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1位
1回
2016/12訪問 2016/12/25
【再訪6】:定点観測:店主池川氏の記憶力に驚き!
■焼鳥好きのみならず、もはや説明不要の超人気店『鳥しき』
前回の定点観測は私が予約で頑張ったが、今回は焼鳥好きに友が実に1000回以上コールをして予約確保。定点観測6回目。
■店のシステム:
完全予約制・基本的にはお任せコース後払い制
上述の通り、毎月1の日(休みの場合は翌日)14:00~ 17つの席確保を目指してひたすら電話を入れる。過去に私は719回目にやっと繋がった経験があるが、ご一緒した友は今回の予約を取るために1000回以上コールをしたとのこと。
■訪問時の状況:
平日19:00に訪問。厨房を囲む17席は当然のことながら満席。この超難関の予約を確保した面々の顔には、自然と笑みがこぼれている。
■当日に注文した料理
*おまかせコース+アキレス腱/横隔膜/膝回りなどの希少部位
合計19本
*お土産「焼鳥弁当」×1
■当日に注文した飲物
*瓶ビール SAPPORO赤★×2
*日本酒全国各地の銘酒をぬる燗/冷酒で8合
*ハイボール×2
*焼酎ウーロン茶割
_____________〆て¥23.000.- 也 相変わらずクオリティ・CP共に素晴らしい!
■おすすめ度:★★★★★★★★★★
■顧客属性:予約の壁を越えた”焼鳥好き、CPL、OL、親爺”
■寸評:
NHKプロフェッショナルでも紹介された店主池川氏が仕切る店。兎角、有名店になると高飛車になり、札びらで頬っぺたをひっぱたく常連で全ての席が埋まってしまう、寿司屋Sや日本料理屋Kと違い、此方は常連だろうが振り客だろうが、上述の予約の壁を越えなければならない。そういった意味では、常連に媚びる必要もない。こういった主義を貫いている店主に、先ずはあっぱれ!と言いたい。
料理の腕は折り紙付き。
今回、友と驚いたのは、丁度1年ほど前に来店した時の我々の会話を店主が憶えていたこと。こういったことが接客にもつながっているのだろう。
正にプロフェッショナル。
定点観測:店主池川氏の記憶力に驚き!
また1月の予約から確保に向けて戦いを挑むが、店主から支店開設の話を伺い、次回はそちらに行ってみようと友と画策し店を後にした。
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【再訪5】:定点観測:最近、提供速度が遅くなった様な…だが味は流石の「鳥しき」
国家試験の数日前。その分野の専門家でもある親愛なる友からお誘いを受け、約半年ぶりに超予約困難店『鳥しき』の暖簾をくぐる。今回5度目の訪問ゆえ、然程の緊張はなかったが初めて大将(焼き場)の真正面席に案内され、見た目怖そうな大将間近での宴となった。
初めての客には店のシステムや好き嫌いの好みを聞いているが…
「いつもと同じで宜しいですね」のひと言に、友と顔を見合わせ「我々って大将に認知されているのかなぁ?」と嬉しくもあり。酒が進み大将の言葉を肯定的に受け止め「常連枠ってないの?」とお調子者が聞く。すると…
「大変申し訳ございません。うちはそういうのは一切やっていないんです」と術もなく断られてしまった。最近は以前にも増して予約が取りづらくなっており、次回も指が痛くなるほどのリダイヤル必須ということか(哀)
■当日にいただいたコース串
*お通し「自家製お新香」
*血肝
*笹身
*気管支*希少部位
*白玉「うずらのたまご」
*椎茸
*ぺた
*ぼんじり
*つくね
*銀杏
*心臓とレバーの動脈*希少部位
*軟骨
*はらみ横隔膜*希少部位
*厚揚げ
*膝廻り*希少部位
*合鴨
*ちょうちん
*はつ
*手羽先の先皮*希少部位
*そり
*鶏スープ
*お土産「そぼろ弁当」×1
■当日に注文した飲物
*生ビール×2
*東洋美人純米吟醸「山口県萩市:澄川酒造所」
*鳳凰美人純米「栃木県小山市:小林酒造」
*黒滝純米吟醸「福井県吉田郡:黒瀧酒造」
*刈穂特別純米「秋田県大仙市:刈穂酒造」 各種×いっぱい
___________〆て¥28,030.- 也 それにしても安い!
今回も食べる気満々で19本。
ただ初来店時に比べ明らかに提供速度が遅くなっている様な気がする。尤も「ゆっくりと愉しみたい向き」には好都合この上ないが、料理よりも酒が進み酔いが廻り味が判らなくなるのは考えものか?(呑まなければ佳いのだが…)
定点観測:最近、提供速度が遅くなった様な…だが味は流石の「鳥しき」
「高級焼鳥店」の中では、わたし的には最高峰の店。願わくば予約がもう少し簡単に取れるようになることを祈りつつ。
(追記)
口コミに「お誘いを受けて初来店」の様な記述を佳く目にするが、此処は誘っていただいた方に心から感謝すべき店である。嘘だと思うなら毎月1日14:00からの予約電話にかけ続けてみて欲しい。
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【再訪4】:「鳥しき」定期訪問・*:.。..。.:*今宵は親愛なる方と・*:.。. .。.:*
一昨年の【初訪】以来、年に何度か定期訪問を重ねてきたおそらく「日本で1番予約が取りにくい焼鳥店」目黒の『鳥しき』、運よく予約を取るに恵まれ、4ヶ月ぶりの訪問である。
今宵は親愛なる方と…友の娘の「初節句をお祝いしよう!」という趣向だ!(単に「鳥しき」で呑みたい口実だが、ストレスフリーの素敵な方々と!)
週末の花金(なんと!13日の金曜日)
店内は我々の席を除けば思い切りの満席状態。(人気の程が伺える)焼き場を挟んた対面には日本を代表する作曲家が、絶品の串を頬張りながら仲間数人と和やかに談笑をしている。ここでは有名人も金持ちも貧乏人の差別もなく、ひたすら美味い串に舌鼓を打つ。(但し予約が取れた方々に限られるが…)
■今宵いただいた串
*ささ身(山葵):コースの初串比率が高い。【初訪】の方は度肝を抜かれる!
*砂肝
*白玉(うづらの玉子):黄味が半熟トロトロ。この辺りがTop50のMICHELIN★獲得のこだわりか?
*かしわ
*銀杏
*厚揚げ
*ちぎも:半生状態のレバー。臭みがなく「レバー嫌い」な方も多分…大丈夫
*ヤゲン
*芽キャベツ:芽キャベツを焼くと、こんな味がするのか!という事を教えてくれた。
*膝周り:希少部位①必ず鳥には有るのだろうが、市場には多分出ない逸品
*鎖骨周り:希少部位②繊細な鶏の味わいが凝縮した逸品
*じゃがいも
*ハラミ横隔膜:希少部位③食感が半端ない。
*ちょうちん:プチュッ!これがたまらない!
*茄子
*そりもも:希少部位④食べ応え充分!甘みのある脂が秀逸!
*エリンギ
*手羽先
*鶏スープ
(よく食べました18本)
★当日注文した飲物
*エビス生ビール
*鳳凰美田純米(栃木県小山市小林酒造)
*飛露喜純米吟醸(福島県会津若松市廣木酒造本店)
*黒龍純米吟醸(福井県吉田郡黒龍酒造㈱)
*その他もろもろ呑んで…
____________________〆て\32450.-(@\10800.-強)相変わらず安い!
今宵の焼き場は、かなりのスローペース。
19:00スタートではじめた宴だが、結局18本を食べたが通常の倍4時間を要してゆっくりと愉しんだ。(その分会話は弾み愉しかったが…)
主催者ゆえ、2次会の準備もしっかり!素敵なBarも用意していたのだが、淑女は流石にTime UP!ガラスの靴を残して「かぼちゃの馬車」で去って行く。(さようなら~♪シンデレラ!:笑)
「鳥しき」定期訪問・*:.。..。.:*今宵は親愛なる友と・*:.。. .。.:*
次回はいつ来ることが出来るだろう?次回の予約日は3/1(日)13:55~スタンバイ携帯Full充電で…
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【再訪3】:勿体ない利用法…*今訪問は会話を愉しむ目的ゆえ画像なし
既に説明不要の超予約困難店『鳥しき』
先月に引き続き、弛まぬ努力の果てに席を確保し3度目の訪問となった。
今宵は普段から大変親しくしていただいている、平家25代目当主をお招きし、最高の料理を味わって貰おうという趣旨だ。
10月某日
目黒駅で落ち合い店に向かう。普段と変わらず気持ちの良い接客で店内に促される。
「お任せでお願いします。希少部位は何がありますか?」
「本日は全て揃っておりますので、順番にお出しいたします」この言葉に期待感が膨らみ生ビールで乾杯~♪
まずは「ささみ(山葵)」からスタート。当主の顔もほころび満足そうな表情に、今宵の選択が間違っていなかったことを確証する。
ビールを飲み干し、好みを伺うと「赤ワイン」をご所望とのこと。
いつもは¥4000台の「SILENI」あたりを頼むのだが、今宵は奮発して¥6000台の赤をお願いする(銘柄失念)
「かしわ」「血肝」「波」と続き…そろそろ希少部位と思い当主の皿に目をやると、まだ前の串が残っている。そうなのだ!当主は酒好きだが、アテは余り食べないのだ。
グラスが空になり同じ銘柄を頼む。
その間、私にだけ「ハツ元」が出される。
「此方にも…」と店主に声を掛けるが「余りお召し上がりにならないので」と当主の皿を確認し店主が応える。当主も「僕は気にしないでください」とグラスだけが空になる。その後、2時間弱でワイン3本、〆でシャンパン1本が空になった。
店を出て、当主と駅前で握手をして別れ、恵比寿駅のベンチで30分ほど休んだまでは憶えているが…次回、当主と飲む時は「酒メイン」の店の方が良いという教訓を学んだ。(^_^;)
■当日注文した飲物(いつもと逆:笑)
*EBISU生ビール
*赤ワイン3本
*シャンパン Comte de Beligny /Chateau de Beligny(FULL)1本
■当日いただいた串
*ささみ(山葵)
*かしわ
*血肝
*波
…………………………………(当主はここまで(^_^)/~)
*ハツ元
*白玉
*食道(のどぶえ)
*オクラ
*鶏スープ
――――――――――――――――――――――――ー 結局これしか…〆て\34000.-
★今回の訪問で判ったこと。
今回はじめて平日に訪問(過去2回は土曜日)したが、客層が明らかに違った。
常連と思しき客が皆無なのだ。土曜日は店主、女将ともに顔見知りの客が多く、希少部位も事前予約なのか殆ど提供されることがなかった。
しかし、今回は「希少部位」は全てあるとのこと。残念ながら食べるまでには至らなかったが、平日予約の方が「希少部位」に出会える確率が高いのではないだろうか?(単に仕入れの都合かも知れないが…)
また、頑張って予約しよう!(^o^)
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【再訪2】:弛まぬ努力の果てに…
715回のリダイヤルの成果を感じる日がやって来た。(⤵【再訪予約】の項参照)
初秋のある日、今年2度目『鳥しき』の暖簾をくぐる。
初訪の時も感じたことだが、我々と1組以外ほぼ常連客と思われる。
(その理由:我々は名前を告げ確認の元に席に案内されるが、他の客はにこやかに店主と挨拶を交わし、案内されるまでもなく席につく=常連は席も指定されているのか?中には手土産持参の客も居る)
私も常連になりたい…が、どうすればなれるのか?毎月700回以上リダイヤルしなければなれないのか?
そんな予約困難、超人気店の『鳥しき』だが、再訪日も料理・接客ともに期待通りの素晴らしさだ。
食べたい部位を告げ”おまかせ”でお願いする。(希少部位:アキレス腱・そり・合鴨を指定)
前回同様に別次元のひと串・ひと串に感動し、贅沢な時がゆっくりと過ぎてゆく。「どうか腹が一杯にならないでくれ!」永遠に食べていたい。
私より数倍、味に敏感な相方も頷きながら串をすすめる。すると…
「ねぇ!この白玉の素晴らしさが判る?」いきなりの質問に戸惑う。
曰く、普通の白玉(鶉のたまご)は99%全熟で供される。しかし此処は半半熟(半熟より更に半熟状態)のトロトロだ。
この食感にする為には、焼きの時間を考慮し茹でなければならないだろうとのこと。ここまでの状態を完成させるまでに、試行錯誤を繰り返し、弛まぬ努力をしたことだろう。
これこそが人気の所以か?ミシュランの判定員は、この白玉を食べたのだろうか?
今回、特に素晴らしかった串は、「白玉」「ちぎも」「アキレス腱」「そり」
訪れるたびに感動がある。さぁ!次回はどんな感動を与えてくれるのだろうか?来月の訪問が今から愉しみになった!
■当日いただいた串
*お通し(ぬか漬け)
*ささみ(山葵)
*かしわ
*白玉
*ちぎも
*皮
*おくら
*アキレス腱×1本のみ:超希少部位
*そり
*とうもろこし
*つくね
*ちょうちん
*厚揚げ
*合鴨
*玉葱
…………………………………(相方はここまで(^_^)/~)
*ぼんじり
*砂肝
*手羽先
*そぼろ丼(小盛り)
*たまご掛けごはん(小盛り)
(妻:13本、私:17本 丼シェア)
★当日いただいた飲物
*エビス生ビール×2
*SILENI(Full)
*鳳凰美田(栃木・小山)
――――――――――――――――――――――― これだけ愉しんで〆て\20100.- (安い大満足!)
『鳥しき』に来るために明日から”またまた”仕事を頑張ろう!そんな気持ちにさせてくれる店。わたし的には総合★5(満点)の評価変わらず。
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【再訪予約】:忍耐の向こうに感動がある!
毎月1日14:00~『鳥しき』2ヶ月先1ヶ月分の予約受付開始だ。
本日(7月1日)14:00から電話を掛け続け・・・
(・o・)】ゝプープープー (昼休み) (・o・)】ゝプープープー (休憩中) ( ・□・) 】ゝプープープー (厠)
( ・□・) 】ゝプープープー(業務終了18:00) (。-_-。 )】ゝプープープー(帰宅途中)(。-_-。 )】ゝプープープー
(。-_-。 )】ゝプープープー (帰宅後) (-""-;)】ゝプープープー (風呂) (-""-;)】ゝプープープー(夕食)・・・
そして 20:46 遂に℡< プルルルル~♪... ヾ(゚▽゚*)
リダイヤルすること何と715回目!9月の予約GET!忍耐の向こうに感動がある!ヽ(^o^)丿
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【初訪】:料理とは五感で愉しむもの!そのことを改めて教えてくれる居心地いい名店
「食べログ」界では説明不要の名店『鳥しき』の暖簾をくぐる。
遡ること1か月半前の月初め。
108回目のリダイヤルで、今日の予約を取るに至った。常連でもそのシステムは同じらしく、知り合いの常連によれば「108回なら少ない方ですよ!」と驚くべき言葉をいただく。
幸運にもお誘いを受けて訪問する(した)方は、改めてその努力に謝意を伝えたほうがいいだろう(笑)
6月某日、口開け18:00丁度に暖簾が出される。
「お待たせいたしました」深々と頭を下げ店内に誘(いざな)われる。
1番客。カウンター正面の”板前”に座ると、目の前の”ショーケース(冷蔵庫)”に様々な部位が並んでいる。その綺麗なピンク色の部位を眺め、これからの料理に心が躍る。
「ご注文とお任せがございます。お任せはお腹がいっぱいになる少し前に仰っていただければ。。。」
「お任せでお願いします。但し”ちょうちん、そり、ちぎも”は食べたいです」常連から伝授された技だ。お任せの場合、まさにお任せなので、食べたい部位が提供されないことがある。そのため、食べたい部位がある場合は事前にしっかりと予約するか、口開けならば伝えておくことが肝心だ。
燐と鉢巻を巻き、焼き場の面する方がご主人であろう。
一見強面ながら客全てに対し、実に繊細な心配りをしている。接客も料理の美味しさの一部というをご主人の所作から感じ取れ、店員ひとりひとりにまでそれが伝わっている。実に居心地良い店である。
■当日の状況
口開け18:00に入店したのは我々夫婦と常連の男性2名。
その後、50代の女性グループ(常連)、20代のカップル×3組(内:常連2組)、50代男性と30代の謎のカップル(常連)で18:45には満席。驚いたことに常連率76% それだけ人を惹き付ける店ということだ。(18:00~19:00の間にお土産用の弁当の予約客2組が来店)
お通し(自家製ぬか漬け)が供され、まずは生ビールで喉を潤す。
焼き場では色々な部位が心地よい音をたてながら焼かれていく。喉を潤し泡(Comte de Beligny /Chateau de Beligny)へと変える。
さて、愉しい時がゆっくりとすすみはじめる。
■当日いただいた串
✳︎血肝:レバー嫌いでも、これなら食べられるであろう。概念が変わる逸品
✳︎ささみ:塩が身の甘さを引出し、生山葵と融合して実に美味い。シャクッとした歯触りが新鮮さを物語る
✳︎銀杏
✳︎軟骨:軟骨の廻りの肉の割合が大きい。一気に口に頬張りハーモニーを愉しもう
✳︎白玉
✳︎砂肝:これぞ!砂肝の歯触り。シャクシャクと繊維を断ち切る感触がたまらない
✳︎つくね:中に軟骨が練り込まれており、コリコリとした食感がいい。タレは甘過ぎず塩梅がいい
✳︎厚揚げ:タレを付けながら焼き上げた厚揚げに、豆苗と茗荷の微塵切りが載る。一般的な素材ながら唸る逸品
✳︎皮:今まで食べた皮の存在をなかったことにしたい。皮がこれほど甘いとは!概念が変わる逸品
✳︎椎茸
✳︎そり:”そり”とは足の付け根の部分の肉。弾力、濃さ、ジュウシーさ全てに◎
✳︎かしわ:言葉にならない
✳︎オクラ
✳︎ちょうちん:口の中でプチッツとはじけるちょうちんは、濃厚で肉とのバランスを愉しもう
✳︎小玉葱
✳︎ひざ:鶏の膝ってどこだろう?疑問を唱える妻
✳︎ぼんじり:皮同様に今迄食べてきた”ぼんじり”をなかったことにしたい。言葉にならない
✳︎手羽先:ここでStop!全18本よく食べました。
✳︎そぼろ丼(小):甘辛いそぼろはしっかりと存在感があり満足度大
✳︎親子丼(小):トロトロのたまごとしっかりと歯応えがある肉、〆には勿体ない
✳︎鳥スープ:上品でコク深い逸品
(妻:10本、私:18本 丼シェア)
★当日注文した飲物
*エビス生ビール×2
*Comte de Beligny /Chateau de Beligny(FULL)
*鳳凰美田 純米(栃木)×2
*緑茶(冷)×2
■お土産用お弁当×2箱
――――――――――――――――――――――― これだけ愉しんで〆て\26200.- (安い!)
食事は人の心を豊かにする。
ミシュラン店、「食べログ」焼鳥部門全国第一位、予約超難関店などなど。。。固定概念があり贔屓目で見てしまうところを差し引いても、この店は素晴らしい。
『鳥しき』に来るために明日からまた仕事を頑張ろう!そんな気持ちにさせてくれる店。わたし的には久々の総合★5(満点)だった。
【後記】:今回のレビューをもちまして、暫く充電期間(実は試験勉強)でお休みさせていただきます。
長きに亘りご愛読いただき誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
皆々様のますますのご活躍を心よりご祈念申し上げます。 バムセ拝
2位
1回
2014/09訪問 2014/10/02
【実録】トマトへの道 ♪*。・.Spice Showerに包まれた日・。.:*♪
主治医から検査結果を告げられた秋の日
「Spice効果で身体の芯から元気になろう!」との発想から、都内カレーランキング2位(★4.18:2014/09現在)の超人気店『トマト』を目指す。
同店は私が解説するまでもなく、既に640を超える口コミがあるカレー界のモンスター人気店。私をカレーの世界(Spice Shower)に導いてくれた方々も、その素晴らしさを詳しく語っている。料理の詳しい説明はそちらに任せるとして…(元々大した批評は出来ない事もあるが…)
今回は、訪問した時の様子を時系列的に【実録】として、初めて訪れる方の参考になればとの想いで記してみる。
⦿9月某日(土)秋らしい爽やかな日
AM:主治医から衝撃的な結果を告知され「街歩きでもよいので運動をせよ」との厳しいご指導をいただく。自宅に戻り早速、相方を誘い”街歩き”候補の荻窪へと出掛ける。『トマト』のOPENは11:30、ギリギリだが口開けには間に合いそうだ。(11:06に荻窪駅に到着。この時点では余裕綽々の初老夫婦)
11:15 商店街を曲がり「都立荻窪高校」裏の同店の前…(・_・;)
初めて訪れた同店だが、角を曲がった瞬間に其処が超人気店『トマト』であることを確信する。そこには既に16名の行列が出来ていたからに他ならない。
11:20 口開け10分前。更に行列は伸び口開け時にはおよそ40名が大行列を作り上げた。
11:30 品の良いマダム(店主奥様)が扉を開け「お待たせいたしました」と先頭の客から店内に促す。定員は15名と情報は得ていたが、私たちの4組手前で1クール目が終了する。
11:35 「ひと組づつ料理を提供いたしますので、大変お時間が掛かります」とマダムが丁寧に案内。
11:40 2クール目の人数を確認しつつ、およそ24~5名の客で「ランチ終了の案内」26番目以降の客が残念そうに列から離れていく。この時点でマダムが扉の札を返す。そこには「昼の営業は終了しました」と書かれていた。
11:50 ジリジリと時間だけが過ぎていく。待ちきれないとの判断か?短気な数組が列から離れる。その後、札を見ずに何組もの客が再び最後尾に並び始める。
12:10 1クール目の最初の客が食べ終わり店から出てくる。
12:20 食べ終わった客が次々に「笑顔」で店から出てくる。(美味しい物を食べると人は「笑顔」になるのだそうだ)
12:23 2クール目の客を案内していたマダムが、列が伸びていることに気付き「昼の営業終了」を後列の客に詫びて廻る。
12:36 並び始めて1時間20分強、遂に店内に案内される。
(入店して15名定員なれど列が容易に進まなかった理由が判明する。店内はテーブル席12席、カウンター3席なれど、テーブル席は相席にしないのだ。つまりは2席×2卓をつけた4名席を2名で利用した場合、残りの2席は空席になる)
12:40 注文を告げる。
12:43 まず「YEBISU」(小瓶)が提供される。爽やかに喉を潤す。
12:49 3口で「YEBISU」がなくなる。
13:12 「季節の野菜カレー(チーズトッピング)」が提供される。遅れる事1分「ビーフタンカレー」が提供されSpice Showerに包まれる。
13:35 されど、あっという間に食べ終わり清算(笑)
13:37 外では我々の4組後ろに並んでいた”おじいちゃん”が、次の番なれど疲れて座り込んでいた。(^_^;)
並び始めてから退店するまで2時間22分(並んでいた時間:1時間21分,提供を待つ時間:36分,実食時間:25分)
美味しい物を食べるためには、この位の時間は覚悟しなければならない。ただ1時間21分を少しでも短縮するには、1クール目で案内されるために遅くとも11:00前に並ぶことをお奨めする。
但し、その日により濃淡が出るので参考ではあるが…(・_・;)
■当日注文した料理
*季節の野菜カレー(チーズトッピング)
*ビーフタンカレー
★YEBISU小瓶
■料理の総評
既訪の口コミで大半の占めるように、兎に角Spiceの香りが凄い。
店内の案内には36種類のSpiceを使用しているとの記述があるが、戴いた料理では「カルダモン」が強烈な個性を発揮していた。
口の中にもザラザラと複数のSpiceを感じ、それが弾けて口いっぱいにShowerが広がる。欧風カレーを看板にしている同店であるが、件の「欧風カレー」とは一線を画す料理。もちろん「インド料理(インドカレー)」とも全く異種の料理であり、これは「トマト」のカレーというひとつの料理ジャンルなのかも知れないと感じた。
【実録】トマトへの道 ♪*。・.Spice Showerに包まれた日・。.:*♪ to be continue
3位
1回
2014/09訪問 2014/09/26
沿線にこんな名店が隠れていようとは!「オフ会目的」のRvwに荒らして欲しくない隠れ家
初秋の休日。月間1位を目指す子守Rvwにお誘いを受け練馬駅で電車を降りる。
指定された店は、彼が★5.0と絶賛する隠れ家的中華の名店『龍の翼』
目白通りに面するTax Tower練馬区役所(総工費400億円、文京区役所の600億円に次いで都内2位)の裏側、住宅街の路地に目指す店はあった。
連休の中日。口開けに訪問した我々以外も家族中心の予約客の様だ。シックな造りの店内は、女性ひとり客だとお洒落感が漂う雰囲気。彼曰く「中国茶を愉しみに来店する」方も珍しくなく、訪れた日もマダムがひとり静かに中国茶と料理を愉しんでいた。
料理は四川をベースにした創作的なMenuや、珍しい中国野菜を使った料理、更には中華版「いけす料理」と、都心の高級店なら福沢諭吉が何枚あっても足りないほどの内容なれど、いずれも夏目漱石1枚から高くても樋口一葉1枚までと実に良心的。
今回は彼のひとり息子で、”アナと雪の女王”を熱唱しながら店内を縦横無尽に歩き回るエンターティナーが一緒だったので、彼に敬意を表し食べ易い料理をお願いする。(笑)
■当日注文した料理
*麻辣鶏(柔らか蒸し鶏の冷製・痺れる麻辣ソース掛け)
*雪菜(セッツァイ)と豚細切りの老酒炒め
*紅油掛け特製水餃子
*活け車海老のガーリック香味炒め
*⦿いけす料理 白ハマグリの老酒蒸し
*追加麺:白ハマグリの老酒蒸しのスープに追加しいただく
*ココナッツ杏仁豆腐:エンターティナーご所望のため未食(笑)
★当日注文した飲物
*青島啤酒プレミアム
*青島啤酒
*黄中皇3年(紹興酒)
*女児紅10年(同)
誤魔化しのない料理はいずれも素晴らしく、素材の良さを引き出しながらも香辛料の使い方が実に見事だ。
「★5.0はないでしょう!」と食べながら彼に問い掛けるも「先入観なしに入って、いきなりこの料理だったものですから…」と答えた彼の味覚は間違っていないと感じた。
わたし的に一番気に入った料理は、口開けにいただいた「麻辣鶏(マーラーチー)」
よくありがちな辛さにだけ頼ったものとは違い、麻と辣の実に見事なバランス。紹興酒風味に蒸し揚げられた柔らかい鶏もも肉。この逸品だけで店のレベルが理解できた。
あと数品いただきたかったが、エンターティナーの出演時間に制限があり、観客の声援に感涙を流していたので、今宵のディナーショーはお開きとなった。
次回はエンターティナー抜きでじっくりと料理を味わいに来よう。(笑)
沿線にこんな名店が隠れていようとは!「オフ会目的」のRvwに荒らして欲しくない隠れ家。家族や大切な方々との会食などに大事にしていきたい店であった。〈結局、沿線での大オフ会を設定され、レビューで「酷評」されるのだろうな…(+o+) 〉
4位
1回
2014/11訪問 2014/11/28
雑居ビルの怪しげな扉の向こうには、陽気なママと絶品料理が待っている‼
営業をはじめた頃、担当顧客が多かったことで週に何度も通っていた街「荻窪」
当時、この街は東京らーめんの”聖地”であり、その代名詞的な超人気店『春木屋 荻窪本店』や、”たまごらーめん”で人気を博す名店『丸福』(現在の『丸福』の前身)、昨年4月に惜しまれつつ閉店した『漢珍亭』、その他にも『中華そば丸信』『春木家本店』など、らーめんフリーク垂涎の店が集中する街だった。
らーめん好きの私にとって、この街の顧客訪問は密かな愉しみでもあり、その愉しみを失わないため、他エリア以上に誠意を込めて仕事に取り組んだ。(笑)
そんな想い出深き街を10年ぶりに訪ねた。当時からの街の変わりように驚き、時の流れを感じたのがひと月前。
駅前には記憶にないバスプールが完成し、”らーめん激戦区”としての知名度より、エスニック(含む:カレー)料理の人気店がひしめく街として進化を遂げていた。
そんな「荻窪」で、予約困難な中国系マレーシア料理があると聞き親愛なる友と訪ねた。店の名は『馬来風光美食』(マライフウコウビショクと読む)、多くのMyRも訪れている評判店だ。
青梅街道を新宿方面に5分ほど歩くと、目印「ひろこの店」の看板がみえてくる。(店の場所が判りにくいため、口コミにたびたび登場する「ひろこの店」の看板)
入居する雑居ビルの入口(アルミの引き戸)に店に関する表記はない。唯一無造作に貼られた紙には「風が強いのでお閉めください」と書いてある。知らなければ間違いなく開けないであろう扉、「本当に此処でいいのか?」と開けるのを躊躇ってしまう扉を開けると…(ギャー!)薄暗い階段を降りてゆく。(怖)
店内はカウンター4~5席、無理矢理押し込んだ様な(?)テーブル2卓で、こじんまり(狭い)としている。
予約困難な店だけあって、この日も全ての席に所有者がいる。成長著しいマレーシア、ユーラシア大陸の入口の国らしく店内は活気に満ち、雰囲気は現地の食堂そのもの。その厨房では、陽気なママ(エレンさん)が常連と会話しながらも重い鍋を振い、次々に料理を作っている。
■当日注文した料理
・おすすめコース(ひとり¥3000)
*アボガドとパクチーのサラダ
*ペーパーチキン
*パックティスープ
*海南海老炒め
*フィッシュヘッド・カレー(ココナッツ・ライス)
*ミーゴレン
*鶏とダックの塩たまご(画像失念):ママさんのサービス
・追加料理
*揚げ餃子
*空芯菜の炒めもの
★当日注文した飲物
*Tiger Beer
*赤ワイン(SANTA HELENA)×3本
初訪問ゆえ注文を迷っていると、名物料理が入ったコース(¥3,000)がおすすめ!とのアドバイス。
お目当ての「フィッシュヘッド・カレー」と「パックティ・スープ」も含まれているらしく、今宵は”おすすめコース”でお願いする。(絶対にお得!お得感120%だ)
マレーシア料理と聞くと「サテー」(下味をつけた鶏肉や牛、羊肉等を串に刺して炭火焼した、マレー風焼き鳥)や「ラクサ」(マレーシアを代表する麺料理。最も有名なのは魚のダシが効いた酸味の強いスープのアッサムラクサ)が真っ先に頭に浮かぶが、今回いただいた料理は、初めて食べるものばかりで、食いしん坊にとっては実に愉しい。
濃厚なアボガドと爽やかなパクチーが一体となった初体験の「アボガドとパクチ…」からスタートし、クッキングペーパーに包まれ、開くまでのワクワク感と絶品の蒸し鶏(エスニック調の甘辛い味噌を塗った蒸し鶏)を愉しめる「ペーパーチキン」
名物の「パックティ・スープ」は「肉骨茶」と書く豚肉の薬膳スープのこと。此処では中国醤油と塩のみの味付けと、たっぷりのハーブでいただくが、アッサリながら奥深い味わいで美味しい。
豪快に鯛のお頭を煮込んだ「フィッシュヘッド・カレー」は、 鯛の出汁で煮込まれたSpiceyのサラサラルーで、ココナッツミルクが仄かな甘味が円やかさを演出している。どれも、これも美味しい。
その後も陽気なママの性格そのままの、弾けるような料理が続く。
エスニックブームにより、都内では各国の料理が食べられるようになった。が、この店の料理ほど現地の味に近いものは珍しいと感じる。
雑居ビルの怪しげな扉の向こうには、陽気なママと絶品料理が待っている‼
また、この味に出会うため「荻窪」の街を訪ねてみたい!若い頃、らーめん目当てに訪れた記憶がよみがえった素敵な夜だった。!(^^)!
5位
1回
2014/11訪問 2014/11/10
義母「喜寿」のお祝いで利用
荻窪駅周辺の喧騒を抜け、路地を1本入った所に”隠れ家的”な『御料理 坂ぐち』はある。
打ち水が放たれた玄関へと続く小路をすすみ店内に入ると、お香のいい匂いに包まれた。凛とした空気流れる上品かつ静寂な空間。先ほどまでが嘘のような静けさだ。
客座はカウンター5~6席、個室二間でこじんまりとしている。
今回は慶事での利用のため個室をお願いしたが、店主と距離が近いカウンターも愉しいことだろう。座敷(畳敷き)にはテーブル・椅子が配置され、足が不自由な方にも優しい造りとなっている。伝統を重んじながら、時代に即したものを取り入れていることにも、客人に対する姿勢が感じられ心地よい。
料理はお任せのコース料理が中心。昼は基本的に予約制を取っているそうだ。
今回は¥8000~でお願いをしたが、昼は松華堂弁当(¥3000)や手軽なコースなら¥5000~でも出来るという。
腰の低い店主自らが、料理、接客、飲物のサーブなどにも気を配っているのが感じられる。開店して1年半を迎えるそうだが、その姿勢を貫いている限り、必ずや評判の店になっていくであろう。
■義母「喜寿」のお祝いの料理(お任せコース)
*結び昆布の「お祝いの昆布茶」
*食前酒:特別本醸造「坂ぐちの隠し酒」
*先附け
・白木耳、百合根、とんぶりの白和え(柿の器)
・焼き魳(かます)寿司、銀杏、焼き栗、茗荷 ★絶品!
・もずく酢
*お造り:鯛の昆布〆、焼き鰆(さわら)、あこう鯛 ★秀逸!
*椀もの:粟饅頭のすまし汁 ★秀逸!
*焼き物:甘鯛の幽庵焼き
*箸休め:小鉢(山葵の茎の炊き合わせ)
*煮もの:飛騨牛の豆乳鍋(飛騨牛、かぶ、湯葉、茸)★美味!
*飯もの:土鍋ごはん(鯛めし)★絶品!
*止め椀:さつま芋の赤出汁
*香の物:胡瓜、人参、南瓜、青菜、昆布
*水菓子:ココナッツシャーベット、マンゴ、梨
■当日の飲物
*シャンパン(POMMERY)
*麒麟一番搾り生ビール
店のHPによれば…
店主は1974年(昭和49年)岐阜県飛騨市古川生まれ。
高山の老舗料亭への修業を皮きりに、料理の世界へ。
京都 祇園丸山、また、インド総領事館では公邸料理人として勤務した後、東京にて修業を続け38歳の時、女将のゆかりのある荻窪に、御料理「坂ぐち」をオープン。
開店当初より、素材の味わいを大切に、ひと手間、ふた手間加えた料理をとの思いで日々挑戦し続けております。)御料理 坂ぐちHP「店主からのご挨拶」より抜粋)
四季折々の素材を使った料理は、懐石の心(おもてなし)が息づき、目にも鮮やかで美しい。流石に老舗料亭や京都祇園丸山あたりの、舌の肥えた客人を相手にしていただけあり秀逸な味わい。
出汁がしっかりと効いた汁もの、ひと手間も、ふた手間も手を加え、客の興味をぐいぐいと引き込む料理が続く。食道楽(?)としては、初めての料理に出会える喜びを存分に感じることが出来る。
夜のコースには、酒をゆっくり愉しむ御仁用なのか?炭水化物抜きの「晩酌コース」(¥5500~)も用意され、次回の訪問を誘(いざな)う。
退店の時、外まで店主自らが見送りに出られ、客が路地を曲がるまで頭(こうべ)を垂れていた。
隠れ家のままで… こういった店の常連になれたら愉しいことだろう。そう思わせる良店だった。
6位
1回
2014/11訪問 2014/11/26
「この秋最新の即日完売“激売れパン”ベスト10 開店時間に行って焼き立てパンを食べ尽くす!」までの道…
(銀座街歩きRve)
日本人は行列好きな民族である。
初冬の週末、定例の街歩き+映画鑑賞で銀座にやって来た。
封切りチケットを購入すると、相方が…「わたし、行ってみたい店があるの!」
上映までの空き時間を利用して、先月バラエティ番組で放映され1位に輝いた『セントル ザ・ベーカリー』を目指す。
(番組の特集「この秋最新の即日完売“激売れパン”ベスト10 開店時間に行って焼き立てパンを食べ尽くす!」)
土曜日10:40。店頭には大凡100名ほどが列を成している。
案内係の店員曰く「焼き上りに時間が掛かるため、約1時間~1時間半はお待ちいただくことに…」と申し訳なさそう。上映開始時刻ギリギリゆえ、一旦列を離れ昼食場所を求めて中央通りまで戻ってくる。すると…目の前に別の行列が!(10月30日OPENの「KIRARITO GINZA」の行列)
この日は銀座の各所で行列を見掛けた。目的達成のためには並ぶことを厭わない民族「日本人」。外国人観光客には、よほど珍しく映ったらしく、その光景を頻りにカメラに収めていた。
(当日遭遇した行列と大凡の人数)
①「セントル ザ・ベーカリー」 約100名
②「銀座 篝」約80名
③「銀座 遠音近音」 約20名
④「KIRARITO GINZA」 約100名
⑤…老舗洋食店「煉瓦亭」前にも老若男女入り乱れ30名が列を成す。
↑
ここまで「手打きだ」と同じ導入(手抜きRve:笑)
(閑話休題)
「手打きだ」で蕎麦前を愉しみ、映画館でぐっすりと昼寝(笑)をした初老夫婦。
どうしても諦め切れない相方が…「もう一度セントル ザ・ベーカリーに行ってみていい?」と言い出した。たかが食パンに1時間も1時間半も並ぶ神経が理解できないが、老後の安定を考えると無下にも断わる訳にもいかない。
午前中に並び掛けた場所に戻ると、幾分行列が短くなっているように感じる。
先程ご案内いただいた店員に待ち時間を確認すると…再び申し訳なさそうな顔をして「1時間~1時間半ほど」だという。
14:45、覚悟を決め最後尾に並ぶ。すると…スルスル…列が進むではないか!並びはじめて5分、「あっ」という間に店内が覗けるポジションまで列が進んだ。
「意外と速いじゃない!この調子だと30分も掛からないかもね」
しかし世の中そんなに甘くない。
焼き上がったパンが完売すると、次の焼き上がりまで30分以上の時間が掛かるのだ。購入本数(ひとり3斤まで)を確認のため店員が列を巡る。「次の焼き上がりは15:30です」この果てしなく遠い時間。10cmも進まない時間が延々と続く。
15:32、ようやく列が動きはじめた。
動きがない間も行列は伸び、優に100名は超えている。ようやくカウンター前まで到達した時、15:30に焼き上げられたパンは、残り5斤のみだった。(驚)
15:45、並んでから丁度1時間が経っていた。
■当日購入したパン
*角食パン
焼き上げられた食パンをみると角が白くなっている。長年パン教室に通っている、わが家のパン職人によれば、美味しい食パンは角が白く焼き上がるのだそうだ。
小麦が焼けた香ばしくて甘い香り、包装紙から伝わる熱々ふわふわの感触、その場でかぶり付きたい衝動に駆られる。
自宅に戻り、早速いただいてみる。
焼き上がりから1時間ほど経っているが、まだ余熱が残り温かい。
パン生地は素人目にもキメが細かくふわふわの触感。なめらかな舌触り、きゅっと締まっていてとにかく甘い! もちろん、加味された甘さではなく、内麦(北海道江別製粉産dolce)自体から引き出された甘み。この食パンがNo.1に輝き、客が群がる理由が少しだけ判ったような気がした。
(*しかし、各食パンの原材料は、基本的に小麦とたまご、酵母なのに、何故にこれほど美味しさが違うのだろう?)
「この秋最新の即日完売“激売れパン”ベスト10 開店時間に行って焼き立てパンを食べ尽くす!」までの道…週末、何もすることがない貴兄は、彼女・奥様を喜ばせるために並んでみてはいかがだろうか?
■追記
この店の隣に併設のカフェがある。Menuを見ると「ビーフカツサンド」が¥6000だった。一瞬目を疑ったが、桁違いでも記載ミスでも10人分でもなかった。ひと皿¥6000の「ビーフカツサンド」どんなのだろう?非常に興味が湧いた。(^^ゞ
***********************************************************
上記の訪問をした1週間後、相方が「どうしても3種類ともに食べてみたい!」と駄々をこね、老後の安定と年末の臨時お手当を睨んで付き合うことに。
3連休の最終日。前回とほぼ同じくらいの行列が出来ている。店員に尋ねると既に「イギリスパン」は完売!これからだと1時間半後の焼き上がりで「プルマン」(北米産小麦使用)のみの販売だという。
3連休ゆえ、1時間半の待ち時間を聞き、数名がポロポロと列ヵら離れていく。(連休ゆえ、予定を入れている証拠だろうか?)
お蔭で前回より短い列となったが、焼き上がりの時間に変更がある訳ではなく、結局1時間半待たねばならない。
■当日購入したパン
*プルマン
焼きたてのパンの香りが実によい。このままちぎって食べてしまいたい衝動に駆られる。
内麦の「角食パン」はそのままがおすすめだが、「プルマン」は焼いても美味しいとのことで、翌朝の食卓にのぼる。
しかしパンとは不思議な食べ物だ。単に小麦の種類が変わっただけで甘みが全く違うのだ。やはり内麦(国産:北海道江別製粉産dolce)の方が遥かに甘い。
ただ、私の様に甘いものが苦手な方には「プルマン」を好む方も多いだろう。
「プルマン」を食べ終えて相方がポツリ…「絶対にイギリスパンが食べたい!」老後への課題がまたひとつ増えた朝だった。(+o+)
7位
1回
2014/10訪問 2014/10/30
(三鷹街歩きRve)
週末の「街歩き」…今回は相方の実家があった三鷹を久し振りに訪れてみた。
とはいえ、実家があったのは横河電機がある北口側。
吉祥寺から三鷹に伸びる「雑貨屋の新興店」ひしめく中道通り沿いにあったため、玉川上水がある南口側は殆ど歩いた記憶がない。
南口を出て、玉川上水の右側「風の道」を井の頭公園方面に歩くと、むらさき橋の手前にポケットスペースがある。
ここには太宰治の記念碑があり「乞食学生」の一節と玉川縁に佇む太宰の写真が刻まれている。太宰が入水自殺した場所は謎だが、記念碑から少しむらさき橋寄り、この辺りだと言われる。そこには太宰の生まれ故郷「青森県金木町の玉鹿石」が置かれている。石には何も書かれていないので、知らなければ路傍に置かれた石として見過ごされてしまいそうだ。
「玉鹿石」から「山本有三記念館」を巡り「井心亭」で太宰の旧居、門柱わきに植えられていた「さるすべり」を眺め、仲町通りを折れて禅林寺へと進む。この寺は太宰と鴎外の墓がある寺として有名だが、我々にとっても、義祖父と義父を見送った場所としてひとかたならぬ想いがある。手を合わせ枝道に入ると、餃子で有名な『ハルピン』が2軒並んでいる。
新館と旧館か?と思うも、どうやらそうではないらしい。
路地角の新館(?)は立派な造りであるのに対し、言っては失礼だが旧館は昭和の風情を色濃く残す佇まいだ。
同じ口開けゆえ、早く開いた『元祖ハルピン』の扉を開ける。
(閑話休題)
指でVサインをして2名であることを告げると「予約で満席なれど1時間ならば…」と中国なまり日本語の返答。
その人気ぶりに驚き、ランチゆえ時間制限を了解しカウンターの端に座る。Menuは基本の餃子・小龍包と、酒のつまみに最適な一品料理、麺類、セットものなどがあるが、やはりメインは餃子だろう。
ここであることを閃く。
「餃子のはしごをしてみないか?」此処で数品を愉しみ、隣の店『餃子のハルピン』に場所を変え、餃子の味比べをしようという魂胆だ。
■当日注文した料理
*ホルモン+ワン:これも鉄板の美味さだ
*小龍包:熱々で1人前6個と食べ応え充分
*焼き餃子(ニラ餃子):餃子はセロリ、ピーマンなどの珍しいものを含め7種類がある
★麒麟瓶ビール
餃子は基本のニラ餃子をお願いする。
大陸特有の香り(五香粉)の餃子は、噛むと小龍包かと見紛うばかりに肉汁がしたたり落ちる。肉々しい餃子は全長12~13㎝ほど。ひと皿6個なれど、大き目ゆえひとりだとこれ一品で充分満足なほど。
熱々の蒸籠で提供される「小龍包」は定番の黒酢でいただく。箸でつまむとタプタプとスープが皮の中で泳いでいた。
大陸からの風は美味かった!
他の焼き餃子や水餃子を我慢し、30分ほどで店を出て隣の「ハルピン」に移動する。と…臨時休業の文字 Σ(゚д゚;)
引き返す訳にもいかない2人は、トボトボと散策を続けるのであった。
三鷹の名店「ハルピン」どちらの「ハルピン」に入るか?それが問題だ!
■参考資料:Wikipedia、三鷹市観光協会HPより
8位
1回
2014/04訪問 2014/04/14
Legend。。。それは伝説!
ソチ冬季オリンピックのスキージャンプ男子で7大会連続の代表となり、見事銀メダルを獲得した葛西紀明。22年の長きにわたって第一線で活躍し続ける41歳は、国内外から「レジェンド」(伝説)と呼ばれ賞賛と尊敬を集めたことは記憶に新しい。
葛西の超人ぶりに世界は沸いたが、日本にはまだほかにも”Legend”に値する活躍を続ける人々が数多くいる。
古くは昭和の大横綱”双葉山”
昭和14年1月場所4日目、安藝ノ海に敗れるまで69連勝を記録。 同じく昭和の大横綱である大鵬・北の湖・千代の富士でさえ届くことの出来なかったこの記録上歴代最高記録は、おそらく永久に破られることがないだろう。
野球界のLegendは贔屓球団により、江夏豊(江夏の21球で伝説)、王貞治(説明不要・世界のホームラン王)、金田正一(前人未到の400勝投手で伝説)長嶋茂雄(鯖を魚へんにBlueと言ったこと、英和辞典をみて「君の本は凄いね!英語に日本語の訳がついているんだ!」数々の発言で伝説)と分かれるのではないか。
いづれも記録にも、記憶にも残るプレーで高度経済成長期の日本スポーツ界を支えた名選手ばかりだった。これらの大記録を破るべく、現在も多くの選手が海を渡り海外でプレーをする。頑張れ!野茂英雄!オマエガイケ((/--)/。。。(( ><)
その他、各界では三浦カズ・イチロー・沢村忠・ハイセイコー・オグリキャップなども”Legend"と呼ばれるにふさわしい存在だ。
そんな”Legend"が「食べログ」の世界にも存在することをご存じだろうか?
その”Legend"とは、「インド料理(カレー)の分野で、カレー好きの方々から一度はご一緒してみたい」との希望続出。ご本人の仕事の関係上、なかなかお会いすることが出来ないが、誰もがその魅力にハマってしまう”カレー界のLegend"。
過去、オフ会には4回しか参加されていないという、その”MR.Legend"に運よく2回もご一緒させていただいた。
初めてお会いしたのは『アーンドラ・ダイニング 銀座本店』、そして今回訪れた店で、その伝説の舌と知識を目の当たりにし、感激の嵐に浸ることが出来た。
今回”Legend"に導かれたのは、免許皆伝からズブの素人まで男女5名。彼のチョイスで垂涎のインド料理を愉しもうという企画。
日暮里から筑波Exp.でひとつ目の駅「赤土小学校前」から徒歩2分の住宅街にある『チャミヤラ・キッチン』が今回の会場だ。
本格的なインド料理店では余り見ることが出来ないファミリーに占拠され、住宅街ならではの”子供の声”が響き捲るFF店さながらの雰囲気を醸し出し、ちょっと引き美味の5名。(笑)←訪れた日が土曜日だったためか?
但し、その雰囲気とは裏腹に提供される料理は実にレベルが高い。インド料理初心者の私は、初めて食べるものばかり。Spice Magicに掛かった脳は、完全に異次元に飛んで行ってしまった。⌒( °°)⌒ パタパタ
既に”Legend"に敬意を表し早々とRve UPした5名。未だにUPしていないRvwは私だけ。先日、あるRvwさんから「早くUPしろ!」との要請に「完璧な!文句の付けようがないRve UPしますよ」と約束。
では。。。その完璧なRve UPを愉しんでもらいたい。
(LegendチョイスのMenu)
●そら豆のクミン炒め
●円錐状のパパドゥ
まず、この2種の詳細は此方⇒http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13158058/dtlrvwlst/6058125/
●アルティキ
●レシミカバブ
続いて、この2種の詳細は此方⇒http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13158058/dtlrvwlst/6136147/
●かぼちゃのサブジ
●小松菜のサブジ
●ゴビパラータ
●チーズクルチャ
はい、はい!この4種は⇒http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13158058/dtlrvwlst/6131505/
●アルーベイガン(カレー)
●ポーク(カレー)
●ココナッツプラウン(カレー)
●ミックスべジタブル(カレー)
カレーは勿論”Legend"が解説⇒http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13158058/dtlrvwlst/5498017/
●チャイ : 甘過ぎず紅茶の香りが高いチャイ!by バムセ
最後に全体的なまとめとして⇒http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13158058/dtlrvwlst/6129143/
どうですか?完璧な内容でしょ!酔拳さん!
これ以上のRveを誰も書くことが出来ません。もしかしたら私って”Legend"?( ̄▼ ̄)ニヤッ
9位
1回
2014/04訪問 2014/05/12
グッガー、パウラ、怪獣の名前の様なワイルド系料理にカラータイマー鳴りっ放し!
出逢いは人生を変える。
この2ヶ月の間、人生の隙間(あくまでもエスニック系)を埋める様にインド料理の名店・人気店を食べ歩いている。
今回訪れた店もそんな店のひとつだ。インド料理初心者マークの私には少しばかり背伸びをした店、熟練度が高いRvwから高評価の名店『サプナ』
成増の商店街を抜け、住宅街に入った怪しげな場所に「スパイシーしょう!」の文字が踊る。~(T▽T~)(~T▽T)~
風俗店を連想させるピンクに彩られた階段を昇ると、そこは魅惑のワイルド系インド料理の世界。
インドでは”ピンク”に特別な意味を持つ。その意味は”歓待”。
インド西部ラジャスターン州の中心都市ジャイプールは、1876年に英国 ヴィクトリア女王の息子、アルバート王来訪の際、”ピンク色”が好きな王子のため、歓待の意味を表すピンク色に街中の建物を塗ったことが切欠となり、街並みをピンクに塗装されるのが伝統となり、今では世界遺産「ピンクシティ」として登録されている。
余談だが日本では”白”といえば、純白無垢というイメージでウエディングに用いられる色だが、インドでは”死”を意味する色だそうだ。インド人に白は、何もないスペース(空間)、白いキャンバスということから”死”を意味するのだ。国によって随分と色に対するイメージが違うのに驚く。(」゜ロ゜)」 ナント
ピンクの”歓待”を受けながら店内に入る。
”お洒落”にはほど遠い場末の喫茶店のような店内だが、ここから生み出される料理の数々に正直驚いた。
今回は使徒がご一緒なのでMenu選択には困らない。素人軍団の私とラム姐さんは飲み担当だ。(笑)
(使徒が選んだ垂涎のMenu)
●パパドゥ:Beerのつまみに最適なインド風煎餅のパパドゥも、店によって随分と味と食感に違いがある。此処のパパドゥは黒胡椒が強く塩味が効いたつまみ度抜群。此処の”パパドゥ”が美味い!と感じる輩は確実に酒飲み。
●アルーバナナチャット:初めて出会った料理。バナナに酸味の効いたタマリンドソースが掛かったもの。サラダというよりスィーツ感覚。
●マトンサモサ:ポテトのモサモサ感がなく、マトンのキーマがタップリと入ったサモサ。酸味と辛味のタマリンドソースが結構Spiceで美味。
●チキンティッカ:鉄板でジュウジュウ湯気を上げながら提供された料理。湯気でカメラが曇ること5回。味はマイルドな万人向き。段々とインド料理に慣れてきた私にとっては物足りなさが否めない。
●パウラ(マトン)&ライタ:事前に予約をしておいたビリヤニのような料理。マトンとチキンの2種類があるが、ラム姐さん参加でチキンにしたら大変!(笑)これが滅茶苦茶美味かった!ゴロゴロと大ぶりのマトンが入り、ビリヤニを食べているより肉喰っているといった感じ。マサラの具合も絶妙でこれだけ食べに通いたいほど。(予約時に辛さと具材を指定=要予約料理)
●グッガー3種(1・3・5辛で注文):この店の名物的な料理。
骨付きマトンが豪快に入ったカレー。辛さの度合いが1~5までの5段階ということで、1・3・5の3種類を頼み辛さを比較してみる。肉自体は2日間じっくりと火を通すそうで、骨からホロッ!と崩れるほどに柔らかい。辛さは当然違うが、5(激辛)といっても耐えられない辛さではなくSpice Showerが適度に効いた感じで◎ 最近は「食べログ」の影響か?グッガーばかりを求められると女将さんが嘆いていた。(仕込みの時間が掛かるのが理由=要予約料理)
●レバーチキン:鶏のレバーのカレー。サラサラのスープタイプ。グッカーとSpiceは同じか?グッガーの後だけに感動が薄い。
●ハーブチキン:複雑な味わいのハーブが効いたカレー。表現力がないので、何と伝えたら良いやら。。。
●ナブラタンコルマ:星の王子様カレー 兎に角甘い。甘いものが苦手な私はひと口だけ。
●チーズナン:ナン自体は生地がしっかりとした感じだがチーズの含有量が低く、『グルガオン』のチーズクルチャと比較すると物足りなさは否めない。
●スペシャルナン:ナンの中にスパイス、チーズ、玉ねぎ、ピーマンが入るピザ感覚のナン。
●カシミリナン:ココナッツロング、レーズン、チョコスプレーを散らしたスイーツナン。ダメ!
●ガジャールハルワ:インドのスィーツ(甘いものが苦手なので敢えてコメントを控える)
●ピスタクルフィ:同上
●マサラチャイ:薄い!
★インドBeerの定番”King Fisher":ライト感覚でもはや水状態。
★インド赤ワイン:この土臭さにも段々と慣れてきた。
★ライオンスタウト:サービスで戴いた使徒のアイコンにも使われている黒Beer。コクがあって美味い。
今回も新しい出逢いがあった。
グッガー、パウラと、怪獣の名前の様なワイルド系料理が印象的だったが、この出逢いにウルトラマンもカラータイマーは鳴りっ放しになることだろう。では新たな出逢いを求めてo(o|o)/シュワッチ!
10位
1回
2014/02訪問 2014/02/25
寺泊に来たら名物”海鮮丼”もいいけれど、日本海の絶景を望みながら極上PIZZA&PASTAを食すべし!
新潟の旅、最後のランチは何処へ!
「寺泊でのランチは名物”海鮮丼”と”かに汁”でいいですか?」(・・?)
今回の旅の出発前、幹事役の新人”にい太郎”(仮称)が私のデスクにやって来た。
「海鮮丼ねぇ!代わりばえしないよねぇ。前夜の旅館で海の幸を食べてるから、全くジャンルを変えた方が愉しめると思うよ。」
シメシメ!これで以前からBMしておいた店に行けるぞ。(悪魔の心の呟き)(* ̄ii ̄)/'`*:;,。・★悪魔召還☆・:.,;*(ΦwΦ;)Ψ
「何処かいい店ありますか?」との問いに選んだ店は、日本海を望む高台にあるイタリアンレストラン『LA PORTA BLU』、新潟女子が選ぶ”グルメ・オブ・ザ・イヤー2013”のPIZZA部門中越エリアNO.1に輝いた店だ。
出発5日前、「12名入れますかね?」と呑気な発言をする”にい太郎”。。。( ̄○ ̄ ̄;;)ポカァン
「直接行って入れる訳ねぇ~だろ!予約するの!よ・や・く!」 全く何処の業界で働いているんだよ!この1年間の成長の跡が見えないもどかしさに責任の一端を感じる。(´Д`ヽ)トホホ
寺泊の市場通りを出た一行は、小高い丘を新潟方面にバスを走らせる。
前方に白くて可愛いプチ・ホテルのような建物がみえる。目指すレストランはそこにあった。
休日のランチ時。前日から降り続く雪を物ともせず、駐車場には多くの県外ナンバーの車が止まっている。
店内はFMY、CPL、を中心に満席。窓際(全て窓際だが。。。)の大テーブルに案内され早速Beerで喉を潤す。流石に新潟女子に人気の店だけあって雰囲気は女子好み。わが社の美女トリオも「素敵ですねぇ!”にい太郎”にしては上出来!」と新人君を褒める。
頭をポリポリと掻いている”にい太郎”。此処は彼に花を持たせてやろう。ー ̄) ニヤッ
(当日注文したランチコース:¥4500)
●水牛のモッツアレラとルッコラの生ハム包み
水牛のモッツアレラが初めてというMemberが多い。女子はどうやら水牛自体を想像したようで箸。。。いやフォークがすすまない。
生ハムの塩梅とモッツアレラのバランスがよい。美味い!美味い!と食べるMemberに女子も安心して食べ始め笑顔になった。
●貝と海老のトマトスープ
海のエキスたっぷりのトマトスープ。コク深くトマトの酸味が程よいスープは誰もが絶賛する美味しさ。この一品でシェフのレベルの高さがよく判った。
●水牛のモッツアレラ”OCC”と自家製メカジキの燻製スパーダのハーフ&ハーフ
流石に”新潟女子が選ぶ”グルメ・オブ・ザ・イヤー2013”のPIZZA部門中越エリアNO.1に輝いた”店だけあり、生地の美味さが際立つ。表面カリッ!中はフンワリ!食べるとモチモチ。実に秀逸なPIZZAだ。
驚くべきは、生地に載った具。自家製メカジキの燻製スパーダは、甘い香りで燻煙され秀逸そのもの。此れだけでワインと共に食べたくなる。
定番の”OCC”もトマトソースが美味い。スープもそうであったが、トマトソースの使い方が見事というほかない。
●ワタリガニのトマトクリームソーススパゲティ
冬の日本海といえば”ワタリガニ” その身と味噌をふんだんに使用し、濃厚なソースを仕上げた逸品。
濃厚なソースがパスタに絡みつき、言葉にならない美味さだ。ただ、少し茹でが甘かったか?アルデンテあら一歩行き過ぎ”あら?デンテ”だったのが残念。
●牛肉のタリアータ風、ルッコラ添え
タリアータ風?ってなんだろう。柔らかく味がしっかりとした和牛のステーキ。”タリラリラ~ン!”なら知っているけど。。。
●鮮魚の香草パン粉焼きバジルソース
バジルの爽やかさに負けて、お腹ぽんぽこりん(©CMM)でも遂食べ過ぎてしまった。
●デザート3種のおまかせ盛り合わせ
ティラミス、カプレーゼ、シャラートの3種。甘過ぎず、少しだけ戴いた。
●珈琲、紅茶
★生Beer
★MANICARDI : おすすめ赤ワイン 女性に高評価の甘口。親爺は少し物足りず。
2時間たっぷりと時間を掛けて戴く絶品ランチコース。
鉛色だった空から、いつの間にか太陽が顔を出し青空が広がる。日本海を隔てた遠くに陸地がみえる。
「あれって北朝鮮ですか?」などと言った”にい太郎”の頭を叩き、ジェンキンスさん・曽我さん親子の幸せを祈る一行であった。_-)/_-)/_-)/_-)/_-)/_-)/_-)/_-)/★なーんでーやね~ん!
わたしにとって2014年は激動の1年であった。
年初に占った「0学占い」によれば、不得意な分野に駆り出されることが多く、望みどおりに道を歩もうと思えば障害に遭いやすい1年とのこと。まさに「0地点」「0」からの出発の年だった。
2月、予想もしていなかった突然の異動で東京に戻され、文系脳から理系脳への転換を言い渡された。
勉強につぐ勉強、激務とストレスにより体調を崩し「食べログ」を2ヵ月半休止した。
そんな変化に飛んだ1年、次年度に向けて足固めの年に訪れた店は約200軒。その中から、2014年に新規で訪れた店に絞って「ベストレストラン2014」を選定した。
この1年、また新たな世界に足を踏み入れた。
ひとつには「焼き鳥」、親愛なる友に教えられ日本で最も予約が取れない焼き鳥店「鳥しき」を筆頭に、「やきとり心香」「蒼天」など秀逸な焼き鳥の世界を体感した。
もうひとつは「カレー」エスニックブームに乗り、都内の人気エスニック店を中心に食べ歩いた。
今回選定しなかった再訪店も含め、★4.3以上の店が31店舗にも及ぶ。
来る2015年には、一体どんな世界が待っているのだろうか?
■ベスト10には入らなかったが、★4.3以上の秀逸な店
(栃木県内)
*川蝉(うなぎ)★4.8
*コロンビア(カレー)★4.8
*日光金谷ホテル(洋食)★4.8
*あいざわ(肉商店)★4.8
*元町家(ラーメン)★4.6
*鶏そば ひばり(ラーメン)★4.6
*ラーメンキャロル(ラーメン)★4.6
*湯西川本家伴久(旅館)★4.5
*中華園(中華)★4.5
*霧島(和食)★4.5
*ふくべ(居酒屋)★4.5
(東京都内)
*ずぼら(居酒屋)★4.7
*法師人(蕎麦)★4.5
*エーラージ(カレー)★4.5
*えんざ(居酒屋)★4.5
*牛蔵(焼肉)★4.5
*はしご(ラーメン)★4.3
*肉山(肉料理)★4.3
*サプナ(カレー)★4.3
*一心水産(居酒屋)★4.3
(熊本県内)
*青柳(和食)★4.3 以上21店舗