万人が選手のパレードを待つ。其の時は来た。星野監督と立花球団社長が乗ったオープンカーが目の前を通り過ぎたその瞬間、どこからか「星野監督、ありがとう」の言葉が聞こえてきた。そして、「ありがとう」の言葉が続く、感無量。涙、涙・・・そして、涙。
東北楽天から頂いた感動を、写真を添えて報告(自慢)します。