2回
2022/12 訪問
なんだかとっても残念でした。
2022/12/11 更新
2013/06 訪問
奈良の誇れるお店ですね
２０１３．６．
「玄」さん、再訪してきました。
夫の休みの日に、二人で出かけました。
今回は、
せいろを2枚、田舎を2枚、予約しておきました。それぞれ1枚はざるで、もう１枚は、せいろをおろしで、田舎をとろろでいただきました。
驚くほどしっかりしたとろろ、田舎蕎麦の力強い蕎麦の味をしっかり生かします。
おろしは、田舎に添えられる辛み大根がたっぷり付いてきます。
かなり辛い。辛さには強いつもりですが、結局大根、全部はいただけませんでした。
蕎麦が運ばれると、塩で食べることを勧められます。
前回は、二口ほど塩で食べ、その後は出汁につけていたのですが、今回はかなり塩で美味しくいただきました。
そして、締めにそばがき。
ふわふわとろとろ、こちらのそばがきはもう芸術品ですね。
今回もたいへん美味しゅうございました。
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２０１３．３．
奈良に｢玄」あり、ということは分かっていても、その敷居の高さになかなか足が向きませんでした。
奈良町あたりを歩いていても、普通には目に入らない場所にあり、ここを目指していかないと出会うことも出来ないお店。
マイレビュアーさんのKotaroolさんの奈良訪問がなければ、まだ当分は行くこともなかったお店でしょう。
もしかしたらリタイアした夫と、時間をもてあまし奈良町をぶらぶら散歩する頃まで行こうとしなかったかもしれない。
そんな時までお店も存在しているかどうか・・ですが。
食べログで予約の仕方も学び、平日だったので2週間ほど前でしたが、予約OK。
お昼タイムの始まる11時半に伺いますと連絡し、その時間に到着すると、すでに入口には本日分は売り切れましたとの案内。
うわ～、平日なのに、完売なんだ、と驚きながら店に入ります。
お店らしくない、普通の町屋。 一昔の家はこんな感じだったよねとおばあちゃんの家を訪ねるような心地よさ。
広い部屋には、8人ぐらい座れそうな長机が三組。
私たちが到着した時には先客がそれぞれに一組ずつ。
庭に近い方の机に、私たちも席を取ります。
私たちがお店にいた間に、私たちも含め5組ほど、12～3人の客。
みなさんせいろ一枚ずつ、と言う訳ではないようでしたが、これだけの人数でもう昼の分は完売なんですね。
20食ぐらいしか、作られないのでしょうか？
せいろ、田舎、そばがきをいただきました。
せいろは、これが十割そばなの？と驚くような滑らかさ、美しさ。
長さもしっかり。
まずは、何もつけずに。そばの香りがかおる、本当に口触りのいい、上品な味わい。
塩をつけて食べて見ると、さらにそのそばのシンプルな味が引き立ちます。
Kotaroolさん絶賛のダシにつけながら、しっかりいただきます。
いい固さです。 そばとしてはやや柔らかいかもしれませんが、私にはとても心地よい固さ、柔らかさです。
田舎そばは、やや力強いそば。色もやや濃く、私がもつ十割そばとはまさにこんなそばかな。
そしてそばがき。 これは驚きました。
私、そばがきというものを、それほど数多く食べていません。
少し前にいただいた彦衛門さんのそばがきも、美味しさに驚きましたが、
こちらは、さらにうえを行くと思います。
ふんわり、まるで良質の自然薯のような感触。 そばの香りはしますが、口溶けのいいムースを食べているようにも感じます。
ああ、そば粉というものは本来こんな味なのかな、とまた驚き。
私、そばがきだけを食べに玄さんへ行ってもいいと思います。
夜のお食事も是非試してみたいのですが、
レビューを拝見していると、お酒と共に進むお料理のようだし、お値段も高いことは高いけれど、
その下限がよく分からないし、でやはり二の足をふんでしまう。
もう一度、お昼におじゃまして、お話を聞いてみましょう。
口コミを書いている最中も、私の口に浮かぶのは、そばがきの感触です。
そばも素晴らしかったけれど、そばがき、大感激です。
田舎＋とろろ
田舎＋とろろアップ
せいろ＋おろし
辛み大根
そばがき
せいろ
せいろアップ
田舎
そばがき
そばがき
2013/06/05 更新
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奈良の蕎麦の雄として長らくその位置を誇っているお店ですが・・。
9年ぶりに行ってみました。
このところ何回目かの蕎麦強化月間で奈良市内のお蕎麦屋さん、いくつか回っています。
今年の締めとして、こちらを久しぶりに訪ねましょう、と2ヶ月ほど前に予約を入れて
楽しみに訪問日を待っていたのですが・・・。
まずオペレーションがいまいち。
予約したとき、指定された（こちらの希望ではありません）時間についたのに、
玄関の外でまず10分ぐらい待たされる。
さらに玄関に入ったところで5分ほど待たされる。
先客の片付けがテキパキできていないようでした。
ようやく座っても、さらに数分、お茶も出してもらえない。
なんだかな〜でした。
そして、そのオペレーションのまずさは蕎麦の味そのものにも。
この日は電話予約時に頼んでいた
せいろそば 1210円
田舎そば 1210円
そば豆腐 （ゆば660円 うに700いくらか）
そば団子 550円
を2人でいったので、✕２
そばがき 1430円だけ一つ注文。
追加でお汁物も勧められましたが、結構注文していたのでこれ以上は注文せず。
合計二人で8800円でした。
そばがきを先に持ってきてもらうようにし、
そばがきをつまみながら、その他の料理を待っていました。
そばがきは、暖かく、もちもちの生地は香りも高く、美味しくいただきました。
オペレーションのまずさにちょっと気分を悪くしていた私も、まあ、美味しければいいや、
と機嫌を戻し、次を待っていました。
次に、そば豆腐、こちらでは初めて食べました。
最後に出される蕎麦湯に少しカタクリでも入れて固めてあるのかな。
悪くはないけど、特別どうということもなく、こんなものかな。
蕎麦では、まず、せいろそばがだされました。
せいろの上に、細いそばが薄く広げられています。
なんとなくべた〜としている。
箸で手繰ってみると、固まっている。一本一本たぐることができない。
うわっ、と思いながらも、ちょっとだけちぎり、食べてみると、
口の中ではその塊はほどけるのですが、固まっているので、長さはないです。
出汁につけて食べたくても、短いので、ずず〜〜とすすれない。
せいろは細いからしかたがないのかな。
続いて田舎そば。
なんとこちらも一本一本たぐることができない。
やっぱり固まっている。
9年前私自身が書いたこちらへのレビューを見ていると、
田舎はせいろより力強い、蕎麦の香りも強い、と書いているけど、
今回は、あまり差を感じない。
確かに色は若干黒いけど、力強い蕎麦の香りなんてしない。
え〜〜〜〜、って感じでした。
9年前より今のほうが、訪ねた蕎麦のお店も増え、舌が肥えた？
でもこちらは相変わらず奈良の蕎麦屋さんではトップですよね。
この日だけ、蕎麦を打った人がいつもと違う人で、味が落ちていた？
う〜〜ん、どうなんだろう。
好み、というものは確かにありますが、自分の好みじゃなくても、
好みに合わなくても美味しいものは美味しいと感じられる舌は持っているつもり。
もし何も知らずにこの日のこちらの蕎麦をどこか他の場所で出されたら、
「ちょっと黒い素麺やん、それもちゃんと冷水で締めていないダメダメやん」
って言ってしまうと思います。
とっても残念な再訪でした。
そばがきは美味しかったし、そば豆腐そば団子は特に問題なかったので、星3つにしましたが・・・。