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夜の点数:4.0
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.0
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不純物のないウィスキーを飲めば悪酔いしない
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アイラの香りを楽しむ
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ラフロイグ57.8度
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ドライマーティニー
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ブルーラベル
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2014/09/18 更新
このバーのことは、噂では知っていました。
銀座にあるヴィンテージを出すバーだということくらいでしたが、、。
その名前も、ジョニーウォーカーのブルーラベルから付けられたものだと
思い込んでいたくらいの浅はかなものでした。
静岡で晩御飯を食べた後、案内してくれた人が一軒のバーに連れて行ってくれました。
お世辞にもきれいだとかお洒落だとか言えないビルの上階へ
古いエレベーター特有の挙動に身を任せながら、、。
そこにあったのはまさに「天国にいちばん近いショットバー」でした。
熟練のバーテンダーさんおひとりと、若い女性バーテンダーの方が数名。
大きなバーカウンターの向こうのバックバーにはモルトウィスキーが大量に並んでいます。
地方都市のバーでこれだけの保有量を見るのは稀な事なので驚いてしまいました。
しかもあちこちの瓶には付箋のようなものが張り付けられています。
とりあえず1杯いただきましょう。
小生は最初に来たバーで必ず一杯目に頂くのはドライマーティニーと決めています。
難しいことは解りませんが、何となくそのバーの心意気というか何かを感じるからなのです。
「ドライがいいですか」とバーテンダー氏、
「香り付けでお願いします」と小生。
「オリーブどうされます」とバーテンダー氏
「お願いします」と小生。
氷を用意する、グラスを用意する、ステアする、その動作の洗練されて美しいこと。
きりっとしていて、さっぱりと、なのに豊饒な味わい深さ。
小生の好きなドライマーティニーに仕上がっています。
今度は案内してくれた人が頼んだギムレットに取り掛かります。
シェイカーを振る所作、小気味いい響き、華麗です。
思い切って気になったことを聞いてみました。
「東京にも同じ名前のバーがありますよね」と小生。
「銀座の店はこちらの支店です」とバーテンダー氏、
「私も週に3日は東京のほうにいます」とのこと。
「なるほど」
せっかくモルトバーに来たのだからそれをお願いしようと思って
アイラモルトでお勧めをお願いすると、
ラフロイグの10年を勧めてくれました。
内心「10年ごときか」と思ったのですが、出してきたボトルに貼ってある付箋を見て仰天。
なんと57.8度と書いてあるではないですか。
それにプラスして「絶対おすすめ」「瓶売りもあります」と書かれています。
それをお願いすると、「最初にお値段を申しておきます」とバーテンダー氏。
それになりの値段でしたが、普段飲んでいるラフロイグとは全然似て非なるものでした。
美味いというかピュアな感じが非常に高かったです。
「不純物のない酒を飲めば悪酔いしない」とバーテンダー氏。
どこかで聞いた台詞だと記憶をたどっていくと銀座のカーネルの木村さんの口癖でした。
あのおやじさん元気かなあ。
最後にもう一つの疑問をぶつけてみました。
「ブルーラベルというのはジョニーウォーカーにちなんだのですか」と小生。
「イイエ、こちらのウィスキーからです」と瓶を持ってきていただきました。
●以下参考に
それはグラスゴーのオールドフィールド社のプレンデッド・ウィスキーでした。
ちなみにブルーラベルという銘柄は1960年代には4社から発売をされていました。
このウィスキーは1664年創立したグラスゴー市のオールドフィールド社のもの。
1970年代には輸入されていましたが、1980年代後期になってから輸入実績も
途絶えているようです。スタンダード・クラスのブレンデッド・ウィスキーで、
当時のオールドフィールド社はロング・ジョン蒸留会社の系列下にあり、
トーモアやベンネヴィスをメイン・モルトにしてブレンドしたものです。
円筒形トールボトルと四角形トールボトルが輸入されていましたが、
ラベル、中身共に同じものです。