バムセ&マイケルさんが投稿した宿屋伝七(栃木/川治湯元)の口コミ詳細

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バムセ&マイケル (男性・東京都) 認証済

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閉店宿屋伝七川治湯元/料理旅館

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2013/08 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

七つの教えを守る会津西街道の小さな旅籠から。。。

『宿屋伝七』は、川治温泉を縦断する男鹿川の上流添いに位置する自然豊かな温泉宿。

『宿屋伝七』との出会いは、今から20数年ほど前。
小生がまだ駆け出しの頃、こちらの社長(船曳富士夫氏)に非常に懇意にしていただき、社会人としてのマナーや仕事の仕方を教えて戴いたことから始ります。

その後、何度となく宿を訪れ、今は亡き両親や義父も大変気に入っていた旅館のひとつ。
今回は宇都宮に赴任以来、再度訪れたいと思い続け、2年目の夏休みに家族を連れ立っての骨休めとなりました。

そもそも『宿屋伝七』のはじまりは。。。

 その昔、会津西街道沿に小さな旅籠あり。
 その名を船びき家と称し、行商人の宿場として栄えり。
 後に先祖伝来の書『七つの教え』にしたためられし処に塩まき、水まき念願すること七夜に及び、突如として涌きいづる温泉は『宿守の湯』 なり。
 その名をお宿東山閣と改め、安息の湯として旅人に親しまれり。
 その後男鹿川上流、平方山を望めるこの地に移り、宿屋の心をそのままに『七つの教え』を伝承すべく宿屋伝七と名のるものなり。


(宿屋伝七HP”宿屋伝七由来の書”より抜粋)

その”七つの教え”とは。。。

一、泊まり来たる者は、今宵の亭主と思ふべし
一、泊まり来たる者は、遠方の友と思ふべし
一、泊まり来たる者へは、宿主の心で接すべし
一、泊まり来たる者へは、旨きものを膳にすべし
一、泊まり来たる者へのもてなしは、温泉を宗とすべし
一、泊まり来たる者の笑顔を、宿料と思ふべし
一、泊まり来たる者は、皆遊びの達人と思ふべし
                              東山閣 伝七 主


まさに、この七つの教えを忠実に今尚守り抜いている名旅館。
隅々にまで気を配った空間は、来るものの心を和ませ日常の疲れを癒してくれる。館主の心が全ての従業員に浸透し、滞在中はまさに”今宵は亭主”気分に浸れます。

そんな『宿屋伝七』の楽しみは、何といっても料理の素晴らしさ。
20数年前から定評がある料理は、地産地消を基本とし、海のもの、山のものを匠の技で絶品料理に仕上げている。
初めて訪れた時に、川魚の〆たものを生湯波で巻いたお造りが出たが、それまで旅館で出る刺身は”鮪”や”鯛、海老”といったありきたりの料理しか味わった事がなかった小生にとっては、衝撃的な想い出として今も舌の記憶として残っています。


さて今宵はどんな宴が催されることやら。。。

夏のお献立

本日の食前酒 柚子酒 
先附    枝豆豆腐
銘々    小菜彩々(穴子寿司、鶏の肝煮、自家製コンビーフなど5品)
焜炉    栃木県産黒毛和牛(バターを載せて軽く炙って、塩・ポン酢お好みで。。。)
活味    本日の活魚 あしらい(鮪、勘八、あわび、鯛)
蒸物    鶏の洋菜蒸し(鶏と旬野菜を、洋風出汁で蒸し上げたもの。ポン酢で。。。)
凌ぎ    稲庭うどん
合肴    牛ローストビーフ
焼物    伊勢海老の鬼殻焼き
(味噌味の鬼殻焼きは初めての経験)
進肴    ちぢみ鯨と八汐鱒ルイベ
強肴    旬魚の煮付け
(勘八の兜煮)
揚げ物   緑風揚げ(えんどう豆と海老真薯)
お食事   五穀飯 香の物盛り合わせ 留椀
水物     フルーツ蜜豆 旬果


全14品にも及ぶ懐石料理は、どの料理も真心が込められた絶品料理。ただ、余りの量の多さに体重が。。。2kgはUP覚悟かなぁ!

翌朝の朝食も脂の載った”鮎の一夜干し”や銘々(烏賊そうめん、わらびの胡桃和え、しらすおろしなど)、煮物などとヘルシー&嬉しい内容。ついつい食べ過ぎてしまいます。

まさに”七つの教え”を守り続ける絶品の宿。
日常を忘れ、美味しいものに出会いたい貴兄!栃木のおすすめお宿として、自称”栃木県観光大使”のバムセ推薦のお宿です。
これから、紅葉がとても綺麗な川治温泉に是非お出掛け下さい。<m(__)m>

以上、優雅なる宿レポートでした!((( ^^)爻(^^ ))) ヨロシク♪

  • 川治温泉の名旅館『宿屋伝七』

  • お客様を出迎える立派な寄付門

  • 寄付門から玄関に続く趣のある外回廊

  • 日本家屋の伝統の玄関

  • 玄関を入ると目の前には”黄金の襖”

  • 玄関周り

  • 広々としたロビー

  • ラウンジでは陶芸作家の作品が展示されていました

  • 到着後、ラウンジで名物”焼団子”とお抹茶のサービス

  • 香ばしい”焼団子”は中がもっちりしていて美味い

  • サービスで戴いた”ウェルカム・フルーツ”

  • 夏の献立

  • 暑い夏に乾杯!

  • 温泉にゆっくり浸かった後の”生ビール”は最高!

  • 先附・銘々(小菜彩々)

  • 先附(枝豆豆腐)

  • 銘々(穴子寿司)

  • 銘々(鶏の肝煮)

  • 銘々(自家製コンビーフ焼き)

  • 銘々(帆立の酒蒸し)

  • 銘々(自家製烏賊の塩辛)

  • 焜炉(栃木県産黒毛和牛)

  • 軽く炙る程度で。。。柔らかぁぁぁぁーーーい!

  • 活味(本日の活魚 あしらい)

  • 蒸物(鶏の洋菜蒸し)

  • 器が3段になっています

  • 徳利にはポン酢が入っていました

  • 凌ぎ(稲庭うどん)

  • 饂飩は艶々シコシコ!

  • ココファームの白ワイン

  • サミットなどにも使用された栃木県こころみ学園ココ・ファームのワイン

  • ワイン説明書き

  • いやぁ~♪いい色だなぁ!

  • 合肴(牛ローストビーフ)

  • 焼物(伊勢海老鬼殻焼き)

  • 大ぶりの伊勢海老が見事です

  • 進肴(ちぢみ鯨と八汐鱒ルイベ)

  • ちぢみ鯨は酢味噌で。。。

  • 八汐鱒のルイベ

  • 強肴(旬魚の煮付け)

  • 揚げ物(緑風揚げ)

  • 山菜の盛合わせ

  • お食事(五穀飯、香の物盛合わせ、留椀)

  • 水物(フルーツ蜜豆、旬果)

  • 夏の朝食

  • 銘々(烏賊そうめん、わらびの胡桃和え、しらすおろし、胡桃の佃煮)

  • 鮎の一夜干し

  • 茄子の煮浸し

  • 自家製出汁巻たまご

  • 納豆

  • 豆乳鍋

  • 赤だし味噌汁

  • 水物(朝のフルーツ)

  • 宿泊した部屋は最上階(7階)でした

  • 712号室バムセ様

  • 712号室の室内

  • 次の間

  • 部屋には露天風呂が。。。

  • 星空を見ながら露天風呂に。。。

  • 大浴場入口

  • 男湯はこちらぁ~♪

  • 大浴場の露天風呂

  • 大浴場内風呂

  • 温泉ではやっぱり!このタイプの体重計が似合います

  • 川治温泉の効能書き

  • 館内案内図

  • ラーメンコーナー

  • 部屋には手書きの”ありがとう新聞”情報が満載です

  • 新入社員の紹介記事も。。。

  • 川治温泉かわじいマップ

  • 飲物メニュー

  • 7階からは川治温泉が一望出来ます!

2012/09/08 更新

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