2回
2014/09 訪問
■北海道唯一天然物「たい焼き」一筋50年の逸品!【たいやき札幌柳屋】
暫く振りの再訪です。
先にAntennaにブログから柳屋さんの記事配信をしたら1日でインプレッション1万超。
ありがとうございます。
https://antenna.jp/groups/66/88
さて、夕方に伺いました。
外観写の通り夕景です。
17時で先客ゼロ、おやじさんの元気な「いらっしゃい!」を今日も聞けた。
しかし珍しく空いてる。
先ず店に来たらおやじさんの動きをつい見てしまう。
この1つづつ焼くリズミカルで無駄な動きがない。
50年ものこの仕事一筋に続けているなんてほんと職人だなと感じます。
因みに、型は1つ2kgほどあるそうです。
「天然モノ」のたい焼きは焼き型が1つづつの1丁焼きで、
道内では基本的にここだけなのもあり、種類もあんのみ!
派生する種類はここには必要がない昔ながらのたい焼き。
遠方からもココへ買いに来て手土産にする方はツウですね〜。
客が居なかったので少し話を伺うと、店主は北海道の出身でもなく、縁もゆかりもないということ。
日本橋の柳屋で仕事をし、昭和39年(1964年)に札幌三越で2週間行われた
「うまいもの会」という物産展の仕事で柳屋ののれんを担いで札幌に来てみたら、
とても好評だったと、そこで丸井今井が新しく地下に食料品売場を作るから
柳屋さんに入って欲しいと嘆願され、日本橋からOKを貰い、そのまま札幌に住み着いて、
その後昭和60年(1985年)本家から独立し、現在の場所で店を構えたという流れです。
この地で始めて30年!最初の頃はこんな所で買う人なんて居ないよと言われ全然ダメだったそうです。
しかし契機はその後訪れ、雑誌に紹介され日の目を見るようになった。
今は、当時近所の子供が大人になり子連れで来てくれるんだよ!なんて微笑ましい話。
奥様の話とか色々とエピソードは沢山ですが、個人情報もあるので割愛。
さて、そのたい焼きは餡を前日に仕込んで寝かして翌日使う完全自家製。
ここのたい焼きの食べ方を伺うと「焼きたてはね、ダメ」!
熱くて味わえないし火傷しちゃう、少し冷めてから食べるのが餡の味も分かるからいいよ!とのこと。
スグに食べたいのなら焼き置きがあればソレを店の外や車内で頂くのが良さげです。
冷めないように経木皮で包まれたたい焼きは、香ばしく、皮そのもの少なく、
尾までぎっしり入っている餡は、甘さも程よく、あまり甘いのは...という方でもいただけるそうです。
おまけ的に。
外看板のたい焼き看板は日本橋の柳屋と同じたい焼き、持ち帰り用に丁寧に
包んでくれる紙にもこのたい焼きシールを使っていたところ、その印刷屋さんが無くなり、
そのシールを作ってくれる現在の印刷屋さんを探しつき、キャラクターにおやじさんを
使う提案され今に至っているそうです。
もみあげが忠実に再現されてるリアル感がちょいシュールだけどイイ。
道内唯一の天然モノと言われるたい焼きはゼヒモノですね。
しかし、ここでも跡継ぎ問題が...。
1つ140円(税込み)で頂ける幸せ、長く続けて欲しいたい焼きです。
2009/08*****************************
再訪です。
土曜の16時過ぎ、並んでいませんでした!
行くならこの時間なのか?
と、入るやとおやじさんと奥さんが「いらっしゃい!」おぉ気持ちいい。
目の前で焼立てを・・・。
ここでは1つ1つおやじさんのタイミングで焼かれます。
スーパーとかであるのは養殖モノ、1つ1つ焼かれるのは天然モノ。
なるほどねぇ、大量に作れないしね。
割ってみた写真がなかったので割りました。
あんこメインです。
街中に欲しいですねー。
北45条東4丁目にあるJR生鮮市場から北へ上がると分かりやすいですよ。
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不便な場所故、車がないとちょっと厳しいですね。
日曜日の15時過ぎで既に6人待ち。
こんな住宅地の真ん中でちょっと異様な風景に出くわします。
店はプレハブで母屋と繋がっている感。
店内に入るとおやじさんが焼き、相方さんがたいやきの端を取ったりお会計係。
おやじさんのリズミカルな動きに店内で待つ客人は夢中。
1枚1枚を焼き上げるこの流れ作業、見ているとスキがない。
手際がいい。14時から18時までの4時間営業でどれだけたいやきを焼くことが
できるのだろう?餡がなくなれば終了のようだが・・・。
焼立てを頬張る。
ガワが薄く餡は大目だが上品な餡。
甘すぎないからあんこが苦手でもこれなら食べられると思う。
東京のたいやき御三家のうちの一つ。
それが柳屋で日本橋と同じ流れ作業でたいやきが焼かれていきます。
ご主人に話を聞こうと思いましたがちょっとそんな空気ではなかったので断念。
2014/09
2014/09 看板は日本橋柳屋と同じ。
2014/09 リズミカル。
2014/09
2014/09
2014/09
2014/09
2014/09
2014/09
撮影許可済です。
2009
2009
2009 割りました。
2014/09/25 更新
2年ちょいぶりの再訪。
何回行ったかな?10回くらいかな?
ふと、ご夫妻はお元気かな?と思い出して伺いました。
14時過ぎに行くと...。
店内は4人待ち。
お父さんは変わらず黙々とたい焼きを。
お母さんは焼き上がりの焦げを取り、餡を補給。
オレの番になり年末に四谷のわかばに久々に行きましたと告げると
目を輝かせてにこやかに昔話を伺う。
お母さんも懐かしいですね〜と。
なんかホッとする。
渡しそびれたたいやきは冷凍したらアイスになる!
あずきバーみたいになります。
継ぎ手は居ないので今後が心配ですが、ほんとに末永く続けて欲しい店です。