assyassyさんが投稿したクレメンティア(京都/烏丸御池)の口コミ詳細

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クレメンティア丸太町(京都市営)、烏丸御池、京都市役所前/イタリアン、パスタ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2011/04 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

再訪、シャンソン歌姫のSarahさんから教わった素敵なイタリアン

今回はワインが素敵でした。

この日は従妹を連れて京都の素敵なイタリアン「クレメンティア」へ。
料理を選んでワインをボトルで頼もうとしたら、同じくらいの値段でいろいろ飲み比べしませんかと言う嬉しい提案が、、。

まずは一杯目/EXTREME Brut 2009

フランス、スイスとの国境地帯にあるヨーロッパで一番標高の高いワイナリー(海抜1200メートル)Valle d'Aosta
で生産される発泡ワインです。柑橘系に林檎をプラスしたような香。青みがかったレモンイエローで勢いよく泡立ちます。
口に含むとしっかりした酸と旨味成分が強い辛口のワインです。。

次に二杯目/AZIENDA AGRICOLA COS 2009

イタリア シチリア島で生産される辛口の白ワイン。エキゾチックなフルーツの香りに強いミネラルのアタックを感じる
白ならではの醍醐味です。

いよいよ三杯目CATAVEL

エミリア・ロマーナ産の白ワイン。独特の甘い蜜のような、花のような香りが特徴です。軽ろやかない口当たりで
やさしくスルっと飲めてしまいました。

ついに四杯目LA CASTELLADA COLLIO 2003

素晴らしいクォリティ、たぶんその日飲んだ中で一番美味しかったかも。イタリア北東部のフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア産。
白桃やカリン、栗を思わせる香り。ミネラル感もしっかり。口に含むと、とろりとした果実味が広がります。余韻はあくまでドライ。


さらに五杯目ROSA DI FONTERENZA 2010

ラベルが語るようにこの日飲んだ白ワインの中では一番きらびやかで華やかなモノでした。
作り手が女性だということも関係があるかも。


ついに六杯目Terpin COLLO 2004

芳しい花の香りと、桃やアプリコット、南国フルーツの香り。スパイスとヴァニラも香ります。
酸味のバランスが非常に良く、複雑でクリーミーな感触を口内に残し、心地よい余韻が長く続く白ワインです。

まさかの七杯目VERDICCIO DI MATELICA 2010

ある意味この日の一番印象派です。何しろ塩を感じさせるミネラル分がふんだんで、果実実はマンゴーや
バナナと言った南国フルーツの香。重いぽティ゛に驚くほどの辛口の味わい。
当分付き合うのならこの子が良いみたいなワインです。

いやあ白づくしで楽しませていただきました。当然料理は魚中心になりますよね。


頂いた料理は次の通り、カンパリソーダのシャーベット、

フルーツトマトのマスカルポーネチーズ詰め、

前菜 イカの骨添え、

ホワイトアスパラガスのインパデッラ 玉子のソースとトレヴィス 黒トリュフ.、

浜松の生海苔を練り込んだタリエリーニ 三重の大浅蜊 葉わさびのソース.、

イベリコ豚のオーブン焼き 黒ビールのソース。

イベリコのオーブン焼きが何でこんなに美味しいのと言うくらい美味しかった。

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今回は鹿とうまずらハギが素晴らしかった。


すばらしい料理の虜こになってしまい、連休最初の休みに
再訪してきました。

この店はカップルや家族で行くならテーブル席も落ち着けますが、
気の置けない人とや一人のときは、断然カウンター席をお勧めします。
なんといっても目の前で繰り広げられている仕事振り、
料理が出来上がっていく姿が、様が、すべて驚きの連続で、
楽しいし、発見があって、好奇心が満たされて、ワクワクします。
それに素材について、調理法について、ワインについて、懇切丁寧な説明が
直接シェフから訊けるのもうれしい限りです。

それでは、いつものスプマンテから。
ん? アミューズは?
「大人のミルクセーキ」なんですって、、。
少しシェリー酒かな? 香りが爽やかです。

話はそれますが、昔銀座にUSAGIというバーがあって、
心無い女性誌の記者が「私のイメージにぴったりのカクテルを作ってください」
とオーダーするとダンディなマスターがあなたにぴったりの素敵なカクテルを作ってくれます。
なんて記事を書いたものだから、連日女の子達が訪れ、「私のイメ・・・」を連発。
ところがマスターが作っていたのは正真正銘の「ミルクセーキ」
お嬢様方にはこれで結構です、という落ちだったらしいですが、
こんなエピソードを思い出してしまいました。(いきなり脱線)

もとい。前回は魚を中心に白ワインをいただいたので、今回は肉を中心に
赤ワインをお願いしました。もちろんシェフにお任せ。

出していただいたのは
コスタ ダ・アマルフィ トラモンティ 07 サンフランチェスコ
その名のとおり南イタリアのリゾート地アマルフィ海岸の一帯で採れた葡萄を
ブレンドしているそうです。濃いガーネットの輝き、ちょっとタバコのピースを
思わせるスパイシーさとかすかに塩のようなミネラルがはつらつとした酸味に
乗ってくる個性的なワインです。
シングルモルトでたとえるならアイレイというところか、、ちょっと違いました。

さてこのワインのテイストに寄り添っていただいたものは、
小イカと季節野菜の奉書焼き。
小イカは丁寧に軟骨を抜き、目玉を落とし、臭みを落とすためにフランベ、
野菜も別のフライパンでソテーし、それらを奉書紙に包んでオーブンで焼き上げます。
小イカのワタが煮えてちょっとしたイタリアン印籠煮の様相といい香りが楽しめます。
実はこの料理、別のイカ料理を頼もうとしたら、シェフからの提案でこうなりました。
きっと選んだワインに合わせて、即興でメニューにないものを
作っていただけたのだと思います。

そしてパスタは自家製手打ち麺と季節の野菜のをあしらった春の香りたっぷりの
タッリアテッレ。前回いただいた黒あわび丸ごとのパスタほどの迫力はないものの
麺そのものの味わいを堪能するにはこちらのほうがよかったかもしれません。
出来立てに削って乗せてくれるたっぷりのチーズの香りも素敵でした。

そしてメインはイベリコ豚のロースト。なんと焼き上げる前の素材を見せていただきました。
きれいな色のこっくりとした豚肉の塊。期待感が高まります。
塩コショウをしただけでフライパンで焼き目をつけてオーブンへ。
焼きあがるまでの時間もご馳走です。
いよいよやってきましたよ。なんという香り、なんと言う味わい深さ、絶品です。

シェフの奥様がパテシエ担当なので、敬意を表していつもは頼まないドルチェもお願いしました。
そしてコーヒーは甘めに打ち勝つためにドッピオで、、。

放心状態で、余韻に浸っていると「スコッチはよく飲まれるのですか」という問いかけがシェフから。
うなずくと「フランス産の珍しいシングルモルトがあるんですが」とのこと。
Michel Couvreur Fleetingという若いモルトウィスキーでした。
ガツンと来る硬い表情との中にやわらかいシェリーの面影を重ねる面白いウィスキーです。
こんなものどこで手に入れたのでしょうか。
グラッパを出さずに、いきなりこういうものを勧めてくれるセンスにも驚きました。

お腹とともに好奇心をいつも満たしてくれる、素敵なシェフに敬意を表して乾杯!!

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【数週間前のレビュー】
シャンソン歌姫のSarahさんから教わった店。
ワインバッカリさんも絶賛されているので、気になっていました。

オープンキッチンのカウンターで若いシェフの包丁さばきを見ながら
いただくことにしました。

まずは食前酒にスプマンテを、、。これでさっぱり気分。
はじまり、はじまりー。

お店からのアミューズ、バリバリの板パンをかぶせたラタトゥィユのような野菜、
香が良くてさっぱりとしていて美味しい。滑り出し絶好調。ここで閃きました。

そうだ今日はいつもと気分を変えて白ワインをお願いし、魚メインで行こう。
そう決めてワインリストを眺めていると、あるじゃないですか、
手頃だけれど美味しいビオワインが、、。MUNIR BIANCOというシチリア産の白ワインです。
柑橘系の華やかな香りの中にほろ苦さを添えた小生の好きなタイプのものです。
きりっと冷やすと料理の輪郭を引き立ててくれそうで、期待値はイヤ高まります。

そうしたらお店から2弾目のサービスが、、。
アチャー!!イノシシのハムの炙ったもの。でも香ばしくって美味しいなあ。

前菜のまずひと皿目(primo piatto)はシュークリームのシューに3種の詰め物を施したもの。
ひとつは牛筋を煮込んだもの、もうひとつは3種のチーズを和えたもの、
最後のひとつはロシア風の煮込み、手が込んでいて美味しい。

前菜の二皿目(secondo piatto)はホワイトアスパラガスとパンチェッタを卵ソースで和えたもの
ベルギー産の香りのいいホワイトアスパラガスの皮をむいて湯掻きます。
香もさることながらほろ苦さとシャキシャキとした食感も楽しい。
日ごろ缶詰のホワイトアスパラしか食べていないので、これは感激でした。

パスタは何と黒アワビを丸ごと1個使って菜の花と和えた手打ち生麺のタリエリーニ。
麺は青さ海苔を練り込んであります。そして香りづけにはアワビの肝とバターを合わせて、
海の香り満喫です。なんという贅沢。ほっぺが落ちちゃう~ってこういうとき言うの?

なんでも奥さんのご実家が三重県で漁師をされていて、新鮮な魚介が手に入るのだとか。
今日は魚にしようと決めた勘が的中しました。ちなみに奥さんはパティシエさんです。

そしてメインはチヌ(石鯛)のグリル季節の野菜添え。丁寧に丁寧に焼きあげられます。
野菜には鹿児島産の新筍も添えられていて、春を先取りさせていただきました。

はっきりいってこの店にほれ込みました。
丁寧な仕事ぶり、素材の良さ、センスの良さ、京都に帰る楽しみがまたひとつ増えてしまいました。

  • フルーツトマトのマスカルポーネチーズ詰め.jpg

  • EXTREME Brut 2009.JPG

  • AZIENDA AGRICOLA COS 2009.jpg

  • CATAVELA.jpg

  • LA CASTELLADA COLLIO 2003.jpg

  • ROSA DI FONTERENZA 2010.jpg

  • Terpin COLLO 2004.jpg

  • VERDICCIO DI MATELICA 2010.jpg

  • カンパリソーダのシャーベット.jpg

  • 前菜 イカの骨添え.jpg

  • 前菜アップ.jpg

  • ロゼ ワイン.JPG

  • ホワイトアスパラガスのインパデッラ 玉子のソースとトレヴィス 黒トリュフ.jpg

  • 浜松の生海苔を練り込んだタリエリーニ 三重の大浅蜊 葉わさびのソース.jpg

  • イベリコ豚のオーブン焼き 黒ビールのソース.jpg

  • 茶菓子 パイ生地を焼いてフルーツチーズを詰めたもの フルーツケーキ.jpg

  • コーヒー.jpg

  • オープンキッチン前のテーブルでスプマンテJPG.jpg

  • 大人のミルクセーキ

  • ワイン

  • 小イカと野菜の包み焼き

  • 自家製生めんのパスタ

  • イベリコ豚のロースト

  • パン

  • パンナコッタ

  • フレンチメレンゲとチョコレートムース

  • エスプレッソ ドッピオ

  • 食後酒 フランス産シングルモルト

  • フランス産シングルモルト ボトル

  • ラベル

  • アミューズ ラタトイユ風.JPG

  • いただいたワイン.JPG

  • シシリー産白ワイン.JPG

  • イノシシのハム炙り.JPG

  • シュー詰めもの3種 牛筋 卵チーズソース ロシア風.JPG

  • ホワイトアスパラガスとパンチェッタの季節の野菜添え.JPG

  • ホワイトアスパラガス アップ.JPG

  • 生パスタのアワビソース菜の花添え.JPG

  • メインはチヌ(石鯛)のグリル季節の野菜添え.JPG

  • 出来たてパン.JPG

  • BOCALE Montefalco Rosso 2007

  • うまづらハギの焼き物茸むかご添え

  • 鹿肉のヘーゼルナッツ仕立て

2013/04/30 更新

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