バムセ&マイケルさんが投稿した麺 藏藏(栃木/宇都宮)の口コミ詳細

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バムセ&マイケル (男性・東京都) 認証済

この口コミは、バムセ&マイケルさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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麺 藏藏清原地区市民センター前/ラーメン、つけ麺

1

  • 昼の点数:4.5

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/01 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

「栃木のおすすめ」調査隊第14弾!.若き天才が作る異色の極麺 

「栃木のおすすめ」調査隊第14弾!

栃木県内のラーメン本や雑誌のラーメン特集では、必ずと言っていいほど登場する宇都宮を代表する人気ラーメン店『麺 藏蔵(ざざ)』さんに行ってきました。

こちらの店、以前から伺ってみたかったラーメン店の代表格。
宇都宮駅からは車でないと行けない場所にあるため、なかなか訪問することが出来ずにいたのですが、経済団体の正式な取材として、今回初訪問となりました。←自分が行ってみたい店だったので、委員会で自ら推薦しちゃいましたぁ!俗にいう職権乱用。。。(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ

迎えて戴いたのは店主の松島さんご夫妻。
*今回のレビューはインタビュアー形式でお届けいたします。(^0^ゞ らじゃ

「店のコンセプトは”蔵”をイメージしているのですよぉ~♪」

そんな言葉から始まった今回の取材。
「旧漢字の『藏藏』と書いて”ざざ”と読ませています。元々蔵だった訳ではないのですが、蔵の落ち着いたイメージが好きで、そういった雰囲気を感じてもらえるような店づくりを心掛けています。
釘1本に至るまで骨董店を回り見つけてきたような物を使用するというこだわり、新しい中にも伝統さえ感じられる店舗作りを目指しておられるのだとか。

そんな店主が作りあげるラーメンとは!o(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワクワク

修行先の札幌で出会ったラーメンを進化させ、地元で受け入れてもらえる一杯を求め、日々精進を怠らない!というか怠れない。とはご主人の印象的な言葉。
「当初は、本場札幌から進出して来た店が結構撤退しているのに、宇都宮で”札幌らーめん”は難しいんじゃないのか?と言われていたのですが、この地でも何とか受け入れて貰ったので、今後は更に進化させて宇都宮のラーメン界を引っ張って行こう!と思っています。」と志は高い。

”札幌らーめん”を看板に背負っている同店のメニューは、味噌・醤油・塩が基本。
「”札幌らーめん”と名乗る店は、そのメニューでやっている所が殆どです。ただ、ここは醤油が有名だよね!ここは味噌だよね!というように、店によってお勧めの味が分かれることはありますね。」

Q:「では!『藏藏』さんのお勧めは何ですか?」
A:「全てがお勧めです!と言いたい所ですが、うちの場合は数種類の味噌をブレンドして作る濃厚な”味噌ラーメン”がお勧めです。最近は、修行時代から考えていたバジルと味噌を融合させたラーメンなど、更に進化させようと思っています。」

Q:「ところで、店の場所が非常に判りづらい所にありますが。。。」
A:「そうなんです。非常に判りづらい場所にあるので、折角来ていただいたお客様をガッカリさせないように良い接客やラーメン作りも手抜きをせずに頑張っています。
普段は日中にスープがなくならないように心掛けているのですが、スープの状態は刻々と変化していくので、状態が悪くなった場合は止む無く”売り切れ”としています。それでも”どうしても食べさせてくれ!というお客様もいらっしゃるんですが、初めて来られた方に、その味が『藏藏』の味と思われたら申し訳ない、しかしスープの酸化は止められないということから、そのな時は、やむなく”売り切れ”とさせて戴いています。」

Q:「こだわりの一杯といった感じですね。女性客に人気だと聞きましたが。。。」
A:「そうですね!女性のお客様にはよく来て戴いております。
ラーメン屋さんというと女性ひとりでは入れないイメージがあるのですが、うちの場合、女性でも入り易い雰囲気の店づくりを心掛けています。逆にギトギトラーメンが好きなマニアの方には敬遠されますけど。。。(笑)」

Q:「後ほど戴きたいのですが、ラーメンの特徴を教えてください。」
A:「スープのベースは、豚骨・鶏がらの動物系スープと魚介のスープを合わせた、いわゆる”ダブルスープ”という手法を取っています。ただ、このダブルスープで有名な店でも、その2種類のスープを一緒に煮込んでしまったり、時間差でドンドン材料を入れていくというやり方を取っている所が多いのですが、保存方法も違えば性格も勿論違うので、うちでは調理をする時に合わせるという手法を取っています。
最近はお客様の方がより複雑な味を求めているので、複雑な味、新しい味に挑戦して行かないと置いていかれてしまうと思っていますので。。。」

麺は札幌の製麺所にお願いして、毎日直送して貰っています。
札幌ラーメンの特徴は、かん水の匂いがツンと来る多かん水麺なので、本州の方で合わない方は、どうしても残されるんですよね。でも道産子の方はそれがたまらない!その麺しか食べられない。札幌出身の方が、久しぶりに本場の麺を食べて美味しかったぁ!懐かしかったぁ!と言って貰えると嬉しいですね。
麺に関して言えば、ラードを使うので物凄く熱々のスープに絶えられるコシの強い麺でなければならないという事から本場の麺に拘っています。」

そんなこだわりの店主が作る3種類の麺を戴いてみました。

●味噌らーめん
スープは、ご主人の説明にもあったように、豚骨・鶏がらの動物系スープと魚介系スープを合わせたダブルスープ。
調理の途中でグラニュー糖を入れるそうで、これを入れることによって相乗効果でスープに旨味とコクが出るのだそうです。これはお蕎麦屋さんなどでも使われている手法だそうで確かにコク深い味わいが口いっぱいに広がります。
麺は中太のちぢれ麺。モチモチとした食感が心地よい多かん水麺。麺自体が美味いので、ラーメン全体の評価をワンランクUPさせているのは確かです。

●味噌つけ麺
ラーメンと異なり、動物系のスープのみで初めは味わってもらい、途中で魚介のスープを足して楽しむ手法を取っています。
そのつけ汁は、今主流になりつつある準濃厚ドロ系。
全粒紛のエッジの効いた太麺に濃厚なスープがよく絡み、それ自体でも充分に美味しいのですが、魚介スープを足す事により、グルタミン酸の効果で旨味がグッと広がります。濃度は薄まってしまいますが、一度で2倍楽しめる志向になっていました。
ハッキリ言って、小生が今までに味わった”味噌つけ麺”の中では一番美味しい!これには取材スタッフも。。。
美味ぁぁぁぁぁぁぁーーーーい!を連発!キタ━―━―━―(゚∀゚)━―━―━―!!

●バジルdeグリーン味噌
バジルと味噌が本当にあるのだろうか?と思う向きおありか!と思いますが、これが実に見事な逸品。
まずは、中華鍋で鷹の爪とローリエをオリーブオイルで炒め香りを充分に引き出します。
その後、にんにくを入れてマー油状態にし、濃厚なスープを投入。スープに香りが移ったところに、バジル味噌(65g)を溶かし入れると、見る見るうちにスープが鮮やかなグリーンに!まるで抹茶をたてているように!ヾ(ーー )ォィ
麺を茹で上げ、スープと合わせた後、仕上げにタップリのピザ用チーズを降り掛け出来上がり!好みでハラペーニョを入れて戴きます。

これは驚きの逸品。
味噌とバジルの何ともいいようがない美味さ。コクの中にもバジルの爽やかな香りが融合され、今まで味わった事がない一杯に!
ご主人曰く、「味噌とバジルの組み合わせは、ラーメンとして誰もいなかったので。。。」とのこと。

そんな絶品のバジルdeグリーン味噌ですが、店に出した当初は全く注文する者がおらず、ネットに”罰ゲーム的な。。。”と書かれてしまったこともあったそうです。←こんな罰ゲームなら大歓迎!☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!

最後は残ったスープにご飯を投入し、リゾットー風にして戴くのが”藏藏”風なのだとか!

いやぁ!美味しかったというか、ご主人、天才です!

開店してまだ3年足らずで、宇都宮ラーメン界の頂点を極めた若き天才が作る極麺。
これから、この店から目が離せなくなりました。

ご主人、奥様!取材協力ありがとうございました。m(._.)m

  • 宇都宮の人気店”麺 藏藏(ざざ)”

  • 蔵のイメージで造られた店舗”藏藏”

  • 店舗入口(お洒落な店舗)

  • スープが売り切れることも。。。

  • 店内風景(ピカピカの厨房が印象的)

  • 店舗入口付近から店内を臨む

  • BOX席(4席×3卓)

  • 陶芸家の方に作っていただいたものもオブジェに!

  • ピカピカの厨房を見せて戴きました

  • ピカピカのダクト(これで4年目ですよぉ!)

  • 厨房の大釜(ここで絶品スープが作られます)

  • 厨房の麺茹で器

  • 手前が味噌だれ、奥がバジル味噌だれ

  • 手前が豚骨スープ、奥が魚介スープ、左が合わせたダブルスープ

  • 店内の照明にも店主のこだわりが。。。

  • テーブルセット

  • ドンブリにも店主のこだわりが。。。

  • 井戸もオブジェに。。。

  • 鬼の焼き物のオブジェ

  • いよいよ!調理がスタート!

  • 味噌らぁめんの調理、鍋の煽り

  • グラニュー糖を入れるんですよぉ!

  • スープ投入!

  • 麺は可愛い奥様が担当

  • ご夫婦の息もぴったり!

  • さぁ!スープが仕上がるよぉ!

  • ご夫婦の息はぴったり!

  • 仕上げにトッピンブを載せて。。。

  • みそらぁめん(¥750)

  • いやぁ!綺麗ですねぇ~♡

  • 標高は。。。(笑)

  • 麺は多かん水中太ちぢれ玉子麺

  • トッピングの”郡司豚”を使った大判やわ旨ちゃーしゅー

  • つけめん(¥880)

  • つけめん(みそ)の麺

  • こく旨たまごと白髪葱の盛り付けも芸術だぁ!

  • 麺はエッジに立った四角い太麺

  • 魚介スープでダブルで美味しい”つけめん”

  • 途中で”魚介スープ”を投入!

  • 醤油らぁめんのスープを試食

  • バジルdeグリーン味噌は、オリーブオイルで唐辛子、ベイリーブスを炒めて!

  • バジル味噌を投入!

  • みるみる綺麗なグリーンのスープに!

  • さぁ!仕上げです!

  • 奥様が麺を持ち上げて。。。

  • チーズをたっぷり投入!

  • さぁ!出来上がりです!

  • バジルdeグリーン味噌(¥780)

  • まさに芸術です!

  • 麺にチーズが絡みます

  • お好みでハラペーニョを入れて

  • 松島ご夫妻(とても感じのいいお二人です)

  • 取材風景(店主:松島さん=右)

  • 取材風景(つけめん撮影)

  • メニュー表紙(藏藏のラーメン作りの姿勢が。。。)

  • 麺メニュー

  • らぁめんメニュー

  • つけめんメニュー

  • サイドメニュー

  • バジルdeグリーン味噌メニュー

2012/12/10 更新

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