3回
2017/08 訪問
松茸の季節は一層垂涎の「鳥茂」
2011年暮の初来店以来6年、そろそろ来店回数も50回に達しようという昨今、いつも居心地良く夕食を堪能させてもらっています。老舗の伝統の味は残し守りつつも、常に進取の精神を忘れず新メニュー開発にも余念がない姿勢には、飲食店のあるべき姿を見せてもらえます。
特に8月に入るとこの店は「松茸の季節」。事前に注文&当日の入荷状況次第で、すき焼きやステーキ等に松茸が乗ります。外国産の時もあれば、国産の時も。今年は例年になく大振りの松茸が出されています。先述の通り不確定要素もあるので当日いきなり注文しても松茸は難しいけど、事前注文の通り出されると嬉しくなります。色々な噂を聞きつけて多くの「食べログ」レビュアーさん達からメッセージでリクエストを頂いて、夏は月に複数回はこの店に通うことになります。つい先週来たばかりなのに、それでも料理はいつも差し替えて前回とは違うものを出してくれる配慮も嬉しい。すでに夏の予定もいっぱいになりつつありますが、日によってはまだ若干の余裕がありますのでご照会下さい。運が良ければカウンターの通称“社長席”で、店主から直接メニューの説明や薀蓄をうかがうことができるかもしれません。
豚レバー焼き
豚タンもと焼き
豚こめかみ焼き
豚こぶくろ焼き
ピーマン肉詰め
松茸のせすき焼き
肉と山芋和え
シャトーブリアンステーキ
サーロインステーキ丼うにキャビアのせ
すっぽん出汁のにゅう麺
塩アイス
2017/08/06 更新
2015/12 訪問
安定した「鳥茂」
[2015.12.]
最近発展著しく、採点変更。
[2014.12.]
これまで15ヶ月おきの来店だった「鳥茂」も、今年に入ってから隔月に頻度アップ。毎回おまかせで選んでもらうようになりました。この夜は、お通しの“ガツとたまねぎの和え物”に続いて“豚レバー串”が出され、良い掴み。 豚の上シロ焼き、豚の刺盛、豚の上タン焼き、つくねと、これまでの来店時と同様に出されます。上タンに続いて「佐賀牛のヒレステーキです」。
佐賀牛という点が良いですね。やはり、伊達鶏や会津米よりも、西日本の産品の方が安心です。
この後、これまでにない「豚のこめかみのネギ間」が出され、続くネギ間といえば、焼鳥店の査定ポイントですが、さすがにこの店だけあって、焼き加減は良くできています。ここまできて、果たしてサーロインが出るか?ウニまで乗るか?に注目が集まってきます。前回来店時に偶然店で遭遇したさる大御所芸能人一行にも出されなかった「ウニのせ」とまではいかなくても、初来店の時に出されたレベルのサーロインステーキが出れば、「次」への道が見えてきます。すると、佐賀牛ウニのせサーロインが、焼き方の違いで2種。もちろん一皿で一人前ですwww これは行ける!! p(^○^)q と前途に希望が見えてきました。
野菜が続いた後、〆にお茶漬で〆。このご飯物は、カレーそぼろ丼と中華麺、肉刺ごはんと肉そぼろ乗せカレー漬け麺などと、その時によって変化します。こうして毎回、その時ごとに変わる同席の食べ仲間さんとともに、満腹満足のうちに店を出ることになります。ただ、数少ない限定メニューを食べるには、多少来店を重ねた方がいいかもしれません。
2017/01/16 更新
前回こちらに載せてからもう3年怠けていました。その後もFBやこの「食べログ」からの「ちゅれてって♪」のリクエストが多くて週1弱レベルで来店しているけど、最近は毎回何か新メニューが出てきて、飽きさせません。店主曰く、「おおはらさんに飽きられないように」「コロナで営業自粛しているとヒマだから、色々と新しいメニューを思いつくんですよ」 現在のメニューの中には、我々が初試食したものも多く、そんな料理が出るたびに「この料理が初めて出された時には、あのレビュアーさんを連れて来たんだっけ」と当時を思い出します。
符丁として昔は「某T茂」と書いていたけど、最近は店名を【茸茂】だと勘違いする人が増えているとの噂 ( ´艸`) この夜の同行者たちは店主にはツボだったらしく、「キノコづくしにしちゃいますね♥」と松茸まる3本に椎茸・舞茸などもふんだんに出してくれて、さらに肉も久々のシャトーブリアンステーキをはじめ、無類の撮影禁止メニューが次々と。皆さん食の快楽に悶絶。最後に、マカロンアイスがもう無かったので、お詫びにこれを代わりに!と松茸ご飯の手土産を渡されて皆さん喜びの絶頂に達していました。
松茸まる5本ともなると、さすがに会計は今年最高額に(非公開)。「で、この金額?」と皆さん、Kろぎよりは安いわねと驚いていたことは、申すまでもありません。
それにしても今年は、松茸が回を重ねるごとに大きくなっています。松茸以外はいつものラインナップだけど、最近は飯物が充実。前々回初登場のとうもろこしと枝豆の豆もとい混ぜ御飯が好評。味加減を皆さん絶賛したら、店主も喜んで、手土産に持たせてくれました。
この1ヶ月で国産松茸は通算まる11本食べているけど、「お金のある人からは、いただきます」(店主)→つまり赤貧出の筆者には福祉価格で食べさせてもらっています。富裕なFBFさん達からも秋波が送られているけど、やっぱりこの店は今まで通りこれからも「庶民の味方」であり続けてほしいと思っています。そんな老舗の味の真髄を堪能してみたい方は、お気軽にメールでリクエストして下さい(年齢制限はあり)。ここにレビューを書いているレビュアーたちの多くが、筆者に連れて来られて初めて一見とは違った食の蘊奥に到達できた人達ですので(笑)