assyassyさんが投稿した四季ごはん 晴れ間。(東京/代々木八幡)の口コミ詳細

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assyassy (男性・埼玉県) 認証済

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四季ごはん 晴れ間。代々木八幡、代々木公園、代々木上原/日本料理、かに、ワインバー

2

  • 夜の点数:4.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:-

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2019/12 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

海の宝石箱、いただきました

「雄のカニは足を食べるが、雌のほうは甲羅の中身を食べる。
それはさながら海の宝石箱である」。(開高健全集「越前ガニ」より)
自他ともに食通と認めた作家の開高健は、雌の越前蟹のことをこう賞賛しています。

越前蟹の雌のことを金沢では香箱蟹、京都ではこっぺ蟹、そして福井ではセイコ蟹と呼びます。
かつては雄の蟹は商売用に出荷し、雌の蟹は地元の家で食すというのが習わしだったとか。
年末のわずかな時期、しかも北陸山陰などの限られた地域でしかいただけないことも、
その存在感を隠れたものにしていたのでしょう。

さて、その貴重な「宝石箱」をいただきに行ったのが、代々木八幡にある四季ごはん晴れ間さん。
店主の中原知美さんは福井県出身。郷土の貴重な食材を地元から直送で提供しています。
しかもミシュラン(ビブグルマン)3年連続認定という人気店です。

予約したのは午後8時半、同行した娘と一緒に席に着きました。
まずはプレミアムモルツで再開を祝して乾杯を、、。
まずは擦り流しが供され、スタートを切ります。

その後八寸代わりの一皿がやって来ました。
四角いプレートの上には、左上には紅くるり大根、とろろ、ナマコを和えたグラス、
右上には源助大根とタコの柔らか煮、中央にはレンコンと甘とうの炊き合わせ、
左下には鴨、右下には鯛の笹鮨が載っています。

次の品はセイコ蟹の茶碗蒸し、下仁田葱が上品な味わいをサポートしています。

そしてメインのセイコ蟹がやって来ました。
甲羅の中にきれいに盛り付けられてまさに宝石箱ですね。
雌の蟹ならではの外子と呼ばれるプチプチとした食感の卵、
内子と呼ばれる 甲羅内の赤い未成熟卵、そして蟹みそなどが醸し出す味わいは絶品です。

最後はこの甲羅に熱燗を注いで、わずかに残った食べかすや香りまでいただきます。

次なる一皿はお刺身。この日は寒ブリ、しめ鯖、マツカワカレイ。
高級魚のマツカワカレイをいただいたのは何年ぶりのことだろう。

次にやって来たのは福井のソールフード純鶏。ひね鶏をローストしたもので、
噛めば噛むほど旨みが増すし、パリパリとした皮の食感も楽しいですね。

最後はウマヅラハギのフライと牡蠣フライ。
ウマヅラハギは自身の肝ソースで、牡蠣フライはタルタルソースでいただきました。

地元の地酒早瀬浦、白ワインなど、お酒も美味しいし、楽しいディナーとなりました。


  • 擦り流し

  • 紅くるり大根、とろろ、ナマコ 源助大根とタコの柔らか煮 レンコンと甘とうの炊き合わせ 鴨 笹鮨

  • 鯛の笹鮨

  • セイコ蟹の茶碗蒸し/下仁田葱

  • セイコ蟹

  • 甲羅酒

  • 刺身(ブリ、しめ鯖、マツカワカレイ)

  • 純鶏

  • ウマヅラハギのフライ、牡蠣フライ

  • タルタルソース、ウマヅラハギの肝ソース

2019/12/13 更新

1回目

2016/06 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人
  • 昼の点数:-

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

越前の酒に酔いしれながらいただく美味しい料理

実はこの下書きレビューをした後にもう一度行ったんですよ。
小生の元同僚が代々木八幡に和食の店を開いたという噂は耳にしていたのですが、
なんとミシュランのビブグルマンを獲得していたなんて知りませんでした。

山手通りが小田急の線路をまたぐ高架下にその店はひっそりとありました。

頂いたのはお任せのコース。
まずは生ビールで乾杯をして、前菜からスタートです。
前菜はプレートに乗った5種。八寸のような感じでしょうか。
ごめんなさいおしゃべりに夢中で内容の詳細は覚えていませんが、
ちょこっとちょこっとが可愛くておいしい。

続いて冷製のスープ。とろーりとした味わいが素敵でした。

ビールは早々にお終いにして、ワイン選びです。
やっぱり和食だから白かな。

ワインリストの中から選んだのが、itynera2014。
イタリア、シチリア州産の辛口ワインです。
なんでもグリッロという珍しい品種のブドウを醸しているとのこと。
テイスティングしてすぐに気に入りました。
レモンやトロピカルフルーツの爽やかな味わいで、今日の料理にはぴったり。

さてさて、季節の刺身にはカツオの叩きがやって来ました。
この季節のカツオは油は乗っていませんが、
さっぱりとした味わいで爽快感があります。

続いて茶わん蒸し、透明の涼しげなガラスの器で供されたので、
てっきり冷製かと思いきや、熱々。ジュレ仕立てのような見立てできれいです。

そしていろいろ春巻き。春巻きの皮に変わり素材を巻いて揚げてある創作料理です。
春巻きの皮ってこういう活用方法もあったんですね。
そういえば以前どこかの中華レストランで、
そら豆を春巻きで揚げたものが出てきたことを思い出しました。

ワインもそろそろ飽きてきたので今度は美味しい日本酒をいただくことにしましょう。
こちらの店主(女将)は福井県出身なので郷土の酒を豊富にラインナップしています。
付け加えておきますが、彼女はソムリエの資格も利き酒師の資格も持っているそうです。

まずは花垣 純米をいただくことにしました。
口当たりはソフトですが、コクと酸味のバランスが取れていて、
食中酒としては素晴らしい出来栄えだと思いました。

メインはカレー、焼き魚、などから選べるのですが、
この日は牛肉とハチの巣のシチューがあったのでそれをお願いしました。
バケットが付いて来ます。いい感じの鉄鍋で供されます。
これがまたおいしいんです。本当に。和食感覚のシチュー良いですね。

そしていよいよ大団円。コースには入っていないのですが、
あらかじめ頼んでおいた土鍋炊きご飯。
この日はタコ飯でした。お腹がいっぱいになってしまい、
お代わりが出来なかったのが悔やまれるほどの美味でした。

料理が出てくる頃合いというか時間配分も素晴らしいし、
女将のホスピタリティにも感服いたしました。
誰か大切な人と食事に行くには、とてもいい店だと思います。

ちなみにもう一度一緒に行ったのは娘でした。

  • 土鍋炊き込みご飯

  • 茶碗蒸し

  • いろいろ春巻き

  • カツオたたき

  • シチュー

  • 牛肉とハチの巣のシチュー バケット添え

  • 前菜

  • スープ

  • itynera

  • 花垣 純米

  • 生ビール

2017/01/07 更新

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