『金沢観光』バオバブさんの日記

　３月１４日の北陸新幹線金沢開業に先立ち、飛行機で２月２４日から２６日まで金沢を訪れた。
　きっと新幹線が開業すると凄く人が訪れるだろうし、大混乱になる事は目に見えているので、もう少しバタバタしているだろう事が予想される金沢に行ってみた。日程は二泊三日。羽田から小松にお昼前に着いて、能登半島にも加賀片山津温泉にも行かず、レンタカーを借りることなく、徒歩とバスとタクシーだけの市内観光を行った。

　実は金沢には若い時に４，５年毎年訪れていたので市内の地理は頭に入っていた為に、移動は迷わず当時より遥かに便利になった周遊バスを大いに使って楽しめた。ただ整備されたレンタサイクルを今回は利用できなかったのが残念だった。

　２泊３日だったので有名処の観光地は全て廻った。兼六園、金沢城跡、長町武家屋敷跡、ひがし茶屋街、にし茶屋街、主計町茶屋街（なんか花街ばっかりだな）などの歴史の街、尾張町などの商人の街、金沢21世紀美術館、県立美術館や金箔張の実演などの文化的な場所などを一応廻った。ただ金沢港近くの大野・金石エリア、森本周辺エリア、湯桶周辺は廻っていない。

　宿泊は香林坊にある観光ホテル。場所的には極めて便利なのだが多くの金沢に訪れる観光客は近くの温泉地に泊まる事が多いらしく金沢市内にある観光ホテルは何れも予約がし易いのだそうだ。

　ただ金沢の方にお聞きすると新幹線が開業する事に期待と不安の両方の感じを持っているらしい。現に新幹線を使った観光客が増える事を期待して開業したお店やリニューアル中やまだ準備中のお店も沢山あるようだが、かつて、仙台では新幹線開通後に良いお店がなくなったり、それまでのお店の評価が変わってしまって何でもなかったお店が流行ったりするようなことが金沢でも起こると予想出来る。

　コンパクトで食べ物が美味しい街。
　伝統と新しさが混在している街、金沢。
　新幹線とか飛行機を使って、一泊二日で十分主要な所は廻ってしまえるので短期の旅行には良いと思うが、混むんだろうなぁ。京都が空くようなのでやっぱり京都かな。