atriumさんが投稿した捏製作所(福岡/藤崎)の口コミ詳細

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atrium (40代後半・男性・福岡県) 認証済

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捏製作所藤崎、室見/居酒屋、鳥料理、日本酒バー

8

  • 夜の点数:4.9

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 5.0
  • 昼の点数:4.9

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 5.0
8回目

2024/08 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

燗酒と旬の食材のつくねを愉しむ、昼酒営業。

福岡在住の友人と二人で「捏製作所」を訪問。
予約時に「ウチは酒場なのでお酒を呑まれる方しか
ご案内できませんが…。」と確認されました。
あまり日本酒を呑まないけど、捏製作所を訪れると
どぶソーダで始まり、燗酒を愉しんでいます。

〆の麺以外の注文は全て初訪問の友人におまかせ。
自分では注文しないメニューを食べる愉しみ。笑

■トマトと生麩の梅肉和え(600円)
トマトとタマネギ、生麩を梅肉で和えたもの。
梅肉のほのかな風味。黒ゴマが入った生麩の風味が
良くて、柔らかな食感が印象的な美味しさでした。

■できたて根菜きんぴら(650円)
太めのささがきのゴボウとニンジンは柔らかいけど
食感が良く、白ゴマがたっぷり。優しい味わいで、
ほのかに生姜のような風味。美味しかったです。

■本日のつくね 5種盛り合わせ(890円)
つくねは日替わりの食材のマリアージュを楽しめる
一口大サイズの鶏つくね。表面はとろっと滑らかな
食感。(水溶き片栗粉でしょうか。)

・バジルとナッツのつくね
バジルの爽やかな風味と大粒のナッツの食感が美味。

・塩レモンとかつおのつくね
爽やかな酸味とかつおの旨味の意外性ある美味しさ。

・ザーサイと唐辛子のつくね
ほのかに辛いザーサイの風味の安定感ある美味しさ。

・玉葱麹と生姜のつくね
前回も食べて、玉葱麹の旨味と生姜の風味が好相性。

・あおさ海苔とひしおのつくね
あおさ海苔とひしおの風味が広がる美味しさ。

■鳴門糸わかめと成清海苔、松庫の生からすみ和え(640円)
糸わかめと海苔の黒い和え物の中に、生からすみと
ちりめんじゃこが入っています。からすみの風味が
良く、日本酒が呑みたくなる美味しさ。

■旬野菜春巻き(2本)(600円)
パリパリの薄皮の揚げ春巻きの中に鶏ひき肉。
おからのようなふわふわとした食感が美味しかった
けれど、聞きそびれてしまいました。

■タロ豚の辛いサラミペーストとトマトソース和え麺(900円)
生フェットチーネのような、もちもちの幅広麺。
やや辛めのサラミペーストとトマトソースが、麺に
よく絡んで美味しかったです。

ごちそうさまでした。

  • 本日のつくね 5種盛り合わせ(890円×2人前)

  • トマトと生麩の梅肉和え(600円)

  • できたて根菜きんぴら(650円)

  • 鳴門糸わかめと成清海苔、松庫の生からすみ和え(640円)

  • タロ豚の辛いサラミペーストとトマトソース和え麺(900円)

2024/08/12 更新

7回目

2024/06 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

燗酒と旬の食材のつくねを愉しむ、昼酒営業。

1年ぶりに、燗酒と居酒屋メニューが美味しい人気
居酒屋「捏製作所」を再訪。天神に着いて、念のため
「今から入れますか?」と当日電話予約を試みると、
「お酒を呑まれる方しかご案内できませんが…。」と
最初に確認された上で、予約完了。開店から満席で
入れ替わりのタイミングで入れたようです。

1杯目はビールの代わりに『キレッキレの甘くない
食中にごり酒』、どぶソーダ(700円)を頂きます。

本日のつくね 5種盛り合わせ(890円)は外せない。
前回食べた「鳴門糸わかめと成清海苔、松庫の生
からすみ和え」が美味しかったので、揚げ出し豆腐
成清海苔餡かけ(520円)と自家製納豆の麻婆豆腐を
注文しました。(麻婆豆腐は、独りなので少なめに
してもらえましたが、通常価格は760円)

表面が薄く揚がった熱々の豆腐に出汁と風味豊かな
成清海苔の餡が掛った揚げ出し豆腐。美味しいッ!
暑い日に(涼しい部屋で)熱々を食べるのも贅沢。
独りなので当然ですが、美味しさを独り占め。笑

続いて、メインのつくね5種盛り合わせ。
軟骨の入った鶏つくねの表面に旬の食材を加えて、
とろみをつけて蒸した捏製作所のメインディッシュ。
3種の盛り合わせは希望を伝えることも可能ですが、
季節によって食材が変わるので、5種盛り合わせを
いつも注文しています。

・バジルとナッツのつくね
たっぷりのバジルと食感の良いナッツ。噛むほどに
風味が広がる、洋風のつくね。
・いんげん豆と黒胡麻のつくね
短く刻んだいんげんと黒胡麻は、間違いなく好相性。
・カリフラワーと辣油のつくね
ふわっとしたカリフラワーの風味とほのかな辣油の
風味が美味しかったです。辛くはありませんでした。
・玉葱麹と生姜のつくね
玉葱麹の旨味と生姜の風味が好相性で、想像以上の
美味しさ。5種類のうち、一番好きなつくねでした。
・ゴーヤと土佐醤油のつくね
ゴーヤのシャキシャキとした食感と初めて頂く土佐
醤油の旨味が好相性でした。

結論:どれも美味しかったので5種盛りにして正解。

最後に、自家製納豆の麻婆豆腐。
納豆麻婆豆腐は他店で食べて美味しかったけれど、
自家製納豆って興味が湧きます。注文した後から、
「豆腐かぶり」に気づくも、どれも気になってたので
わが注文に一片の悔いなし。

鶏ひき肉の麻婆豆腐に大粒の納豆が入ってました。
自家製納豆は、取引先の豆腐店から大豆を仕入れて
作っているそうで、納豆特有のアンモニア臭が無い
そうです。確かに旨味が引き立つクセの無い納豆。
辛さや痺れではなく旨味が際立つ唯一無二の麻婆。

発酵食品同士の組み合わせは美味しいと聞きますが
完全発酵の広島の地酒「竹鶴」の燗酒とも好相性。
なかなか訪問できませんが、足を延ばす価値のある
居酒屋です。ごちそうさまでした。

  • つくね5種盛り合わせ。

  • 揚げ出し豆腐 成清海苔餡かけ。

  • 自家製納豆の麻婆豆腐。

  • どぶソーダ。

  • 竹鶴(広島県竹原市の地酒)の燗酒。

  • 店舗外観。

  • ドリンクメニュー

  • メニュー

  • メニュー

  • メニュー(日本酒のあて)

2024/08/06 更新

6回目

2023/04 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

捏製作所。

藤崎にある「捏製作所」を3年ぶりに再訪。
昼間から燗酒を楽しめる、人気居酒屋です。

■ 名物唐揚げ(4本) 620円
※ 独りなので、2本で提供して頂きました。(値段不明)
骨が突き出て食べやすい手羽先の唐揚げ。パリッと
した食感で、しっとりジューシー。
塩と黒胡椒の加減も絶妙で美味しかったです。
これはビールが欲しくなる。

■ 本日のつくね 5種盛り合わせ 890円
・菜の花と玉子のつくね
・筍とくるみオイルのつくね
・玉葱麴と生姜のつくね
・トマト麹とケイパーのつくね
・生わかめと自家製辣ラー油のつくね

つくねは3種盛(540円)もありましたが、3種類なんて
選べないので、迷わず5種盛りを注文しました。
鶏肉のすり身に旬の食材を加え、とろみのある表面の
つくねたち。素材ごとの風味や食感を味わえる一品。
ほのかな苦みの菜の花、筍の食感は春を感じます。
玉葱麹やトマト麹は、玉葱やトマトの風味がそのまま
感じられました。わかめとラー油も美味しかったな。

■ 鳴門糸わかめと成清海苔、松庫の生からすみ和え 590円
※ 少なめで提供して頂きました。(値段不明)
もう一品食べたくて、なるべく捏の食材と重ならない
メニューを探して、「生からすみ」が気になって注文。
真っ黒い和え物の中に、ちりめんじゃこが見えます。
黒い糸わかめを食べると、からすみと海苔の風味も
感じられて、とても美味しい。これは日本酒に合う!

他にも気になるメニューが沢山ありましたが、次回の
お楽しみということで。ごちそうさまでした。

  • 本日のつくね 5種盛り合わせ 890円

  • 名物唐揚げ(4本) 620円

  • 鳴門糸わかめと成清海苔、松庫の生からすみ和え 590円

  • 店舗内観

  • 店舗内観

  • 店舗外観

  • メニュー

  • メニュー

  • メニュー

  • メニュー

  • メニュー

2023/04/08 更新

5回目

2020/08 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

祝5周年!捏製作所の昼酒営業。

捏(つくね)製作所。「京都捏製作所」を開業した後に
現在の地に移転され、五周年を迎えたそうです。
今月より昼酒営業(昼メインの営業スタイル)を開始、
金曜日以外の営業時間は11時から19時半まで。
お盆も定休日返上で昼酒営業されているということで
仕事で福岡まで行った足を伸ばして再訪しました。

訪れる機会も少ないので、色々と注文。

■ いちじくと熟成粕クリームチーズ和え(490円)
熟成した酒粕をクリームチーズと和えているようで、
クリーミーな酒粕と、いちじくの粒々とした食感。
ワインや日本酒にも合いそうな、酒呑のスイーツ。
盛付けもジェラートのようで、酒呑のテンションが
上がります。笑

■ 雲白肉(茹で豚の黒にんにくソース)(690円)
茹で豚のスライスに、黒にんにくソースとキュウリ、
糸唐辛子が盛り付けられていました。豚肉が柔らかく
コクのある黒にんにくとも好相性で美味しかったです。

■ 揚げじゃがいも酒盗バター和え(610円)
皮付のフライドポテトに酒盗味のバターが絡まり、
どんなお酒にも合いそうな一品でした。
ジャガイモはデストロイヤーという品種。皮は紫、
中身が黄色っぽく、甘みがあるのが特徴だそう。
酒盗にはヤマメの卵も入って、プチッとした食感も
おもしろかったです。

■ 豆腐と有明海苔のサラダ(660円)
しっかりとした豆腐に刻み海苔と水菜、カイワレ等の
スプライトがたっぷり盛りつけられていました。
和風ドレッシングとも好相性で美味しかったです。

■ 蒸し鶏の新生姜ソース(610円)
冷製の蒸し鶏に刻み生姜が盛り付けられてました。
むっちりした鶏モモとシャキシャキとした新生姜の
食感の対比がベストマッチで美味しかったです。

■ 本日のつくね 5種盛り合わせ(850円)
(写真は二人前)
・しそとみょうがのつくね
・浅漬けきゅうりと玉子のつくね
・ゴーヤとかつお醤油のつくね
・かぼすとちりめんじゃこのつくね
・ニコルさんの海苔ともろみのつくね

メインディッシュなので、最初に注文しても食事の
終盤に提供されます。捏は、鶏肉に旬の食材が入り、
とろみのあるコーティングをして、蒸してます。
3種盛で、希望を伝えることも可能ですが、5種盛で
全種類を食べ比べてみることをオススメします。

メニュー通りの並びで提供されたので、右から順番に
頂きましたが、5種類が異なる味覚を刺激するように
計算された味だと感じました。

・しそとみょうがのつくね
しその風味がフワッと来てからの、ミョウガの後味。
全体的に爽やかな味で、最初に相応しいつくねでした。

・浅漬けきゅうりと玉子のつくね
刻み浅漬けきゅうりのシャキッとした食感とほのかな
酸味。玉子の優しい味とも好相性でした。

・ゴーヤとかつお醤油のつくね
刻んだゴーヤの食感と苦味、かつおと醤油の旨味が
絶妙なバランス。捏ごとの味の変化も楽しめます。

・かぼすとちりめんじゃこのつくね
かぼすの酸味と爽やかな風味、後からほのかな苦味。
噛むほどに、ちりめんじゃこの旨味も加わりました。

・ニコルさんの海苔ともろみのつくね
海苔が入って、ひとつだけ色の濃い(黒っぽい)捏。
海苔ともろみの濃厚な旨味がガツンと来て、最後の
一品に相応しい捏でした。

■ 鳥軟骨の唐揚げ(510円)
追加で注文したため、捏より後で提供されました。
サクッとした薄衣に、うっすら塩胡椒の鶏ひざ軟骨の
唐揚げ。コリっとした食感で、美味しかったです。

■ 海老塩和え麺(760円)
自家製の平打ち麺に、海老油を絡めた一品でした。
最初に海老の香りがグンと来て、食欲をそそります。
海老の旨味にも負けないコシのある平麺の美味しさ。
〆に豚骨ラーメンを食べに行かなくても、捏製作所で
完結してしまう、素晴らしい〆の逸品でした。
〆は他に、煮干しバター和え麺、ミツル醤油和え麺、
つけそば、汁なし担々麺があり、どれも食べたい…。

流石に満腹で食べられませんでしたが、捏だけでなく
〆の麺類も食べ比べしてみたいものです。
ごちそうさまでした。

  • 本日のつくね 5種盛り合わせ(850円)

  • いちじくと熟成粕クリームチーズ和え(490円)

  • 雲白肉(茹で豚の黒にんにくソース)(690円)

  • 揚げじゃがいも酒盗バター和え(610円)

  • 豆腐と有明海苔のサラダ(660円)

  • 蒸し鶏の新生姜ソース(610円)

  • 鳥軟骨の唐揚げ(510円)

  • 海老塩和え麺(760円)

  • 店舗外観

  • メニュー

  • メニュー

  • メニュー

  • 箸と取り皿。

  • SABADIの美味しいレモネード(510円)

2020/08/14 更新

4回目

2018/03 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

ツクネセイサクショ

福岡市早良区藤崎の住宅街にある、捏製作所。
旬の素材を使った日替わりの捏メニューはもちろん和洋中、縦横無尽に
繰り広げる居酒屋メニューがどれも魅力的な、隠れ家的な名店です。
燗酒が美味しい日本酒の品揃えも充実。つくね屋のボール(ハイボール)、
たてみち屋 菅さんのレモンサワーといった気になるメニューも数々。
芦屋Uffuさんの美味しいお茶(450円)というアイスティーも美味でした。

不定期開催の「つくね屋の呑めるモーニング」というイベント営業で、
醤油ラーメンや、おでんを食べに行ったりしていましたが、夜営業に
訪れるのは2年ぶり。気になるメニューを食べ尽してきました。笑

■ 茄子のカルパッチョ(480円)
焼き茄子のように、皮をむいた茄子の冷製。青ネギと鰹節が掛かって
いましたが、洋風の味付け。さっぱりとして食べやすく、美味でした。

■ よだれ鶏(580円)
激辛の四川料理のイメージですが、捏のよだれ鶏は、蒸し鶏に中華風の
タレと青々としたパクチー、それと乾燥した大豆も入っていました。
最初はパクチーを避け、控えめの辛さのタレの味を楽しみつつ、途中で
(大好物でも苦手でも無い)パクチーと一緒に食べ始めてみると衝撃!
パクチーの風味が爽やかに駆け抜けて、初めて「パクチーが美味しい!」
と思うと同時に、パクチーの存在意義を認識した瞬間でした。笑

■ 自家製XO醤のせ冷奴(380円)
僕が一品、一品、写真を撮っていたからか、自家製XO醤の製法について、
店主自ら説明してくれました。
生ハムと醤油の搾りカスを、糸島のミツル醤油の米油で炊いているそう。
お店で提供している生ハムは、端の方でも美味しいけれど、お客さんに
出したくないからXO?に利用したのだそう。なんと贅沢な!
試しにXO醤だけを食べてみると力強い醤油の風味。これを豆腐と一緒に
食べてみると…合わない訳がありませんね。とても美味しかったです。

■ 切りたて生ハム(1,000円)
XO醤の作り方を聞いた以上、生ハムを注文しない訳には行きません。笑
『塊で購入した生ハムの真ん中の美味しい部分』を店主がスライスして、
提供してくれます。薄くて柔らかく、塩も控えめで、美味しかったです。

■ いかの一夜干し天ぷら(650円)
『下味をつけているので、そのまま召し上がってみてください。』と
勧められるまま頂きました。肉厚で柔らかく、美味しい食感。
ヒマラヤ岩塩が添えられていましたが、出番はありませんでした…。

■ 砂肝の塩ユッケ風(600円)
湯引きしているのでしょうか。表面のみ加熱(殺菌?)された砂肝に、
塩とゴマ油を絡ませているようで、玉子の黄身がのって、ユッケ風。
薬味は青葱と糸唐辛子。
砂肝は新鮮で柔らかく、歯ごたえのある食感も楽しめました。
塩とゴマ油の風味が素材の味を引き立て、糸唐辛子のアクセントも
程良く効いて、美味しかったです。
後半から黄身を崩してかき混ぜると、まろやかな味わいになりました。
(これは好みの問題ですが、玉子が無いほうが好きでした。)

■ つくね五種盛り合わせ(800円)
捏製作所のメインディッシュ、【本日のつくね】のメニューは10種類。
この中から、食べたいものを数品選んで、後はおまかせで注文。
(『メインと考えておりますのでお食事の後半にお出ししております』
とメニューの下部に書かれていました。)

五種類すべて、蒸したつくねでした。旬の素材と鶏肉によるつくねは、
表面に"とろみ"がつけてあり、食材の組み合わせの妙を楽しめました。

◇筍と生わかめのつくね
ほどよい塩気があり、筍の食感も良く、春の訪れを感じる定番の一品。

◇ふきのとうとくるみのつくね
ふきのとうのほのかな苦味もまた春の味。くるみの食感も良かったです。

◇しげさんの原木しいたけと玉ねぎのつくね
しいたけの食感がぷりぷりとして、風味も豊かで美味しかったです。

◇島らっきょうの醤油漬けとみょうがのつくね
醤油が効いて、他とは異なるシャキッとした食感があり、これも美味。

◇菜の花と辛子酢味噌のつくね
これも春らしい一品。菜の花の苦みは無く、辛子酢味噌が爽やかな後味。

みんな違って、みんな美味しいつくね五種の盛り合わせでした。


■ つくね屋の麻婆豆腐(600円)
追加で注文。『豆腐を崩しながら食べてください』と案内されましたが、
豆腐のかたまりに、餡が掛かっていました。具材は、鶏そぼろ、海老、
わかめ、しいたけ、青海苔(かな?)。『つくね屋の麻婆豆腐』という
ネーミングにも納得ですが、山椒が効いて美味しかったです。

■ あんかけ玉子かけご飯(500円)
〆の一品。白いご飯に玉子の黄身とあんかけ。少し高くも感じますが、
出汁が効いて最高に美味しいたまごかけごはんでした。

最後に、緑茶を出して下さったのですが、これがまた美味しかった。
料理も飲みものも、こだわりがあり、素晴らしい食事が楽しめました。
ありがとうございます。ごちそうさまでした。

  • 茄子のカルパッチョ(480円)

  • よだれ鶏(580円)

  • 自家製XO醬のせ冷奴(380円)

  • 切りたて生ハム(1,000円)

  • いかの一夜干し天ぷら(650円)

  • 砂肝の塩ユッケ風(600円)

  • つくね五種盛り合わせ(800円)

  • つくね屋の麻婆豆腐

  • あんかけ玉子かけご飯

  • 店舗外観

2018/03/21 更新

3回目

2017/12 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

つくね屋の呑めるモーニング vol.5

捏製作所のモーニング営業 第5弾は、おでんと熱燗、茶飯がテーマ。
1日限りの特別営業ということで、13時頃に一人で訪問しました。
朝10時に開店して一段落したところなのか、並ばずにカウンター席に
座ることができましたが、すぐにカウンターも満席になりました。
(カウンターの奥行が広く、料理を並べやすいのは有り難いです。笑)

おでんメニューは定番から変わり種まで様々で、値段も150円〜600円と
幅広く、おつまみメニューも数品ありました。

おでんをじっくり選びたかったので、牡蠣の味噌漬け(500円)を注文。
味噌漬けされた牡蠣に黄色い柚子が鮮やかに散りばめられていました。
熟成された牡蠣は、ねっとりとした食感の中に旨みが詰まっていました。
柚子のさわやかな風味が絶妙。牡蠣を一粒、口に入れて噛むたびに、
濃縮された旨みが爆発するような、衝撃的な美味しさでした。
(日本酒には疎いのですが、これは熱燗に合う逸品だと思います。)
店主の奥様に感動を伝えたところ「浅漬けにしたかったんですけど…」
と答えられましたが、味噌が濃すぎることもなく、美味しかったです。


おでんの定番と変わり種を食べてみようと、4品注文。

大根 150円
隠し包丁が入り、しっかり芯まで出汁の味が染み込んでいました。

玉子 150円
ゆで卵の中身の半熟具合が完璧で、とろりとした黄身が美味しくて、
とろけそうでした。味付けも、煮卵をおでんにしているのでしょうか。
おでんの出汁とは異なる醤油っぽい味が染み込んでいて、美味でした。

貝柱 300円
子持ちのホタテ貝柱が4粒。
ふわふわした食感ですが、貝柱の旨みもしっかり味わえました。

つくね 350円
別皿で、2種類の捏が出汁に浸って提供。店主に中身を尋ねてみると、
『貝柱のつくねとイカと高菜のつくねです。』とのこと。
貝柱には生姜も入って風味良く、イカは高菜の塩気とシャキシャキ感が
程良くて、どちらも美味しかったです。


他にも変わり種おでんを食べてみたくなって、追加注文。
(牛すじが売り切れという会話が聞こえてきたので、見送りました。)

ばら軟骨 (500円)
ほろほろに解けた豚ばら肉(軟骨)にパクチーが盛られていました。
パクチーは好きでも嫌いでもありませんが、まずは豚ばらを一口。
ほろほろに肉が解けた豚ばらは出汁をよく吸い込んでいて、軟骨まで
柔らかく煮込まれていたので美味しく頂けました。
パクチーはフレッシュで、特有の臭いも気にならず、軟骨と食べると
後味が少しサッパリしたような気がします。
最後に器に残った出汁をすすると、豚骨スープのような濃厚さもあり、
美味しく完食しました。

紅生姜天 200円
紅生姜とイカのゲソが入った捏の天ぷらのようでした。
紅生姜の味がしっかりと効いていて、イカのゲソの食感も良かったです。
頼んで正解の逸品でした。

〆の茶飯(漬物付)は、茶飯と茶飯の出汁茶漬けと2種類ありました。
(茶飯は江戸末期から明治時代に流行した、おでん屋台で提供されていた
おでんの相棒とも呼ぶべきメニューなのだそうです。)
初めて茶飯を食べるので、単体で食べてみようかとも思いましたが、
汁気が欲しかったので、出汁茶漬けを注文しました。

出汁茶漬け(漬物付)350円
出汁に浸っていたので、茶飯自体の味や色が分かりませんでしたが、
優しい味のおでん出汁とも相性が良く、美味しく頂きました。
漬物はキュウリのぬか漬け、カブの千枚漬け、大根の漬物は何だろう?
どれも手作りっぽくて、美味しかったです。

これらが一日限りの限定メニューというのが勿体なく感じますが、
次回の新しいモーニング営業や、来年の冬におでんのモーニング営業が
復活することにも期待しつつ…、通常営業にもまた訪れたいものです。

  • 店舗外観(おでんの赤提灯がありました。)

  • 牡蠣の味噌煮(500円)

  • 大根、玉子、貝柱

  • つくね(イカと高菜、貝柱)

  • ばら軟骨(500円)

  • 紅生姜天(200円)

  • 茶飯の出汁茶漬け(350円)

  • カウンター

  • モーニング特別メニュー

2017/12/04 更新

2回目

2017/04 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ~¥999
    / 1人

つくね屋のモーニングラーメン。

素材を活かした捏と酒肴、燗酒に力を入れている居酒屋、捏製作所。
京都で7年、福岡に移転して2年目となりますが、急速に人気が拡大中。
Facebookページにて、『つくね屋の呑めるモーニングvol.2』という
1日限定のイベントで糸島のミツル醤油とコラボした醤油ラーメンを
提供されるということなので、行ってみることに。

朝10時から夕方までの営業ということで、12時ごろに到着すると店の
外に5人ほどの行列。(お酒も呑めるので)待つのを覚悟していましたが、
『相席で良ければ…』と10分ほどで小あがりの座敷に案内されました。

モーニング限定メニューは以下の通り。(ドリンクメニューは割愛)

●あっさりモーニングラーメン 850円
 ミツル醤油(糸島)”生成り”うすくち
 燗酒屋がらーじ(東京/国分寺)自家製平打ち麺
 梶谷農園(広島/三原)マイクロリーフ
 海老たっぷりつくね
●つくね屋のシューマイ(4個) 450円
●モモの唐揚げ 600円
●吉宗さんのポテトフライ 500円
●おまかせ酒肴盛り合わせ(下記のうち3品) 600円
・穂先メンマの炒め
・ザーサイとカツオ菜の和え物
・棒棒鶏風 蒸し鶏
・ピリ辛高菜そぼろ
・もやしナムル

一人なので、酒肴も気になるも、モーニングラーメンを注文。
白い器にシンプルな醤油ラーメン。福岡では稀有な一杯です。

スープは、あっさりとしたうすくち醤油に上品な旨味のスープ。
麺は東京国分寺の『燗酒屋がらーじ』から取り寄せた平打ちの縮れ麺。
弾力があり、スープにもよく合っています。ボリュームもたっぷり。
マイクロリーフとは、ベビーリーフの一段階前の若い葉菜だそう。
茹でたマイクロリーフのほのかな苦味がアクセントになってました。
海老たっぷりつくねは、一口大のつくねが二つ。
プリプリとした食感で、食べると海老の旨味が口中に広がります。
余韻を楽しむために、思わず箸を止めてしまうほどの旨さでした。

あっさりとしたスープを最後まで飲み干し、ごちそうさまでした。

  • あっさりモーニングラーメン(850円)

  • のれん

  • モーニング営業、限定メニュー。

2023/04/08 更新

1回目

2016/05 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

旨味×風味=∞

【5月1日追記】
なかなか訪れることができなかったのですが、半年ぶりの再訪。
雑誌等でも紹介されている人気店らしく、早めの時間だったので
何とか入ることができましたが、予約したほうが無難です。

■おまかせつくね五種。
つくねは春を感じさせるメニューに入れ替わり、蒸9種と揚1種。
「五種類指定してもらっても良いですよ。」と言ってもらえたけれど、
おまかせも楽しみたくて「筍とワカメ」と「ミツル醤油のもろみ」の
2種をリクエストして、あとはおまかせで蒸したつくねで5種類。
どれも蒸したて熱々で、片栗粉のとろりとしたコーティングが
口のなかで優しく広がり、美味でした。以下、五種を紹介。

1.モッツァレラ木の芽のつくね
木の芽の大人な苦味とチーズのコクの組み合わせが絶妙ですが、
この組み合わせを思いつくことが天才的。お酒に合います。
(おまかせの中から提供してくれたことに感謝。)

2.筍とわかめのつくね
伝統的な和食の組み合わせですが、それに捏が加わることで
生まれた新世界。筍の歯ごたえとわかめと捏の柔らかな食感、
優しい味わいでした。ありがとうございます。

3.トマトとバジルのつくね
トマトとバジルの相性は言うまでもありませんが・・・捏の
具材を考えたときに、トマトとバジルなんて・・・天才です。

4.海老とパクチーのつくね
おまかせと注文した後で「苦手なものはありませんか?」と
聞かれたので、パクチーが出てくることは想定内でした。
パクチーの風味と海老の香りが鼻孔を突き抜ける旨さでした。

5.ミツル醤油のものみのつくね
これだけ(組み合わせでは無く)単一素材の捏であることに
こだわりが伝わってきました。もろみの風味が突き抜けました。
上手く言葉に表現できない旨さは、是非食べて頂きたいです。

つくね以外のメニューも素晴らしく美味しかったです。(以下、紹介)

■鶏皮のみぞれ酢(450円)
お通しが無いので、まず初めに注文した一品です。
湯引きした鶏皮に大根おろしとポン酢、さらに青葱が少々。器が美しく、
こだわりを感じました。味付けもサッパリとして美味しかったです。
なかなかのボリューム。ビールにも日本酒にも合いそうな一品でした。

■大人のポテサラ(里芋とヤマメのうるか合え)(600円)
ねっとりとした里芋の食感と、熟成感のあるヤマメの塩辛の
塩気の組み合わせは、間違いなく日本酒が進む味わいでした。
イクラより小粒なヤマメの卵の食感もまた美味。
奈良のにごり酒「生酛のどぶ」と一緒に美味しく頂きました。

■アンチョビポテトフライ(500円)
細切りフライドポテトに(塩ではなく)アンチョビパウダー?
どうしてこの組み合わせが思いつくのか!?天才的なセンス。
塩味ではなく潮味と呼びたくなる、ほのかな苦潮味でした。
間違いなくビールに合う逸品。

■ミツル醤油の中華そば(700円)
具材は白胡麻と青葱とシンプルですが、糸島のミツル醤油の
スープともちもち食感のちぢれ麺が秀逸な〆の逸品。
さりげなく入った干し貝柱が旨味を引き立てていました。
『捏屋さんが、こんなに美味しい中華そばを提供するなんて、
福岡の中華そば屋が廃業してしまいますよ!?』…なんて
余計な心配をしながらスープまで完食。ごちそうさま。

【追記 以上】

京都で7年間、「京都捏製作所」を営んでいた大将が、昨年8月にオープンさせた「捏製作所」。
京都で営業しているころからずっと気になっていたお店に、ようやく訪れることができました。

つくねメニューは日替わりで、この日は蒸が9種と揚が1種。
おまかせつくね三種(500円)と五種(850円)は2名からで人数分注文することが原則らしいのですが、独りだったので1名分で対応して頂けました。
『おまかせ』と書いてあるものの、苦手な食材を確認して下さり、「(好き嫌いは)ありません」と答えると、本日のつくねから一品、食べたいものを尋ねられる。おまかせに入ってなかったら単品で注文しようと思ってた「牡蠣と生姜味噌のつくね」をリクエスト。行き届いた心遣いに感服。

つくねの提供まで時間がかかるそうで、手早く提供できるメニューを促される。
ノーチャージでお通しが無いらしいので、(早く提供できると勧められたメニューの中から)『直伝酒呑の為の冷しトマト』(500円)を注文。
大将から、『納豆とキムチが入りますが、良いですか?』と確認される。好き嫌いはないので全く問題ありませんが、冷やしトマトに納豆とキムチ!?
よく冷えたトマト丸ごと一つが隠れるほどに盛られた納豆キムチ。
できるだけ、トマトスライスに納豆キムチを乗せて食べようとするも、上手く食べられない・・・。
途中からはあきらめて、納豆キムチとトマトスライスを別メニューのように頂きましたが、納豆もコクがあり、キムチも程良い辛さ。
何とも滋味深い逸品でした。

食べ終わったころには生ビールも飲み終えたので、つくねに合う日本酒をおまかせで、燗をつけて頂く。
おちょこを選ばせて下さり、鳥取の日本酒『山陰東郷』を頂きました。日本酒には疎いのですが、山田錦と玉栄という酒米を使用しているそう。
キリッとした味わいで美味しく頂きました。

日本酒とタイミングを同じくして「おまかせつくね五種」が運ばれてきました。
どのつくねも、旨味を閉じ込めるかのように、うっすらと片栗粉の餡がコーティングがされているようです。口当たりも滑らかでした。
以下、食べた順に紹介。

●牡蠣と生姜味噌のつくね
濃厚な牡蠣の旨みと生姜の風味が、味噌の橋渡しに酔うって絶妙な調和。口の中でも、旨みの余韻が響き渡る。旨し。

●木耳(キクラゲ)と黒酢のつくね
木耳とレンコンの食感が小気味良く、ほんのり効いた黒酢がサッパリとした後味を引き立てる。旨し。

●ホタテとあおさ海苔のつくね
ホタテの旨味とあおさ海苔の磯の香りが口中に広がる、絶妙なバランス。旨し。

●海老とセリのつくね
プリプリのエビのうまみが噛むほどに口中に広がり、陰ながら"セリ"が味を引き立てている。旨し。

●菜の花とすり胡麻のつくね
季節を先取りした一品。ほんのりと苦みがありつつも、すりごまの華やかな風味で、ふっと苦味が消えていくマジック。旨し。

公式:旨味×風味=∞
それだけでも美味しい食材に別の風味を加えることで、素材本来の旨味を相乗的に引き立てている印象でした。
想像つかない組み合わせの妙、再訪できる日が楽しみです。

  • 本日のつくね(2016年5月1日)

  • 鶏皮のみぞれ酢(450円)

  • 大人のポテサラ(里芋とヤマメうるか和え)(600円)

  • アンチョビポテトフライ(500円)

  • 奈良と中国地方を中心とした、こだわりの日本酒ラインナップ。

  • ミツル醤油の中華そば(700円)

  • ドリンクメニュー。

  • 料理メニュー。

  • 店舗外観

  • おまかせつくね五種(850円)

  • 本日のつくね(2016年1月31日)

  • 直伝酒呑みの為の冷やしトマト(500円)

  • 日本酒

  • 日本酒(500円〜)

  • 店舗内観

2016/05/03 更新

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