2回
2025/09 訪問
憧れの近又さんでお得な天丼ランチ
国の登録有形文化財。京町家の中で楽しむ京都の粋❗️
あの老舗京懐石で有名な近又さん、
通常、夜は2万〜6万のお店。
7月から超お得な天丼ランチがスタート
ランチの天丼なら
なんと2200円〜5000円で楽しめるなんて
破格でコスパ最強の美味しさでした❤️
建物は200年以上前に建築。明治からの典型的な町家で、国の登録有形文化財。町家でいただく京懐石の有名店
懐石近又
@kinmata
京懐石の老舗料理店、
一日3組限定の宿。
ランチで頂ける天丼は4種類。
揚げたてさくさくの天ぷらに感動人気でなかなか予約が取れない個室でいただきました❗️
七代目 又八 鵜飼 治二氏
八代目 又八 鵜飼 英幸氏とご挨拶させていただきました❗️
お昼と夜の伝統的な京懐石はお座敷や、カウンター席で、お昼にミニ懐石や揚げたての天ぷらを、夜には料理長の特別コースで鉄板焼などのコースを楽しめます
京の台所を支える「錦市場」から、
京野菜や鮮魚など吟味した新鮮な材料を仕入れて京料理を提供されています!
いただいたメニュー
京天丼特上5750円
穴子・海老2尾・鮑・帆立・鯛・鱧・地鶏他
具材が丼に乗り切らない、もりもりかげん❗️
別皿でもさらに、天ぷらがもりもり❗️
贅沢で新鮮な魚介類ばかり
軽い衣で油っこさは一切なく、すいすいいただけます❗️
近又さんの名物、胡麻豆腐の天ぷらがもちもちトロトロ〜、上品でした❗️
感動の赤出汁❗️やはり基本のお出汁の旨さが全てを語っていました。
お米の美味しさが圧倒的で、八代目に質問しました。
滋賀県の江州米(ごうしゅうまい)を100年前から変わらず使われているそうで、最高級米 近江米として、すし米などに用いられるそうです。
それに、80年以上の継ぎ足しだれが、甘さがまろやかでスッキリ、天ぷらにもご飯にもよく合って、幸せな気持ちになる旨さでした❗️
80年継ぎ足しの天井のタレ・柚子山椒・藻塩を使ってどれがどれに合うか考えながらいただく楽しさ。
味わい深い、京町家の玄関を抜けると、赤壁が印象的で丸窓の格子窓。歴史を感じる看板。
鰻の寝床の渡り廊下をぬけて
中庭の緑を眺めながら、個室をご案内いただきました。
光悦垣のある坪庭を、縁側で眺めながら、京都の美意識に感銘をうけながら、
京都の佇まいにどっぷり浸れる個室でゆったりいただく天丼。
京都弁の美しい仲居さん達のはんなりとした、細やかなおもてなし。
京都の老舗 たち吉さんのうつわが、使われていたことも嬉しかったです。
続きをまた、詳しくリポートします。予約をおすすめいたします❗️
2025/09/08 更新
なんと楽しいカウンターライブ❗️
敷居が高いイメージの近又さんは、
実は超絶フレンドリーでめちゃくちゃ楽しく、信じられないぐらい美味しい❗️
京都の美意識が細部まで宿りながら、優しさが張り詰める名店❤️
国の登録有形文化財。京町家の中で楽しむ京都の粋
江戸時代創業。1801年から続く京懐石【近又】さんの料理長の新たなるチャレンジ❗️
又を平仮名にした、カウンター懐石【近また】
国の登録有形文化財建物で、ゆっくり京懐石を堪能できるスペシャルコース。
京懐石と言ったら、誰もがいの一番に思いつく
【京都 懐石 「近又(きんまた) 」】さん
京町屋作りの扉をくぐり、赤壁の玄関
印象的な円窓。小上がりを通り
御座敷では、ゆったりとした空間の完全個室。
カウンターの中窓から坪庭が見えます
カウンターでは黒毛和牛や鮑の鉄板焼き 揚げたての天麩羅、料理長の特別コースや、
ソムリエ厳選のワイン、店主が点てるお抹茶を
楽しむ、粋なおもてなしを体感できます。
どっしりイチョウの木のカウンターで
広々とした温もり溢れる空間。
夏に伺ってから、最高に感動した 近又さんの味が忘れられなく、秋も再訪しました❗️
夜の(近また)懐石を体験したくお邪魔いたしました!全てが パーフェクト❤️
京の台所を支える「錦市場」から、京野菜や鮮魚など吟味した新鮮な材料を使った極上こーす
⭐️【料理長特別コース(月替わり) ドリンク1杯付】 23500円
洒脱なセンスが、隅々に冴わたる
お出汁の香りが華やか別格!感動のコースでした。
先付からはじまり、店主みずから点ててくださいます、抹茶までの珠玉の13品。
また、3回に分けまして、詳しくリポートいたします。
【先 付】湯葉 金柑 土佐酢ジュレがけ
【お凌ぎ】湯葉豆腐絹がけ柿餡添え
【焼き物】鮑の鉄板焼き ごまソース
【向付】 氷見の寒鰤お刺身
【お椀】 合わせ味噌仕立て 海老芋
【揚物】 真菰岳の天麩羅
【強肴】 雲丹パン
【箸休め】カマス、洋梨のみぞれ和え
【鉄物】黒毛和牛のステーキ、くわいチップ
【御飯物】ほうじ茶衣おにぎり出汁茶漬け
【棹物(さおもの)】栗蒸し羊羹
【水物】金柑、柿と白ワインゼリー
【抹茶】八代目又八氏のお抹茶
【先 付】湯葉 金柑 三度豆 しめじの土佐酢ジュレがけ
美しい彩にうっとり。華やかなスターター、柑橘の
酸味と優しい湯葉、食感も繊細で見事な組み合わせ。
【お凌ぎ】湯葉豆腐絹がけ柿餡添え
【焼き物】鮑の鉄板焼き ごまソース
柔らかな鮑に、こくのある特徴的なごまクリームソース。
新しいクリームシチューみたいにとろけます。
以前いただきましたゴマ豆腐の天麩羅も近又さん名物ですが
この鮑ごまソースも名物だと思います。
【向付】 氷見の寒鰤お刺身
なんと、ロイコペのフィンガーボールと豆皿に盛り付け。斬新で素晴らしい。
甘い氷見の寒鰤
【お椀】 合わせ味噌仕立て 海老芋
追い花鰹を、料理長がたっぷりとかけてくださいます。海老芋の甘味に鰹出汁のキレある香り
香りが抜群に立ち美味しく、個性あふれるお椀。スープが癒されます
【揚物】 真菰岳の天麩羅
根本の部分をさっと炊いている。藻塩でいただきます。
【強肴】 雲丹パン
これをいただくために京都にきて本当に良かったと思える斬新なスペシャリテ。
ウニと白身魚のすり身をパンで挟み、揚げてから北海道産のウニをたっぷりとのせて。ウニの甘さとパンの塩味、食感のコントラストがくっきりと。(近また)さんの名物メニューは凄かった!
【箸休め】
カマス、洋梨、 みかんのみぞれ和え
【鉄物】
黒毛和牛のステーキ、くわい煎餅 秋茄子
山椒味噌とわさびオイル、藻塩で
【御飯物】 ほうじ 茶衣をまとったおにぎり天麩羅出汁茶漬け
超個性的!真っ黒の塊が真ん中にどど〜ん!
初めこれは何?と思いましたが、割ると海老と帆立がごろごろと。
お出汁もほうじ茶と、丁寧な鰹出汁の香りが調和しています。
ハイパー進化系出汁茶漬けでした。
【棹物(さおもの)】栗蒸し羊羹
【水物】金柑、オレンジ、柿と白ワインゼリー
【抹茶】8代目又八鵜飼氏が
目の前で、カウンター越しに抹茶を点ててくださいます。
懐石料理の枠にとらわれない、斬新な演出と味わいに
悶絶しっぱなしでした!
やはり基本のお出汁の旨さが全てを語っていました。
店主、女将、料理長、仲井さんたちのはんなりとした、細やかなおもてなし。8代目が流暢な英語と爽やかな笑顔で海外のお客様にお料理の細かいニュアンスまで説明されます。
優しく美しい女将さんとも、ご挨拶できました❤️
海外の大切なゲストにもかなりおすすめの名店❗️
京都の老舗 たち吉さんのうつわはもちろん、ロイヤルコペンハーゲン、洋と和の名窯の器を、ジャンルレスに使われている盛り付けセンスにも感動。