aoniyoshiさんのマイ★ベストレストラン 2012

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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初めてマイベストレストランを選出します。よって、このお店が今のところ私に取ってのベストレストランであり、これからも何回も通うことになるお店です。 ちょっとおもしろみのない定番のお店ばかりになってしまいましたが、この10店を超えるお店が出てくることを私も期待しています。
来年はテーマを決めてお店を選べたらいいなとも思っています。ジャンルはいろいろですが、まずは初めてのベストテンにどうしても載せたいお店を選びました。
今年久しぶりに行った東京でも素晴らしいお店に出会いました。が、今回は、私が何度も通えるお店という基準で選びましたので、関西のお店に限られました。 来年以降は範囲も広げられたらいいなと思っています。

マイ★ベストレストラン

1位

川端道喜 (北山、松ケ崎 / 和菓子、スイーツ)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2012/12訪問 2015/05/23

なんと二年ぶりの道喜さんになってしまいました。

2015.5.

2012年にはほぼ毎月のように訪ねていた道喜さん。
昨年は私の体調の都合でなかなか訪ねられず、ちょうど2年ぶりの訪問になってしまいました。

この週末は草ちまき。
道喜さんへ初めて訪ねたときも草ちまきを購入したので、
また今月から、たびたび訪ねることができたらいいな、と思い筒の訪問でした。

お店に入ると笹を蒸す心地よい香り。
丁寧に包装された草ちまき一束、3400円。

包装を解き、束を手にしても本当に美しい束ね方にうっとり。
ほどくのがもったいないぐらい。
久しく自分ではちまきを作っていませんが、
この包み方、しっかり頭に入れておかなければと思いながら
一本一本外します。
そして、笹を外し、お餅をいただきます。

ヨモギの香り、品のいいあまさ、川端道喜さんのお菓子はやはり芸術品。

この2年もそれなりに和菓子を食べ続けていますが、
道喜さんのように背筋が伸びるお菓子は他にはありません。


2013.5.

今月は道明寺を使った利休ちまき。
その姿は知っていたけれど、一つ一つ笹に包まれ、また笹に包まれて巻きすの箱に入れられる様子はいかにも初夏らしい装い。
甘くした道明寺で作った餅の上には大納言小豆がいつつかわいく並べられている。
来月になれば、同じように大納言や小豆を乗せられた水無月が登場するけれど、こちらはぐっと控えめ。
笹の香るすがすがしさと、もっちりしているが道明寺の優しい口触り。 小豆はあくまで控えめに。

いただくのがもったいなくなるお菓子。
今月も美味しゅうございました。

せっかくの利休ちまきの写真がぼけてしまっていて済みません。
早く腕を上げなければ・・・。

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2013.3.
今年になって初めて道喜さん訪問。
1月は初釜でお忙しく、お茶席以外の販売はなし。2月は私の都合で京都へは行かず。3月になってしまいました。
ちょうど桜の開花宣言があったころ、「さくら」を取りに伺いました。

さくらいろのお餅に、こし餡が包まれています。
今月のこし餡はやや甘味が強いです。まだ寒さが残るころなので、甘味を強くしてあるのでしょうか。

なかなか餅のかわいい桜色が写真で出せず、枚数を重ねてしまいましたが、うっすらと上品な桜色です。
形は練り切りやこなしのさくらでも良く作られる五弁に桜の花びららしい切り込みがあります。
餅でこの形を出すのは難しいだろうなと思いながらいただきました。 一つ650円です。


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2012.12.

初めて「花びら餅」と名のつく和菓子を食べたのはいつだったでしょうか。茶道の初釜でいただいたのが10代の終わり頃だとすると、それからでもかれこれうん十年。その間、いくつの「花びら餅」を食べてきたでしょうか。

今、初めて川端道喜の「御菱葩」をいただき、これは「御菱葩」であり、「花びら餅」ではない、私が今まで食べてきた「花びら餅」とは、全く違うものであると感じました。
そして、この「御菱葩」が真正の「花びら餅」であるなら、今まで私が食べてきたものは「花びら餅」もどきでしかない、と感じました。

衝撃的な美味しさです。
道喜さんの生菓子はこの1年、何種かいただき、その都度、感動しながら味わってきました。
が、「御菱葩」は、最も感動した味です。 素晴らしいの一言です。

一般的な花びら餅の餅部分は、求肥のような、柔らかさを出すためにかなりの砂糖や飴を入れます。そのため、もち米からついた雑煮に入れるような「餅」ではなく、生菓子としての柔らかい餅の感触になります。味も、もち米のしっかりした味ではなく、よく言えば上品な癖のない味となります。

が、道喜さんの「御菱葩」は、「餅」なのです。もち米の香りとついた餅の力強さをしっかり残しているものなのです。15代目の「和菓子の京都」によると、もち粉を使っているが、やはり搗餅の味を残すために砂糖は少量しか使わないと記されています。

そして「餡」。 道喜さんのものは、とろりと流れるような餡だと言うことは知っていましたが、想像していたほど液状ではありませんでした。が、やはり固まらずとろりとはしています。その味は、上品な白味噌に柔らかい甘味をつけたもの。 くどくなく、甘すぎず、中に入るごぼうが静かにアクセントを与えます。

息子が「今まで『花びら餅』のごぼうは嫌いだった。でもこれを食べて、何のために入っているのか分かったような気がする」と一言。 そうなのです。 ここには、ごぼうが入らなければならないのです。
とろりとした餡を支える柱なのです。

お見事です。 素晴らしい「御菱葩」。

毎日でも食べたいですが、また一年後ですね。

本当においしゅうございました。 道喜さんと出会えて幸せです。


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2012.11.
11月は、何種かのお餅が作られますが、日程の都合で、亥の子もちをいただきました。
開炉のお菓子。 陰暦亥の月の初亥の日に炉が開かれる、炉開きのお菓子です。

川端道喜さんのお菓子は、餅生地とこし餡が基本ですが、その餅の感触、餡の甘さが季節によって、
お餅によって、微妙に変わります。 今月は立冬、冬に入り、甘味も少し強くなります。
初夏の青梅とは、全く異なる味わいです。

和菓子はもちろん時候に相応しい形により、季節感を表現していますが、
このように味でも季節を感じることができるのですね。
京菓子の奥深さをまた知ることができたような気がします。


道喜さんでお菓子を受け取る、その時に感じる充足感。
他のお店では感じることの出来ない幸福です。 


2012.10.
10月は黒ちまきもあるということで、黒粽一束と今月のお餅、いちょう。

黒ちまきは、葛ではなく、もち粉系のねっとりとした団子生地。
黒糖を使っているので、黒ちまきなのですが、その存在を主張しすぎず、しかし良質の黒糖の存在ははっきりと分かる。
生地も団子のようだが、いわゆる団子とは違い、なんだろう、重すぎず、しかし粘りが強い。何粉なんだろう。
今まで何種類かこちらのちまきをいただいたが、一番好きかもしれない。
定番商品でないことが残念。

いちょうは、形がいちょうなのかな?と思って注文していたのですが、焼き印がいちょうでした。
こちらは餅生地ではなく、道明寺を使っての餅。
道明寺というと、桜もちや椿餅を思い出すが、これも多くの和菓子屋さんのような甘く柔らかく薄い道明寺生地ではなく、
かなりずっしりした力強い道明寺生地。餡はこし餡。 こちらも甘さを控えた雑味の全くないすっきりした餡です。

今月も、おいしゅうございました。

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2012.9.彼岸
今月は2度も川端道喜さんへ行ってしまいました。
今回はちょうどお彼岸。 お萩です。

私の和菓子の師匠が「お萩は菓子屋が売るものではない。家で作る物や。おばあちゃん、おかあさん、そして娘が並んで作る物なんや。」としばしばおっしゃっています。
そういえば私もかなり小さい頃から祖母、母とお萩や牡丹餅を作っていました。実家で商売をしていたので、家族の分だけでなく、従業員の人たち、ご近所用と、かなり大量のものを年2回作っていました。餡子を焦がさないようにずっと見ていたり、熱いねといいながら、畳の上に毛せんか何かをひいて、みんなで並んで作っていました。その経験があったから私に取って和菓子作りはハードルがあまり高くないものだったのかもしれません。 

家で作るべきお萩、さて道喜さんのものは。

箱を開けた瞬間、その美しさに、うっとりしました。
お萩ですから、餡に餅が包まれているのですが、餡がつやつやつるつる。 
絹の布巾で一つずつ形作っているのかしら。手だけではこんなつるつるにはできない。職人さんの手ならできるのかしら?
美しいこし餡、 例えば前回の菊花餅のこし餡は、甘さが抑えられてあり、すっと口の中で溶けていく爽やかな味だったのですが、
このこし餡は、もう少ししっかりした感じ。 甘味も強い。 こし餡自体はとても美しいのだけど、お萩らしい力強さ、雑味のようなものもある。菊花餅や青梅とは全く異なるこし餡の味です。

中には少量の餅部分。 もち米とうるち米も入っているらしい。まだ粒が残るお萩らしい餅部分。でもとても少量。

もち米を餡で包む。 まさにお萩なのですが、お萩とは似て非なるもの。数段上等で上品なものです。
決して家で作るお萩と同じものではありません。

まさに「はぎの餅」なのでしょう。

今回も、大変おいしゅういただきました。


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2012.9.上旬
夏はお休みだった川端道喜さん。 久しぶりに行ってきました。

この日は「菊花餅」

まだ30度を超す京都の街。菊の花はまだ愛でることができませんが、お菓子は一足先に菊。

薄い餅生地に包まれたこし餡。 
こし餡の紫のような赤みがかった色が餅生地通して見える。
美しいです。

極めて心地よく口中に広がる涼やかな甘味。

お見事としか言いようのない菓子です。

月に1度、道喜さんのお菓子を食べられる贅沢。 幸せです。

菊花餅は、道喜さんにしてはややお手頃な一つ650円でした。

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2012.6.
6月の上旬は、青梅を作っているとのことで、前回購入しなかった羊羹粽と合わせて買ってきました。

青梅 
私の写真が今ひとつなのですが、見た目、本当に青梅そっくり。梅酒や梅シロップ漬けになった青梅、ほんのり緑、でも生の梅みたいな青々した感じではなく、梅酒が良い塩梅にできたので、梅もいただきましょう、って感じの梅の色。
上品な求肥でこし餡が包んであります。
こし餡が、絶品です。 普通のお饅頭の大きさなのですが、求肥が薄いので餡がかなりたっぷり入っています。
が、甘すぎず、舌にまとわりつかず、さらっとした感じです。 
私は自分で小豆からこし餡を作ったことは、数えるほどしかありませんが、できたての餡の食感なんです。
普通、できあがったこし餡は、砂糖を入れて煮詰めるため、ねっとり艶っぽくなるのですが、
この青梅の餡は、できたてのこし餡そのまま。でも甘いので砂糖は入っているはずなのですが。
そこが老舗の技でしょうか。
非常にシンプルなのですが、驚きの味でした。

羊羹粽
こちらはこし餡入りの葛を笹に巻いたもの。
笹の香りがしっかりと、口に残る甘さはさわやかで、やはり素晴らしい味。
葛に入れられるこし餡も、青梅のこし餡同様、道喜さんならではの味なのでしょう。
同じような他店の葛菓子とは、ひと味もふた味も違います。
水仙粽も感動の味でしたが、私、毎日食べるなら、羊羹粽の方が好きかも。
とても毎日食べられるお値段ではありませんが・・・。

接客に出てくださる奥さま、前回の訪問から日が近かったためか、覚えていてくださって、
ちょっとした四方山話も。 

今回は、水仙粽と青梅を実家にも持っていきました。
前日から体調が悪く、食欲のなかった母も、水仙粽一本と青梅、ぺろっと食べてしまいました。
よかったです。


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2012.5.

息子と二人での京都半日和菓子屋さんめぐり、締めは川端道喜さん。

和菓子に本気で惹かれ初めて2年半。 
川端道喜という日本史教科書に載っても良いようなとてつもないお店を遅まきながら知って約1年。
グランマ-さん始め、マイレビュアーの方々のレビューを拝見し、行きたい思いは募るものの、
敷居の高さに恐れをなし、また諸事情もあり、なかなか行けずにいました。
満を持し、本日、行って参りました。

今日の注文は、1週間遅れなのですが、息子からの母の日のプレゼントでもあります。
息子が予約してくれた、水仙粽と草粽、各一束。

大切に大切に持ち帰り、さあ、いただきます。

最近、自分でも粽を作る私、道喜さんの包み方を覚えておこうと藺草を丁寧にほどきましたが、水仙粽と草粽では微妙に違う。
違いも覚えなければと思いながらほどくのですが、難しい。 笹は4枚。 私は3枚の巻き方しか知りませんでしたし、最近は2枚で包むお店も多いと教室で聞きました。それが4枚。 
お店で奥さまかな、接客に出てくださった女性とお話ししていて、「最近、笹がすくなくなってきて・・・」と話していらっしゃったのに、4枚は譲れないのでしょう。 必要枚数にしても、その面倒さにしても、2枚、3枚のものとは、比べものにならないと思いますが、
4枚を守るのが道喜さんなのでしょうね。

抹茶を入れて、いただきました。
「水仙粽」 
息子評なのですが、 一切の臭みのない、すっきりした味。 口に入れた瞬間、甘味が押さえられていると感じるが、食べ終わった時、いつまでもさわやかな甘さが残る。 今まで食べていた葛菓子と全く異なる味だ。 これが本物であることに納得もし、安心もした。 とのことです。

確かに、家で作ると感じる葛の香り、それが葛の香りだと私が思っていた匂い、(それを息子は今まで嫌いだったそうなのですが、)それが道喜さんの水仙粽には全くありません。 自家製もできるだけ良い葛を使っていたつもりだったのですが、道喜さんの粽とは、やはり当然なのでしょうが、全く別物でした。 教室で習っていたものとも全く違います。

道喜粽にしか出せない味なのか、いつかは私も作れる味なのか・・・。

「草粽」
こちらは草餅を笹で巻いた粽。 上新粉で作られる一般的な粽とはまた違う。もっともっちりした生地。白玉粉? そんな既成のものではない、道喜さんだけの粉なのかもしれませんね。 よもぎの香りに、それを活かすような軽やかな笹の香りが重なります。
こちらも一瞬、甘さ控えめと感じるのですが、しっかり甘味が口の中に広がります。
雑味の全くない味です。


粽に添えられる由来記。こちらもマイレビュアーさんたちのレビューを読み、楽しみにしていたものです。
16世紀初頭から続くお話。 道喜さんの歴史については、先代の書かれた本も読んでいましたが、その本には書いていなかった話もあり、興味深く読みました。

息子が予約してくれたのと前後して、実は私自身も電話を道喜さんに入れていました。
息子の予約が今日だったので、私の予約分は当初より少し先に延ばしたのですが、その辺りの電話でのやりとりも、とても感じよかったです。
京都の老舗って、電話するのも怖いと思っていましたが、そんなこと全然なく、面倒なお願いも、快く応じてくださり、また予約したいと感じられる対応でした。 (4月の書き込みに粽しかない日と書いたのは私が予約した日。そちらを来月に延ばしました。)
勝負すべきものはなになのか、それに自信さえあれば、店構えがどうであろうが、若造が電話しようが、最高のお持てなしをしてくださる。 お味以外も、素晴らしいお店です。


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2012.4.
完全予約制の川端道喜さん

なかなか予約をして買いに行けないのですが、道喜さんに近づきたくて今日はとりあえずJR伊勢丹京都で「おいとぽい」1050円を購入しました。

和三盆のお干菓子、ずっと以前に鍵善さんの菊寿糖を食べて以来、ファンに。
いろいろなお店のものをいただきましたし、自分でも作ったりしています。

「おいとぽい」おいしくいただきました。菊寿糖よりずっと小さく、すっと口に溶けていく。

私は、和三盆の干菓子を作る時、少量ですが葛をいれます。
こちらは、原材料名に葛の表記がなく、ああ、和三盆だけなんだ、いいな、と思っていたら、着色料が・・・。
私には確かに和菓子では、少量の着色料が季節をあらわし、趣を添えますが、この「おいとぽい」に関しては、あえて着色料を使わなくても、和三盆だけの色でいいのにな、と僭越ですが感じました。

さて、意を決して、道喜さん、予約しました。
日は少し先で、その日は粽しかお作りにならない日のようで、ちょっと残念なのですが、行きましたら、またレビュー更新いたします。

  • 草ちまき
  • 草ちまき
  • 草ちまき

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2位

ル・シュクレクール 岸部 (岸辺、正雀、千里丘 / パン、サンドイッチ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/09訪問 2013/09/12

やっぱり大すき、ル・シュクレクール

2013.9.

久しぶりだと思ったら、1年も経っていたのですね。
もう少し近かったら、あるいは私に何かご縁のある場所だったら、毎日でも行きたいのに。

今回は、写真のキッシュ・レギュームからマダムソレイユまで11個購入。
バゲット、パンオセーグルなどシンプルなものは前日に電話予約。
キッシュや甘いパンはお店で見てかいました。

もちろんまだ全部は食べていませんが、キッシュ、甘いパン系を今日は食べ、やはりおいしいな~と満足。

キッシュは2種買いましたが、ジャガイモたっぷりのキッシュドフィノアの方が好きかな?
レギュームの方は、ハーブの味がしっかりでトマトや玉葱もたっぷり。
タルトフランベは温めるとチーズの香りがたち、ベーコンなどもたっぷりでいいですね。

バタークリームが試したくてクレームドブールも購入。 バタークリーム、おいしゅうございました。

どれもこれもやはり好きですね。
お店の雰囲気も接客態度も電話での対応も、感じよく素晴らしいお店ですね。

メモ代わりに値段も書いておきます。
キッシュドフィノワ 350円
キッシュレギューム380円
タルトフランベ 230円
ブレッサンヌ 190円
マダムソレイユ250円
クレームオブール 190円
バゲット 300円
フィッセル 230円
エクゾティック 280円
パンオセーグル 320円
パンオショコラ 230円
値段も良心的!

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2012.9.

再訪。今回は一人で行けるかどうか、挑戦です。 
ナビに頼りながら、行ってきました。

やはり私、こちらのパン好きです。
今のところ私の中では、一番のパン屋さんです。

前回購入したバゲット、ラミジャン、パンドゥミ、ムースリーヌ、クロワッサンなどを今回も購入。
前回と違うもの
タルトポワール 330円  タルト地がしっかり。余計なものが一切入っていないシンプルなタルト。
ガレットオフィグ 260円  もう少しフィグが厚くてもいいかな。おいしいけれど、フィグの味が弱い。
キッシュ・ロレーヌ 300円 こちらは文句なくおいしい。パイ生地がさっくり。

もう少し近かったら、毎日バゲットを買いに通うのにな、と思いつつ、店を後にしました。
お店の方々は今回もとても感じよく、味だけでなく、全ての面で私の最もお気にいりのパン屋さんです。


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2012.7.

憧れのル・シュクレクールさんへ行ってきました。

一週間前に電話で予約しておき、取りに行きました。当日、焼きたての熱々のものをいくつか追加して買いました。

当日選んだもの
キュリー180円
タルト・フランベ 200円
マダム・ソレイユ200円

予約していたもの
バゲット 300円
プティパン80円
シャバタ 200円
ムースリーヌ 680円
クグロフ  280円
ラミジャン 1/2 300円
パヴォ 200円
グルノーブル 250円
バトン・ブランシュ 260円
クロワッサン 200円
パン・オ・レザン 180円
パン・ドミ 380円

キュリー
甘めのカレーだが、スパイスはしっかり。かなりおいしい。
タルト・フランベ
タルト生地もおいしいし、果物の部分もしっかり手が入った仕事をしている。手抜きのない素晴らしい一品。
マダムソレイユ
柔らかい生地にベーコンチーズなどを乗せ焼いてある。ピザパンとも違うし、タルティーヌとも違う。
かなりボリュームがあり、これ一つでお昼ご飯になりそう。 
パン・ドミ
やや塩気の強いパンドミ。 
クロワッサン
形がちょっとおもしろい。ちょっとしっとりめのクロワッサン。
ラミジャン
タルティーヌにして食べたが、トッピングに負けないしっかりとした粉の味。ハードパン好きにはたまらない。
クグロフ
う~ん、クグロフとあるので、もう少しケーキ寄りのパンかと思っていましたが、完全にブリオッシュ。おいしいんだけど。
パヴォ
芥子の実の食感と香りが楽しい。ラミジャンと同じ生地のようだが、HPにあるようにもちもちした食感。
グルノーブル
たっぷりのくるみがしっとりしていてフルーツを食べているような食感。少し発酵バターをつけるとおいしい。 
シャバタ
非常にシンプルなパンですがオリーブオイルの香りがいいアクセントに。

まだ買ったもの全部は食べていないのですが、私なんかが言うまでも無く、素晴らしいお店ですね。
全てが上級の味、一つ一つとても丁寧に作られていることが分かる味。
味が最上なことはもちろんなんですが、接客も素晴らしかったです。
電話注文の時も、とても丁寧で、車で来るのか電車で来るのかも訪ねてくださり、近くに来てお店が分からなかったら
いつでも電話してくださいと。
当日も名前を言うとすぐに商品が用意され、まだ欲しそうにしていた私に、今何が焼きたてか、その日のお勧めは何か、
買ったパンにあうコンフィチュールの紹介なども、押しつけにならないように気持ちよく説明してくださいました。
奈良から来た旨を話すと、○○ってお店、ご存じですか?とか、奈良の話題も振ってくださる。
たまたまお客さんがいず、私たちだけだったからかもしれないのですが、数人の店員さん全てに歓迎されていたみたいで、
心地よかったです。

奈良からはちょっと遠いし、電車で行くには私には無理なぐらい歩かなければならないし、う~~ん、と言うお店ですが、
うちの古い、安い、お馬鹿なナビが、珍しくお店前までちゃんと案内してくれましたので、
今度は一人でも車で行きます!

  • キッシュレギューム
  • キッシュ・フィノワ
  • バゲット

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3位

Patisserie Ravi,e relier (中崎町、扇町、天満 / ケーキ、パン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2013/01訪問 2013/02/03

ボンボンショコラも、なかなかです。

2013.2.
JR三越伊勢丹、サロン・デュ・ショコラで、初めてこちらのボンボンショコラを買ってみました。
チョコレートケーキは今までも何種類か食べていますし、どれも大好きでした。
だから、このお店のチョコレート使いは、私に合うだろうという期待と共にいただきました。

8種類のボンボンショコラが一つずつ入るセットで、パッケージもすてき!
箱の左上から感想を書いていきますと
Ehanson (オレ) しっかりしたでもなじみ深いミルクの味。ちょっと甘さが強い。
C.V.(ライム) ガナッシュは強烈な酸味。コーティングチョコも酸味が強くガナッシュに負けず、よくあっている。
Envie(ノアール)しっかりしたカカオの味が心地よい。シンプルだけど安心して食べられる味。
Foundre(生姜)Envieに生姜風味が付いたような感じ。生姜の香りはかなり強いが味に苦味などは出ていない。もっと癖があっても良いかも。
Poivre cedrat(柚子と胡椒)柚子の香りと味がしっかり。コーティングにこちらは酸味なし。胡椒はあまり主張せず。
Fasciner(ピスタチオ)鮮やかな緑のガナッシュ。コーティングはガナッシュを邪魔せずいい感じ。
Provance(蜂蜜)Envieに蜂蜜が入った感じ。Envieに甘味がプラスされたという感じ。
Batir (プラリネ) 見る子チョコのコーティング。ナッツの粒々が入っていて歯触りはさくさくする。懐かしい味。

おおむね好きな味でした。 柑橘系の入る C.V.とPoivre cedratは非常におもしろいです。
甘さ、苦さ、も適度に心地よく、美味しく感じました。

義父へのバレンタインチョコレートはこちらに決めました。


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2013.1.
JR三越伊勢丹、サロン・デュ・ショコラで購入しました。
昨年から食べたかったけれど、出会えなかったピエール・タンタンシオン。
見付けた時は思わずやった!!
他の2品は以前も購入済み。 今回もおいしくいただきました。

ピエール・タンタンシオン、想像以上に驚きの味でした。
基本的にホワイトチョコレートのケーキなんですね。
ホワイトチョコレート部分は、かなり濃厚。 中のムースはバタークリーム?と感じるがチョコレートの濃厚さでしょう。
ピスタチオは軽く香る程度。
ムース部分に入るチェリーのジュレもいいアクセントで酸味と甘味をプラスしている。
なかなかずっしりきました。


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2012.9.
再訪です。
前回、買えなかったブリオッシュの購入が目的。
でもまたケーキもいろいろ買いました。 前回と同じものも3こ、新たなもの5こ、ケーキは合計8個購入。

いくつかの感想
ショコラキャラメルサレ 前回息子が食べ、味見させてもらえなかったので今回は私が独占。
              チョコ部分のムースクリームに少し苦みのあるキャラメルクリームが入る。グラサージュも見事。おいしい。
パリブレスト       ヘーゼルナッツ味の生クリームがお見事。シュー生地の砂糖はなくてもいいんじゃないかな。
トライトリスアグリューム 普段、クリームのつかないケーキはあまり食べないが、こちらはクリーム好きの私さえうならせるみごとな
               スポンジとソースのバランス。素晴らしいです。
サンマルク        いろいろなお店で作られているサンマルクだが、キャラメル部分、クリーム部分のハーモニーがとてもいい。
ブルネットショコラとピュイダムールを息子が食べるが、『めっちゃおいしい』とべた褒め。

今回も見事なプチケーキたちでした。 前回とあわせていろいろ食べられたので、だいたいケーキの傾向は分かったような気がします。

ブリオッシュの感想
ブリオッシュアラテット 基本のブリオッシュ。 バターたっぷり、生地のぱさつきもなく、甘さしょっぱさのバランスも最高。
ブリオッシュサレベーコン 基本のブリオッシュにベーコンが少し入る。細かく切ったものではなく、結構なボリュームのものがはいり、存在感もたっぷり。いいバランスです。
ヴィエノワズリー フランボワーズジャム入りブリオッシュ ブリオッシュ生地がアラテットよりしっとり目。ジャムもおいしい。が、まわりの砂糖はなくてもいいのじゃないかな。でもまあヴィエノワズリーだし・・。

他に焼き菓子も何点か購入。
そして帰ろうかと思った頃に、キッシュが登場。 思わず買ってしまいました。
まいたけやしめじの入ったキッシュ 400円
こちらは夕食におかずの一品として出したのですが、きのこ嫌いの息子が、2切れほどまいたけを残しましたが、それ以外完食。
珍しいことです。 とても気に入ったのだと思います。 もちろん私はとてもおいしくいただきました。

私が店に行った時、バースティケーキを受け取りに来た人、100個以上のシュークリームを注文して取りに来た人がいらして、お店の中はかなり大変忙しそうです。 でも、普通の買い物の私や続いて入って来た2組ほどのお客さんも、さほど待たせることもなく、気持ちのいい応対で、接客は今回もすばらしいです。

ラビエルリエさん、大好き!


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2012.8. 
(レビューアップは9月になってしまっていますが、本当は、2週間ほど前に訪問しています。)
 
午前中に行かないと焼き菓子買えないそうだし早く行こう!と10時40分ぐらいにお店の前に到着。
まだ誰も並んでいず。 すぐにお店から店員さんが出てきて、もう少しお待ちください、11時に全てのケーキがそろっているわけではない、etcの説明。 しばらくして冷たい紅茶を持って来てくださいました。
紅茶のカップを取りに再度出てきてくださったり、早く来てしまって恐縮!開店準備で忙しい時にすみません。

11時3分ぐらい、オープン。 一番乗りで店内に。 お店が開くと同時に3組ほどのお客さんがやってきました。
ショーケースには8種類のケーキ、上には2種の焼き菓子。 
とりあえず、ケースの中のものを一つずつ、と注文。ケースの上のタルトフリュイセックがあったので、それも一つ。
お店、左手にはフィナンシェ、マドレーヌなどの焼き菓子があったので、そこからもいくつか。
お店正面の棚にはまだ何も並んでいませんでした。
選んでいると、ミルフィユが出てきたので、エクレアを止めて、ミルフィユにしてもらう。
かなり大人買いしてしまったけれど、選ぶ余地がなかったというか、もう少し遅く行った方がよかったですね。

この後、寄るところがあったので、保冷バッグ、保冷剤などをしっかり持参していました。それで、「保冷バックにいれるので、小さめの箱2つに分けて入れてください」とお願いすると、バッグに合わせて入れてくださるとのこと。保冷バッグをあずけ、上手に入れてもらいました。 お店の保冷剤もかなりたくさん入れてくださり、持っていったものも含め、帰宅まで、しっかりケーキを守ってくれました。

ケーキを食べる前に、店員さんたちの親切に感激! 感激!

ショコラ・キャラメル・サレ 480円
ミルフィユ 400円
シュー・ア・ラ・クレーム 180円
以上3つは息子が食す。 カスタードがかなりおいしい。キャラメル・サレも好き。

ルタルデ・ペッシュ 480円
ブルネット・ショコラ 480円
テメレール 400円
夫が食す。 ペッシュおいしい。テメレール、ちょっと変わった食感でおいしい。

ミロワール・カシス 500円
スリジェ 490円
タルト・フリュイセック 380円
私が食す。 あまりカシス系のものを食べないのだけど、凝った作りに感激。スリジェは普通。タルトフリュイセックはタルト地がおいしい。

焼き菓子では、
フィナンシェ、ガレットブルトンヌ、かなりおいしさです。とても好きな味です。
フィナンシェ、ガレットブルトンヌはもともと好きなので、いろいろなお店で食べていますが、こちらのは一位か二位かぐらいです。
ブラウニー、あーこれは残念。あまり好きじゃない味でした。リンツも普通。

普通かなと思うものもありますが、その細工の美しさ、手の込んだ味にさすがと思わされるものも多かったです。
ショーケース一杯にケーキが並ぶ時間に行ってみたいですが、いったい何時に行けば、たくさん買えるのでしょう?

ブリオッシュは、まだ焼き上がっていない時間。 残念でした。

レビューをアップした本日、次回の訪問時のブリオッシュを予約しました。
(電話の応対も完璧です)
今度はどんなケーキがあるでしょう。楽しみです。

  • 古い本のような外箱
  • 厚みもあります
  • 背表紙です

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4位

粟 ならまち店 (近鉄奈良、京終 / 郷土料理、鍋、野菜料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2011/12訪問 2011/12/29

素晴らしい持てなし、最高!  ★5つじゃなくてごめんなさい


家族の誕生会&忘年会として、2ヶ月ほど前に予約。 電話の対応もとても感じよく、食べログでの評判通りと楽しみに訪問の日を待っていました。 10日ほど前に、時間を変更できないかと再度電話。 年末だし無理かな~と思っていたけれど、快く変更に応じてくださいました。また誕生日だと前の電話で話していたことを覚えていてくださり、デザートの時に、ちょっとサプライズしますね、とお店側から提案してくださいました。

そして訪問。 予約時間より15分ほど早く到着。 
「いらっしゃいませ」とお店の方、全員からの声。 サービスの女性、カウンターの板前さん、奥の厨房の方々、みんな一斉にではなく、私たちの移動のタイミングに合わせて、とてもいい感じ。 早く来たことを告げても、全然かまいませんと優しい応え。

二階の部屋へ案内されました。個室ではなく、テーブルが3つあったのですが、私たち食事中には、他のお客さんはその部屋にはいらっしゃらず、結局、ひろ~~い個室で、ゆったり過ごせました。

さてさて、お料理。 
夫、息子は大和牛のコース、私は野菜のコース、これは10日前に電話で注文。
お酒を飲めない我が家のために、大きめの土瓶に入ったほうじ茶をたっぷりテーブルにはおいてくださいました。

突き出し 
ウーハンと大和野菜(大和真菜ではない菜っ葉なのですが、名前をわすれた・・)
ウーハン、おいしい。

籠もり 
お野菜たっぷり。
食べログで予習していたとおり、野菜の詳しい説明。 料理前の丸のままの野菜を見せてもらいながら、それぞれの野菜の名前と簡単な由来や料理法を説明。 普段、野菜の由来なんて気にしない息子も熱心に聞いていて、こちらが驚き。
お味は、どれもシンプルな味付けですが、珍しい野菜がうれしい。 カブにトマトソースなんて、思いがけない味も。
大和牛コースには、大和牛の時雨煮と、なんだったかな? もう一品お肉系の小鉢がついていました。

天ぷら (野菜コース)
説明のあった野菜の天ぷら。 何種類かのカブや宇宙芋!の天ぷらが珍しくておもしろい。
これも息子が、衣はかりっとしているけど、中の野菜のみずみずしさが生きていると感激していました。(三人でシェアしていました)

陶板焼き
大和牛コースは、大和牛ステーキとたっぷりの野菜を陶板で焼く。 
お肉が最高。 自分の好みに焼けるので、息子はレアで、夫はミディアムで、私もミディアムをお相伴。
野菜も本当にたっぷりで、菜っ葉やカブも焼くんだ!と。 でも楽しく陶板で焼いて、おいしくいただきました。

野菜コースは、大和芋のお好み焼き。
普通のお好み焼きにも、とろろ芋系のものは入れるけど、100%芋に茹でた野菜を1㎝ぐらいに切ったものが入っていて、
なんだか初めての感触。 これは今度家でもやってみよう。 量的に大和牛コースのお肉野菜にちょっと嫉妬していたのですが、新しい味に感動。 おいしかった。

つけ麺
吉野葛の入った縄麵だったかな? 普通の細うどんより、つるんとした感触。
お出汁は、豆乳の入った、結構、濃厚なお出汁。 讃岐うどんで言うところのひやあつ(麵が冷たく、出汁が暖かい、あってる?)で、いただきました。

デザート
アップルケーキ、アイスクリーム、イチゴの盛り合わせ。
お誕生日の人には、チョコレートで「Happy Birthday」。ちょっとした心遣いがうれしいです。
アップルケーキは、キャラメル風味、シナモンもきいていておいしい!

本当に珍しい野菜がたくさん。 それも清澄のお店の畑で作っている大和伝統野菜を中心に。
奈良県民として、こんなにおいしい野菜が奈良にはあるんだと、うれしいひとときでした。

デザートの前に、私はトイレへ行ったのですが、階段を下りるとすぐにサービスの女性が下履きを出してくださいました。
絶妙なタイミングで感激。 トイレまでの通路にも、様々な野菜が飾られ、素敵なオブジェ。
トイレも、とてもくつろげる空間になっていました。 爪楊枝や麺棒もちゃんと用意されていました。

誕生日だった夫が、「Happy birthday」のお皿が出された時、冗談?で「歌はないんですか」と言うと、若いサービスの女性が、すかさず「歌いましょうか?」。もちろん遠慮しましたが、こちらも照れることなくすごい返しで、さすが関西人。

とても素晴らしいお店でした。 サービス、満点です。 
初めてのお店に求める素敵な驚きが、たくさんありました。 
本当は五つ星にすべきなのですが、★5つは、さらに素晴らしいお店になってほしい、という期待から、今はまだ付けないでおきます。
強いて言うなら、お酒を飲めない私たちには、ご飯が欲しかったかな、ということ。もちろん注文すればあったのでしょうが、コースに入っていたら、もっとうれしかったのになと。でもご飯のことも、後で気づいた程度で、食べている時に、ご飯欲しいな、と思いながら食べていたわけではありませんので、コースには大満足です。


頻繁には、私たちには来られないお店だけど、季節毎にその季節の野菜を楽しみに来てみたいお店です。
次は、春、タケノコの頃かな。

2011年、最後の外食でした。 本当に素敵なお店に最後にうかがえて良かったです。
粟のみなさん、本当に素晴らしいサービスでした。ありがとう!
清澄のお店にも、年が明けたら行ってみたいと思います。
こちらにも、また春にうかがいます。


  • つきだし
  • 籠もり 野菜コース
  • 籠もり 大和牛コース

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5位

萬御菓子誂處 樫舎 (近鉄奈良、京終 / 甘味処、和菓子、かき氷)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/09訪問 2013/04/29

GWのならまちは観光客でいっぱい。樫舎さんは午前が狙い目ですよ。

2013.4.
母への手土産に少しだけ樫舎さんのお菓子を買っていく。
母と私、二人分なので、かなり控えめ。

薯蕷饅頭には山椒の葉が。でも香りはわざと抜いてあるのか全く気にならず。
いつもの穏やかな味です。

この日から作り始めたというわらび餅を今年一番にいただく。
こちらも本わらびのもっちりした感触。柔らかな甘味。きなこをかけなくても十分美味しいですが、きなこももちろん添えて。

安心のお店です。


2013.3.
Kotaroolさんの奈良訪問。
朝一番、樫舎さんで作戦会議です。

久しぶりにお薄と生菓子のセットをいただきました。
本当は、サルトビーナさんが少し前に召し上がった「ひきちぎり」が食べたかったのですが、
この日はもう作っていなかったようです。 ひな祭り前後だけなのかな?
ということで、きんとんをいただきました。


2012年9月

台風はそれてしまったのか、晴天の蒸し暑い1日。
それでももう9月も中旬。 秋もまもなく。
この夏、やり残したことの一つ、樫舎さんのかき氷を食べること。やっと果たせました。
この1ヶ月、何度かお店を訪ねたのですが、席が空いていなかったりで食べられず、でも近いから、いいのですが・・・。

今日は朝から出動。10時過ぎにお店に到着。 すでに3組のお客さんで、空いていた最後のテーブルに席を取れました。

樫舎の氷 1000円
マイレビュアー、サルトビーナさんのご主人様も一押しのこちらの氷。
みなさんのレビュー通り、素晴らしい味でした。
この夏は、今までの私の人生で食べていた氷は何なの?と思うぐらい素晴らしいかき氷を何カ所かでいただいているのですが、
樫舎の氷もすばらしいですね。 こちらはやはり抹茶部分がすばらしい。濃いのです、かない。でも全然いやな苦みがない。
おいしいお濃茶をいただくのと同じですね。 氷の中の白玉もさほど固くなっていず、餅のおいしい味がしっかりある。
底に置かれた寒天も、ちゃんと寒天の味がする。 小豆はもちろんおいしく、抹茶味を壊さないように、甘さと香りを添えている。

満足しました。 

最初に出される水出し番茶、氷が食べ終わる頃に出される温かいほうじ茶、どちらもおいしゅうございました。

私たちの後も、お客様が次から次へ、賑わっております。

またこの日は、おつかい物用のお菓子を午後から取りに行ったのですが、その時もお客様が途切れることなくいらしていました。
でものんびりゆっくりの接客、こちらだけは、私、許すことにしているんです。

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2012年8月

パトリさんでお昼ご飯を食べ、中川政七茶房さんでデザートをいただき、
中川政七茶房ではかき氷を食べる予定が食べられず。 樫舎さんでは生菓子を買う予定だったけど、かき氷食べようかな、と思いつつ、こちらへ向かいましたが、やはりお腹がいっぱい、無理みたい。 予定通り、お買い物をして帰宅することに。

この日は、わらび餅400円、薯蕷饅頭320円、きんとん(おぼろ萩だったかな?)350円を購入。
私、こちらのきんとん、大好きです。 ねっとりした薯蕷練切のきんとん生地が京都の老舗にも負けないと思います。
薯蕷饅頭もしっとり。
わらび餅は初めて食べました。 わらび粉100%甘味は氷砂糖だそうです。
ねっとり本わらび粉の感触が心地いいです。

今日もおいしゅうございました。

近いうちにかき氷を食べにいきます。


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2012年5月
友人とひよりさんでランチ後、今日はお店で抹茶と生菓子をいただきました。

二階の3つあるテーブルの一つには、先客が。 私たちがゆっくりおしゃべりをしている間、入れ替わり立ち替わりお客様が。
下でもお買い物のお客さんが絶えなかったみたいです。賑わっていますね。

抹茶と生菓子のセットを注文し、お菓子はおまかせに。
かしわもち、かきつばた(もしかしたらあやめだったかも)、葛焼きが運ばれてきました。
かきつばたは、3月のおひなさまやちょうちょと同じだし、葛焼きも私は食べたことがあるので、友人に譲り、私はかしわもちをいただきました。

もっちりした生地、上新粉だけではなく、もち粉か白玉粉が入っているのかな。餡はこし餡、さっぱりした甘さです。
初めてこちらにおじゃました友人たちも、お店の雰囲気、おいしい生菓子に満足のようすでした。

友人たちはそれぞれに、粽や生菓子をお土産に。
私は、いろいろ事情があって、今日は買わず。

いいですね、このお店。
ただ、良くも悪くも奈良なので、客あしらいがかなりスローペース。
お土産用お菓子を頼んだ友人たちも、「ゆっくりやね~」と。急ぐ用事もない日だったので、のんびり待ちましたが。

でも私は大好きですよ、樫舎さん。 
奈良に来たという雰囲気が堪能できます。
他県からのお客様を案内するにはうってつけのお店です。


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2012年3月2回目
今回は前回注文したお届け物を取りに伺う。土曜日だったので、お店は一階にも喫茶のお客さんが。
超満員みたいでした。

注文時に、「薯蕷饅頭1種と練り切りを2種、あと1種はおまかせ、各5個で計20個」とお願いしました。
前日に電話で、このような饅頭にしますと詳しい説明を知らせてくださいました。


薯蕷饅頭は、春らしい焼き印が押してあるのですが、銘は何だったか忘れてしまった。薯蕷生地もしっとり、こしあんもなめらかでおいしかったです。
桜の練り切りは型抜き。こちらの練り切り生地は以前にも書きましたが薯蕷がは入っていてねっとりして好き。
きんとんも同じ生地ですが、きんとんの方が、口当たりが軽くておいしい。
きんとんをあんで作るお店も多いけれど、あんのきんとんは私ちょっと苦手なお店が多い。
こちらのは練り切り生地で、大好き。

羽二重のちょうちょ。 おひなさまと同じもので、色づけが少し変わっているだけですが、おひなさまの時感じたあんの堅さがなくなっていて今回はおいしい。

お届け先の方たちにも喜んでいただけました。


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2012年3月
今日は、お届け物の注文に来たのだけど、ちょっと休憩もかねて2階でぜんざいをいただき、自宅用にもお持ち帰り。

2階、落ち着きますね。
お水取りのおたいまつが飾ってある。今日はまた雨で肌寒いのに、奈良町あたり観光客が多いなと思ったら、
今お水取りの真っ最中なのね。

ぜんざい 945円
二階に上がると、まず冷たいお茶が出されました。 とても香りが強い、煎茶? と思って注文時に聞いてみると
番茶を水出しした物だとのこと。緑茶の味が、煎茶水出しだときっともっと鋭くなるのだろうけど、番茶なので、香りは
豊かなのだけど、丸みがあるというか、強すぎない、不思議な味でした。

ぜんざいは、粟、よもぎ、きび、それぞれが入る小さいお持ちが2つずつ。 豆の形のしっかり残ったぜんざい。
私、家でぜんざいを作る時は、あえて豆をつぶしちゃいます。どろっとしたのが好みです。
でも、こちらのような上品な、小豆の味わいのしっかりのこったぜんざいもいいですね。

お茶、ぜんざい、それぞれの器も美しく、とても幸せな一時でした。

今日のお持ち帰りは、
西王母と良弁椿 共に350円+税
西王母と名付けられる和菓子は、桃の形のものが多いけど、こちらはきんとん。
前回買った東風より、少し色が淡いのかな。 白漉し餡が入っています。
良弁椿は、東大寺の椿ですね。 こちらもお水取りにゆかりのある菓銘です。

ねっとりつくね芋の香りがすっかりお気に入りになりました。


2012年2月
小雨の降る冬のある日。
お店に入ると女性が一人。ご主人なのか、女将さんなのか、店員さんなのか分からないのでお店の方と呼びます。
いい感じです。作業着姿なんだけど、飾り気がないけれど、凛としてというのとも違うけれど、芯ののあるでも優しい感じの接客。
隣の「粟」さんの話をしたり、和菓子を勉強中なんです、なんていう私の馬鹿な話にも、ちゃんといい感じで相手をしてくださる。
多分、大阪だったらもっと近づいて大げさに、京都だったら「そうどすか~」とか言いながら上から目線で応対されるんだろうなと思うのだけど、どちらでもない奈良の接客(? )心が和みます。

値段は一つずつは聞かなかったのですが、ほとんどが350円、葛焼が320円かな。
まあまあ上生菓子では、妥当な値段かと思います。

みよしの(葛焼)
葛の上品な柔らかさ。
私は自分で作った葛焼きしか食べたことがなく、その時は葛に砂糖を入れただけのものだったため、葛焼きって、今ひとつと思っていたのですが、こちらのものはこしあんの上品なあまさが葛の触感を引き立て、水ようかんともわらび餅とも違う口当たりを作っていました。

引っちぎり
引きちぎりは形は同じようでも、お店によって様々な趣向が凝らされていて楽しいです。こちらは草餅の台に白餡をきんとんで包んだものがのっていました。草餅の中は粒餡なのですが、やはり粒餡のくどさというのか、野趣が、ちょっと・・・。 こし餡の方が私は好み。

おひなさま
HPで見つけて、是非食べてみたいと購入したのですが、色合いがHPの方が鮮やか。実物はもう少し押さえた色でした。
求肥の羽二重で白餡をつつんであるのですが、白餡が少し乾きすぎ? おひなさまを立たせるためにわざと固め? もう少し柔らかくてもいいのではないかと。

椿餅
道明寺粉の香りが残る。餡は少し色が付いている。色粉かな? 白餡とこし餡を合わせてあるのかな? 味は白餡。道明寺粉の生菓子は柔らかさがポイントの一つと思いますが、固くもなく柔らかすぎず、ちょうどよい。甘さもちょうど。新鮮な椿の葉が色鮮やか。

東風
今回のお菓子の中では一番私は好きでした。練り切りをきんとん上にして白餡を飾ってあるお菓子。餡が他のものと違って、もったりしている。甘さも控えめ。少し前に自分で自然薯のきんとんを作ったのだけど、その自然薯の香りやもったりさみたいなものが感じられる。薯蕷練り切りだったのでしょうか。とても好きな味でした。今度は練り切り系中心に買ってみよう。

私の好みでは、5種類買ったもの全てが素晴らしいという訳ではありませんでした。が、とても上品で色合いも美しく、なかなか上級のお菓子だと思います。 

小雨も上がりかけていたのに、綺麗に包装され、品のいい手提げに入れられた菓子箱には、雨よけのビニールもかけてもらえました。接客は、本当に素晴らしかったです。その雰囲気に触れに、また近いうちにおじゃまします。


  • 薯蕷饅頭とわらび餅 13.4
  • わらび餅 13.4.
  • 薯蕷饅頭 13.4.

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6位

アド・パンデュース (淀屋橋、肥後橋、大江橋 / パン、サンドイッチ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2012/02訪問 2012/02/12

大好きなパン屋さん

またまた大好きなアドパンデュースへ。
ちょっと疲れていたので、お茶したいなとお店へ行ったのですが、2時少しすぎだったので、お茶だけはダメ、ランチを食べないとダメと言われ、残念ながらイートインはできず。何点かパンを買って帰宅。

家で一人でゆっくり買って帰ったパンを食べようと思ったら、お昼をまだ食べていないという息子に取られてしまった・・。
で、息子の談です。

チョコクロワッサン
これはしばしば食べているけど、クロワッサン生地がさっくりでおいしい。が、チョコをもう少し増やして欲しい。
チョコクリームパン
おいしい。 甘さもくどくなく、ぺろっと食べられる大きさ。
カレーパン
カレーパンらしくない。カレーの香りがほんの少ししかしない。カレーパンだと思わないで食べたら、それはそれですごくおいしい。
でもカレーパンというイメージで食べるとちょっと物足りない。

かろうじて私が食べたアーモンドのデニッシュ生地のパン(名前忘れた)
おいしかったです。バターの香り高く、しっとりでもさくっと大好きな味でした。

バケットも買って帰り、翌日タルティーヌに。
もちろんパンデュースで売っているタルティーヌのように見事な野菜使いタルティーヌはできませんが、おいしいバゲットが土台なので、
なんとかそれなりのものができました。


*****************************************************

パンデュースもアドパンデュースも大好きなお店なんですが、食べログにカキコするのは、初めてだったのかな?

久しぶりにアドパンデュースへ。
大雨の降る土曜日。午後2時少し前。でも店内はいっぱい。
ちょっと休憩してお茶でも飲みたかったのですが、満席のため、パンだけを購入。

こちらのタルティーヌファンの私ですが、今回はわけあって、タルティーヌは買わず、
ベーグル、ハート型のチョコパン、生姜パン、クロワッサン、ミニバゲットを購入。

ほうれん草のベーグル
驚きの味、ほうれん草たっぷり、形状は見えないんだけど、まるでそのままのほうれん草が入っているみたいなほうれん草の
しっかりした味。 でも青臭いわけではなく、ほんのり甘みもあり、おいしくいただきました。

ハート型の生姜パン
こちらも半端ではない生姜の味。 香りじゃなくて本当に味がする。
苦みなどはなく、生姜のいい感じのところだけが残っている。
どうしたらこんな味が残せるんだろう。

その他のパンはそれなりにおいしくいただきました。

タルティーヌでの野菜使いに驚いてファンになったパンデュースですが、
練り込み野菜の使い方も、うまいですね。
健康のためにパンに野菜を入れてみました、ではなくて、パンのおいしさを引き立てるため、そして野菜の新しいおいしさを
示すためにパンに野菜を使いました、って感じですね。
おみごとです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

茶寮 宝泉 (松ケ崎、茶山・京都芸術大学 / 甘味処、和菓子)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2012/05訪問 2012/05/20

ゆっくり時が経つのを忘れてお庭を眺めていたい

息子と二人で京都半日和菓子屋さんめぐり、まずはドライブ疲れ回復のため茶寮宝泉さんで一休み。

うちの古いナビは信用できないから、と一方通行の面倒さを回避するために目についてコインパーキングに車を止め、
そこから5分ほど歩きお店へ到着。 お店の前にはかなり広い駐車場もあるのですが、どう回ってきたらいいのかわからず。
帰り際にいただいた栞にわかりやすい地図があり、次からはお店の駐車場を利用できそうです。

大通りから少し入っただけなのに、とても静かな住宅地。その中の立派な和風建築のお家。
苔むしたお庭を通り、店内に。 
12時少し前だったか、すでに4組ほどのお客さん。
3方のお庭が眺められる場所に陣取り、先客のご迷惑にならないように廊下にも出て、お庭を拝見。

生菓子のセット用見本生菓子がまず運ばれ、今日のお菓子をゆっくり拝見。

私は抹茶と生菓子のセット、息子は白小豆のぜんざい、二人で食べようとわらび餅を一つ注文。
お待ちの間にどうぞ、と小皿に絞り豆とはくせんこうが運ばれてくる。
お茶はほんのり冷たいほうじ茶。

白小豆のぜんんざい
豆の甘さなのか、砂糖の甘さなのか分からないぐらいほのかな甘さ。 豆の味がおいしい。非常に上品な味、との息子評。

抹茶と生菓子
生菓子はきんとんの「つつじ」をいただきました。 きんとんはきんとん餡が結構太い。これぞきんとんという感じの味。
おいしいけれど、特別驚くような味ではない。 
抹茶は、細かい泡がいっぱい。私の流派ではこんなに泡を立てないけれど、これはこれでおいしい。いい抹茶の味でした。

わらび餅
二人で一つを注文したので、見るからに親子の二人ですが、お箸が二膳用意されている。心遣い、うれしいです。
そしてお味が、も~~~、感激。 最高のわらび餅。 今まで食べていた混ざりもののあるわらび餅もどきとは全く違うのはもちろん。
ねっとりもったり心地よい感触。
少し前に、自宅でも本わらび粉でわらび餅を作り、それはそれで感激の食感だったのですが、
当然、こちらのものは、数倍の感激。
わらび餅が最近嫌いな息子も、これが本物のわらび餅なんだ、一度こんなのを食べたら、もうスーパーに売っているような
わらび餅もどきは食べられない。 わらび餅が嫌いだったからこそ、このすばらしさが分かる、と息子評。

わらび餅は、お持ち帰りができないんですね。 最高の瞬間は家には持ち帰れないのかもしれませんね。

部屋、庭、お手洗いも、ちり一つなく、美しく清められている。
接客の数人いらした女性もみんなとても感じよく、お茶のおかわりもいいタイミング。

何時間でも座っていたかったのですが、次のお店の予約時間が迫っていたこと、私たちが入った時、まだお客さんも少なかったのですが、いつの間にか満席に、席が空くのを待っている人もいらしたようなので、ようやく腰をあげました。

お土産に巾着に入った絞り豆を購入しました。

最高のわらび餅と、落ち着くお庭を眺めに、また伺いたいです。

  • 生菓子の見本
  • 白小豆のぜんざい
  • 抹茶と生菓子

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8位

蕎麦工房 膳 (西向日、向日町、中書島 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/04訪問 2012/04/09

こちらの蕎麦を私の蕎麦基準とします

私のお気に入りレビュアー、ティキースパート2さんに背中を押していただいて、蕎麦工房膳さんへ行ってきました。
ティキースパート2さんに、開店30分前にお店の前で待っていた方がいい、とアドバイスをいただき、そのつもりで
家を出て、11時にはお店に着いているはずだったのですが、道中トラブルがあり、なんとお店着は開店時間を過ぎた
11時40分。
もう途中から、「今日は食べられないかも」と涙目になっていた私なのですが、お店をのぞくと、
「あと3枚、ありますが」と、優しい笑顔の奥様の答え。 あ~よかった。

お店の前には、先客が2組。
そのお一人の方が、常連さんで、初めてだと話した私たちに、お店のシステムやお蕎麦の話を聞かせてくださいました。
その方とのおしゃべりや、お店の前のご主人のご実家の盆栽を眺めているとあっという間に時間も過ぎ、
私たち(2人)も店内に招かれました。12時10分頃になっていました。

お店の中には、4組ほどのお客様。 私たちが待っている間に3組ほど帰られたので、結局 1日8組ほど、10数人分だけの
お蕎麦を準備して営業していらっしゃるのかな?

食べログレビューでみなさんお書きの通り、寡黙なご主人が、きちっ、きちっ、と気持ちのいい無駄のない動きで
蕎麦を量り、茹で、盛りつける。 
やさしい素敵な奥様が、「おまたせしました」と、明るい声と心遣い。
店内は無駄がなく気持ちの良い清潔感。

最後の3枚、残念ながら細引き麺しか残っていなかったのですが、私たちは、それでも十分満足。
3枚を、もりそば、おろしそば、山かけそばで注文。
ご主人の助言で、おろしを別皿にし、もりとおろし別皿をまずいただき、最後に締めで山かけを。

まずは、盛られた蕎麦だけを食べてみる。 10割蕎麦なので、かなり短め。
でも穀物の殻の香りというのでしょうか、香ばしいような艶っぽい味がする。
つゆを少しだけつけて食べてみる。 甘さ、辛さ、塩辛さ、私好み。 ちょうどいいです。
つゆが付いた蕎麦ももちろんおいしい。 が、こちら独特の蕎麦の香りは、何も付けない方が際立って感じる。
おろしの辛み大根は、しっかり辛い。 辛み大根を多めに付けたり、削られたばかりのカツオ節を添えたりしながら、
いろいろな味の変化を楽しんでみた。 カツオ節が、最高。 ネギも丁寧さが分かる切り方。

ご主人は、私たちが食べ終わる頃合いを図って、締めの山かけ用そばを茹でてくださる。
これがまた最高においしかったです。
料理としてなら、山かけが一番気に入りました。 山芋も目の前で直前にすり下ろされ、出汁ももりのつゆより
やさしい味。 そばそのものの味をしっかり楽しんだ後だったので、山かけは最初からかけてもらいましたが
こちらもおろしと同じように、別盛りにもできるそうです。

まだまだ蕎麦は勉強中です。
どんな蕎麦が最高なのか、本当のところ、分かっていません。
でもこちらの蕎麦から受けた感激は真実です。
こちらの蕎麦を、私のおいしい蕎麦の基準として、蕎麦修行を続けます。

そして五つ星にいつか出会いたいので、
ごめんなさい、今の私にとってこちらは最高なのですが、★4つ半にさせてください!


余談
実は、蕎麦をいただいた後、とても楽しい出来事があったのですが、
それは直接お店の営業とは関係ないので、日記に書かせていただきます。
もしよろしかったら、2012年4月9日の日記ものぞいてください。

  • お店HPより

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9位

カカオサンパカ 大丸梅田店 (大阪、大阪梅田(阪神)、西梅田 / チョコレート、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/11訪問 2012/11/27

素敵なショコラテリア

こちらにお邪魔する少し前の東京遠征中、東京丸の内でもカカオサンパカのメゾンにも伺いました。
が、東京ではすでにかなりのチョコレートを購入していて、関西で買えるものは東京では買わない、心に決めていたので、
後ろ髪を引かれつつ店を出ました。

特に行く予定はなかったある日、偶然梅田で時間が出来、気になっていたカカオサンパカへ行こう、と。

平日の午後1時過ぎ、梅田大丸の7階、大人向け婦人服売り場の片隅にお店はありました。
ひっそりと静か。 ゆったりとした店内。 窓から外が見えるカウンター席、ソファ席、全部で40席以上はあるのでしょうか。
でもこの時のお客様は4組10人程度。しかも上品なマダムばかり。おしゃべりの声も静かです。
私もソファ席で静かにケーキと紅茶をいただきました。

チョコレートケーキ、グアランと 紅茶、ガウディブレンドのセット 1400円

私、かなりいろいろ接客の方に質問しました。
チョコレートケーキのこと、紅茶やコーヒーのこと、etc。
でも嫌な顔一つせず、詳しく説明してくださいました。
接客態度も商品知識も満足できるものでした。

チョコレートケーキはグラサージュ、ムース部分、底は薄いスポンジ。
プレートのチョコの飾りもおしゃれ。
しっかりしたチョコレートの味、でもしつこすぎず、甘味もちょうどいい。
やや甘味の強い果物の入ったスパイシーな紅茶が良く合う。

とても落ち着ける素敵なサロンでした。

帰りに板チョコを買ってしまいました。 いいよね、東京でがまんしたし。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

ベッカライ ビオブロート (芦屋(JR)、打出、芦屋(阪神) / パン)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/11訪問 2016/11/23

お店の方たちの暖かい心遣いがいっぱい

2016.11.
すごく久しぶりに伺いました。
多分、以前の書き込みの後、もう一回は買いに来ていると
思うのですが、出もやっぱり久しぶり。
芦屋に少し用事があり、今回は電車で。
阪神芦屋駅から近いんだ。

食パン 670円
レーズン720円
バゲット 335円
シナモンロール197円
クロワッサン 206円

安定のおいしさ、味ですね。
本当に信頼できるお店です。
今回は食パンを初めて購入。
そして、その食パンのおいしさに感激。
ドイツパンらしいもの目を惹かれていましたが、やっぱりどのパンも手を抜かずしっかり作っていると納得でした。

2012.9.
1ヶ月ほど前に伺いました。
一部、冷凍していたパンがあったので、全部食べてからレビューをと思っているうちに遅くなってしまいました。

夫の運転する車から店の前でおり、夫は駐車できるところへ。
そのわずかの停車時に、ナンバープレートを見て入らしたのか、プレートの地名から
「遠くからいらっしゃったのですね」と自然な会話が進みます。
いろいろなパンを味見させてもらって、始めてだったらどのパンを買ったらいいか、などなど、
アドバイスをいただきながら購入しました。

フォルコンブロート、ウツルヌスブロートなど全粒粉のずっしりしたドイツパンは、ドイツパンに持っていた食べにくさがなく、
食べやすい。酸っぱさがないんですね。 しっかりとした全粒粉の味を味わえ、サンドイッチにしても、少し温めてバターを
塗っても、おいしくいただける。 ドイツパン系のパンが苦手の息子も普通に食べていました。

ヌスシュネッケンは、くるみとシナモンシュガーが良い感触。 小さな子供にも安心して食べさせられるパンですね。

クロワッサンは層が美しい。バターに頼らないでこちらも粉の味がしっかり味わえる。

トーストブロートは、かなり感激の味。クラスともクラムもしっかりとした自己主張。ただ柔らかいだけの食パンとは
全然違う。 ドイツパンを求めて伺ったお店ですが、トーストブロートのおいしさに驚きました。

商品の受け渡しも丁寧で、ドアを出るまで気持ちの良い接客が続きました。

高速道路を使って、渋滞がなければ1時間半。
近くはないのですが、また必ず行きたいお店です。


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