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1回
夜の点数:5.0
2019/03 訪問
土を喰らう 摘草料理
京の花背。静謐な空気に包まれた山の麓。中村外二の数寄屋造の母屋。嘗ての大悲山峰定寺宿坊の面影を残します。離の「山椒の間」に泊。網代天井。吉野窓から鳥の声。渓流と木々の潺。月見台に出られます。草鞋が備えられてます。草庵風の設で、趣が有ります。掛軸の書が山中。花瓶に野の花を活けてます。虫喰痕が閑寂枯淡な味這です。風狂の心を感じます。中東親方、女将さんと御挨拶。栃餅団子と温い焙茶で人心地です。御水が花背の湧水です。「名栗の間」で夕餉。囲炉裏型のカウンター席に着き、摘草料理。野に入り、山に入り、季節の山菜、草を摘んで、魚を捕まえ、美しく調理します。木通茶で口漱。ヱビスビール。・食前酒 自家製梅酒。・一献 蕨磯部巻、屈、片栗根、餅蒟蒻、鰻八幡巻。五三升に栗木の箸。・向付 鯉と天魚の造、土筆、岩茸、鯉皮、野蒜卸。利久箸。・汁 焼生姜、虎杖、茗荷、花柚子 合味噌仕立。・御凌 鮎熟鮓、潤、酢生姜。・煮物椀 鯉子、椎茸、水擬宝珠、藤花、木芽。・焼物 天魚木芽焼。・箸休 葉山葵。・鉢肴 山蕗、蕨、虎杖、淡竹、生茆、蓬豆腐。・揚物 岩魚、三葉、薇、漉油、楤芽、虎杖穂先。・菜 山独活木芽和。・御飯 朴葉飯。・香物 柴漬、賀茂茄子、胡瓜、伏見唐辛子、茗荷、紫蘇。・水物 枇杷ワイン煮。・菓子 蓬餅。御薄。菊盆、信楽、年代の浅い古伊万里、ベネチアングラス、萩茶碗。都の風雅と山里の野趣。予約時間を確認し、離に隣接する御風呂棟に行きます。大きな窓から長谷川の清流を眺乍槇の御風呂を頂きます。湧水を沸かしてます。浴衣に着替。部屋に戻って、紅ほっぺ(苺)と冷たい麦茶。豆炭行火で温められたヌクヌクの布団に包まれて、グッスリと熟眠です。朝餉。同じカウンター席で、梅湯。・土鍋にタップリ炊かれた御粥さん。美山産コシヒカリ。・芹白和 枸杞実。・楤芽田楽 白味噌。・鯉煮付。・春子、近江蒟蒻、高野豆腐、飛龍頭の炊合。・自然薯薯蕷。・鹿肉時雨煮。・鮴佃煮、圧子、椎茸昆布、陳沢庵。温い春摘緑茶。珈琲と黒糖菓子。御弁当を頂いて、溜塗の御重に、花菜、棒茗荷、万願寺、捏芋、玉子巾着、鰻巻、平井牛杉板焼、鯖寿司。自然で、疲れず、寛げます。緩と休めました。「気遣いすれど、御構いせず」と。行って参ります。又遊びに来ます。追) Sep '20. 雉鍋と落鮎を頂きに、再訪です。木通茶。ヱビスビール。・食前酒 菊酒 竹野酒造の弥栄鶴 純米大吟醸 笑顔百薬・一献 零余子銀杏 紫頭巾 椎茸白和 苺酸漿 川海老 卵黄味噌漬 揚稲穂・向付 鯉洗 其皮揚 黄以菊 花街茗荷 柑橘卸 土佐醤油・汁 南京麩 芥子白味噌仕立・八寸 栃餅蒟蒻 丹波栗 高鮠 味女泥鰌 平井牛脂味噌射込・御凌 柿葉鮨 若狭赤甘鯛 菊花甘酢漬・台物 雉鍋 雉腿と胸肉 丹波松茸 菊菜 雉出汁 酢橘・焼物 安曇川の子持鮎杉板焼 酢橘・炊合 三方五湖産天然鰻柔煮 万願寺唐辛子 焼加茂茄子 天然舞茸 天然山鳥茸 針生姜 木芽・御飯 鮎雑炊 美山産コシヒカリ 梅肉 青紫蘇 潤香胡瓜・香物 柴漬 水茄子糠漬 牛蒡醤油漬・水物 丹波乳アイスクリーム 梨グラニテー 無花果 赤酸塊 ペーパーミント・菓子 栃葛餅 胡桃御薄茶。御馳走様でした。Dec '20. 京北町産松茸です。木通茶。ヱビスビール。・食前酒 自家製梅酒・一献 銀杏味噌朴葉炉 大根阿茶羅・松茸炭火焼 松露 振塩 酢橘・向付 鯉造 共皮湯引 唐草 杣薬味卸・汁 香茸 胡麻豆腐 水辛子 白味噌仕立・八寸 山鳥茸被 地玉子味噌漬 丹波小豆軽羹 川海老 茹落花生 栃餅蒟蒻 菊芋 猪ベーコン 黒川茸 鮎一夜干 菱実 二十日大根柿柚餅子・御凌 秋御強 大黒占地 零余子 百合根 胡桃 実山椒 椎茸・土瓶蒸 松茸 雉摘 水菜 柚子・焼物 子持鮎杉板焼 酢橘・炊合 海老芋 地舞茸 滑茸 大根 浅葱 陳皮粉山椒・御飯 栗御飯 柴栗天日干・香物 柴漬 蕪漬 塩昆布 沢庵・水物 代白柿焦飴 猿梨 柿葉アイス・菓子 焼栃餅御薄茶。栗御飯の御結が御土産です。御馳走様でした。
2025/07/01 更新
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京の花背。静謐な空気に包まれた山の麓。中村外二の数寄屋造の母屋。嘗ての大悲山峰定寺宿坊の面影を残します。
離の「山椒の間」に泊。網代天井。吉野窓から鳥の声。渓流と木々の潺。月見台に出られます。草鞋が備えられてます。草庵風の設で、趣が有ります。掛軸の書が山中。花瓶に野の花を活けてます。虫喰痕が閑寂枯淡な味這です。風狂の心を感じます。中東親方、女将さんと御挨拶。栃餅団子と温い焙茶で人心地です。御水が花背の湧水です。
「名栗の間」で夕餉。囲炉裏型のカウンター席に着き、摘草料理。野に入り、山に入り、季節の山菜、草を摘んで、魚を捕まえ、美しく調理します。
木通茶で口漱。ヱビスビール。
・食前酒 自家製梅酒。
・一献 蕨磯部巻、屈、片栗根、餅蒟蒻、鰻八幡巻。五三升に栗木の箸。
・向付 鯉と天魚の造、土筆、岩茸、鯉皮、野蒜卸。利久箸。
・汁 焼生姜、虎杖、茗荷、花柚子 合味噌仕立。
・御凌 鮎熟鮓、潤、酢生姜。
・煮物椀 鯉子、椎茸、水擬宝珠、藤花、木芽。
・焼物 天魚木芽焼。
・箸休 葉山葵。
・鉢肴 山蕗、蕨、虎杖、淡竹、生茆、蓬豆腐。
・揚物 岩魚、三葉、薇、漉油、楤芽、虎杖穂先。
・菜 山独活木芽和。
・御飯 朴葉飯。
・香物 柴漬、賀茂茄子、胡瓜、伏見唐辛子、茗荷、紫蘇。
・水物 枇杷ワイン煮。
・菓子 蓬餅。
御薄。
菊盆、信楽、年代の浅い古伊万里、ベネチアングラス、萩茶碗。都の風雅と山里の野趣。
予約時間を確認し、離に隣接する御風呂棟に行きます。大きな窓から長谷川の清流を眺乍槇の御風呂を頂きます。湧水を沸かしてます。浴衣に着替。部屋に戻って、紅ほっぺ(苺)と冷たい麦茶。豆炭行火で温められたヌクヌクの布団に包まれて、グッスリと熟眠です。
朝餉。同じカウンター席で、
梅湯。
・土鍋にタップリ炊かれた御粥さん。美山産コシヒカリ。
・芹白和 枸杞実。
・楤芽田楽 白味噌。
・鯉煮付。
・春子、近江蒟蒻、高野豆腐、飛龍頭の炊合。
・自然薯薯蕷。
・鹿肉時雨煮。
・鮴佃煮、圧子、椎茸昆布、陳沢庵。
温い春摘緑茶。
珈琲と黒糖菓子。
御弁当を頂いて、溜塗の御重に、花菜、棒茗荷、万願寺、捏芋、玉子巾着、鰻巻、平井牛杉板焼、鯖寿司。
自然で、疲れず、寛げます。緩と休めました。
「気遣いすれど、御構いせず」
と。行って参ります。又遊びに来ます。
追) Sep '20. 雉鍋と落鮎を頂きに、再訪です。
木通茶。ヱビスビール。
・食前酒 菊酒 竹野酒造の弥栄鶴 純米大吟醸 笑顔百薬
・一献 零余子銀杏 紫頭巾 椎茸白和 苺酸漿 川海老 卵黄味噌漬 揚稲穂
・向付 鯉洗 其皮揚 黄以菊 花街茗荷 柑橘卸 土佐醤油
・汁 南京麩 芥子白味噌仕立
・八寸 栃餅蒟蒻 丹波栗 高鮠 味女泥鰌 平井牛脂味噌射込
・御凌 柿葉鮨 若狭赤甘鯛 菊花甘酢漬
・台物 雉鍋 雉腿と胸肉 丹波松茸 菊菜 雉出汁 酢橘
・焼物 安曇川の子持鮎杉板焼 酢橘
・炊合 三方五湖産天然鰻柔煮 万願寺唐辛子 焼加茂茄子 天然舞茸 天然山鳥茸 針生姜 木芽
・御飯 鮎雑炊 美山産コシヒカリ 梅肉 青紫蘇 潤香胡瓜
・香物 柴漬 水茄子糠漬 牛蒡醤油漬
・水物 丹波乳アイスクリーム 梨グラニテー 無花果 赤酸塊 ペーパーミント
・菓子 栃葛餅 胡桃
御薄茶。
御馳走様でした。
Dec '20. 京北町産松茸です。
木通茶。ヱビスビール。
・食前酒 自家製梅酒
・一献 銀杏味噌朴葉炉 大根阿茶羅
・松茸炭火焼 松露 振塩 酢橘
・向付 鯉造 共皮湯引 唐草 杣薬味卸
・汁 香茸 胡麻豆腐 水辛子 白味噌仕立
・八寸 山鳥茸被 地玉子味噌漬 丹波小豆軽羹 川海老 茹落花生 栃餅蒟蒻 菊芋 猪ベーコン 黒川茸 鮎一夜干 菱実 二十日大根柿柚餅子
・御凌 秋御強 大黒占地 零余子 百合根 胡桃 実山椒 椎茸
・土瓶蒸 松茸 雉摘 水菜 柚子
・焼物 子持鮎杉板焼 酢橘
・炊合 海老芋 地舞茸 滑茸 大根 浅葱 陳皮粉山椒
・御飯 栗御飯 柴栗天日干
・香物 柴漬 蕪漬 塩昆布 沢庵
・水物 代白柿焦飴 猿梨 柿葉アイス
・菓子 焼栃餅
御薄茶。
栗御飯の御結が御土産です。御馳走様でした。