レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
2回
2017/02訪問 2017/02/17
一日中会議で疲れ切ってしまい、寛ぎたくて立ち寄りました。
山田さんは、いつもながらの穏やかな笑みで迎え入れてくれ、シャンパンベースの苺のフローズンカクテル、レオン、伊予柑のカクテルを拵えて呉れました。画像はレオン。フルーティーな甘みと軽く舌を刺激する感じが、心身ともにリフレッシュしてくれます。
出張などで全国色んなバーを巡ってきましたが、やはり地元のこの店が一番のお気に入りです。
(2016年8月11日)久々の訪問。ピオーネのフローズンカクテル、ブラックチェリーのフローズンカクテル、レオンをいただきました。暑い夏をクールダウンさせるには、季節の果物のフローズンカクテルが一番です。
(2015年2月28日)山田さんが今話題のBlue Bottle Coffeeを調達してきてくれたので、アイリッシュコーヒーを作っていただきました。サイフォンを使って丁寧に「ジャイアントステップス」を淹れる傍らで、リキュールに砂糖を加えフランべ。生クリームは手でシャカシャカとホイップ。手さばきが流れるようにしなやかで、さすが武道をたしなむ山田さんです。
出来あがったアイリッシュコーヒーは円やかできめ細やかなホイップクリームと、薫り高くコクのあるコーヒーが口の中で渾然一体となりシ・ア・ワ・セ♡
一週間の疲れが癒された一杯でした。
(2014年11月13日)残業で麵屋 翔にて夕食を済ませたものの、ちょっと飲みたい気分。ただ飲んだ後、延々と電車に揺られて横浜まで戻るのはシンドイので、関内まで我慢。一度行ってみたかった吉田町のバーノーブルに伺いました。
寒空の中歩いてきたので、店内の温かさがとても有難いです。
カクテルには詳しくないので、バーテンダーの山田さんにお勧めを訊き、ピオーネのフローズンカクテル、梨のフローズンカクテル、レオンをいただきました。
フローズンカクテルは、果実の自然な甘み、香りを活かした口当たりの良い一杯。
お酒なのに、健康的なスムージーをいただいている気分です。特に梨はシャーベット状でありながら、ラフランス特有のソフトな食感もあり心地よいです。
レオンはラム、パッションフルーツ、紫蘇のリカーを用いたコンテスト優勝作品。パッションフルーツの甘み、酸味を紫蘇でキリッと引き締めた少し和のテイストを感じさせる素晴らしいカクテルでした。
気分を落ち着かせるクラシック音楽、山田さんをはじめとしたバーテンダーさん達の温かい接客、ゴテゴテした装飾を排除し目立たぬもののNobleな佇まいの店内に、すっかり魅了されてしまいました。一日の終わりを締めくくるのに、最高のスポット。横浜に住んで良かったと、しみじみ感じた夜でした。
2位
1回
2014/10訪問 2014/10/26
夜遅く宿に着いたものの、近くにはお好み焼き屋しか深夜営業してないと聞き、祇園までタクシー飛ばしてきました。
旅の疲れを癒やす居心地の良いバー。ホテルの中でも良いけれど、京都らしい雰囲気も楽しみたい。そんな欲張りなワタシのニーズにピッタリ♬
日本家屋を改装したバーは、外と内のギャップが驚き!比較的低めの椅子とカウンター。落とし気味の照明だけど、暗過ぎず、同伴の女性の濡れた瞳もバッチリチェックできます。ワタシに竹野内豊か向井理のルックスがあれば、このバーでどんな無理めの美女でもオトセそう♡ そんな妄想に浸りながら、バッキバキのジンジャーエールでこしらえたモスコミュールをいただきました。その他、フォーローゼズのソーダ割もいただきましたが、格段に美味しい。
我が地元、横浜にも良いバーはあるけど、京都の雅な風情の店は無いですもんね。やはり京都凄いです。
3位
3回
2017/02訪問 2017/03/01
チーズのコクを味わい尽くしたくて、ピッツァイオーロ小笠原氏のもとに。水牛のモッツァレラチーズを惜しげもなくトッピング。DOCってダブル オブ チーズの略称と思い込んでいたけど、スタッフは???の反応。
ピッツァを待つ間、ハートランドで喉を潤します。小笠原氏の身のこなしは無駄がなく、相変わらずカッコ良いです。
焼き上がりが画像の通り、薪窯ならではの香ばしさ。トロットロのチーズとトマトの酸味、絶妙な塩気。いつもながら独りで一枚ぺロリと平らげてしまいました。
横浜が誇るピッツァイオーロ 小笠原さんが焼くナポリピッツァを食べたくて、22時過ぎに駆け込んでみたら、幸いに空席あり。ラッキー♪
いつもオーダーするものを敢えて避け、ビアンカジュノペーゼを注文しました。
寡黙ながら手際よく生地を伸ばし、薪釜にピッツァを投入。くるくる回しながら、満遍なく焼く小笠原さんの仕事ぶりを観ていると、惚れてしまいます♡
ハムの投入量が予想より少なかったからか、ちょっと塩分控えめ。でも香り高いバジルソースと、もっちりとした食感で独りで一枚ペロリと平らげました。
色々食べ比べてみたけど、やはりベストはマルゲリータDOC(水牛のチーズ使用)ですな。堂々2,000円超えですが、ナポリピッツア観が変わること請け合いです。
(2015年8月13日)
盆休みも取らず、8月は日曜以外営業しているシシリヤ。アメリカーナを食べたくて立ち寄りました。クルマで来たのでアルコールはご法度。ブラッドオレンジジュースで我慢します。前菜は、おすすめのとうもろこしとモッツァレラチーズ。とうもろこしの甘みとチーズの仄かな塩気が旨いっ!
そうしているうちに、アメリカーナの登場。トッピングがルッコラと生ハムのシンプルな組み合わせだけど、生ハムの塩気が絶妙!薪窯で焼いた香ばしさは、いつも通りピッツァイオーロ小笠原氏の渾身の焼きが光りますな。
盆入りでも常に客で一杯なので、予約を入れることをお勧めします。
(2014年3月14日)
またまた、残業後に駆け込んでしまいました。あらかた客が帰り洗いものをしている最中に入店したものの、窯の火はキープされていたのでセーフ。ピッツァイオーロ小笠原氏は、火のコンディションを整え、生地を伸ばしワタシだけのためにマリナーラスペシャルをこしらえてくれます。そのキレのある所作は、女性でないワタシでも惚れてまうがなぁ♡
アンチョビとニンニクのペーストの香りが、食欲をアップさせますなぁ。トマトはマルゲリータDOCと異なり酸味を前面に出した感じです。
今宵もウマウマでした。
(2014年3月7日)
夜遅くまで残業した後、堪らなくあの薪窯で焼いた香ばしいピッツァが食べたくなり、オフィスから我慢してシシリヤへ。
金曜日だから夜遅くまで客で賑わっているにも拘わらず、幸いにしてカウンター席が空いてるっ!
ちょっと値が張るけど、水牛のモッツァレッラチーズをダブルに敷き詰めたマルゲリータDOCを注文。トマトはプチトマトをちょっとドライにしたものをトッピング、甘さが極限まで引き出されますな。チーズ、トマト、バジルと塩の絶妙な組み合わせが堪らないっ!結構サイズ的には大きいけれど、ペロッと独りで完食できます。
独りで行っても寡黙な職人、小笠原氏の仕事ぶりを見ていると飽きません。男からみても、仕事してる氏の所作はかっこ良いだよね。
横浜でナポリピッツァを食べるには、ここ以外はあり得ません。
4位
1回
2014/10訪問 2014/11/01
〈2014年11月1日画像追加)
2014年10月26日に2度目のしどりや穏座訪問が実現しました。前回同様、淡海じどり食べ尽くしコースを注文しましたが、殆ど前回と内容がかぶっていない!今回も驚きと感動の一夜でした。
(2012年9月13日訪問)
1カ月程前、滋賀にお住まいの大兄から突然電話。曰く「関西に来ると聞いたので「じどりや穏座」のカウンター6席を貸し切ったので是非来るように。」予約が半年先まで埋まっているところ奇跡的に予約することに成功。これはお邪魔するしかありません。
地元に住む友人達6人と連れ立ち、鶏づくしの饗宴。次々と珍しい部位の料理が出てくるので、全て思い出すのは、無理。
かろうじて画像に収めているものを紹介すると・・・
・キーマカレーパン
地元パン屋に特注したパンの中に、鶏挽肉のキーマカレーを詰めたもの。味はマイルドだけど、次第にじんわりと辛さが口に拡がります。
・鶏皮の北京ダック風
鶏皮を北京ダックの様にパリパリに仕上げ、白髪葱と甜麺醤を添えていただきます。 そういえば薄餅が付いたか否か思い出せません。
・軟骨・鶏冠の酒盗和え
鶏のトサカって生まれて初めて食べたけど、歯応えがハツに似てますな。味は酒盗(爆)
・雄鶏の肝・心臓、雌鶏のささ身のカルパッチョ
それぞれの歯触りの違いを楽しむのですが、胡麻油と多少の調味料のみの味付けなので、それぞれの部位の旨味の違いを比べることができます。
・□手羽先焼き、山わさびの醤油和え
地元の醤油をパウダー状にしていただく手羽先は、生より肉の旨味がギュッと封じ込められおり、齧った瞬間ジュワーと旨味いっぱいの肉汁が口に拡がります。
・モツの煮込み
きんかん、白肝、ゆらんかん、雌のトサカ、気管、背肝、砂ズリ、雄の脾臓などを甲府のモツ煮に模してつくられた酒肴。甲府では昼飯によく出てきたけど、これは濃厚なスーパータスカンあたりをグイッとやっても負けないインパクトがありますね。
・雌腿肉の焼きしゃぶ
腿肉の火の通し方が絶妙。味付けもシンプルで肉本来の美味しさを引き出しておりますな。
・横隔膜のタレ焼き
焼肉的にはハラミなんでしょうけど、食感的にセセリに近いかな。
・. 焼きおに茶漬け
鶏のなめろうを香ばしい焼きおにぎりに投入し、出汁をかければ滋味豊かなお茶漬け。締めには最高です。
食通の主が、鶏の色んな部位を駆使して用意した酒肴を選りすぐりの地酒、ワインで楽しませる。選ぶ酒も、味を知りつくした主のお任せがベストですね。どの酒肴も味がしっかりして喉が渇くので、予め料理の倍の酒代を見込んでおくべきでしょう。
5位
1回
2016/12訪問 2016/12/11
(2016年12月10日)特製鶏塩を緑の絨毯で埋め尽くすべく、今日は九条ねぎを追加注文。150円は、ちょいとお高めと思ったけど、意外なボリュームな盛りと、目の前に「京都左京区にある知七さんの香り高い九条ねぎ」「豊かな畑で大事に育てられた九条ねぎは、口当たりがやわらかで甘みもあり、スープにアクセントを加えてくれます。」なる説明書きに満足度120%です。
ドサッと、九条ねぎを丼に投入すると、鮮やかなグリーン♪ 噛めば、確かに甘みがありますな。ねぎ好きには、外せないオプションです。
年末年始は、2016年12月31日(土)から2017年1月6日(金)まで休業。12月30日(金)は昼営業のみだそうです。
あと、2017年1月より一部商品が値上げされるそうです。
(2016年10月29日)久々に、特製鶏塩+あさりのっけご飯をいただきました。新たに九条ねぎが導入されたそうですけど、着丼してみると白い部分の葱が殆ど。後で再度案内を見たら、鶏しょうゆだけみたいです。トッピングは、新たに鶏ワンタンとローストビーフが加わっております。
生姜の効いた鶏挽肉がワンタン皮に包まれたもので、なかなかイケます。ローストビーフも、なかなか美味しいけど、正直鶏チャーシューの方がラーメンにマッチしている印象を受けました。少しずつ進化するも味は、高レベルをキープ。色んなラーメンの名店を食べ歩くも、やはりこの店が自分のNo.1、揺るぎない旨さです。
(2013年4月)
横浜在住ですが、豚骨こってりの家系ラーメンが年齢的にキツくなってきた今日この頃。神奈川のラーメンを盛り上げよう!会の2012年新人王店である鶏喰主人、西垣氏のインタビューを読んでいたら、堪らなく行きたくなりました。
吉野町って自宅からビミョーに行きにくいのでクルマを使ったけど、あんまり周りにはコインパーキングが無いですね。
自分が伺った土曜日12時頃は、8人位の行列が出来ていました。
4月なのに10度を越えない肌寒い日からか、並んでるあいだ綺麗めのオネエサンが紙コップのお茶をサービスしてくれたのは有り難かったです。
10分程度で入店。迷わず特製塩らーめんにしました。
鶏だしの効いたスープはおフランス産の塩を用い、なんとなくお上品な風味。鶏の臭みは微塵もありません。
菅野製麺所のストレート麵を使用している模様ですが、博多ラーメンのようなザラッとした食感。もうちょっとツルッとした食感であれば、より鶏塩スープとマッチすると思うけど、逆に淡麗なスープが麵に絡みにくくなるのかなぁ?
押木養鶏場送の「しゃくれ」を使用している半熟玉子は、黄身が濃厚です。
鶏チャーシューは胸と腿の異なる食感のものが二枚ずつ、鶏団子は微かに生姜風味のアクセントが効いて実に淡麗なスープにマッチしております。
イタリアン出身の主人だけあり、店の佇まいもカフェっぽくてシャレオツ。BGMはボサノバが流れておりました。
6位
1回
2016/12訪問 2016/12/04
(2016年12月4日)一週間以上に渡り広島、姫路、京都をグランドツーリングしている中、食べたいと思っていたのはカレー。それもシタールのクラブマサラ。「トマト」、「カッチャルバッチャル」、「ダバインディア」の全国カレーランキング・ベスト3を制覇しても、やはり自分のNo.1は、ここなんです。渡り蟹のエキスがカレーソースに負けないほどの旨味!サラッとしたパスマティライスが、絶妙にマッチ。これを食べるだけのために、横浜に来る価値ありです!
(2014年11月24日画像追加、2014年8月21日)POZZIで明太子スパゲティをいただく予定が、店頭に「本日は予約の方のみとなります。」の貼り紙が。
突如、木曜日にかかわらずカレーの日と相成りました。
折角だから、他のインド料理屋でお目にかからぬ、渡り蟹のぶつ切りを豪快に投入したクラブマサラを注文しました。
野菜不足なので、カチュンバルも追加しました。
カチュンパルは玉葱、きゅうり、トマトをスパイシーなドレッシングで和えたサラダ。ピリッとした刺激が心地良いです。
そして本命のクラブマサラ。渡り蟹のエキスがカレーソースに溶けこんで、実に奥深い味。ぶつ切りの蟹は食べにくい事この上ないけど、手づかみで身をチューチューお下品に啜ると、濃密な蟹のエキスとカレーが口に拡がります。
文句なく今年No.1のカレーです。1,920円と値が張りますが、値段以上の満足感を得られること間違いなしです。
(2014年8月17日)
このところ、ダバインディア、トマトなど美味しくて後ひくカレーを食べ続けてきたので、すっかりカレージャンキー。2日食べないだけで禁断症状に陥ってしまいました。
わざわざ東京まで出かけられないし…そうだ、横浜には近所にシタールがあると思いだして出掛けました。
思えば、インド料理屋といえど北インド地方の料理主体、接待向けの豪華な佇まいの店で、気遅れしちゃって暫く足が遠のいておりました。
一旦、ムルギーコースを注文したものの、ヴェジタブルサモサとかタンドリーチキンを食べたいわけではないので、単品に方針変更。
一番スパイシーなチキンカレーとインド人スタッフに注文したところ、チキンヴィンダルーが良いとの事。チキンに香料を効かせ、ジャガイモを加えたカレーです。ナンじゃなくてライスの気分だったのでサフランライス(サフラン風味のパスマティライス)と一緒に注文しました。
一番スパイシーといえど、北インド料理の辛さはマイルド。しかし複雑な風味、味わいは健在で禁断症状は沈静化されました。カレーの名店めぐりも良いけれど、地元の名店シタールに通い詰め、北インド料理の深耕を図るのも良いなと思いました。
(2005年10月3日)
私のインド料理歴(あくまで食べるのが専門ね)は、たかだか10年くらいのものですが、仕事でロンドンに赴任してた時は、3日に1度はインド料理だったので、同僚から「体臭がカレー臭い。」とか「おまえ、カレーの食い過ぎで顔が黄色いぞ。」とか云われました。殆どロンドン中のインド料理屋食べ尽くしたんじゃないかなぁ~ それらのロンドンのインド料理屋、東京の名店全てをひっくるめても、ベスト3に入る美味さでした。中華街に至近だけど、強烈に特定の店の中華が食べたいという拘りがなければ、むしろここのインド料理屋で食べる事をお勧めします、ホントに!
ランチのセットメニューはヴェジタブルサモサ(野菜の揚げパイ)、タンドリーチキン、シークカバブ(マトンの挽肉の串焼き)、ナン、ライス、日替わりカレーで構成されており、1,600円也です。
この日の日替わりカレーは、マトンカレー。ココナッツミルクが入っているのか、個々のスパイスが突出することなくマイルドかつコクのある味でした。北インド風ならではの上品な味付けです。
ナンもライスも付いてましたが、大食いの自分にとっては少なめ。おかわり自由だと嬉しいなと思いました、(有料で追加を頼む事はできます) ナンは自分が今まで食べたものより薄めで、パリパリした表面が香ばしくGOODでした。一般的なナンがナポリビザだとしたら、ここのナンはローマ風ピザって感じでしょうか。
タンドリーチキンはジューシーな腿肉一本丸々出てきて、ボリューム感ありました。マイルドな味付けであるものの鶏の旨みはしっかり引き出しており、追加したい程でした。シークカバブは柔らかく、焼鳥のつくね感覚でビールジョッキ一杯!と注文したくなりました。
一品料理も沢山あるみたいなので、今度は是非ディナーにチャレンジしたいです♪ そうそう、よくあるインド料理店と異なり、スパイスやカレーの臭いは一切店内に漂っておりません。接待としても使える、綺麗な内装です。
7位
1回
2014/10訪問 2015/10/16
クルマで相模湖まで山道を軽く流した後、八王子から国道16号線で戻る途中で立ち寄りました。
夜の開店(17時)から10分も経っていないけど、空いてる席はひとつだけ。ラッキー♪
店の屋号に入れているくらいだから、煮干らーめんが美味しかろうと迷わず自販機のボタンをプッシュ!
店内は清潔、煮干だしのいい香りが漂ってきます。
仕事は丁寧、かつ動きに無駄がありません。これだけで美味しいラーメンをこしらえる雰囲気がビンビンに伝わってきます。
煮干しの割には澄んだスープ。細めのストレート麺は、出汁にとてもマッチ♡
「蕎麦みたいに手繰って…」と別のレビュアーさんが言及された通り、ツルツルといけます。
チャーシューは適度な脂身、暫くスープで温めて柔らかくしてからいただくのがベストですね。
メンマは大振りなのが二つ、筋っぽいところが無く、とても柔らか。煮玉子は黄身がねっとりして、醤油だれの浸かり具合もグッド♫
こんな煮干らーめんを出してくれる店が自宅近所にあれば、毎日でも通いたいと思わせるほどの一杯でした。
8位
1回
2015/12訪問 2015/12/05
(2015年12月4日)なかなか機会に恵まれず、ほぼ1年ぶりに再訪。今回はスタッフのお勧めの酒を順番に飲んでいきました。
まずは、那須の酒、大那(だいな)。須野ヶ原の一角侍塚古墳、那須国造碑等、数々の歴史的遺産を持つ湯津上村に慶応2年(1866年)に創業された酒造業は、昭和30年(1955年)菊の里酒造に発展したそうです。特に最も良質の山田錦が栽培される地域の中で特A地区として指定されている加東市東条町産を用いたもので、まろみがあって実に旨いっ!
続いては、長野県佐久市のお酒、亀の海。フレッシュさと完熟感、甘味と渋酸味などが絡み合った味わい。後味のキレもいいです。
釣り鯵のなめろうを注文して、広島・呉の酒、雨後の月。斗瓶取りという昔ながらの酒袋にモロミを入れて、機械による圧力などはかけず、一滴ずつ自然に垂れて来る酒だけを集めた造り方だそうです。飲みやすさの中にも米の旨みがしっかりとあり、キレも良いです。
鯖の一夜干しを追加投入、酒は奈良・御所の風の森。なんと笊籬(いかき)採りという、もろみ中に笊籬状(ザルのようなもの)のスクリーンを沈め、もろみと清酒を分離する技法だそうで、袋吊りより香気成分を揮散させず、旨味を壊すことも無くなる画期的なものだそうです。炭酸ガスの含有率が高くなっているのか、シュワシュワ感が心地良いです。
締めは、水沢うどん。今夜も美味しかったです。ご馳走さま♪
(2014年12月2日)日本酒好きなものの、酒が旨くとも肴がイマイチだったり、肴が旨くとも酒がイマイチという店が多く、外で嗜む機会は少ないなか、レビュアーさんの評価が高いので立ち寄ってみました。
店内には、数え切れない程の一升瓶^_^;
とりあえず、エビス生とお通し(フルサイズ)を注文。
凄い品数のお通しに驚き‼︎ それも手間を掛けたであろう各々の料理が日本酒に合うもので旨過ぎる‼︎ ビール飲んでる場合じゃありません‼︎
即エビスをやっつけて、比較的廉価な長野の銘酒、明鏡止水を注文。風味が清々しくキレがあり、嘗て飲んだ明鏡止水より段違いに旨い。想像するに、瓶の状態で熟成させ絶好の飲み頃に供されているのでしょうか?とても円やかです♬
二杯目は静岡の磯自慢、吟醸酒。これもキリッとしてイケる。旨過ぎるお通しを全ていただいてしまったので、クリームチーズの味噌漬け(八丁味噌、信州味噌)を追加注文。これまた日本酒に合いますねぇ。酒飲みの嗜好を熟知しております。
日本酒をいただく時は、三合ルールで自主規制しているので(ビールも一合でカウント)、これ以上飲まなかったですが、豊富な品揃えをもっと楽しむべく、近々に再訪を果たしたいと思います。
9位
1回
2014/11訪問 2014/11/11
キムハラミ、キムロースは必食!塊感溢れる肉をワイルドに喰らおう!
我が家から至近な距離にも、確かに美味しい焼肉屋はあるけど、たまには評判の良い店を開拓し、肉の旨さを楽しみ尽くしたい!
…ということで長沼まで遠征してきました。
チョレギ(600円)、キムチ三兄弟(900円)、キムハラミ(2,800円)、キムロース(2,100円)、ミニカルビクッパ(700円)を注文。
まず卓に供されたのは、キムチ三兄弟。きゅうり、カクテキ、白菜の三点盛りで、きゅうりはあっさりと上品、噛むほどに旨味が口に拡がります。カクテキ、白菜は唐辛子の刺激があくまでマイルド、寧ろ大根、白菜の甘味、乳酸発酵による酸味・旨味が渾然一体となっております。キムチ三兄弟だけで、丼飯三杯はいけます。
メインのキムハラミ、キムロースはステーキとみまごう程の塊!
まずは、塊をロースターに投入。両面に焼き目を付けたら、トングで持ち上げながらクッキング鋏でチョキチョキ吊るし切り。
自分でやってみると結構難しいので、店員さんにお願いしました。
焼けた肉は、キムさん特製の塩だれに浸していただきます。野菜の甘み、酸味と塩が絶妙に調和し、さっぱりといただけます。
ミニカルビクッパは、分量的に大人が充分満足できる量です。辛さ控え目で、旨味しっかり。
値段は張るけど、「キムさん」の名を冠するだけあり、キムハラミ、キムロースは必食です。
10位
1回
2014/10訪問 2014/10/08
残業を終え、21時ちょい前に店に到着。客は1人のみ。いつもトンカツは脂身が身体に悪いと、ヒレカツばかり注文するワタシですが、多くのレビュアーさんが評価するロースカツを定食で注文しました。
ロース肉は、注文してからパン粉をつけ、油に投入。揚げる前に丼一杯くらいのラードをドボンと鍋に流し込みました。閉店が21時半なので、ワタシの後に客は来ないと思いますが。美味しいトンカツを料理する主人の熱意が、ビンビンに伝わります。
トンカツが揚げあがる迄の「つなぎ」でしょうか?ポテトサラダが先に出されました。自家製マヨネーズだそうですが、あくまでポテトなど野菜の脇役に徹し、良い働きをしております。
揚げている最中に、主人は千切りキャベツの用意。作り置きより注文の都度キャベツを刻むほうが美味しいと考える主人の拘りでしょうか?刻む音がリズミカルです。
ロース肉は、15分くらい油のプールで遊泳してから登場。大振りに包丁が入った分厚い肉の断面は仄かなピンク。ちょっと肉を休ませ、余熱が芯まで行き渡るのを待ちました。
一口目は傍らの岩塩をつけて。山形 平田牧場の三元豚は、脂身の甘みがハンパないです。肉の方も滋味溢れて美味しいです。ソースもかけてみましたが、拘りの肉、パン粉、ラードに比べるとフツーの美味しさ。叶わね願いだけど、我が地元横浜にある勝烈庵のフルーティーなソースで食したいものです。
駒ヶ根産こしひかりは、自分好みの柔らかめでふっくらした炊き上がり。豚汁は大きめにカットされた大根がゴロゴロ、良く煮込まれて、旨味が充分染み込んでおります。
2014年ベストのロースカツでした。池上まで行く用事は全く無いのですが、燕楽のトンカツ目当てだけで遠征する価値はあると感じました。ご馳走さま♬
2014年は、①バーでいただくカクテル、リキュールの美味しさに開眼、②FACEBOOKの(仮)麵’s Club参加により、麺類を深耕できた事が特徴的です。