レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2008/11訪問 2008/11/23
今夜のj弊主宰オフ会は、浅草の野鴨料理の老舗「鷹匠壽」で開かれました。この店は【一見お断り】ですが、宴中「恐らく並みの料理評論家より食べ歩いているし、記録も残しているから、本出せば?」と勧められた会員さまのご紹介で、実現に至りました。
雷門の麓で待ち合わせて店内へ。すでに付きだしの枝豆と蒸しうにが置いてあります。全て個室対応ですが満室、それも我々より若い人達や外国人達が食べているのを見て複雑な心境。特に隣室からは推定欧州人の英語が大声で響いてきます。「あれ、ナレさんじゃない?」とミシュラン責任者の覆面視察を疑うような会話が隣室から英語で聞こえてきました。
枝豆は他店のものより筋が少なくあっさり。蒸しうにはてっきり鴨の肝かと思いましたよ(^^ゞ そうこうしているうちに、鳥わさと地鶏のレバと砂肝が運ばれてきます。参会者が産地を尋ねたところ「どこか分かりませんが、女将が責任をもって選んでお持ちしています」と上から目線の一言。
そうこうするうちに、雀の丸焼きが到着。伏見稲荷大社の門前に雀店は多いですが、身が少なく骨をかじっているような感じでした。しかしこの店の雀は肉も程ほどにあって食感も満足、「食べた気になります」。また、原形をとどめ過ぎた丸焼きだけに、「つぶらな瞳がこちらをうるうると見つめ」ているのを見ていると気分がそがれますので、一気に頭から頂きましたよ。
地鶏から揚げは衣が一切なく、でもしたたり落ちる脂がから揚げであることを雄弁に主張。とにかく肉厚で食べた気がしました。やはりある程度の量を口にしないと食べた気がしないσ(^o^)だけに満足。
しかし白眉はやはり、「真鴨のお狩場焼」です。店員がついて肉1枚ずつ刃金と同じ材質の鉄板に肉を乗せ、300度の高温で焼いてくれます。鴨といえばσ(^o^)は十数年前、職場の中にあるホテルでの仏文教授主宰食事会でマズイ鴨を出され(でも皆は「こんなの生まれて初めて」と舌鼓をうっていた)て以来トラウマになっていました。しかしこの鴨は脂の乗りもほどよくて肉厚、パサパサ乾燥してもいない。確かに、紹介してくれた会員さんが最初に述べた通り、「鴨の概念が根底から覆る」充実の一品でした。胸肉3枚にささみを焼いてもらい、さらに付け合せの椎茸と春菊も。これで皆満腹に近かったけど、〆は鴨雑炊。あっさり味のお新香とよく合い、σ(^o^)などお代わり?して文字通り「締めて」くれました。でも水菓子に夕張メロンと福岡苺あまおうが。ひと目でその辺のとは違う苺の鮮やかな色合いに瞠目。心していただきましたよ。
厳しい撮影禁止店だし、紹介して頂いた手前むちゃはできません。それに、盗撮防止のためか個室の障子は全開。おまかせで22000円なので、その日行ってみないと何が出てくるか分からないが、真鴨のお狩場焼は絶対出るそうです。価格と撮影禁止が痛恨の極み。なぜそう厳しくセコイ真似するのかなぁ? 高価なのに撮影禁止のためしかし接客も巧みで心地良く、来年の今頃再訪したいと一同意見一致しました。なお、一度行ったので次からはσ(^o^)の紹介でもOKだそうです。
2位
1回
2008/11訪問 2009/09/03
フレンチ批評家のマイミクさんの日記でごはんが「涎悶絶快楽失神の味」と紹介されている一応居酒屋の居酒屋のSEREN DIP。 渋谷と恵比寿の間の氷川神社の門前という妖しい位置ながら、ちょうど氷川神社の逆側に出掛けていたので、日記が登載された当日夜に、帰りに神社境内を突っ切りました。通常は、明治通りを氷川神社に入る道で曲がればすぐです。
小田原早川港で獲れた魚介をその日のうちに店で調理するそうで、確かに新鮮。特に、イクラが苦手な私なのに、前菜盛り合わせ5種(写真中=左から、自家製豆富、銀杏素揚げ・ぜいたく焼きしいたけ・自家製南蛮漬け・落花生のおひたし)の真ん中に、いくらを敷き詰めた椎茸を見出した時は【悶絶して椅子から転げ落ちそう】になりましたが、つまんでみると、イケます。私がこれまで出されたイクラを食べられたのは、富山の鮨屋と京都宮川町「てら川」のみ。やはり新鮮な天然ものだったのでしょう。刺身五点盛は、店と彼が奨めるアズキハタも刺では初めてのエボダイも満足な食感でした。他にトントロソテーは、3割程度の脂身が程よい甘みで後を引きます。これも彼が薦めていたストウブ鍋炊きご飯は、さすがに前夜のミルキークイーン程ではないとはいえ、ご飯自体の味で、普段ご飯は注文しない私でも食が進みました。
今は国産山梨ワインが旬だそうでワイン好きには外せません。ワインといえばすぐ輸入モノを置く店が多いけど、実際には、並みのフランスワインよりも山梨ワインの方がはるかにレベルは高いそうだ。産地のはっきりした国産物を積極的に売り出していこうという姿勢には好感。
静岡以外ではなかなか食べられぬ桜海老の刺身が、好天の日のみ由比港直送でメニューに載るとか。今日は悪天候で残念。
3位
1回
2008/09訪問 2010/01/03
2008年8月開店のカレー主体のインド料理店。駅から遠いのが難点ですが、2,3回通えば迷わず店に辿り着けるでしょう。ビルを入ってから店までがうらぶれていますが、店内は天井も高めで広く造られており、気分良く食事ができます。
「マサラ」と呼ばれるカレーは10種類。これらの中から選んで定番インド料理と組み合わせたコースでいただきます。メニュー構成には融通がききますし、求めれば最高級インド米を出してもらうことができます。これだけの料理にしては価格も手頃、店員もフレンドリーで、独りで食事しても気分を盛り上げてくれます。決して高級店ではありませんが、かえって独りメシや普段使いには重宝です。シェフは元「シターラ・アグニ」のシェフでその味と腕には定評があり、私もインド料理に造詣が深い食べ仲間の薦めで食べに行った次第。まだ開店1ヶ月ですので、これから皆で育てていきたいお店です。
*その後シェフはこの店を辞め、2009年8月よりVoice Roomのシェフに就任、かつてのこの店の料理は、今はVoice Roomで出されています。そのため、評価見直し。
4位
1回
2008/08訪問 2009/09/03
あの町屋正泰苑が先月新橋に出店(店名は名刺・クレジットの伝票とも「新橋正泰苑」と表記されてます)。一部の本店限定メニューや裏メニュー以外はほぼ同質の肉や料理をここでも食べられます。
焼肉店の長所・短所を研究し尽くしたと思われる、煙っぽさ皆無の清んだ店内は、ミシュランの星でも狙うかのごとく高い天井(笑)とゆったりした食事スペース。煙にまみれながら何か急き立てられるような既製の焼肉店とは異なり、心安らかに落ち着いて焼肉を楽しめます。
特に魅かれたのは接客。呼ぶ前に我々の心を見透かしたかのようにすぐ席まで跳んできて客の要求を口にするまでもなく満たしてくれる店員達。ここまでされると何だか旧ソ連でKGBに見張られているかのようで、現に同様のサービスを果たす近所の某三ッ星フレンチのダイニングルームは、却って落ち着かず「あの店のダイニングルームは窮屈過ぎる。使うなら個室しかない」と言われているけど、この店の店員達はそんな“監視意識”を感じさせず、却って痒い処に手が届く愛らしさが心に残ります。
サラリーマンの街・新橋にあり会社帰り社員やOLの利用も多いせいか、予約人数により時間制限があるのが難。ただ2時間半もあれば普通は余裕で食事を終えることができよう(大食漢揃いの我々は、ちと時間足りなかったかも)。これから我々がこの店を育てていけば、よりよく成長していくことでしょう。
5位
1回
2011/04訪問 2011/04/29
今回父の遺産も入ったことだしと勇気を奮って?「おいと」の夜に挑戦しました。これまで大将からは何度となく夜に誘われていたのですが、いかんせん一人「10万」との噂を祇園界隈で耳にしており、今回思い切ってお金の話をしたら、「これくらい」と言われ、日頃2万円以上の現金は持ち歩かぬ筆者は、銀行に寄ってから来店しました。
周知の通り紹介制で客は皆顔なじみ。異分子?の筆者は、本来ならいたたまれないその席にいられるだけの神経のず太さあっての食事でした。さすがに撮影は、と「自粛」しましたが、後から来た某プロゴルファーなんか撮りまくりじゃん。次回は撮りますwww
全公開のここに、具体的な料理内容を書くのは差し控えます。なんせ夜は初訪問の筆者、他の客とは違った内容が数皿、しかし金額も違っていたみたいで、気を使ってくれたのでしょう。食材も器もよく選んで出していますが、それが分からぬ筆者には、食事こそ満足したけどまだこの店を充分堪能したとはいえない一夜でした。食事後に通いのお茶屋で女将に「知らないことは聞かないと。(店の方から)説明するなんて、そんな無粋なこと、この(祇園)街ではしまへん。知ってはる人だけが来るんどす」と言われ納得。でも金額的には「かなり勉強してくれはったんやなぁ」と女将も驚くほどだったようです。次回は自分もより精進し、かつ遠慮せず質問して、この店の客としてよりふさわしくなりたいと思いました。
[2008.8.]
歴代総理が京都に来ると寄る店。特に小泉元首相は姉に薦められていきなり来店、「一見お断り」だと大将に追い返され、「また来る」と名刺を残して帰り、3度目にして入店、「普通(首相の)現職のうちは来ないんやけどねえ」と大将が筆者にこぼしたという逸話を持ちます。
昼はよく行きますが、「おお腹」な私には量が足りずいつも追加してしまいます。概して薄味で絶妙な熱加減が魅力。昼なのにわざわざ祇園まで足を運ぶ気にさせます。昼は予約を受けていないので11時半頃店の前につけば入店できるでしょう。祇園界隈でも「今どきああいう商売ができるのは羨ましい」と噂されるほど、全てがマイペースの店で、客が合わせないといけない。祇園の流儀ですね。それが全然鼻に付かず不快に思えないのは、街柄の絶妙の接客のせいでしょうか。CPに関しては、人それぞれ思いが違ってくると思います。
大将からは夜もと誘われていますが、謎の金額だけに今ひとつ勇気が出ません。でも東京のミシュラン店で2万3万払っていることを思えば、大将と予算を相談して一度夕食にも行ってみるべきでしょう。息子が跡を継ぐべく現在修業中。この店を継ぐのは、大学を卒業するような訳にはいかないよ、とよく話しています。
6位
1回
2008/03訪問 2009/02/23
「ミシュラン東京」2008年版に掲載されなければ、たとえあの元防衛事務次官が使っていた店だとしても、知らぬまま終わったでしょう。その意味で、他の評者とは違うミーハーなσ(^^)。川上音二郎の妻・貞奴の置屋「濱田家」が1912年に開業した老舗料亭、以外の詳細は、他の店評を見てください。
でσ(^^)ごとき庶民が自腹でこの店に入るとなると、給料日後の昼しかありません。そんな一見客歴然?の我々にも、この料亭はもてなしの粋を示してくれました。もちろん値段は高い。普通の店と比較すればCPは著しく悪い気がします。しかしここはその辺のファストフードとは違う“生きた文化遺産”なのです。それを心すれば、紹介のない庶民にも門戸を開いて、一見客?だと侮らずに真っ向から料亭文化の一端に触れる機会を与えてくれたことに対するCPは、決して低くはありません。有難いことです。文化とは本来庶民とは隔絶され守られてこそ、後代まで受け継がれていくもの。そのための「一見お断り」だとは、よく祇園のお茶屋で聞かされましたが、料亭なのに来る者を包み込みその啓蒙してしまう店の姿勢ゆえ、ミシュランで星を呼び込んだのかなと思えました。
7位
1回
2008/03訪問 2009/02/23
行ってしまいました。三ッ星すし店「鮨 水谷」。
ほっこり楽しい1時間でしたよ!!
ミシュラン星取店の中でも強い写真撮影厳禁店
(でも筆者のマイミク嬢は可愛かったからか?店内および全メニューを撮影して
mixiの日記に載せています。客レベルでは恐らく本邦初公開でしょう)
なので、 来店者は皆、店の前で写真撮ってから入店します
「店主こわい」など各方面から厳しい批評を見聞きしていたので、緊張MAX。
でもせっかく予約取れた以上、卒業式なんて出てられないwww
σ(^^)の左方に常連客2組。3人の組は出版系らしく、
我々もお馴染みの料理評論家や「次郎」の話で盛況。あと父娘の組。
右側には、祖母(米寿だそうだ)と孫(といっても推定50代)の組。
全員15000円のおまかせコースですが、右側さんは他の組より1回転早く進んでいるので、
次に何がくるか我々にも分かります。で今日の献立は、
ひらめ、こはだ、いか、鮪(赤身・中トロ・大トロ)、
赤貝、小柱軍艦巻き、みる貝、たいら貝、さより、鯖、
うに軍艦巻き、煮あわび、海老、穴子、玉子
携帯電話なんて出しただけで店から叩き出されるそうなので、
必死に覚えましたよ。違っているかも。
全体的に、味が強くないです。酢も弱めだし、脂ものもあっさりとした甘さ。大トロは見た目筋が気になったけど、ちゃんと噛み切れたし、そうそう脂っぽくないし、でも口の中でとろける甘さ。いかも新鮮なのかトロリと噛みやすい。煮あわびとたいら貝は巨大だけどやわらかな舌さわり(写したかったよぉ~)。鯖は酢〆のはずなのに、酸味がほのかで酢っぱさを感じさせない。いけない、いけない、おお腹は追加注文してしまいそう。今月は懐苦しいのに...
そういえば、銀座で鮨って初体験だったんだなぁ。
握る店主は(事前チェックの論評とは相反して)機嫌よく、店内も談論風発、和気藹々とした雰囲気で楽しかったです。右側さんが退店まぎわに、店主と同じ静岡県湖西市の出身と判明、地元の駄菓子屋さんがどうなった?とかローカルな話が炸裂。こういう話を聞くの、σ(^^)は大好きです。祖母さんの米寿のお祝でお孫さんが店に連れてきたとも分かり、常連客の一人が祖母さんにお土産を渡したりして、店内暖かい雰囲気に包まれました。
昨日の「玄冶店 濱田家」もそうだけど、「ここは銀座 (の鮨店)」と思えば、1時間15000円で店主の手さばきを見ながら食べられるのは実り豊かな時間でした。短くても充実したひと時なら、充分コスパは回収でき満足できると思いました。また是非来たいですね、次は夏休みになるでしょうけど!? (^^ゞ
8位
1回
2007/12訪問 2009/02/23
確かに東京ならもっとメニューの多い鯨専門店もあり得るけど、昭和の戦前まで宮城県の郷土料理だった鯨料理の伝統を今に伝え、庶民的な価格で提供してくれる店は、筆者の知る限り仙台ではここだけとなってしまいました。基本は鯨10部位の刺身と鯨ステーキ、あとはから揚げや大和煮などを腹具合に応じて食べさせてくれます。店主の鯨文化に対する蘊蓄も耳に心地よく、食事しながら食文化の伝統を勉強できます。筆者は年に一度以上は必ずこの店を訪ねていますが、国分町という場所柄、店の雰囲気が居酒屋然としているのが残念ですが、品揃えと価格、店主の心配りなど、いつ来ても満足させてくれます。
9位
1回
2008/11訪問 2009/09/03
今夜は弊主宰オフ会で青山の天ぷら屋「天青」へ。この店がミシュラン東京2009年版に登場するとの情報を掴んで予約を入れたのが10月初旬。50日後の訪問です(笑) そのカラクリはこちら↓
http://www.four-seeds.co.jp/michelin.html
つまり、同社経営ゆえの選出です。でもまぁ、カラクリはカラクリとして、せっかくですのでオフ会を開きましたが、天ぷら店は初めて。個人的にはその日の腹具合によって天ぷらを受け付けないこともあり、天ぷら店に予約を入れることはしなかったのです。
奇しくも出勤のため起床してTVをつけると、いきなりこの店が映っているぅ~
http://www.tbs.co.jp/brunch/gourmet/20081128.html
すでに行かれたマイミクさんにも高評だった一方、「星に値しない」との批判もある中、σ(^o^)が天ぷらを見る基準は「衣の薄さ」。この点で必ずしも「優」は出し難い揚がり方でしたが、意外にあっさり油っこさがない。胃にもたれず食が進みましたよ。これは逆に、食後の「物足りなさ」を感じさせることにもなり、帰途に「この後、食べ足します?」と話していたくらい。
新鮮度が高くて珍しいネタも多く、食事だけで7000円という安さ。また来たくなりますね。早くも「来週再訪」を明言した某富裕マイミク先生もおられました。σ(^o^)も再訪して、今回は【遠慮】した追加注文をガンガンしてみたいですよ。
店長が「撮影どうぞどうぞ」とかなり積極的に我々の写真撮影に協力してくださり、店の隅々まで撮影する方、店長とツーショットで記念写真撮る方、一皿ごとに撮影の嵐でせっかくの?揚げたてが冷めそう!と阿鼻叫喚のカウンター席でした。天ぷらは大半が素人でしたが、店長は食べ方や食材の選び方を詳しく説明してくださり、またその話回しが面白く、我々の食卓は盛況を極めました。料理の質も重要ですが、いかに楽しく食事を終えて店を出られるかも、客の立場では看過できないポイント。この点で今回のオフ会が(食べている時以外は)笑いの絶えぬ活況を呈したことは、幹事としても嬉しかった。ミシュランも良い店を紹介してくれたものです。今回の参会者の多くがまた再訪する手ごたえを感じました。
10位
1回
2008/11訪問 2009/09/03
今夜はミシュラン登載前に情報察知して予約しておいた「エディション コウジ・シモムラ」でオフ会でした。常連のマイミクさんが昨夜も行かれたらしいこの店は、今回ミシュラン初登場で2ッ星。
出口に近い個室に案内された我々は、ちょうど良いタイミングで出される「Menu Tentation」の料理はもちろん、1時間半で食了という速さにも程好く満足できました。この店で最安のこのコースだけに欲を言えばキリがないけど、相応のCPを満たしており好感が持てました。ただ一部店員の「いかにも上から目線」な接客とメニュー説明の拙さというかいい加減さは、参会者の指摘するところでもあり、今後の課題だと言えましょう。
最初の「冷製ブータンノワール」がこの量この盛り付けで出てきた時には驚きました。でも相応の量が無いと味が分からない、が持論のσ(^o^)。これだけの量があれば、さっぱりした中にも肉質を示す繊細な味わいを感じることができました。「的鯛のフリット」は、薄揚げの海老フライという感じでしたが鯛の味が侵されずしっかりと味わえかつ口当たりの良さが評判良かった。蝦夷鹿の仔鹿はσ(^o^)には望外でしたが、しっかり熱を通している割には汁感も残し大変美味しゅうございました(笑) この鹿はまた食べたいと思いますが、再訪の日程が取れるかどうか。デザートの「チョコレートのガナッシュ」は、見た目濃厚な盛り付けながらチョコの甘みが抑え目でくどくなく、驚嘆しつつ美味しく食べられました。
我々がなかなか退室しないせいか?店主が挨拶に見え、そのまま質問タイムになってかなり引き止めてしまいましたが、丁重ながらも自己の堅い信念をもって料理に打ち込む姿勢には好感がもてました。次回は常連のマイミクさんに同道して、ちょっと良い思いをしてみたいものです。
三食外食の私は今年も行ったレストランは300店を下さないが、仕事の繁忙にまぎれて〆切までに投稿が間に合わず残念。まだ書いていない店の中に、ベスト10に値するレストランは多い。来年に向けて春休みに少し投稿を増やしたい。