おおはらさんのマイ★ベストレストラン 2014

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今夜もおお腹いっぱい

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おおはら (50代後半・男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

 今回9店しか登録していないのは、京都の和食でもう1店シークレットで入れた?からです。その店は「シークレット3位」です。ただ、あの珍しい料理を求めて客が殺到すると店が混乱しそうなので、敢えて伏せました。ごめんなさいm(_ _)m

 料飲業界報道に携わる先輩が「来年は、ダイニング割烹と熟成肉がブレイクする」と予言?した通り、5000円台~10000円弱のプチ懐石料理や創作日本料理コースを出す店が今年は急に注目されました。そんな中で「京都の和食は、もう東京に勝てない」 確かに、流通ルート独占による高級・稀少食材の集約では、東京よりも京都の和食店の方が上です。しかし、高級食材を出されても食べ分ける舌を持ち合わせている客はごく僅か。果たして「食べログ」レビュアーの中で、韓国産と鳴門産と西瀬戸内産の鱧とブライドテストで食べ分けられる人がどれだけいるでしょうか? それなら、高級食材に何万もはたくより、程ほどの食材に創意工夫でサプライス感を出して盛りつけする東京のダイニング割烹で食べる方が、コスパも高く賢いカネの使い方だと容易に認識できます。京都の和食店は「京都」の名にアグラをかき「京都」に貢納する「江戸」の信者達を上から目線で眺めながら、産地を偽って料理を出すすことも多いし、予約や来店などの縛りも多い(全て経験談)。食費に無限に金をつぎ込める富裕層でもない限り、コスパ高い店で賢いカネの使い方をすべき――ということに気づいていた一般客や食べ歩き趣味人が増えてきたことを感じさせる一年でした。

マイ★ベストレストラン

1位

小松 弥助 (野町 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2014/11訪問 2024/12/18

記録は塗り替えられる―「日本一」と呼ばれる鮨店

 かつて銀座「久兵衛」店主が「日本一」と称賛し、同「すきやばし次郎」店主が密かに通うと伝えられた予約至難の鮨店が金沢にあると聞き、機会を得られればと2年ほどブックマークしていましたが、今回“一人特権”で偶然翌々月の予約が取れました。
 当日定刻に来店すると、少し待って入店。「おまかせ」でこの日の内容は、赤イカ、ニハマ、炙りとろ、香箱蟹「雪紅葉」、バイガイ、づけ、うなきゅう、づけ・山芋・ウニのミニ丼に味噌椀でした。さらに、鯛、ウニ、穴子を追加しました。
 こちらに来店する前週に『日本橋橘町 都寿司』に連れて行って貰ったので、つい比べてしまいますが、「仕事」の仕方には東西の違いがあると思いました。「都寿司」の方が味は濃い目で「仕事」の跡がすぐ分かります。「小松弥助」は関西風薄味ですが、醤油に浸ける必要もないよう味つけはしてあり、京風の薄味に慣れている筆者には、相応に堪能できました。特に、ニハマ、炙りとろ、「雪紅葉」、バイガイ、づけ、うなきゅう、ウニ、穴子は特に出色のできばえ。でも他の品も、他店よりは格段に優れています。
 料理もさりながら、店主の仕事ぶりがリズミカルで、見ていて飽きません。一定のテンポで握っては皿に乗せ、ネタを手にしては握る、この一連の所作をいかにも楽しそうにニコニコ微笑みながら続ける店主の姿が「無言の舞台」と化して、一人でも見物に集中してしまいました。
 さらに、一人来店の筆者に店主がかなり気を使ってくれ、握る合間に頻繁に話しかけてくれて嬉しかったです。いつも一人来店の時には携帯電話機でSNSなどを適当に見たり書き込みしたりするのですが、「遊び」で来店している客とは違って、料理人にとっては真剣仕事の場。店内満席の全客の分を握りながらも客の相手もするというのは、大変な集中力とワザと才能でこそなぜるでしょう。
 日没前しか営業していないとはいえ、これほど高レベルの出来栄えなのに価格帯も手頃で、総合的には『日本橋橘町都寿司』も『鮨なんば』も凌駕しています。「日本一」と言われた由縁を理解できました。近所に住んでいれば隔週にでも訪れたい店ですが、いかんせん金沢は遠い。現在は東京からよりも関西からの客の方が多いようですが、来年3月に北陸新幹線が開通すれば、東京からの客が増え、ますます予約が取りにくくなりそうで不安です。

  • (説明なし)
  • 「雪紅葉」香箱蟹

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2位

銀座 レカン (銀座、東銀座、銀座一丁目 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2014/09訪問 2014/12/21

あのグランメゾン「レカン」にようやく行けました

 ランチオフ会参加という形でお誘いいただいてようやく、フランス古典料理で知られる銀座「レカン」に行くことができました。ドレスコードありのグランメゾンだけに、敷居も値段も高いだろうなぁ、と思っていたら、意外にフレンドリーでお財布にもやさしく、是非ぜひ再訪したいと思いましたよ。そういえば震災前、年に3回の長期?休暇の度に銀座のさる三ッ星フレンチでランチオフ会を開いて定期的に通っていたことがありました。でも、工事・再開後に料理・コスパとも失墜、「え、また行くの?」と多くの信頼できるグルメ達から再訪を呆れられたその店とは違って、まさに「レカン」こそ再訪に相応しい。でも、来年には閉店で、もう予約ギッシリで入り込めないそうです。でもまた行けますけどwww
 店内はシックな赤を基調とする内装。「マキシム・ド・パリ」と並んで、王の緋色を思わせる高級感漂う壁です。料理はアミューズも入れて4皿。夜の「ボキューズ」におけるブイヤベーススープのようなサプライスがあったのは、アミューズの蕪のアイスくらい。しかし、オードヴル(前菜)・魚料理・肉料理とも、目は見張らないけど単位も落とさない。肉料理の仔羊をラギオールのナイフを使って切ろうとして最初刃が滑った時には焦りました。
 一通り主皿を平らげた後は、デザートです。ただ、筆者のような庶民なCランチとは違って、高級ランチコース「オートクチュール」を注文したマイミクさん達には、クレームシュゼットが付きます。テーブルまで鍋を寄せてきて実演するのが、見ていて楽しい。
 ついでデザートワゴン。これがまた凄い! ワゴン2台に15皿。夜の予定ないマイミクさんも夜にフレンチのオフ会があるマイミクさんも声を揃えて「全部!」と注文する中、夜にもフレンチのオフ会がある上に少食な筆者は三分の二くらいに「選別」しました。この段階でもう15時近く。18時半からフレンチのフルコースの予定でしたから。
 さて、ハーブティーでも飲んで帰るかと思っていたら、さらにもう1台デザートワゴンが! まぁ、“プチフールワゴン”という説もありますが、チョコレート・マカロンなど9種類。筆者ほかお酒飲めない参加者達はアルコールの含まれていないものを「全部」、他の皆さんは無条件で「全部」でした。例えば恵比寿の和食「賛否両論」が、料理自体は大したことないと最近馬脚が江湖に広まりつつあるけど、デザートゆえに女性客の支持をいまだ得ているように、これだけデザートワゴンを連打されれば、筆者も愚民にになっちゃいそう~。
 以上で3時間半、9500円はお得だし、たまにならこのような贅沢な時間を過ごすのも、自分に対する癒し(「自分へのご褒美」という言い方は使いません。自腹切っているので)として良さげですね。改築後の営業再開は3年以上先らしく、その頃この日本がどうなっているか?将来に夢も希望もありませんが、常日頃から

  義を重んじ正道に則り信賞必罰を違えない筆者

ですので、きっと正しき天運が嘉して、必ずや「レカン」再訪という「奇跡」をもたらしてくれることでしょう。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

みこころや (大森、大森海岸 / 日本料理)

2回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2018/12訪問 2018/12/17

再値上げでも料理レベルアップゆえ毎月欠かさぬ自催オフ会は毎回満席♪

 今月の「みこころや」自催月例会で、この店での自催月例会も連続52回を迎え、通算70回の来店となりました。スランプとおぼしき時期もありましたが、近年は来るたびに料理がグレードアップして皆さん再訪のリクエストをしてくれます。お蔭で、一時は集客難だったこの店での月例会も、3ヶ月先までほぼ満席の安定開催となりました。
 今回は、先付の真鱈の白子でテンション上がり、続く椀物のズワイガニ真丈は肝と身がかなり多く練り込まれて食べでがあり、厚い椎茸も美味しかった。お造りの後の焚き合わせは、淀大根の熱加減が絶妙。ほくほくにほぐれる食感は「あざぶ一期」「ちょうちん」などのおでんの名店も及びがつかぬほど。よくここまで煮込んだものよ!その割には味が濃くならぬ出来ばえに賛辞を惜しみませんでした。
 焼物の鰆の杉板焼きに続く揚物が、今月店主試作の新メニュー「雲丹衣上げ」。天かすにウニを練り込んで揚げるという趣向です。今回は海老芋と平貝でしたが、海老芋に挑戦するあたりは「天ぷら近藤」に照準を定めたのか?と思わせるほど。美味しかったです。次に、金目鯛と九条葱の茶碗蒸しに生姜風味の餡かけ。寒い夜に嬉しい生姜風味ですが、茶椀蒸しにしては九条葱がめちゃめちゃ多く、食べごたえがありました。
 肉皿は黒毛牛の朴葉焼き。朴葉焼きって、メインで使う料理なのに、惜しげもなくアテ皿で使う大胆さ。葉の上のや来た味噌をつまみながら、「ご飯がほしい」と皆さんつぶやいていました。そんな飯物は、久々の茶漬けに皆狂喜。今回はヒラメの胡麻和え茶漬け。この店の茶漬けは定評がありましたが、一部の客の心無い批判が店主の耳に入ってから暫く封印されていました。「今後も、お茶漬けが出てほしい」と参加者たちも声を揃えていました。黒ゴマのムースで締め。
 帰りに店主が耳打ちして、「消費税再増税のタイミングで、コース料金を1000円ずつ値上げさせてください」。えっ、消費税増税って、夏に衆議院解散・衆参議院同日選挙になって再々延期されるシナリオのはず、と言うと、「食材も(市場豊洲移転による)交通費も上がっているんです。勘弁してください」とのこと。飲食店を取り巻く状況を鑑みれば、

  4500円コース→5500円
  6000円コース→7000円

の値上げも、3500円/5000円時代を知っている我々古くからの常連客にとっては複雑な心境ですが、致し方ありません。値上げ実施は来年10月からだそうです。
 今やこの店でのオフ会開催グループも増え、ますます「予約の取れない店」「高倍率のイベント」になってきていますが、ポスト平成の御代もますます高レベルの料理に裏打ちされて連日満席の中を毎月通える幸せを味わいたいと思っています。
【H26.11.】

 その後すっかり毎月来店してオフ会もほぼ毎月開催しています。4月にコース料金が3500円→4500円、5000円→6000円に値上げ後、かえって食材の質も料理の質も急上昇し、採点修正。毎回1,2名のキャンセルが出ますので、自催月例会に参加希望される方はメール下さい。

―――――――――――
【H25.11.】

 一昨年に「驚異のCP!」として一世を風靡し、筆者もその縁で来店できた大森「みこころや」ですが、大森という立地ゆえその後すっかりご無沙汰していました。当時から、和食懐石としては中途半端だけど3500円という激安設定には、ここまでわざわざ来て良いとマイミク各位がよく出かけていましたが、その後来店の噂も途絶え、江湖に忘れ去られていました。
 しかし最近、一部のマイミク間でこの店の話題が出始め、何でも今や半年待ちの超予約難店になったとの噂がmixiグルメ間を駆け巡りました。そうなるとまた行きたくなるのが「食べログ」レビュアーの性[サガ]。早速電話したところあっさり席が取れました。「今や予約は半年待ち」と言っていた嘘つきは誰だぁ?(xx;)☆\(-_-#))) どうやらこの店にも「神の黄金の左指」は効くようです(^^)v
 
 確かに、相変わらず和食会席としては中途半端。でも「和食は『型』」という観点からすれば、一応「椀物」を出しています。最近は「お椀抜き」の和食がミシュラン店でさえ多くなってきているのに、精進の姿勢が感じられます。他に、お造り・炊き合わせ・焼物・食事(笑)といった和食会席の要素も「型」は押さえている点には好感。でさらに、【3500円】税サ無しだし。
 量的には当然ながらやや足りなかったので、今年最初の来店の後はずっと上のコース(\5000)。牛肉料理やアワビなどが加わり、ガッツリ満腹です。せっかくなので来月以降の予約も独り分で入れまくり。二人以上だと、来年夏まで満席だそうです。数ヶ月暫く様子見て、オフ会設定も考えたいと思います。

  • (説明なし)
  • 先付(真鱈の白子と汲み上げ湯葉に鼈甲餡かけ)
  • 椀物(ズワイガニ真丈と椎茸の結び菜)

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4位

鳥茂 (新宿、南新宿、代々木 / もつ焼き)

3回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2020/08訪問 2020/09/10

今年はなぜか大ぶりの松茸まつり

 前回こちらに載せてからもう3年怠けていました。その後もFBやこの「食べログ」からの「ちゅれてって♪」のリクエストが多くて週1弱レベルで来店しているけど、最近は毎回何か新メニューが出てきて、飽きさせません。店主曰く、「おおはらさんに飽きられないように」「コロナで営業自粛しているとヒマだから、色々と新しいメニューを思いつくんですよ」 現在のメニューの中には、我々が初試食したものも多く、そんな料理が出るたびに「この料理が初めて出された時には、あのレビュアーさんを連れて来たんだっけ」と当時を思い出します。
 符丁として昔は「某T茂」と書いていたけど、最近は店名を【茸茂】だと勘違いする人が増えているとの噂 ( ´艸`) この夜の同行者たちは店主にはツボだったらしく、「キノコづくしにしちゃいますね♥」と松茸まる3本に椎茸・舞茸などもふんだんに出してくれて、さらに肉も久々のシャトーブリアンステーキをはじめ、無類の撮影禁止メニューが次々と。皆さん食の快楽に悶絶。最後に、マカロンアイスがもう無かったので、お詫びにこれを代わりに!と松茸ご飯の手土産を渡されて皆さん喜びの絶頂に達していました。
 松茸まる5本ともなると、さすがに会計は今年最高額に(非公開)。「で、この金額?」と皆さん、Kろぎよりは安いわねと驚いていたことは、申すまでもありません。
 それにしても今年は、松茸が回を重ねるごとに大きくなっています。松茸以外はいつものラインナップだけど、最近は飯物が充実。前々回初登場のとうもろこしと枝豆の豆もとい混ぜ御飯が好評。味加減を皆さん絶賛したら、店主も喜んで、手土産に持たせてくれました。
 この1ヶ月で国産松茸は通算まる11本食べているけど、「お金のある人からは、いただきます」(店主)→つまり赤貧出の筆者には福祉価格で食べさせてもらっています。富裕なFBFさん達からも秋波が送られているけど、やっぱりこの店は今まで通りこれからも「庶民の味方」であり続けてほしいと思っています。そんな老舗の味の真髄を堪能してみたい方は、お気軽にメールでリクエストして下さい(年齢制限はあり)。ここにレビューを書いているレビュアーたちの多くが、筆者に連れて来られて初めて一見とは違った食の蘊奥に到達できた人達ですので(笑)
 2011年暮の初来店以来6年、そろそろ来店回数も50回に達しようという昨今、いつも居心地良く夕食を堪能させてもらっています。老舗の伝統の味は残し守りつつも、常に進取の精神を忘れず新メニュー開発にも余念がない姿勢には、飲食店のあるべき姿を見せてもらえます。
 特に8月に入るとこの店は「松茸の季節」。事前に注文&当日の入荷状況次第で、すき焼きやステーキ等に松茸が乗ります。外国産の時もあれば、国産の時も。今年は例年になく大振りの松茸が出されています。先述の通り不確定要素もあるので当日いきなり注文しても松茸は難しいけど、事前注文の通り出されると嬉しくなります。色々な噂を聞きつけて多くの「食べログ」レビュアーさん達からメッセージでリクエストを頂いて、夏は月に複数回はこの店に通うことになります。つい先週来たばかりなのに、それでも料理はいつも差し替えて前回とは違うものを出してくれる配慮も嬉しい。すでに夏の予定もいっぱいになりつつありますが、日によってはまだ若干の余裕がありますのでご照会下さい。運が良ければカウンターの通称“社長席”で、店主から直接メニューの説明や薀蓄をうかがうことができるかもしれません。
[2015.12.]
 最近発展著しく、採点変更。

[2014.12.]
 これまで15ヶ月おきの来店だった「鳥茂」も、今年に入ってから隔月に頻度アップ。毎回おまかせで選んでもらうようになりました。この夜は、お通しの“ガツとたまねぎの和え物”に続いて“豚レバー串”が出され、良い掴み。 豚の上シロ焼き、豚の刺盛、豚の上タン焼き、つくねと、これまでの来店時と同様に出されます。上タンに続いて「佐賀牛のヒレステーキです」。
 佐賀牛という点が良いですね。やはり、伊達鶏や会津米よりも、西日本の産品の方が安心です。
 この後、これまでにない「豚のこめかみのネギ間」が出され、続くネギ間といえば、焼鳥店の査定ポイントですが、さすがにこの店だけあって、焼き加減は良くできています。ここまできて、果たしてサーロインが出るか?ウニまで乗るか?に注目が集まってきます。前回来店時に偶然店で遭遇したさる大御所芸能人一行にも出されなかった「ウニのせ」とまではいかなくても、初来店の時に出されたレベルのサーロインステーキが出れば、「次」への道が見えてきます。すると、佐賀牛ウニのせサーロインが、焼き方の違いで2種。もちろん一皿で一人前ですwww これは行ける!! p(^○^)q と前途に希望が見えてきました。
 野菜が続いた後、〆にお茶漬で〆。このご飯物は、カレーそぼろ丼と中華麺、肉刺ごはんと肉そぼろ乗せカレー漬け麺などと、その時によって変化します。こうして毎回、その時ごとに変わる同席の食べ仲間さんとともに、満腹満足のうちに店を出ることになります。ただ、数少ない限定メニューを食べるには、多少来店を重ねた方がいいかもしれません。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

さ行 (乃木坂、六本木、六本木一丁目 / 日本料理、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2014/10訪問 2016/05/09

今年を刻んだ半創作日本料理店

 昨秋以来マイミクさんから来店を懇請されていながら却下し続け、2月にようやく来店。大森「みこころや」に比肩する「脅威のCP」と、毎回必ず複数回の“サプライス”を伴う皿出しにすっかり惹きつけられ、以後毎月来店しています。その後、我々の毎月来店を知ったmixiグルメ達や「食べログ」レビュアー達が次々と来店するようになり、今は予約も取りにくくなったようです。
 料理は7000円コースのみ。京料理のフォーマットに準じて構成されながらも、八寸は多種多彩で客を引き付け、椀物では(色々な意味で)選び抜かれた旬の食材をふんだんに盛り込みます。焼物で必ず複数の魚を出すのも、この店の特長。「ワンパターン」と店主が謙遜する胡麻豆腐も、毎回アレンジが変わって決して飽きさせません。京料理フォーマットとしては禁じ手の山形牛の皿とデザートが必ず入ります。現代のディナーは、食事のためというよりも、仕事後の娯楽・癒しのためですから、こうしたエンターテインメント性は客目線では大いに喜ばれます。
 通常8皿前後ですが、意外に量もあって満腹に。やはり、どんなに稀少・高級な食材を使われても、腹が満たされなければ食事とはいえません。その辺りも押さえながら、穏当な腹八分目で満足感を以て店を出ることができます。

 実は震災前に開店していて今秋で4周年だそうです。ランチ営業していた開店当初を知るマイミクさん達からは、「今頃知ったのか?」と笑われていますが、この店にとって平成26年は「ブレイク」の年になったでしょうし、客の殺到によって店も磨かれて進化を深めたことでしょう。来店以降のこの店のますますの成長が楽しみです。
 

  • (新調した暖簾)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

焼肉 矢澤 東京 (日本橋、東京、三越前 / 焼肉)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2014/11訪問 2014/12/24

「牛蔵」の高級版

 最初マイミクさんに連れて行って貰った時、ダメ元で予約を取りオフ会を立てたら、偶然揃った焼肉に一家言もつマイミクさん達のリクエストで以後月例会化。メンバーがほぼ必ず参加して固定するほどの人気店となりました。さすが「ミート矢澤」の卸し肉ということで、肉卸業態の優劣が「焼肉問屋 牛蔵」と明確についています。すでにこの店と「SATOブリアン」が隔月常連化し、一時は競争率高かった【伝統の「牛蔵」毎月オフ会は】やる気減。前月予約になってから人集めにくくなったし。
 いつもの稀少部位おまかせコースに加えて、11月からは新メニュー「60日間熟成肉」「和牛ユッケのタルタル」が加わり、肉通たちにも好評、お腹こそ七分目ながら、心は満たされて満足でした。
 料理は、先付の和牛燻製肉のシチューに続いて、牛タン塩、上ハラミ、正真正銘のユッケ。さらに新メニューの「60日間熟成肉」を、ちょうど我々が熟成肉批判を話し合っている時に出されました。店員とお互いバツ悪くなったけど、そこは食べてみるとよく仕込んであって美味しい。「(熟成肉批判の)この店は例外ですね!」と笑い流してしまいます。
 店員が焼く看板メニューの「サーロインの矢澤焼き」も好調、イチボ、ランプ、みすじ、牛タンのファルスを食べてから、新メニュー「和牛ユッケのタルタル」へ。これも従来のユッケと食べ比べて、それぞれの味わいの良さを認めて今後は両方注文することに。
 〆の「牛骨そば」も好評で、料理の質的には皆さん満足されていました。ただ量的にはやや少なめだったかも。もっと注文を入れるべきだったか?この辺が腹八分目で良かったのか?は今後の検討課題です。この店の肉会もメンバーが固定しているのでキャンセルが出た時にしか募集を出せませんが、店内こそ満席ながらまだそれほど人気がなく予約も取りやすい「今」を、肉ともども堪能したいですね。

  • (説明なし)
  • 牛タン塩、上ハラミ
  • 正真正銘のユッケ

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7位

日本橋橘町 都寿司 (馬喰横山、東日本橋、馬喰町 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/09訪問 2016/11/07

今まで食べた中で最も良かった「都寿司」

[2015.8.]
 発展著しく採点変更。

[2014.11.]
 マイミクさんのご厚意で初めて「日本橋橘町 都寿司」へ。昨夏来ここも予約難の人気店となり、来年7月まで満席、8月は夏休みの予定が決まらないので予約を受けていないそうです。「食べログ」★★★★4.0越えの鮨屋といえば、過去には「すきやばし次郎」「鮨 水谷」の両三ッ星に行っており、今夜で3店目です。 実は今月にはさらにもう1店、★★★★越えの鮨屋へ行く予定があるのですが、一部のmixiグルメ達の間では垂涎の鮨屋だけあって、予想以上に「仕事」はしっかりとなされており、コスパこそ「鮨なんば」に劣るかもしれないものの、恐らく筆者がこれまで訪ねた中では最高レベルの店だったと認識しました。
 さて、「おまかせ」の今夜のメニューは以下の通り。

・つまみ…銀杏、北海道産粒貝、北寄貝の生姜醤油、白子ポン酢、牡蠣味噌漬け、あんきも、シマエビの頭みそ
 
 つまみは「鮨なんば」に比べて平凡なラインナップですが、それでも最後のシマエビの頭みそは「次点」なデキ。海老の味わいが濃く出ていて美味しかったです。
 この店の底力は、むしろ握りにありました。
 
・にぎり…こはだ、三宅島産しまあじ、鯛、さわら、すみいか、大間産中とろ、富山産あじ、車海老、ぶりのづけ、昆布森産バフンウニ、(鯖のしそ巻き、) 穴子 白、玉子焼き。

 あくまで主観ですがこの中で、鯛、さわら、富山産あじ、ぶりのづけ、玉子焼きが出色のできばえ、すみいか、車海老、ばふんうに、穴子 白が「次点」でした。特に「ぶりのづけ」の脂の程好い乗り具合はもう「頬っぺたが落ちるとはこのこと」というくらい。
 玉子焼きも、ついつい「鮨なんば」と比べてしまいます甘み控え目ながらも八分目の甘さがむしろ満足な「都寿司」の方が口に合います。なお、マイミクさんが追加注文して1貫恵んで貰った「鯖のしそ巻き」も、鯖の脂の乗り具合がクドくはなく、でも甘みが心地よく、自分でも追加注文したくなりました。
 鮨ネタはまだ豊富で追加を聞かれましたが、マイミクさんの助言で我慢。「おまかせ」15000円が若干の追加で17000円になったくらいですので、筆者が食欲にまかせて食い尽くしたら2万越えていたでしょう。助かりました。
 店を出た時にすぐマイミクさんから「ここは『再訪あり』ですか?」と尋ねられるまでもなく、次以降も是非ぜひ♪ 次回は7月、誰か誘ってくれないかなぁ、味忘れちゃいそう~(>_<)

  • (説明なし)

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8位

肉山 (吉祥寺 / 肉料理)

1回

  • 夜の点数: 2.5

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 1.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.1

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 ¥5,000~¥5,999

2014/10訪問 2017/07/02

予定通りの舌鼓

 マイミクさん主催のオフ会が吉祥寺「肉山」で開催、おまかせ赤身肉コースに参加しました。
 サシ入り肉は本来の日本人向け食材ではない(食べられ始めたのは戦後だよね)という見地から、赤身肉も近年密かなブームになっています。もっともmixi内では早期に赤身肉推奨コミュが設立され、その慧眼ぶりを示しています。
 mixiグルメの間で目下人気急騰の「肉山」は、最寄駅から遠過ぎるなどの難がありながらこれほどの人気沸騰でもはや都内でも予約最至難の店になってしまいました。こうなるとコスパの漸減は免れませんが、あれだけガッツリ肉を食べても赤身ゆえもたれず健康的に店を出て、デザートを食べ足して帰ることができました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

カッシーズバー ゆくい (石垣市 / ワインバー、日本酒バー、バー)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2014/09訪問 2014/09/14

日本最南端づくし?の和酒バー

 日本最南端のアーケード街、石垣市街中心部のユーグレナモールにある隠れ家バー。古民家風の屋根は商店街の中で格好の目印だけど、店までの珊瑚を敷き詰めた暗めの通路が、初来店だとちょっと退くかも。でも勇気を奮って?中に入ると、照明を落としたバーらしい店舗に辿り着き、外の商店街の喧騒とは無縁の落ち着きに満たされます。
 ここは本格的和酒バーとしては日本最南端。生樽ビール3種、スパークリングを含むワイン30種、日本酒30種など、計200種ものラインナップを大体常備しています。特にこれだけの日本酒を選べる店は、石垣市内としても沖縄県全体としても珍しいそうです。地ビールや泡盛などの沖縄酒もあるのでその日の気分によってお酒を楽しむことができ、近隣の官庁や商店街からも常連客が通っています。「酒・ドリンク」の項目はふだん採点対象にしませんが、今回は店の立地と品揃えを考慮して「石垣島にある店にしては・・・」という点から判断しました。
 店主の新橋時代の経験から、フードメニューも豊富で、酒飲まぬ筆者も飽きさせず楽しめました。二次会利用とはいえ、初来店の時に目をつけていた「こんがり焼きチーズのせワインカレー」を2度目の来店では注文。辛さが控え目なのは好みが分かれると思いますが、辛くない方が好みの筆者の舌には、チーズのこんがり感がカレーとよく合います。この夜にできたという自家製サバの燻製も、存在感の強い香りがいかにも燻製を食べている感じ強く、店内の他の常連客達と「夜のもう1軒」を楽しめました。
 店主はよく上京して試飲会や蔵元会などに出席、たえず進取の精神で店の発展を心がけ精進怠りないようです。石垣島にはそうそう行かれませんが、来年以降?再訪した時には、さらに発展した店の姿を見られるのが楽しみです。

  • (説明なし)
  • こんがり焼きチーズのせワインカレー

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