バムセ&マイケルさんが投稿した石臼挽き蕎麦 石づか(神奈川/稲田堤)の口コミ詳細

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バムセ&マイケル (男性・東京都) 認証済

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石臼挽き蕎麦 石づか稲田堤、京王稲田堤/そば

1

  • 昼の点数:4.2

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2016/02 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

素晴らしき”蕎麦前”の世界!住宅街にひっそりと佇むMICHELIN GUIDE掲載店

【稲田堤街歩きRve】
 日本スポーツGOMI拾い連盟主催の大会が、今年も多摩センターで開催された。
前日の春の嵐で開催が危ぶまれたが、初夏を思わせる気温に恵まれ「GIMI拾い」で汗を流す。GOMI拾いといえど、これはれっきとしたスポーツ。燃える/燃えない/ペットボトル/空き缶・空き瓶/煙草の吸い殻に分別しながら、制限時間内にGOMIを集め、それぞれの重さの合計により勝敗を決める。

 昨年、初めて参加した当チーム。大学GOMI拾いサークルの若者ゆえの運動量に対し、知力で社会の荒波を乗り越えて来た力量に勝る社会人チームは、意地とチームワークで初参加にして初優勝を成し遂げた。
今年はディフェンディング・チャンピオンとして学生たちの挑戦を受けるのだ。とは言え、貴重な休日に早起きして会場に向かう足取りは重い。今年は「チョロチョロ」と適当に…との思いも、いざ競技になると根っからの負けず嫌いが災いし、全身汗だくになりGOMIを集めて廻る。結局、集めたGOMIの総量13.8kg(制限時間1時間)で2連覇を確信したが、多摩大学の学園祭実行委員会チームに大差で敗れまさかの準優勝。口惜しさで膝から崩れ落ちる親爺の姿があった。

(閑話休題)
 戦いすんで日が暮れて…(まだ昼かっ!)
チームで健闘を称えあい食事でもと提案するも、其々に予定があり解散と相成る。そうと決まれば、この辺りで美味い蕎麦屋はないかと「食べログ」検索。
昨年も大会終了後「手打蕎麦 一澤」「車家」で”蕎麦前”を愉しんだ。さて今年は何処へ!そんな私が導き出した店。JR南武線稲田堤駅から徒歩10分ほどの住宅街にひっそりと佇む、MICHELIN GUIDO 2015 横浜・川崎・湘南版に掲載された評判店『石づか』、駅から歩みをすすめながら、こんな場所にもMICHELINの調査員が来るのか?と正直驚いてしまう。

 住宅街を進むこと2~3分。電柱の看板に導かれ、幟たなびく店は確かに存在した。

■当日に注文した料理
 *お通し「沢庵漬け」
 *酒のさかな「小いわしの醤油煮」
 *やまうに「豆腐の味噌漬け」
 *白子の天婦羅
 *せいろ
■当日に注文した飲物
 *瓶ビール「SAPPORO黒ラベル」
 *楯野川 純米大吟醸
「山形県酒田市:楯の川酒造
____________________〆て¥3,850.- 也 蕎麦前をタンマリ愉しんで、この価格はCP佳し!

 週末のランチ時。知らなければ絶対に来ないであろう場所。
店内はカウンター3席のみを除き客で賑わいを見せている。靴を脱ぎ店内に入る。ひとりであることを伝えると、蕎麦打ち場の前に設置された少し高めのカウンターに促された。

 ビールで喉を潤しお品書きを見る。
来るまでの間に、口コミを拝読し「烏賊の丸干し」「山うに」「かき揚げせいろ」の「かき揚げ」を先に供してもらい日本酒をゆっくりと愉しむ算段でいたが、品書きが季節ごとに変わるのか「烏賊の~」「かき揚げ~」の名が品書きから消えていた。
その代わり、「季節のおすすめ」として「白子の天婦羅」など愉しいものがある。

 日本酒は山形の銘酒「楯野川 純米吟醸」にする。
これに合わせるアテは「酒のさかな(小いわしの醤油煮)」「やまうに(豆腐の味噌漬け)」「白子の天婦羅」をお願いした。「やまうに」を舐め舐め白子を待つ。キリリとしまった楯野川に溶かされるように「やまうに」のうま味が口いっぱいに広がり甘露、甘露!
ほどなく「白子の天婦羅」が供される。春の息吹を感じる蕗の薹も添えられ、初物づくしで縁起佳し。熱々の白子は、まさに表面カラッ!中はトロリといった絶妙の心持ち。蕎麦前は料理が不出来だと台無しになるが、これは〆の蕎麦にも期待が持てる。

 〆は冷たい蕎麦から十割を頼むが、寸で差で最後の一枚を取られ残念ではあるが「せいろ」をお願いする。
蕎麦は見た目に少し緑掛かっている。新蕎麦の季節は超えたが、保存法により新蕎麦の色合いを残しているのか。まずは漬け汁を口に含む。節の存在感が凄い。しかしエグミは全く感じられずスッキリとした味わい。江戸蕎麦とは少し異なり、辛さ程よく万人向き。個人的には辛めが好きだが、それは好みゆえ一般的には評価が高いのも頷ける。

 蕎麦は秀逸を極める。
喉越し、香り、腰と三拍子揃い見事。二八の「せいろ」でここまで秀逸であれば、是非とも「十割」を食べてみたいものである。
温かい季節の「牡蠣そば」や「鴨せいろ」といった定番もあり、機会を持ってまた訪れてみたい一店であった。

素晴らしき”蕎麦前”の世界!住宅街にひっそりと佇むMICHELIN GUIDE掲載店
女将さんと思しき方の物腰も柔らかく、清潔感あふれる空間でゆったりとした時間が流れる。なるほどMICHELINに選ばれる理由も頷ける店であった。

  • JR南武線稲田堤駅、徒歩10分、住宅街に忽然と現れるMICHELIN掲載店「石づか」

  • 1Fは客用P、この階段を昇った2Fが店舗

  • 営業案内

  • MICHELIN GUIDE 2015横浜・川崎・湘南版に掲載されたようで…

  • 瓶ビールは「SAPPORO黒ラベル/ASAHI Super Dry」から選択可能(2016.Feb)

  • お通し「沢庵漬け」(2016.Feb)

  • 酒のさかな「小いわしの醤油煮」(2016.Feb)

  • 甘辛く炊かれた小いわしの醤油煮(2016.Feb)

  • 楯野川 純米大吟醸「山形県酒田市:楯の川酒造」(2016.Feb)

  • やまうに「豆腐の味噌漬け」(2016.Feb)

  • 白子の天婦羅(2016.Feb)

  • 鱈の白子と蕗の薹の天婦羅(2016.Feb)

  • 春を感じさせる「蕗の薹」の天婦羅(2016.Feb)

  • せいろ(2016.Feb)

  • 腰が強く秀逸な「二八せいろ」(2016.Feb)

  • 喉越し心地佳し(2016.Feb)

  • 蕎麦湯(2016.Feb)

  • 若干足してあるが嫌みのない蕎麦湯(2016.Feb)

  • 七色/爪楊枝(2016.Feb)

  • 蕎麦打ち場の前のカウンター席(2016.Feb)

  • 店内風景「カウンター席」から厨房を覗く(2016.Feb)

  • カウンター前の蕎麦打ち場(2016.Feb)

  • 店舗奥にはテーブル席が数卓(2016.Feb)

  • 店内風景「電動石臼機」(2016.Feb)

  • 店内お品書き(2016.Feb)

  • 店内お品書き「季節のおすすめ」(2016.Feb)

  • 店内お品書き「手挽き蕎麦」土日限定の逸品(2016.Feb)

  • 店内お品書き「平日限定のランチ」(2016.Feb)

  • 店内お品書き「冷たい蕎麦」(2016.Feb)

  • 店内お品書き「温かい蕎麦」(2016.Feb)

  • 店内お品書き「今月のおすすめ」(2016.Feb)

  • 店内お品書き「一品料理」(2016.Feb)

2016/02/22 更新

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