2回
2021/03 訪問
初めてディナーへ
世界最高級ノンアルコールワイン《1688. Grand Rose》
アミューズ
前菜(アオリイカのヴィネグレットマリネ ミモザ風アスパラガスのムースリーヌ)
前菜(フォアグラと苺のテリーヌ ホワイトアスパラガスとピサンリのブーケ)
魚料理(サンドル [川鱸] のポワレ 春の山菜とホワイトアスパラガスのグリエ)
肉料理(幼鴨のロースト モリユール茸とホワイトアスパラガスのモルネー仕立て)
チーズ(ロックホール、ブリヤ=サバラン、ほかヤギ1種)
デザート(パイナップルとココナッツ香るブラマンジェ トンカ豆風味のチョコレートソルベ)
小菓子
フレッシュハーブティー(ミントなど3種)
2021/03/29 更新
2018/11 訪問
今年の誕生祝第1号は“20世紀のグルメの至宝”に
誕生月に入り、今年最初の誕生祝は9年ぶり&本店は開業436年の「トゥール・ダルジャン」東京店になりました。社内が使えないので“レストラン会議”としての来店でした。既に仕事関係の全役職からは引退して悠々自適なレビュアー生活(^^ゞ のはずですが、出版助成金の取扱いに関する規定づくりのため、複数の社の担当者たちが押しかけて来たのです。法規作成の際には必ず条文チェックに呼び出される《業界の内閣法制局》の筆者が今回も全条文をチェック・修正。だから、メシくらいおごってもらって当然だよね(^^ゞ
まずは飲物。ノンアルコールのページを開けてもらうと、前にFBFさんのホームパーティーに持ち込んだ「世界最高級ノンアルコールワイン」≪1688.GrandRose≫があった! ソムリエが説明を始める前に、「知っているから。これにして」と注文。当然、ボトルも写させてもらいました。
ここはランチでしか来たことがないから【一度ディナーで来てみたいなぁ!】と思いつつ、ランチは量の少なさが手頃でかえって少食なσ(^^)には嬉しい。アミューズは「姫サザエのマリネールと軽やかなカリフラワーのムース」。見ての通りなので、可もなく不可もなく、味の本質まで味わうには量が少な過ぎます。続いて前菜に「イトヨリ 根菜のブレゼとポワローのグリエ シヴリー風」。
これも目立った感想なく、スープもこの店定番の「滋味豊かな幼鴨のコンソメスープ」。持って来られた時からコンソメの強い芳香が鼻の悪いσ(^^)でも感得できる辺りは、さすがの年季です。とはいえ、濃厚なポタージュじゃないから、あっさりし過ぎ感は否めず。この店以外で出されていたら評価低いだろうなぁ。
メインは438年前から同じ味(ってホントか?)の「幼鴨のロースト マルコポーロ」。 前回よりも美味しく感じられるのは、この9年間に、結構鴨料理を食べる経験は積み重ねてきたからか。鴨肉の地味と低温調理顔負けの柔らかな食感、堪能させていただきました。
ここでチーズを勧められたので、【どうせオゴリだし】と持って来させます。 全品説明させて結局、やはり外せないロックホールとミモレットにカマンベールの食べ比べで2種、ヤギと羊も各2品ともで計7品盛らせました。この間、店員と筆者とのチーズをめぐるやり取りに全員驚嘆、「やっぱおおはらって、あっちの世界(グルメの世界)に行ってしまったんだぁ」と目を見張りながら、一人筆者だけが悠然とチーズを食べている姿を見守っていました。これが初老の男どもとではなくて、美女とディナーで一緒だったらチーズの味もより映えたことでしょうにwww
デザートは「マロンとココナッツのバヴァロア ベルガモットクリーム」。やはりデザートはなかなか外れないのでいいですね。もちろん、バースデープレートつき。
なんせ「貸切」でしたので、食後に料理器具などを説明してもらいました。
まだ早いのでお茶でも、と皿に、もとい更にタダメシを狙ったのですが、皆さん残務があるとかで急ぎ帰路に。そんなにマジメに仕事すればするほど過労死して損するのがこの業界なのに、まだまだ「割り切り」のできない諸君ばかりでした。
「世界最高級ノンアルコールワイン」≪1688.GrandRose≫
姫サザエのマリネールと軽やかなカリフラワーのムース
イトヨリ 根菜のブレゼとポワローのグリエ シヴリー風
滋味豊かな幼鴨のコンソメスープ
幼鴨のロースト マルコポーロ
チーズワゴン
チーズ(ロックホール、ミモレット、カマンベール2種、羊乳2種、ヤギ乳2種)
マロンとココナッツのバヴァロア ベルガモットクリーム(誕生祝仕様)
2021/03/29 更新
ご招待いただき「トゥール・ダルジャン」に3年ぶり5回目の来店。ディナーでは初めて。
今でこそミシュラン1っ星で、昨日今日できた人気店の後塵を拝してますが、パリ本店は1582年にヴァロア朝最後のフランス国王アンリ三世を迎えた歴史と伝統を受け継ぎ、東京店は1984年開店。インターネットや「ぐるなび」や「食べログ」で飲食店情報が氾濫する前の20世紀には、食通誰しもが仰ぐは同じき理想の《銀の塔》でした。
飲物は前回同様、世界最高級ノンアルコールワイン《1688. Grand Rose》を注文。コースはすでに「アンリ三世コース」を注文してくれていました。メインは乳飲み仔羊か幼鴨か悩んだけど、ホワイトアスパラガスに引きずられて幼鴨に。厚切りで噛み応えあり良かったけど、ホワイトアスパラガスは筆者が毎年食べている「500円硬貨と同じ太さの~」に比べると、見劣り感(^^ゞ
デザート前のチーズは、チーズワゴンを近くに寄せてもらい、《ロックホール》《ブリア=サヴァラン》ほかヤギ1種を注文。でも前回は7種だったから、もっと注文しても良かった。最後のプチフールまで満足でした。これを機にこれまでの来店記録をmixi極私的コミュにまとめましたけど、こう見比べるとこの店のメニューの変化と栄枯盛衰が分かります。
現在は金土日しか営業してないこともあり店内満席。近所の大学が卒業式だったそうで、ホテル内に袴姿の女子学生が散見されました。帰りには大学前の外堀堤の夜桜を見ながら帰りました。徳高い誰かにお招きいただけたらグランメゾンに再訪したいです。