1回
2011/10 訪問
プリフィックスは構成自在♪フランス人宅に招かれたようなシェフズカウンターがオススメ♪
グラスシャンパーニュ
三重県産生ガキ
パン
無塩バターとオリーブオイル
秋野菜とウニ、甘エビの冷製ロワイヤル オマールエビのジュレと共に
様々なキノコと穴子の温かいテリーヌ ポルト酒ソース
鮮魚のマリネ 季節野菜とカボスのヴィネグレット
フォアグラとイチジクのソテー エイグルドゥーソース(+1,000)
グラスワイン
蝦夷 ヒグマのロースト ミックスベリーとエピスのソース(+1,000)
洋ナシのコンポートと牛乳のジェラートのアフォガート(+500)
グラスワインセット
ランチコース
キッズコース
デリ ショーケース
テイクアウト デりメニュー
2015/09/10 更新
渋谷駅・神泉駅・代官山駅、そのすべての駅のちょうど真ん中くらい。
閑静な住宅街の中、『鉢山交番』のすぐ横に佇む一戸建てのレストランです。
店頭には朝市のようにお野菜が並び、中へ入ると一階スペースはフレンチデリ、
なんだかここの一角だけ、フランスへタイムスリップさせてくれるような空間です。
そして、エントランス横のチャーチドアを開けると、二階のダイニングへと誘ってくれる小さな階段が現れます。
平日の当日予約だったため、カウンター席の利用。
ダイニングのアンティークたちをほとんど見かけられたかったのが少しだけ心残りですが、
少し窮屈なシェフズカウンターは、3人限定の特等席となります。
2階のキッチンには2人。
食事中、一度も会話を交わすことなく、目も合うことのなかった無愛想なお二人でしたが、
料理人気質で、良い意味での調理場の緊張感を目の当たりにすることができました。
このカウンターに一人で座るのは少し勇気がいるかも・・・
その反面、フロアを仕切るスーツ姿のソムリエの方は柔らかい物腰で、笑顔が素敵、
おかげで安心して食事を楽しむことができました。
料理人は料理に、サーヴィス人はお客様に、それぞれ集中するという役割分担が明確になされたお店だと思いました。
ランチは4種類。
・スペシャルコース 5,900円
・Aコース 3,800円
・Bコース 2,800円
・平日限定ビジネスランチ 1,700円
おすすめワインセットも用意されています。
・2種類 1,500円
・3種類 2,300円
せっかく訪れたのにビジネスランチでは物足りないだろうということで、Bコースをちょいす。
オードブル・メイン料理・フレッシュチーズ・デザート・ドリンク(cafe除く)から4種類を自由に選べるプリフィックススタイル。
通常なら、前菜から2つ・メインからは1つ、そしてデザートから1つ。というような限られた枠の中で選ぶのが主流ですが、
こちらはカテゴリーに関わらず、とにかく4種類を自由自在に選べるのです!!
つまり極端に言えば、
シャンパン3杯に、メイン料理を1つ!という組み合わせも可能なのです。
食べる側本意の自由なメニュー構成ができ、自分なりの楽しみ方を見出すことができます。
そしてそんなフレキシブルさゆえに、ワインもお料理も、色々と堪能させていただきました☆
ワインはオススメセット2種類の方。
最初にシャンパーニュ【エルネス ラペノー ブリュット セレクション(+500)】
とてもきめ細かい泡とほど良い辛さが食欲をそそります。
シャンパーニュのお供には、三重県産の小ぶりな岩牡蠣。
こちらはコースとは別に、+300円でいただけます。
つづいてオードブルから、【様々なキノコと穴子の温かいテリーヌ ポルト酒ソース】
表面を香ばしく焼かれたテリーヌは、キノコの豊な香りとふんわり柔らかい穴子だけでほぼ構成されています。
オードブルの2皿目は、【フォアグラとイチジクのソテー エイグルドゥーソース(+1,000)】
ゴロンとしたフォアグラと、小ぶりな仏産イチジクを贅沢に!
甘酸っぱいソースと一緒に、そして添えられた大根の酢漬けの酸味がよりアクセントになり、
フォアグラを最後までおいしくいただける仕上がりとなっていました。
ワイン2種目はメインディッシュに合わせていただき、[b、【2005 Chロバン コートドカスティヨン(+200)】]
そしてメイン料理はジビエ!
【蝦夷 ヒグマのロースト ミックスベリーとエピスのソース(+1,000)】
グリル・フリットされたもの、キャロットラペなど盛りだくさんのお野菜の中央に君臨していたのは、
肉厚なヒグマ!!
身は柔らかく、噛みしめるほどに旨さが口の中に広がります。
これだけのフルコースをいただいているのに、最後までペロっと食べてしまったというのは、
一皿一皿のお料理に隠された秘密かもしれません。
そして最後はデザート【洋ナシのコンポートと牛乳のジェラート アフォガート(+500)】
あっさりとしたコンポートに、これまた甘味の控えた牛乳のジェラート。
この上からエスプレッソをかけたアフォガートは、しっとりとしたパンケーキをつけていただくこともできます。
添えられた洋ナシのジュレも一緒にいただくと、甘味と苦みがキレイに調和します。
食後にはハーブティー♪
こうして振り返ってみると、2,800円だったハズのコースが、プラス料金で膨れ上がっていますね。
そこに食べたいもの、おいしいモノがあるのだから仕方がない(>u<*)☆
500mlのサンペレは600円。サービス料は10%。
また、毎月2週目はキッズウィークとなっていて、子連れでフレンチを楽しめるようにと、
キッズコースが用意されています。
まさにフランスのオシャレな友人宅♪♪
次回は広いダイニングの方で、ゆっくりとディナーをいただきに来たいと思います。