assyassyさんが投稿したプチレストラン ないとう(京都/丸太町)の口コミ詳細

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assyassy (男性・埼玉県) 認証済

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移転プチレストラン ないとう丸太町(京都市営)、烏丸御池、京都市役所前/洋食、ハンバーグ、とんかつ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2008/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

全面降伏 プチレストラン ないとう

3/20春分の日に再訪。まさに春を分けていただきました。

初回訪問時の印象が衝撃的だっただけあって、今回は雰囲気に飲まれないよう落ち着いて臨みました。ホスピタリティも良い、雰囲気も申し分ない、何よりも単なる洋食屋じゃないスタイルを作ろうという心意気を大いに買いたいと思います。
一皿目はホタルイカ・海老・フキノトウのペーストの前菜。フキノトウのペーストは季節感満点で実にすばらしい。
二皿目は豚肉のソテー・筍の前菜、筍も季節感満点ですばらしい香りが楽しめました。
オードブルは桜鱒のカルパッチョにアスパラガスの素揚げが添えられていました。さっぱりした桜鱒の身に粗挽き胡椒のピリッとした刺激が加わってパンチのある一皿になっていました。
スープはソラマメのポタージュにソラマメの素揚げが添えられていて、アスパラガス同様に春たけなわ。
メインには鴨と九条葱の炒めをチョイス。鴨は臭みも無く九条葱を背負って実に美味しい。メインは大きな黒板に書き出された品書きから選ぶ仕組みですが、これが至難の技です。どれもこれも目移りして、なかなか定まりません。ハンバーグやメンチカツなどの定番もあるのですが、ここまで来てという気負いもあるのでしょうか。日ごろ食べないものをという目線になってしまいます。もうすこし素直な気持ちでこんどは王道を行ってみたいものです。
料理の供にいただいたシャトー・メルシャン J-Fine メルロー&マスカット・ベリーA2005、日本ワインの実力を再認識させてくれたフルボディのよい赤でした。

07/02訪問
本社から来客が。「それじゃ夕食でも」ということで「プチレストランないとう」を予約して美味しい洋食を堪能してきました。

柳馬場夷川を少し上がった細い路地の奥にあるお洒落なレストランです。プチとは言うものの店内はカウンター席の他に個室風の部屋などがあって結構広々としています。オープンキッチンの中央に巨大なまな板とバーナーを備えた調理スペースがあり内藤シェフが忙しく働いています。調理の最終仕上げは総て彼ひとりでと言うのがこのレストランのやり方のようです。まるで新橋の寿司屋鶴八の大将が弟子にネタを触らせないのと同じやり方です。

ディナーはコースでまず生ハムと芥子菜の前菜が出て来ます。この前菜ですでにもう魅了されてしまっていました。次に出てきたのがコンソメ味で煮込んだ大根を薄い衣でフライにしたもの。意外性と美味さで、もうめろめろ。前菜はまだまだ続きます。次なるは鯛と海老の冷製、蕪ソース添えが出て来ます。蕪を裏ごししたソースの味付けとしたざわりの心地よいこと。この時点でただならぬセンスにもう脱帽状態です。

もう夢見心地で「美味い」を何度連発したことやら。その後供された冷たいポタージュもキリットした中にしっかりとした深い味わいをたたえたものでした。メインは黒板に書かれた10種類くらいのメニュー中から好みのものを選ぶスタイル。ノドグロのムニエル、海老のクリームコロッケ、牛ひき肉のメンチカツをオーダーしましたが、どれもバランスがよく、とくにノドグロのムニエルは洋食なのに魚を開いてあって、尾頭付きでと驚きの連続でした。

ドミグラスに命をかける洋食屋は多いですが、この店はむしろドミグラスを越えたソースにチャレンジしているように感じました。何なのでしょうね、あのドミグラス風でいて、そうじゃない美味しいソースは、、、。厨房のほうからジュンと音がするので気になっていたら、出てきたのはおこげのスープでした。このおこげのスープの清冽なこと、驚くばかりです。後はプリン風のデザートとエスプレッソで壮大な洋食ドラマは大団円を迎えます。すべての料理の余韻がいつまでも共鳴しあい、心に深く刷り込まれていきました。

帰り際忙しそうに立ち振る舞っていた内藤シェフがわざわざ玄関まで見送ってくれて、ご挨拶してくれたのも印象的でした。以前よねむらにうかがったときも、同様でしたが、若い野心的なシェフでありながら決して評判におごる事のない姿勢には好感を持ってしまいました。

  • 柳馬場夷川上がったところの標識はこれだけ

  • 細い路地風のアプローチなぜか手前にキャラクターが

  • 黒板に手書きされた本日のメニュー

  • さやえんどうと生ハム、キンカンの前菜

  • 海老と鯛の冷製、蕪ソース添え

  • 煮たダイコンをフライにするという斬新なアイデア、し

  • ノドグロのムニエル

2008/03/21 更新

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