レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2016/12訪問 2020/02/17
この道40年の店主が人生を再スタート 菜・酉(な・さけ)生計(たつき)
情報源は新聞折り込みの情報紙、河北ウィークリーせんだい。仙台駅から末無掃部丁(すえなしかもんちょう)を北へ、45号線交差点を過ぎて更に北へ行くと、雑居building一階に生計(たつき)がある。生計と書かれた白い大きな提灯が目印。この道40年、御年70歳の親方が、“太田和彦”の本に掲載された神保町の居酒屋“嘉門”を9月末に閉め、人生第三章目のスタートにここ(生計)をオープンさせたそうだ。相方と二人、この日頂いたのは料理5品のおまかせコース。おまかせ3品もあるので懐具合と腹具合によってチョイスできるから有り難い。
【食べたもの】おまかせコース2セット(2千5百円/セット)とオプションでおにぎり3個
●菜の花と鮪の酢味噌和え
●クジラの刺身
●ハリハリ鍋(鯨肉と京菜をだし汁で煮た鍋料理。大阪など関西地方の郷土料理)
●たらこ、白滝と豆腐のお煮付
●イカ墨おにぎりと穴子とフォアグラの焼物
●筋子と高菜のおにぎり(サービス からし菜の大根巻)
酒の肴、特に日本酒に合う料理の店。頂いた料理はどれも旨かったが、特にハリハリ鍋、たらこと白滝と豆腐のお煮付、イカ墨おにぎりと穴子とフォアグラの焼物は、恐らく他店では経験できないであろう美味しさがあった。秀逸な一品。最後に頂いたおにぎりもいい塩梅の塩加減の絶品の〆だった。
【飲んだもの】
●わしが國特別純米酒(ぬる燗:2杯)宮城県加美町:㈱山和酒造店
●まんさくの花親子米仕立て(冷酒:2杯)秋田県横手市:日の丸醸造株式会社
●雪の茅舎山廃純米(冷酒:1杯)秋田県由利本荘市:斉彌酒造店
●まんさくの花純米大吟醸(冷酒:1杯)秋田県横手市:日の丸醸造株式会社
厳選した地酒を親方が考える順番で出してくれる。この日冷やのトップはまんさくの花。私と相方はわしが國のぬる燗。神保町の”嘉門”は親方が一人でやってたので燗酒は出せなかったそうだが、ここではママがお燗をしてくれるので頂けた。日本酒は700円~。4杯が限度、5杯目は無理だった。次に出されるのは山形県米沢市の雅山流だったに違いない。隣のお客さんが5杯目を頼んだとき確認できた。
酒一杯を飲み終えるタイミングで次の肴が出てくる。このスタイルは文横の源氏に似ているが、あちらは酒を注文しなければ肴は出てこないが、こちらは親方がタイミングを見計らって肴を出してくれる。江戸(東京・神保町)の良さ、田舎(仙台)の良さを合わせ持ったゆったりとしたおもてなしの店で東北の地酒を飲むことができた。
またお邪魔します。
2位
2回
2016/09訪問 2017/06/18
【再訪】
相方と2人のチョイ飲みでは素晴らしいが、職場の皆と宴会したら???って店、結構あるんです。「清ぼう」は違いました。どんなんかというと、何品かの素晴らしい料理に飲み放題が付いてコースになっているって感じです。それに、”せり鍋”のコースで4千円とコスパも最高でした。
1 先付 ほうれんそうのお浸しと白身魚の握り寿司
2 お造り 白魚、〆鯖、鮃、鯛など
3 焼物 合鴨、鱈のピカタ(?)、里芋のサラダ
4 椀物 白子の酢の物
5 揚物 自家製さつま揚げ
6 鍋物 せり鍋(鶏かな)
7お食事 雑炊
【飲んだもの】
●スーパードライ
●日高見 辛口本醸造
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今週末、街のあちこちで野外フードイベントが開催された。オクトーバーフェスト、肉フェス、高速道路祭etc.・・・お昼は高速道祭りで、東北地元めしを肴に地ビールを楽しんだ。紫波モチモチハムカツ!いいね!!というわけで、いつものチョイ飲みは遅くなり家出が6時頃になった。
刺身が食べたい。日本酒が飲みたい。小雨模様のなか、壱弐参横丁を目指し歩いていると、南町通り沿いのビルに同居する3つの居酒屋の看板を見つけた。近くに良い感じの店があるじゃん♪どれにしようかな♫と迷ったが、メニュー書きが“相田みつを”風の山海里清ぼうに決めた。
【創作和食】
●お通し(鰆の握り寿司2貫)2
●ヒラマサの刺身
●鯵のなめろう
●舞茸の天ぷら
●ワタリガニのグラタン
【地酒】
●山和(やまわ)純米吟醸 ひやおろし:加美町山和酒造店 美山錦 日本酒度+2
●宮寒梅純米吟醸プレミアム 三米八旨:大崎市古川寒梅酒造 美山錦・ひより・愛国
日本酒度+3
純米吟醸の1合が800円前後。超安いんでないかい!!地物の旬の魚と野菜を若い親方が創作料理する。刺身OK、天ぷらOK,グラタンOK。お通しの握り寿司2貫には驚いた。その辺の寿司屋さんに劣らない形の良い握りだった。頼んだもの全てが美味しくて、コスパは特に良い。近くにこんなに凄い店があるとは・・・。まだまだ知らない店が沢山あるなぁ~
またお邪魔します。
3位
1回
2016/07訪問 2016/07/31
友人の赴任先はパキスタンのイスタンブール。パキスタンはイスラムの国で危険な国という根拠レスの不安が脳裏をよぎる。というわけで、酉年の守り本尊・不動明王を祀る三瀧不動尊の御守とともに上京し、横浜在住の息子と彼女と4人で送る会を催した。
場所は銀座2丁目、昭和通から東に入った交通量の少ない道に面した居酒屋。外観がお洒落なバルっていう感じの、友人お気に入りの店だ。
【食べたもの】
●お通し(鰹、めかぶ、きゅうり)
●マンゴーの生ハムのせ
●鰹のなめろう
●鶏ももの塩麹漬け
●青茄子の揚げ浸し
●砂肝のアヒージョ
●長芋のオムレツ
●漬物盛り(蕪、胡瓜、人参)
女性の店主が造る創作和食。どれもが真似て作ってみたいと思う、個性的で、繊細で美味しい料理達。しかも価格はリーズナブル。若くて、凄腕の親方に◎。
【飲んだもの】自分が飲んだ分
●生ビール 1杯
●黒龍 1杯 蔵元:福井県永平寺町 黒龍酒造
●黒澤 1杯 蔵元:長野県佐久穂町 黒澤酒造
●天の戸 1杯 蔵元:秋田県横手市 浅舞酒造
地酒のラインアップは十種程度。天の戸以外、東北の酒は無かったな~(-_-;)
ワインは飲まなかったけど、たくさんあった。
レトロなポスター前のテーブル席に陣取った。店の一番奥にあり、他の客の視線を感じることなくゆったりできる空間。自然と酒と会話が進み、時間の経つのを忘れ、至福の時を過ごさせていただいた。
最後に、「友よ、元気で帰国してくれ!そして、またこの店で飲もう」。
4位
1回
2016/07訪問 2016/07/25
明けて日曜の午前、昨晩あんなに食べて飲んだのに少しの間に空腹になるのは何故?還暦近くのオヤジは飽くなき食欲を満たすため、友人と2人、食のパワースポット築地に向かった。
築地は日本に来る外国人を観察できる場所とは友人の弁。国際色豊かで、外国語が飛び交う喧騒からちょっと外れた店の前に行列ができていた。店の名前はトラッテリア・築地パラディーゾ。寿司店が軒を並べる場外にあって、超がつく人気イタリアン店のようだ。
【食べたもの】
●貝類とチェリートマトのリングイネ(ランチセット)
ムール貝、アサリ、ベビー帆立、ハマグリ、しじみの貝類とチェリートマトとリングイネ(平打ち麺)
●野菜サラダ(ランチセット)
サニーレタス、セロリ、胡瓜、人参、トラビス、パクチー、ルッコラ、ベビーリーフに自家製ドレッシング(酸っぱめのドレッシング)
●自家製天然酵母パン(ランチセット)
貝類とチェリートマトのリングイネは満足の一皿。貝から出た濃い~ソースがパスタに絡んでとても美味しかった。以前、アサリの代用でシジミを使いパスタを作った時、シジミはイタリアンに違和感たっぷりだけど、美味しいな、使えるかなと思ったが、この一皿で迷いが確信に変わった。ホント美味しかった。
市場が休みだというのに多くの外国人が闊歩する築地場外。とある有名な寿司店の店頭で年配の従業員らしき方に中国語で声をかけられたのには参った。東京って色々びっくりさせられるが、中国語を使う呼び込みのおばちゃんは特別だった。またお邪魔します、パラディーゾ。そして東京。
5位
1回
2016/11訪問 2016/12/01
鎌倉の旅で最も楽しみにしていたイベントの一つは息子との食事会。彼が選んだ日本料理店の最寄り駅・馬車道駅で、午後7時に待ち合わせした。「馬車道駅って何線?40年前にあったかな(?_?)」とはオヤジのつぶやき。案の定、関内駅北口から徒歩1分と聞いた馬車道駅に5分以上歩いても着かない。逆方向(東)へ向かって歩いたんだから当たり前だ。結果、バッテリーが無くなると嫌がる相方を説得しナビを稼働させ、無事約束の時間前に到着した。
【食べたもの】
●突出し :生湯葉、煮貝(粒貝)、ヒラメの焼き物
●お造り :ヒラメ、鯛の刺身
●小鉢三種 :茸グラタン、河豚皮の煮こごり、茹でセイコ蟹
●焼物 :鰤の照焼き
●鍋物 :猪鍋
●お食事 :一口おにぎり(鮭、明太子、昆布、高菜、葉唐、青紫蘇、梅、おかか)
●お食事 :十割蕎麦(二枚)
●デザート :杏仁豆腐
その昔、地元閖上では魚市場の床が見えなくなるほど大量にズワイ蟹があがった(採れた)。御存じのように、メスはオスより2~3廻りも小さく安価なので、地元人は値の張るオスを売って、安くて内子(うちこ)も超美味いメガニを食べた。子供の頃よく食べたメガニと遠い横浜で再会できるなんて・・・、感動ものだった。
一口おにぎり。鮭、明太子、昆布、高菜、葉唐、青紫蘇、梅、オカカの中から好きなのを何個でも頂けた。後の十割蕎麦のことは分かっていたが、私は3個、相方、息子と彼女ちゃんは2個?づつ・・・とにかくいっぱい食べた。
【飲んだもの(自分の分だけ)】
●生ビール
●熱燗:高清水本醸造?:秋田市、秋田酒類製造㈱
●AKABU(赤武)純米酒:盛岡市、赤武酒造㈱:日本酒度+1
●黒龍特吟50:福井県永平寺町、黒龍酒造㈱:日本酒度+4:五百万石 精米歩合50%
●加茂錦 荷札酒 黄水仙純米大吟醸:新潟県加茂市、加茂錦酒造㈱:山田錦、五百万石、雄町 精米歩合50%
AKABU(赤武)を造っているのは三陸大槌町の赤武酒造。岩手では“浜娘”の銘柄で古くから知られている。東日本大震災の津波で蔵が流されたが、3年前盛岡市内に新しい蔵を建て復活し、一昨年新銘柄「赤武」を立ち上げ、今年になって一躍脚光を浴び始めているそうだ。横浜でも飲んでくれている。東北のみんな、応援しようぜ。
たくさん食べたし、たくさん飲んだ。久々の再会に会話は盛り上がり、あっという間の3時間だった。3時間も居たんだ・・。時を忘れ食事を楽しめたのは、女将の“お・も・て・な・し”があったからこそと思う。料理や地酒を詳しく説明してくれた。ホント優しく接してくれた。もてなしのプロの女将に乾杯\(^o^)/
遠いですが、またお邪魔します。
6位
2回
2020/04訪問 2020/04/28
先週の「白雪」に続き、今週は定禅寺通り沿いにある「こうめ」のお持ち帰り。
奥さんが料理を作り、旦那さんが日本酒及び広報?を担当するご夫婦の店です。
インスタで持ち帰りの存在を知りました。
手作り持ち帰り料理は壱千五百円。
先週「白雪」の料理を食べて感じたのですが、「こうめ」も同じで、
食べてみると一品一品丁寧に作られているのが分かり、
採算度外視で、長い時間掛かったろうと頭が下がります。
作った人の料理好きと愛情を感じるお持ち帰りでした。
どうぞお試しください。
情報源は新聞の折り込み紙、いつもの河北ウィークリー。「ひとり飲みも怖くない!女子も満足、セットで晩酌」というテーマで、女性限定のお得なセットの店を紹介した。こうめの記事は、カウンター越しに料理を出す女性とその背後で微笑む男性の写真付きの一面扱い。
場所は、定禅寺通りのメディアテークの向かい側、1階に甘栗店があるビルの2階奥。通りに面する直通階の段脇に「こうめ」と書かれた小さな看板があるだけなので、超分かりづらい。階段を上り続く廊下を奥へ。玄関ドアを引くと未だ木の香りが香る。ご主人こだわりの一枚板のカウンター、テーブルが3~4台、全てが南三陸杉を使った無垢の木製家具の香りだ。
【食べたもの】
●いわい鶏のから揚げ(レディースセット)
●なす焼き、かぼちゃ煮つけなどの前菜盛り合せ(レディースセット、お通し) 2皿
●冷やしトマト(レディースセット)
●赤カブ&きゅうりの漬物(レディースセット)
●ホタテの刺身
●アジフライ
【飲んだもの】
●グラス生ビール(レディースセット&とりあえずの1杯)2杯
●作(ざく)純米吟醸 恵乃智:鈴鹿市 清水清三郎商店 酒米:えひめのゆめ
●角右衛門 夏酒 純米吟醸 しろくま:湯沢市 木村酒造 酒米:美山錦
●花ノ文(はなのふみ) 純米吟醸原酒:加美町 中勇酒造 酒米:蔵の華
●阿部勘 純米吟醸 金魚:塩釜市 阿部勘酒造 酒米:まなむすめ・蔵の華
頂いた地酒は全て初体験。しろくま、金魚・・・夏らしいネーミングとラベルは“爽やかさ”を演出する。花ノ文は中勇酒造の息子さんが丹精込めて仕込んだデビューの吟醸酒。また、宮城の新しい力が業界に躍り出た。最後に紹介するんは、G7伊勢志摩サミットで使われた三重の地酒“作”。実際使われたのは純米大吟醸だそうだが、私がいただいたのは純米吟醸酒。何か有難い感じがしたのは何なんだろうか?!
掲載写真の印象から、料理上手の奥様が家庭料理を提供する店かなと思ったが、その予想はハズレ。見て、食べて感じたのは、女性の繊細さと職人の技。美しく、優しい料理を楽しんだ。
またお邪魔します。
7位
4回
2023/03訪問 2023/03/12
すし半澤 タワービルの南にあります。
久しぶりの訪問でしたが、親方の記憶力は大谷さ~ん級にスーパーで相変わらずの舌好調。
親方と女将さんの人柄、料理、酒、雰囲気どれもが仙台で一番のお店です。
ご馳走様でした。次回は鵜飼くんとお邪魔します。
退職記念の宴席時にラインでしか参加できなかった息子を連れ、
相方と二人久々の@半澤チョイ飲み。
親方の確かな仕事と軽妙な語り、女将さんの笑顔が醸す心地よさを期待しての訪問です。
さて今回は、料理、握りすし、味噌汁、デザートがついた「おまかせコース @5,000円」
&セレクトされた地酒を楽しみました。
提供される小皿料理とにぎり寿司、息子との酒が美味すぎて、楽しすぎて、
宴席の中途で記憶が途切れ、帰りは当然の如く千鳥足でした。
【今宵のお酒】
●角衛門特別純米酒:秋田県湯沢市、木村酒造 熱燗徳利1本
●田酒純米酒:青森県青森市、西田酒造 1シャンパングラス
●十四代本丸:山形県村山市、高木酒造 1シャンパングラス
●ばくれん超辛口:山形県羽黒町、亀の井酒造 1シャンパングラス
●乾坤一大沼屋:宮城県村田町、大沼酒造 1シャンパングラス
●ハイボール 5~6杯
途中で記憶が途切れました・・・。おそらく上記のラインアップで頂きました。
【高コスパのコース料理】
●鮪の山かけ醤油ジュレ ●白子の酢の物 ●刺身(鮪、しめ鯖、つぶ貝、縞鰹)
●牡蠣の春巻き ●鰺、ホウボウのフライ ●ホタテの磯辺焼き
●鯨ベーコンと玉ねぎの和え物 ●トマトと玉ねぎのポン酢和え
●蛸、北寄貝ヒモとエリンギのバター炒め
●握りすし(コチ、北寄貝、卵の巻物・・・・)
●鮭のあら汁 ●デザート(アイスクリーム)
ホタテの磯辺焼きは大~好きな一品です。。前回も、今回も頂ける幸せを感謝しました。
それと、マグロ山かけ醤油ジュレ、縞鰹の刺身、牡蠣の春巻き、ホウボウのフライ、鯨ベーコンの和え物、トマトと玉ねぎのポン酢和えetc.・・は驚きの一品一品。
親方の感性、創造力に感激しました。いつ来ても新しい“すし半澤”にやられました。
有難うございます。親方と女将さんに感謝します。またお邪魔します。
退職の年3月、送られること十数回。
今回は、娘、相方、もう一人の家族の息子はラインで参加した形で、
私の希望する寿司屋さん「すし半澤」で、
ご苦労さん会を開いてくれました。
【今宵の肴】
●玉子焼き
●酢の物(エビ?)
●刺身(烏賊、ツブ貝、鮃)
●天ぷら(白魚)
●焼物(帆立の貝柱磯辺焼き風、メヒカリ)
●揚物(鯵)
●寿司5貫(鮃、烏賊、コハダ、蛸、北寄貝、玉子)
●味噌汁(海苔、ナメコ、フノリ)
●デザート(アイスクリーム)
握り寿司5貫付のコース9品で5千円という驚異のコスパも、勿論、特筆すべき。
【今宵の酒】
●銘柄は忘れてしまいましたが、純米吟醸クラスの東北の地酒 約10杯
●角ハイボール 2杯
すし半澤の楽しみは料理と地酒。
今回、それと同じ位楽しんだのが、親方&カウンターに居合わせたお客さんとのお喋り。
個々人が様ざまな過去を経て、偶然に隣同士になり会話をする。
そんなことを思っていると、何故か、
就職から退職するまでの35年があっという間に思えました。
楽しかったです。
またお邪魔します。
前回は弘前市在住の幼なじみとふらりとお邪魔した。震災の津波で全てが流された古里の行商のおばちゃんが茹でる“蛸”の話で大盛り上がり。美味しい寿司と酒と親方の笑顔に魅せられ、次回は家族とお邪魔しようと決めていた。そして約1か月後、今回は娘と相方と3人で、予約をしてから訪問した。7時頃、カウンター10のみの席は3つを残し、既に満席だった。予約必須の店。
【食べたもの】
●お通し(もずく、蟹&きゅうりの酢の物)
●刺身盛り合せ(鰹、鯵、烏賊、〆鯖、鱸、螺貝、そして蛸)
●ふぐの白子の天ぷら
●とうもろこしの天ぷら
●親方おまかせ寿司(12貫)なめこと海藻のみそ汁&アイスクリームのデザート付
●お好み寿司(蒸し海老2貫、サーモン2貫、煮穴子1貫、煮蛸1貫、帆立1貫、納豆巻)
●みそ汁(おかわり)
ネタは新鮮。しっかりとした技術に基づいた、素材を生かした、手を抜かない料理に感謝。「今まで食べた玉子焼きで一番美味」とは娘の談。味噌汁もおかわりするくらい気に入ったようだ。同伴の2人も同感。
【飲んだもの】
●グラス生ビール 3杯
●ばくれん 辛口吟醸酒:鶴岡市 亀の井酒造 酒米:美山錦
●飛露喜 特別純米酒生詰:会津坂下町 廣木酒造本店 酒米:山田錦・五百万石
●裏・雅山流:米沢市 新藤酒造店
●乾坤一:村田町 大沼酒造
●冽(れつ) 純米大吟醸:米沢市 小嶋総本店 酒米:山田錦
●ど辛 純米酒:秋田県八峰町 山本合名会社 酒米:めんこいな?
東北を中心に15種以上の地酒のラインアップ。隠し酒もあるので親方に聞いてみよう。きっとレアでお気に入りの酒があるはずだ。
親方は、私よりちょっと先輩かな??長年の経験で培った調理の腕は本物、仙台弁の会話も素敵で秀逸、常連さん、ご新規さんの区別なく気配りする姿勢が凄く有難い。煮方、ホール係として板場を支える女将さんが素晴らしいんだろうね・・。
次は家族4人全員でお邪魔します。
8位
1回
2016/07訪問 2016/11/07
【再訪】
壱弐参横丁もスナック・スミレも、7月のスミレ開店にお邪魔してから暫くぶりの訪問となった。ママの元気パワーは相変わらずで、店の雰囲気はアットホーム。初見のお客さんもすんなり会話・笑いの輪に入っていける9~10人カウンター席のみの店。変わったといえば激変したメニュー。ボールペンの手書きは相変わらずで面白いが、メニュー表の枚数が一枚から三枚に増えた。料理で儲けようとするママの魂胆か??とにかく、料理の選択肢が増えたことは利用者にとっては有り難い。
【食べたもの】
●キッシュ
●グラタン
●にんじんのラぺ
キッシュ、グラタン&ラぺ・・・イタリアンじゃなくてフレンチ・ビストロ??スナック・スミレは総合洋食屋に変身した。特に、私もたま~につくるキッシュは超美味かった。スナックスミレの新たな魅力を見つけた気分で、有り難く完食した。
【飲んだもの】
●アルコール入りクリームソーダ
●その日の白ワイン
●ハートランド生ビール
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大好きな壱弐参横丁に新しい店がオープンした。スナック スミレ。昭和を連想させるネーミングだが、実際は今どきのイタリアン小皿料理のバール。30代女性オーナーが一人で切り盛りする。日曜の夕方、横丁内の多くの店がお休みしている中、頑張るスナックスミレの店内は満員御礼だった。
【食べたもの】
●ホタテ貝柱とグレープフルーツの冷製 700円
●砂肝のコンフィとじゃがいも 700円
この店お通し&チャージがない。ボールペンで書かれた手書きのメニュー(笑)の値段を確認して、食べた分だけ払えばよい。究極の明朗会計。物凄く貴重な存在だが、横丁らしいといえば横丁らしい。
【飲んだもの】
●生ビールサントリーモルツ 2杯
●白ワイン・山形ワイン?大浦葡萄酒 1杯
●赤ワイン・重めのアルゼンチンワイン 2杯
ワインは全く知らないのでそれぞれの違いは分からないが、この店のワインはリーズナブルで飲みやすいものをそろえているように思えた。こんな私でも店主に好みを伝えたら選んでくれたので、心配ない。
決して高価な食材ではないが、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たく頂ける手造りイタリア料理が嬉しい。頑張ってください、またお邪魔します。
9位
1回
2016/09訪問 2016/09/21
トラストタワー近く、北目町の交差点角にビストロがオープンした。店名はヒヒヒ。通りから奥まで見渡せるスケルトンで、ゆったりスペースの店内には、オープンキッチンとカウンター席、テーブルが4台ほど。個性派ぞろいのスタッフが優雅にお洒落に動き回る。
【食べたもの】
●ピクルス(キュウリ、カボチャ、茗荷、パプリカ、スターフルーツ)
●自家製サラミ盛り合せ(量:レギラー)
●秋刀魚と茄子のコンフィバジルソース/人参のラペ&ムラサキキャベツ酢漬け添え
●厚切りポテト・まるごとニンニクのフライ
●ユリ根のチーズオムレツ
●ムール貝のワイン蒸し
●スウィーツ(チョコのパテ、ベリー系のソルベ)
ワインと一緒に頂くと美味しさが2乗になりそうな料理が目白押し。まず、彩りが綺麗。特に秋刀魚と茄子のコンフィはゴッホの絵画を見るようだ。ココット皿を使ったユリ根のオムレツ、ローズマリー&ローリエのハーブを使った厚切りポテトフライ、エシャロットを使ったムール貝のワイン蒸しは、他店との違いをアピールする。素晴らしいワインのアテ達。
【飲んだもの】
●生ビール(カールスバーグ)2杯
●ハーフ生ビール(カールスバーグ)2杯
●白ワイン(フランス、南アフリカ、イタリア)3杯
●赤ワイン(フランス、フランス在住の日本人が醸したワイン)2杯
●ロゼ(イタリア)1杯
ワインは、好み(軽めor重め、辛口or甘口など)と色を店員さんに告げると選んでもらえる。髭の店長さん?曰く、最近のワインのトレンドは南半球産だそうだ。南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドのものが良いらしい。
またお邪魔します。
10位
1回
2016/09訪問 2016/09/22
ランチに予約なしで伺った。日曜日のお昼時、雨模様とはいえ人気店、即入店とはならず、車中で電話連絡を持つことに・・。待つこと10分で入店OK、超ラッキー。仙台市郊外・富谷町富ヶ丘のピザ屋さん“デルソル”。石窯を新しくしたのを機に店名を“ウッデンシップ”に変えたそうだ。
狭めの店内にはカウンター席6、テーブル席12。チーズ香が充満する。店奥の石窯前には頭にタオルを巻いた元気いっぱいの細身の男が陣取る。如何にも職人といった感じの店主だ。
【食べたもの】
●マルゲリータ(ランチセット)2
●カプリチョーザビアンカ(ランチセット)1
●サラダ(ランチセット)3
バジル、トマトソース、チーズ、オリーブオイルだけのマルゲリータ。初めての店では必ずオーダーする。シンプルで他店のものと比べられるかな~と思うから。こちらの薪で焼くピザは、モチモチ、パリパリ、とろーりチーズが嬉しい、何故かみずみずしさを感じる逸品。最後まで飽きることなく完食した。
またお邪魔します。
2016年もチョイ飲みで約50件の飲食店にお邪魔しました。週一のペースです。食べログを始めてから5年が経とうとしていますが、まだまだ知らない素晴らしい店がいっぱい。2017年で還暦の親父は、土曜日の夜、美味し酒と肴を求めて、仙台の街をぶらぶらします。