assyassyさんが投稿した手打ち蕎麦 かね井(京都/鞍馬口)の口コミ詳細

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手打ち蕎麦 かね井鞍馬口、北大路、今出川/そば

1

  • 夜の点数:4.5

      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:4.5

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2009/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

そばの味はもちろん接客の手本としたいホスピタリティ

9/26再訪
今回は夕方お邪魔しました。3時半から御近所の船岡温泉
http://popstyle.jp/kyoto/kind/sento/funaoka-onsen.html
に行ってのんびり露天風呂や打たせ湯やジェット湯に入って
それこそ愚だ愚だと過ごし、控え室で扇風機に当たりながら
夕方のかね井はどうかなと行って見たら、昼間の行列は嘘みたいで、

すっと入れて、観光情報誌片手の女子衆もいなくて、
いたのは渋い蕎麦好きのおっちゃんだけでした。
出汁巻きも快く引き受けてくださり、ゆっくりと冷おろし二種を堪能し、
お蕎麦もいただけました。
ゆっくりと寛ぎたいのであれば、黄昏時もまたよし。

9/13再訪
いつもながら11時40分に店の前に到着、そわそわと「今日はどのお蕎麦を頂こうか」思案しながら待つこの瞬間がなんともいえません。

個人的な意見ですが、かね井はおそらく京都の中では一番美味しい蕎麦を食べさせてくれる店だと思います。

特に今日のように夏の猛暑から解き放たれて、爽やかな風が店内を吹き抜けていくような日には最高のシチュエーションではないでしょうか。風を受けて優雅に揺れる生成り麻の暖簾、まだ夏の残り香を感じるような坪庭の景色、縁側に置かれた金魚鉢、そよぐ一陣の風がもたらす風鈴の音色、しかしテーブルの上にはりんどうの一輪挿しが秋の予感を先取りしています。

冷おろしの酒が蕎麦のプレリュードとして最高です。たいていお任せにすると間違いありません。お酒をまず2つお願いしました。一つ目は銘柄を失念しましたが、きりっとした辛口、二つ目は芳醇な香り立つこれも辛口の岡山の酒「酒一筋」、この組み合わせの絶妙なことに感心すること、しきりです。しかもこの組み合わせの後先が逆なら、それこそ台無しだったろうと思わせる組み合わせ方です。一つ目には粗塩と山葵の醤油漬けが、二つ目には茗荷と生姜の酢漬が供されます。酒飲みの気持ちをくすぐるツボをなんと心得ていることでしょう。

板わさをお願いした時点でもう、鮫肌と山葵が供されます。これも心憎い。
蕎麦豆腐は蕎麦の香りを凝縮したようなさっぱりとした一品で、胡麻豆腐より爽やかです。

そして本命の蕎麦、粗挽きはこの店の素晴らしい実力を実感させてくれるもので、最初に一口を粗塩で頂くときの感動はいつも変わらないものです。そしてこれもいつも変わらないクォリティで蕎麦を最大限楽しませてくれるツユ、美味しいです。

そしてもう一品、おろし蕎麦。粗挽きに比べて更科の細打ち蕎麦が上品で、こちらはおろしだけ。葱も山葵もなし。この潔さが素敵です。もう夢中になってしまいます。

いろいろなところで評判を聞き、いろいろにお蕎麦屋さんに今後も出かけたいと思いますが、やはりマイ・スタンダードはこの店をキープしておきたいです。

5/11
東京から友人を迎えて再訪しました。
教訓を生かして今回は11時10分に店の前に到着し、一番乗りでした。
一番奥の床の間の前に陣取りました。掛け軸には「この日ある愉しさ」という墨書が掛けられています。まさに我々のそのままの気持ちを代弁してくれています。
庭に目を転じると若葉が涼しい。まずは琵琶乃長寿を頼み、板わさと焼き味噌で粗挽き蕎麦が出てくるまでのプロローグです。きれいな片口に入れられた純米吟醸はするっと口に入り喉越しで正体を現す小生好みのお酒です。島根の酒「李白」に通じるものがあります。板わさには鮫肌を張ったおろしと山葵が丸まる一本供されます。なんと言う贅沢。
焼き味噌は葱と和えられていて、これも香り高くて酒のあてには最高。小生としては添えられた粗塩のみでも良かったのですが、、。
そして頃合もよく粗挽き蕎麦がやってきました。みんな感心しながら塩でちょっと、たれでちょこっとともたもたとしているので、業を煮やしてずずずずっと手繰っては食べ、手繰っては食べ、なんと言う香り高い蕎麦なんでしょうか。ぼそぼその喉越しもこれはこれで楽しい。つなぎ無しだから時間が経つともっと細切れになるよとみんなを叱咤激励し、ずずずずっの世界へ引きずり込みました。


  • 生成りの麻の暖簾

  • 坪庭

  • 金魚鉢

  • 掛け軸

  • もてなし

  • 岡山の酒一筋

  • 蕎麦せんべい

  • 山葵の醤油漬け

  • 粗塩

  • 板わさ

  • 山葵

  • 粗挽き蕎麦

  • おろし蕎麦

  • メニュー

  • 料理

  • かねい

  • 出し巻き

  • 茄子と万願寺の煮物

2009/09/27 更新

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