2回
居心地良い旧王族の邸宅
外観(撮影は2016年8月)
アミューズ(メロンと生ハム)
冷前菜(ローストビーフとサワークリーム 大葉のサラダ)
温前菜(ホワイトアスパラガスのハードソテー ミモレットチーズ)
主菜(オマールエビのポワレ)
デザート(イチゴとルパーブのバシュラン)
2017/03/18 更新
2017/03 訪問
半月で早くも再訪、アフタヌーンティーはお得感
前回から上記の2週間後に昼夜オフ会ダブルヘッダーで、それも両方スイーツという糖質摂取過多な一日でした。そんなムチャをできるのも、筆者が日頃米ぬきダイエット(←うそ)でスリムな体型を維持して健康診断がいつもA判定だからにほかなりません(えーっ!}(^▽^;☆\(▼▼#))))
昼は、今月初めにこちらでオフ会を開いた際に、「今度はアフタヌーンティーでも」という話になり、
口だけではなく、希望日添えてリクエスト出せよな、3月中の日程で
と書いたところすぐ日程提案あり、とんとん拍子に起案された自催アフタヌーンティーオフ会として、旧李王家東京邸の赤坂プリンス・クラシックハウス「ラ・メゾン・キオイ」を早くも再訪。アフタヌーンティーオフ会主催は「アナ・スイ」以来1年半ぶり。というのも、「このごろ都に流行るもの」としてmixiでも某他SNSでもアフタヌーンティーオフ会が乱立した「アマン」は、マイミクさんが開いてくれたのに参加させてもらったので、自催せずに済んだし。これからは適宜役割分担してオフ会は協力開催して行かないとねウインクウインクウインク 某グルメ芸能人W氏も、
グルメの世界は、ギブ&テイク
とおっしゃっているし(←なぜか敬語www)
今回のアフタヌーンティーは内容的に、アップルパイこそ焼き立てを着席してから火入れして出すとはいえ、全体的にフードは弱い感を免れません。ただ、カフェは紅茶数種にコーヒー・ハーブティー・チャイなど総花的多彩なので、飽きないwww 紅茶を葉を変えて飲み回すのが本来のアフタヌーンティー???の庶民的楽しみ方だとはいえ、ホンネの部分では、口も変えたいし(^^ゞ せっかくのラインナップで、種類をまたいでお替わり自由だったので、まず中国茶「東方美人」で舌慣らしをしてから、店推薦のスリランカ茶ディンブラを喫し、ハーブティーで舌を替え、ここ数日一番の冷え込みなので最後はスパイスチャイで締めるという多文化カフェを経験しました。
本来は14時から16時までの2時間制のはずが、話が弾んで退館は17時。1時間遅くても退店を全然促さない店員達のサービスというか忍耐力も特筆に値しました(「サービス」が高騰した由縁(^^ゞ)
惜しむらくは天気。当初は朝から雪と言われていた今日が、雨も雪も降らなかっただけでも良しとしなければいけないところ、でもやっぱり晴れた方が写真映えします。そんなわけで、今日と昨年快晴の時の写真を並べておきます。
アフタヌーンティープレート3層目(オペラ、シュークリーム、フルーツタルト、フルーツケーキ、マカロン)
アフタヌーンティープレート1層目(サンドイッチサーモン・チェダーチーズ・キュウリ)
アフタヌーンティープレート2層目(焼き立てアップルパイ)
アフタヌーンティーセット
カフェ1杯目(オリエンタルビューティー)
カフェ2杯目(ディンブラ)
カフェカフェ3杯目(フレッシュミント)
カフェ4杯目(スパイシーチャイ)
2017/03/18 更新
桃の節句の夜は、旧赤坂プリンスホテル旧館の赤坂プリンス・クラシックハウス内のカジュアルフレンチ「ラ・メゾン・キオイ」での自催女子会でした。「食べログ」ネット上で「女子会プラン」を予約、このため筆者の人生で初めて、「募集は女子のみ。オトナの人間の女性と認められない者も参加不可」という憲法違反の性差別的条件が募集に際して付けられました。参加したマイミクさんは全員「相方」ありのオトナの女性でした。念のため、前日に確認の電話をするようメールが来たので店に電話した時に、「幹事は男性ですが、『女子会プラン』で大丈夫ですか?」と確認(^^ゞ
赤坂「プリンス」ホテルの名の由来にもなったこの旧館、戦前は日韓併合前に朝鮮半島を治めていた大韓帝国の皇室が併合後は日本の準皇族「李王家」となり、その東京邸。戦後は日本国憲法公布による華族制度廃止と皇籍離脱によりこの邸宅は参議院議長公邸となり、1952年西武グループの手に。1955年から「赤坂プリンスホテル」として営業開始。高層ビルの「新館」ができるまでは、この旧館が「赤プリ」でした。2011年3月末閉館、ただその直前に発生した東日本大震災では、避難所として「最後のご奉公」。その後、赤プリ跡地再開発と東京ガーデンテラス紀尾井町建設に伴い、文化財保存の一環として曳家移築され、昨年7月に現レストランが開業しています。
朝鮮半島支配の円滑化のためにも李王家の厚遇に明治以降の政府は気を配り、この邸宅建築には当時の宮内省から超一流の建築陣が動員され、シェイクスピア時代の建築様式であるチューダー朝様式で白い壁と濃褐色が心の落ち着きをもたらし(謎笑)、随所に和風の建築様式も織り込んでいます。ディナーの席は暗い目でしたけど、落ち着いた雰囲気の中で食事ができたのは、この建築様式ゆえかも。昨夏に別のSNSでランチオフ会が近所の別の店で開かれた時、帰りに通って以来ずっと狙っていたんですよ~
BGMはこの邸が完成した1930年の頃のジャズなどが主流。この辺り、偶然ながら昼間の演目「グランドホテル」と同じ時代背景。そういえば、この邸が旧「赤プリ」として落成直後の頃の愛称が「グランドホテル」だったのも、奇縁だと言えます。
料理はさすがに高級フレンチではなく「カジュアル」主体のプリフィックスコース。メニューで料理を「選別」しながら、一同納得したのは、「フレンチの『オチアイ』だね」 選ぶのに苦労しましたけど、選択肢は「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」など一時代前の定番メニューの中に、フォアグラ・ロッシーニなど現代の流行も混ぜてあります。こんな中で、出席者はいずれも百食錬磨のマイミク嬢たち。食べ過ぎていて、選択に悩みました。
選んだ冷前菜は、「ローストビーフとサワークリーム」。これは普通でした。次の「ホワイトアスパラガスのハードソテー」、ホワイトアスパラガスといえば、500円大の太さの恵比寿「アーティショー」が有名ですが、それを思い出させるほど太いのにビックリ。しかし、「ハードソテー」と謳ってある通り、ナイフを入れてもなかなか切れない。普通の野菜用ナイフだけに、曲がったりなんかして、ホワイトアスパラガスが切れないうちにナイフが折れるかと思いましたよ。それでも何とか、今夜の超堅いホワイトアスパラガスは切れました。
メインは肉を避けてオマール海老のポワレに。オマール海老というと、殻付きで活状態を再現させながら身が少ないことが多いけど、今夜は殻なんかなくても身がたっぷり。まずまずの満足感でした。デザートには「イチゴとルパーブのバシュラン」、これも可もなく不可もなく。
税サ加算5500円のコースがデザート・喫茶追加で7000円くらい。コスパは「まぁ、仕方ないな」(故宮澤元首相)だけど、ハコはなかなか。料理も低コスパというわけではないですから「再訪あり」。ただ出席したマイミクさん達は、「今度はアフタヌーンティーで来てみたい」と言っていました。
口だけではなく、希望日添えてリクエスト出せよな、3月中の日程で
と思いながら、帰路に付きました。
<訪問日がなぜか入力できないけど、H29.3.03 です>