おおはらさんが投稿したオーパスワン&メノ モッソ(京都/三条)の口コミ詳細

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今夜もおお腹いっぱい

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おおはら (50代後半・男性・東京都) 認証済

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掲載保留オーパスワン&メノ モッソ三条、京都市役所前、京都河原町/ワインバー、ダイニングバー

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  • 夜の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク -
2回目

2017/08 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

店主誕生日記念にフルコースを作らせてみた

 初来店以来十年近く、店主を弄りに上洛のたびごとに複数回、たぶん数十回は来店しています。店主をめぐるコミュニティーもでき、常連客向けの月例珍食会も開かれるようになりました。もっとも筆者はいつも予定が合わず、一度も参加していませんが、過去にはシュールストレミングの食事会などが開かれています。
 ふとしたことから、店主はバーテンダーながら料理も作れるという話になり、完全おまかせでフルコースを注文することに。この店の客単価の倍以上となる注文だけに、店主誕生日に有料試食会の運びとなりました。
 筆者が渋滞で十数分遅れで入店すると、会食者はすでに揃っており、すぐ料理開始。店主は我々の好みを聞きながら次々と料理を出してきます。まず、豚しゃぶと野菜十品目のサラダ。写真では分かりにくいけど、他の通常のフレンチのサラダ2~3人前の量で、十種類の野菜が豚しゃぶと盛られています。野菜を多めながら、この後の皿も肉とバランス良くしつらえてあり、「我々の健康を考えてのバランスですね」と会食者一同順調な滑り出し。2皿目は、「まず、食べてみてください」。記憶のある味わいだけど、この緑の食材は何だろう? 店主が「茄子にランプフィッシュキャビア」と種明かしすると、なるほど!と一同得心。微妙ながらもさっぱりした口当たりが高評で、結局この日一番好評だったメニューでした。
 3皿目も当てられず、スケトウダラのサンドイッチだと聞いて、この先にいったい何が出て来るのか?皆さん期待がふくらみます。そういう意味では、珍食や怪しい食材が出なかったのはむしろ予想外でした。4皿目は、滋賀県産鶏肉の豚網脂巻き蒸し焼きにキノコなどの温野菜。鶏や豚の味や脂がキノコにも良い影響を与えていて、また変わった味わいでした。メインには、「ラム肉のローストにソーセージをレモンとトマトのソースで、エリンギとポテト添え」。存在感を主張しながらも肉の地味を邪魔していないソースの出来栄えが皆に称賛されました。
 「まだ食べられます?」と聞かれ全員「もちろん!」と答えると、店主は予想通り?と次の料理を作り始め、出されたのが「合鴨のローストにバルサミコ醤油ソースのかもねぎ」。ダブルメインとは!www 前者がレモンソースでさっぱり味だったのに対し、こちらはバルサミコと醤油に合鴨から出た肉汁もブレンドした濃厚なソース。バランスの良いコース構成に皆感心しました。
 「まだ食べられます?」と聞かれ全員「もちろん!」と答えると、店主はやはり予想していたのか?パスタを作り始めます。できあがったのは、ブルーチーズが濃厚なマカロニ。といっても臭すぎたりはせず、単にクセが強い味つけ。でも参会者は皆、珍食に関しては歴食の猛者たちばかり。さらりと平らげました。
 デザートにスイカが出されたので、旬だねぇ、と口に入れると、レモンの味。レモンで下ごしらえしたスイカだそうです。最後まで「仕込み」を怠らない店主の熱意に一同改めて感心しました。
 「また食べられます?」とすっかり満腹の我々が尋ねると、なんせバーだけに普段これだけの食材は在庫していないことから、3日以上前の事前予約と予算指定を擁するとのこと。「何とか、及第ですかね?」と恐る恐る尋ねる店主に、料理内容と価格のバランスからしてコスパも味も良いし充分「優」だと一同高評を惜しまず、店主には良い誕生日となりました。来年の店主誕生日も、また集まって店主にコース料理を作らせましょう(笑)

  • 豚しゃぶと野菜十品目のサラダ

  • 茄子にランプフィッシュのキャビアのディップ

  • スケトウダラのサンドイッチ

  • 滋賀県産鶏肉の豚網脂巻き蒸し焼きにキノコなどの温野菜

  • ラム肉のローストとソーセージにレモンとトマトのソース、エリンギとポテト添え

  • 合鴨にバルサミコ醤油ソースのかもねぎ

  • ブルーチーズ濃厚なマカロニ

  • スイカのレモンかけ

2017/08/19 更新

1回目

2011/08 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味3.8
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

理屈っぽいバーテンダーのいる店(笑)

 今月末で現店長が「卒業」して4代目に入る、界隈では老舗に入るであろうバー。もともとは、ビールとガレットを主体とした「meno mosso」とワインバー「Opus One」という別個の店でしたが、今年3月合併、両者の長所がうまく融合して、より用途の広い店となりました。
 なんせ店員全員理屈っぽいので、半可通で話題を振ると撃退されます。雑談が議論に転化すると、客であろうとも容赦されません。でも紳士的な議論進行を心得ていれば、談論風発、17世紀ロンドンのコーヒーハウスのような知的論談の場として、店名の通り「今よりゆっくり」寛げるでしょう。最近は「歴史バー」として売ろうとしているのでたまに「歴女」が店長に議論を振ってお茶目に撃退されたりしています。話の流れに乗れれば居心地良いバーなので、ようやく顔覚えられた筆者もふらりと通っています。
 かつては音楽バーで、歴代店長や演奏家による生演奏もなされていました。今後人材を得られれば、音楽バーとして復活することもあるかもしれません。

  • 「3人前」のチーズ盛り合わせ

2017/08/19 更新

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