1回
2013/06 訪問
■縛りはビストロだけどフレンチBBQが美味い【ヴァンピックル 丸の内】
燻し焼き。
卓上。
葡萄の枝で燻す。
焼き方さんと豚ちゃん。
2013/06/27 更新
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東京丸の内。
位置的に東京駅と有楽町のほぼ真ん中にある新東京ビルヂングB1
国際フォーラムの対面。
予め予約をして伺いました。
店の前がちょっとごちゃっとしてて雑多な感じ。平日の19時30。
前日の昼に電話を入れたところ、カウンター席でしたらご用意できますが〜。
とのことだったので入れるだけでもOKなので予約。
席は真直ぐ横並びですか？の問には1人と3人になります。
ん？1人と3人？ちょっと変則なのは行って判明。
地下は飲食店とコンビニが入ってて便利だね。
前置きが長いな。
店は入口スグ左がハイチェアなパブ仕様のカウンター席。
右手側にL字なカウンター席とテーブル席な配置。
雰囲気はちょっとパブっぽくカジュアル使いだね。
全席禁煙というのは愛煙家には残念ですが、店の前に喫煙室あり。
予約席は丁度カウンターの角ということで3人1人でした。
なるほ、ちょっと奥行きがないカウンターだけど、
目の前が焼き方さん丸見えで案外いい席だね。
ドリンクはビールはハイネケン、ドリンクメニューの大半はボルドーな
ワインでした。
この店、メニューは面白いことにメインがフレンチBBQ所謂串焼き。
焼き鳥屋か？なんて思っちゃビストロの名が恥じる。
1串づつオーダーが可能だけどその肉がまた憎い（ダジャレじゃないよ。
豚は吉田豚、牛はチャンピオン牛だったりする。
幾つかオーダー。
ホタテのカルパッチョ、吉田豚のバラ、もも、肩ロース（各1本399円）、
フォアグラ串（1260円）、叩き、佐賀牛のしんたまやき、サフォークのグリルなどなど。
カウンター席はちょっと窮屈めで奥行きがない。
そこにオーダーしたのが上がってくる。
目の前が焼き方さんなので焼かれていく様子が丸見え。
物凄く煙るんだけど席までは皆無、ガラスでカバーされるのと換気がいい。
かなりの数のフォアグラが焼かれていくのが見えるのと焼きが丁寧。
そこで、なんでそんなに煙いのか焼き方のおにーちゃんに聞いてみると、
これまた丁寧な受け答えでびっくりした。
炭なのは当然なんだけど、実は葡萄の枝をチョイチョイと入れ、燻焼きをしている
とのこと。ほほ～なるほど、だからその煙の量だったのかと思わずガッテン！（笑。
しかも肉と野菜では燻す量を加減しているということ。
そりゃ、野菜の風味も失うからな。
客人の会話もちょいちょい聞いててオススメもしてくる。
上手い営業だけど、しつこくないので殆ど気にならないのが好感度up
ということでフォアグラをシェア。
厚みが2cmほどあるかな？
オリジナルなバルサミコソースで頂くと濃厚なフォアグラさは影を潜めて案外あっさりとした味になる。
燻された香りも楽しめる。
吉田豚。
火入れが絶妙で今度BBQするからこのスタッフに焼き方して欲しい！と思うほど。
肉質も当然いい肉、脂身の甘さが物語る。
卓上の薬味類で各自味を付けて頂く。
山わさびとの相性が良かった。
しんたま焼き。
後ろ足の付け根部分の肉で希少部位。
ちょい赤みが残るけどジューシーで思わず笑みです。
サフォークのグリル。
ミディアムレアで焼かれたポーションを頂く。
これは美味そうだ。
素朴な味わいでラムなので臭みもなく、脂が美味い。
ちょっと残念な事も書いておくとワインはグラスで90ccでなんか物足りない。
その上はデキャンタ、ボトルとなるんだけど、サービスの女性がちょっと
ワインの知識に乏しいトコかな。
まだ接客慣れしていないのかもしれない。
総じて心地いいけど、カウンター席は椅子の背もたれがないので長居は厳しいです。
フォアグラと吉田豚食べて次！なんて使いはアリだけど要予約。
連れの友人曰く、ランチタイムがいいんですよ〜とオススメされました。
美味しいガレットが頂けると言うことです。
焼き方さんの後ろに鎮座する豚ちゃんは週1くらいで捌いてますと言ってました。
豚の1頭買いということですね。
美味しい肉を欲した時にはオススメです。