バムセ&マイケルさんが投稿したおぐら屋(栃木/佐野市その他)の口コミ詳細

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バムセ&マイケル (男性・東京都) 認証済

この口コミは、バムセ&マイケルさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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おぐら屋田沼、吉水/ラーメン、餃子

1

  • 昼の点数:4.5

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/08 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

抜けるような青空の元、ラーメンが美味い!

「妻と楽しむ秋の栃木路シリーズ」~おぐら屋編~

【再訪】 : 抜けるような青空の元、ラーメンが美味い!

鬼怒川温泉に向かう途中、何処かでランチを!と考えた時、真っ先に頭に浮かんだ店が『花の季』とコチラの佐野ラーメンの『おぐら屋』

自分が美味いと思ったものは妻にも食べさせたい!という妻の希望を全く無視した思い込みにより田沼ICを降りてしまった。
「えっ!ラーメン?折角だから、普段食べられないようなものを食べようよ!」
案の定、妻は少し不満げ。。。(ー'`ー;)ムー

「佐野ラーメンも、佐野市に来ないと食べられないよ!」
「だって、佐野ラーメン、IYでも売ってるよ!(-ε-) ブーブー」
「そんなインスタントとは違うんだから、絶対に満足するって!」。。。これで大したことなかった!と言われたら小生の面目丸潰れ!←そしたら「食べログ」を退会しよう!そろそろ潮時とも思っていたし。(^_^;)

平日の午前11:30。開店から30分を経過していたが店内はほぼ満席状態。
地方の大きな駅舎を想像させるような店舗には行列が出来掛っておりました。相変わらずの人気具合に、先程まで不信感ムンムンだった妻も興味を示した様子。(∂_∂) エー

ほどなく店内のテーブル6名席に案内される。これだけ混んでいるのだから当然の相席と思いきや、ゆっくりお使いください。とのこと。
「へぇ~!サービスいいのねぇ!」ちょっと不機嫌だった妻からもようやく笑顔が見えてきた。

車でなかったら絶対にビール!(=^O^=)o□ プハァ なのですが、止む無く”キリンフリー”を注文。
前回同様に、焼き餃子も外せない。

●お通し
キリンフリーにもかかわらず、何と”お通し”が付いてきた。
叉焼の切れ端の上にはタップリの葱。結構な量もあって、これで¥260とは飲物代がタダのようなもの。
●ラーメン
●チャーシューメン
●焼き餃子
   以上3品。。。感想は前回レブーをご覧ください。↓ 手抜きだろ!ヾ(ーー )ォィ

先程までご機嫌ななめだった妻の顔にも笑みが。。。

さぁ!食べた事がないような料理は今晩の楽しみに!鬼怒川温泉に向うふたりであった。
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「栃木のおすすめ」調査隊第14弾!

【初訪】 : 佐野ラーメンの神髄を。。。

栃木県南西部に位置する「佐野市」は、東京から東北自動車道を利用して約1時間ほどの距離にある人口12万人、同県第5位の中核都市です。
2005年に旧佐野市、安蘇郡田沼町、同郡葛生町の新設合併により発足。近年は”佐野ラーメンとアウトレットモール”が人気で週末には首都圏から多くの観光客で賑わいを見せています。

佐野といえば、佐野厄除け大師が有名ですが、最近は佐野といえばラーメンを思い浮かぶ方も少なくないのではないでしょうか。

そんな「佐野ラーメン」が注目されたのは1985年。
当時、竹下内閣の下で「故郷創世事業」が盛んに謳われていた時代、全国各地で町おこしがブームになっていました。
そんな折、佐野市役所観光課の係長(現、課長)が「佐野ラーメン会」構想を打ち出すことから「佐野ラーメン」の全国区への道はスタートします。
当時、佐野市内には100軒を超える店が点在していましたが、そのラーメン店を組織化出来ないかと奔走。隣接する足利市の”蕎麦マップ”に対抗し”佐野ラーメンマップ”を作成し、地元ラーメン店主を巻き込んでの活動により発足されたのが、来年発足20周年を迎える「佐野ラーメン会」です。

そんな「故郷創世事業」で一躍有名になった佐野ラーメンですが、その歴史は意外に古く、現ラーメンの原型となったのは大正初期にまで遡るといわれています。
当時、佐野に住んでいた中国人が、自国で食べられていた麺料理を伝授。地域の方々の努力と佐野特有の気候、風土、日本名水百選にも選ばれている「出流原弁天池湧水」の恵みが相まって現在の「佐野ラーメン」の原型が出来上がったといわれています。
(・0・。) ほほーっ


今回はそんな「佐野ラーメン」200数十店舗の中でも、1・2位を争う人気店『麺’Sショップおぐら屋』さんにやってきました。o(^^o)(o^^)oワクワク

ご対応いただいたのは、店長の塩島庸雄さん。
塩島さんによれば、「おぐら屋」(現、麺’Sショップおぐら屋)の創業は1976年2月。社長の小倉光雄氏と奥様、お婆様の3人で、現店舗から200mほど離れた場所で開業したのがはじまり。当時は席数15席ほどの小さな店だったそうです。
その後、「佐野ラーメン」特有の青竹で打つモチモチの麺と、毎日食べても飽きのこないアッサリ系のスープに代表されるラーメンで一躍人気店となり、店舗を増築。
そんな折に「佐野ラーメン会」の発足もあって、県内外に「佐野ラーメン」の雄としての地位を確立していったのだそうです。

現店舗が出来たのは2004年4月、今年で7年目を迎える店は席数132、週末には首都圏から大型バスなどを貸し切って来店される方々もいるほどにまで進化を遂げた”絶品に一杯”を戴いてみましょう。

●ラーメン、チャーシューメン
丼に張られたスープは、塩ラーメンかと思うほどの透明感で美しい。
鶏がら主体のスープですが、話しによれば鶏がらの他にカツオ節、数種類の野菜丁寧に出汁をとり、コクとまろやかさがを最大限に引き出しているのだとか。
スープを啜ると、仄かな醤油の香りと口いっぱいに広がる甘みが印象的な逸品。表面にうっすらと鶏からの脂が浮いている程度で、「うっすら」という表現がぴったりの淡い味わいながら、そのコクの深さには驚かされてしまいます。飲みきった後でも、口から喉、食道にまで余韻が漂い、いつまでもこの味に浸っていたい絶品でした。

この絶品のスープを受け止める麺は、中太平打ちのちぢれ麺。
平均して3~4mmほどの幅で、色合いは薄い黄色。モチモチとした食感と多加水特有のツルッ!とした喉越しが絶妙で実に美味い
以前は全て”青竹手打ち”で打っていたそうですが、これだけの人気店となり現在では店舗内の製麺所で、製麺機を使用して打っているとのこと。但し、全てを機械任せにすることはなく、必ず全てにおいて手を入れ、青竹手打ちの麺と比較しても変わらない食感を出せるようにしているそうです。

「佐野ラーメン」のもう一つの特徴というと、伝統的なラーメンの三種の神器(叉焼、メンマ、なると)を守りつつ味の向上に努めていることにあるのだそうです。
今回戴いた『麺’Sショップおぐら屋』さんの叉焼も、そんなこだわりが感じられる一品。
ラーメンには”バラ巻叉焼”を、チャーシューメンには”ロース叉焼”を使用し、叉焼が一杯のラーメンの中にあって主張し過ぎることがないよう、それでいてしっかりとした存在感を示すようにバランスよく配置されています。
柔らかな叉焼は、スープでじっくりと茹でられていると思われ、食感を残しつつもお年寄りでも戴けるほどの柔らかさ。現在主流の醤油ダレに漬け込んだ叉焼とは違い、最低限の味がスープとのバランスを崩すことがないように配慮された叉焼でした。


見た目には少なめに思えるラーメンも、戴いてみると結構なボリューム。
食べ進むうちに麺がスープをよく吸ってしまうので、早めに食べることをおすすめいたします。
美味ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーい!(o^-')b グッ!

●焼餃子
ラーメンがあくまでも主体、餃子は脇役!と思いがちの餃子ですが、こちらに来たら是非、一緒に注文することを忘れずに。。。
餃子といえば、栃木県の中(いや!全国的にも)宇都宮が有名ですが、その”宇都宮餃子”と比べても、一歩も引けを取らない絶品の餃子がいただけます。

市販されている標準の餃子よりもひとまわり大きな餃子(全長13~4cm、胴回り15cmほど)は、しっとり、ふっくらとした柔らかな皮に、カリッ!とした完璧な焼き目、プリッ!としてパンパンに膨らんだ太鼓腹のビジュアルで、この上もないほどのビジュアルです。
餡は、基本の豚挽き、キャベツ、にら、にんにくといったものですが、餡を包む時に食感と口解け感を意識してか、空洞をあえてつくっているのではないかと思われます。

口に入れた瞬間に、皮がホロリと外れ、中の餡が口いっぱいに広がり、素材のハーモニーが感じられる逸品です。
餡にはしっかりと味がついているので、そのままでも十分に満足できる完成度の高い餃子でした。
σ(~~~、)ムシャ ムシャ

●もつ煮
最近のB級グルメ選手権では、山梨の「とりもつ煮」がゆ2年連続の栄冠に輝きましたが、ここ佐野市のラーメン店では、ラーメンを待つ間に「もつ煮」を食べる習慣があるのだそうです。

元々、何からはじまったのかは不明なのですが、昔からラーメンを注文する時には、餃子とビールがセット。餃子の焼き上がりを待つ間に、ビールのつまみとして提供される店が多いとのこと。
コッテリと煮込まれた、豚もつと味の浸み込んだ大根、人参などをつまみに主役を待つ!これが佐野流の食べ方だそうです。


現在、『麺’Sショップおぐら屋』さんのラーメンが戴ける店はこちらのみ。
こちらで修業をされて巣だっていったお弟子さんが4人ほどいるそうですが、独立採算方式を取っているので支店は一店もないそうです。
そんなお話を伺っている店長さんの手は、長年ラーメンを作り続けている勲章の”タコ”がびっしり!
「出来やすい体質だけで、私なんか社長に比べればまだまだ!ですから。。。」
と謙遜されていた姿がとても印象的でした。

佐野市内には、厄除け大師のほかにも絶景の唐沢山、四季折々の花が楽しめる万葉自然公園、フルーツ狩りやアウトレットと見どころ満載。都心からちょっと足を延ばして訪ねてみませんか!

ご馳走様でしたぁ~♪ 取材ご協力、ありがとうございました。ヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマヒィj

  • 開店直後から行列が。。。(平日です)

  • 抜けるような秋の青空

  • チャーシューメン

  • ラーメン

  • 完璧な焼き目の餃子

  • キリンフリーには”お通し”が付きます。これで何と¥260.-!

  • ”お通し”の刻みチャーシュー

  • 肉厚でボリューム満天

  • 餡はジュウシー!皮はモッチモチ

  • この透き通るスープを見よ!

  • 手打ちの麺が佐野ラーメンの特徴のひとつ

  • ラーメン

  • チャーシューメン

  • ラーメン、チャーシューメン並べてみました

  • ロース叉焼が5枚!

  • チャーシューメン(別角度UP)

  • 三種の神器(叉焼、メンマ、ナルト)

  • 麺は多加水”中太ちぢれ麺”

  • 透き通るような絶品スープ

  • ラーメンは”バラ叉焼”でした

  • チャーシューメンは”ロース叉焼”でした

  • 実は”餃子”も美味いんです!

  • 完璧な焼き目の”餃子”

  • そのままでも美味い!

  • 餡はキャベツ、ニラ、にんにく、豚挽きなど。。。

  • もつ煮

  • ラーメンを待つ間に”もつ煮”&ビールが佐野流!

  • 勿論!完食です

  • ラーメン丼の屋号!

  • ウーロン茶(屋号がはいったグラス)

  • 取材風景!(目が♡!)

  • 厨房風景(混雑時は大鍋フル稼働)

  • 厨房は大忙し!

  • 店内(団体客用スペース)混雑時は一般開放

  • 店内風景

  • 座敷もあります

  • テーブルセット

  • 店内料理メニュー(表)

  • 店内料理メニュー(裏)

  • お土産用生餃子もあります

  • 佐野限定の”キリンビール”のポスター

  • U字工事は栃木では大スター(?)

  • ”麺’Sショップおぐら屋”店舗入口

  • 綺麗に洗濯された大きな暖簾

  • ”麺’Sショップおぐら屋”店舗全景

  • Waitingスペース(店舗入口付近)

  • Waiting時の注意事項

  • 乗用車70台駐車可能な大きな駐車場

  • 店外看板(遠くからでも目立つ大きな看板)

  • 店舗の前がバス停です

  • バス停の名称はな・な・なんと”おぐら屋前”

  • 大型バスの駐車スペースがあります

2012/12/10 更新

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