バムセ&マイケルさんが投稿したフロリレージュ(東京/明治神宮前)の口コミ詳細

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バムセ&マイケル (男性・東京都) 認証済

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移転フロリレージュ外苑前、表参道、国立競技場/フレンチ、イノベーティブ

1

  • 昼の点数:4.8

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2015/09 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.7
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

料理という名の芸術品

(只の備忘録には出来ない備忘録Rve)
 ある日突然、フレンチのお誘いMSGが届いた。

「はて?何かの間違いでは…」仏料理に全く造詣がないどころか、1400件を超えるRveの中で仏料理Rveはたった3件。比率にすると0.21%しかない。
しかも読者登録をしRveを拝読しているものの、一度もお目に掛かった事がない淑女からのお誘い。

普段なら間違いなくお断りするのだが「夢の独身生活」中ゆえ、軽いアバンチュールを期待しwww快諾のMSGを入れる。
「ただ私は爺さんゆえ、お若い方ばかりだと場の雰囲気を壊す恐れがあるので…」
「ご参加の方も同年代。皆さん落ち着きのある方々ばかりなので安心してご参加ください」と優しい返信。あの~!わたし落ち着きがないのですが…(笑)

げに恐ろしきは造詣がないこと。
余り…いや全く意識せずに快諾したが、指定された『フロリレージュ』は現時点(2015/Sep)でTOP100を誇り、数々のRveもキリ番や記念Rveなどが多い。店のHPによれば「男性の短パン/Tシャツはご遠慮ください」ドレスコードもあるようだ。
会当日。普段のTシャツ/短パンから、チノパンにボタンダウン/革靴に身を包み指定場所に向かう。重厚な扉には店名表記もなく、覗き込むと美形のスタッフが中から扉を開け、笑顔で店内に誘(いざな)ってくれる。程なくメンバーの方々が揃い、挨拶もそこそこに予約席に案内された。

■当日味わったコース内容「ランチコース」
 *投影:茄子
 *要素:牛
 *名残りとはしり:鮎
 *ヘテロ:牡蠣
 *分かち合う:塊肉
 *艶かしい:黒糖
 *お似合い:モッツァレラ
(Menuの記載はこれまでだが、他に…)
 *蒸しパン
 *パート・ド・フリュイ
 *ハーブティ
■当日に注文した飲物

 *Sanpellegrino; S.Pellegrino(伊産:ミネラルウォーター
 *POUILLY FUISSE (仏Appellation Village 産)
 *NUITS-SAINT-GEORGES (仏Appellation Village 産)
______________〆て@¥12,100.- 也 料理/接客/雰囲気からして◎

 当店は完全予約制。昼/夜ともにワンコースのみの設定。
今回はランチコース(税サ別\6,000.-)、各自に用意されたMenuをみると7種の料理から構成されている。ただ、それが今まで凡そMenuでは見たこともない言葉で表現されている。「投影、要素、ヘテロ…」先付/焼物…水菓子が精一杯な私は興味深々雨あられ。

 二科展の作品でも運んで来たのかと見紛う一品目。「投影:茄子」今迄知らなかった世界の幕が開く。
丸い小さな茄子の中に、ピューレ状の茄子が仕込まれ茄子の生地でつつんである逸品。食べるのも初めてならば、こいうった演出も経験がない。「これって茄子ですか?」と思わず質問してしまいそう。自宅のサイドボードに置けば間違いなくオブジェになるだろう。

2品目は「要素」牛肉のカルパッチョ.プラムとジャガイモのピューレを添えてどうぞ!とのご案内。生牛の下には林檎が敷かれ、爽やかでフルーティなピューレと佳く合う。
その後「名残りとはしり」(鮎のリゾット.フォアグラとのコラボ)=鮎を塩焼き/背越し/鮎めし以外で…要は和食以外で食べたのは初めて。「ヘテロ」(オカヒジキで包んだ牡蠣のフリット.レモンメレンゲを添えて…) 「ヘテロ」とは「異なる」という意だそうで、熱々/冷たい/酸味が一体感を演出し実に興味深い逸品=わたし的には、この逸品が一番気に入った。
と続き…甘い物が嫌いな私でも美味しさを感じるデザートまで、まさに時空を飛び越えて「詩集」の世界に迷い込んだが如き素晴らしさ。

 料理という名の芸術品
因みにFlorilègeとは仏語で「詩集」という意味。まさに一冊の詩集を読み終え感動に浸ったように放心状態になってしまった。こんな「詩集」なら何冊でも読んでみたい。
(追記)
お誘い戴きましたメルモちゃん。そして爺をお相手して戴いた紳士の方々に感謝申し上げます。またいつか”メルヘンの世界”でお会いしましょう~♪

  • 外苑前から徒歩5分ほどの住宅街に位置するTOP100のフレンチの名店「Florilege」

  • 赤い花のマークの看板を目当てに…店舗はビルの地下1F

  • 階段を下った場所に店舗がある.看板が出ていないがスタッフが直ぐにドアを開けてお出迎えいただける

  • 店内のリースの装飾

  • ひと品目のテーブルセット

  • おしぼり& Sanpellegrino

  • 投影:茄子

  • 茄子の中に「ペースト状の茄子のクリーム」が…熱々を召し上がれ!

  • 要素:牛

  • 牛肉のカルパッチョ.プラムとジャガイモのピューレを添えてどうぞ!

  • 蒸しパン

  • フワフワ食感の「蒸しパン」は中華の饅頭の如し…

  • 名残りとはしり:鮎

  • 鮎のリゾット.フォアグラとのコラボも愉しい逸品

  • ヘテロ:牡蠣

  • オカヒジキで包んだ牡蠣のフリット.レモンメレンゲを添えて…

  • ヘテロとは「異なる」という意だそうで、熱々/冷たい/酸味が一体に…

  • 牡蠣のエキスがギュっつと詰まったスープ

  • 分かち合う:塊肉

  • 皿の滑り止めのフエルトが敷かれ…

  • 分かち合われた肉の塊

  • ○○豚(失念)と玉葱の付け合せ

  • 艶かしい:黒糖

  • 黒糖の皮の中には焼き無花果が…

  • お似合い:モッツァレラ

  • 〆はパート・ド・フリュイ

  • ハーブティ

  • 器も美しい

  • 料理に合わせて「白ワイン」を選択

  • POUILLY FUISSE

  • 料理に合わせて「赤ワイン」を選択

  • NUITS-SAINT-GEORGES

  • 店内風景:コの字型の大きなカウンター

  • 店内風景

  • 当日のMenu

  • お会計

2015/10/03 更新

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