今回の金沢旅行でレビューしたのは15軒だった
実は訪れた飲食店はもっと多くあったがレビューするほどの店でなかったりもう一度訪れないとレビューを書けないお店があったりしたのだ。それに加え、金沢を発つ前に金沢駅にある金沢百番街というショッピングモールで買ったお土産や、ドンクのように最早どこでもあって必ず寄ってしまうお店もレビューには入れていない。
行きたいお店はまだまだいっぱいある
事前に調べて行きたいと思っていたお店がまだ一杯残っている。あと何度か行かないと消化出来ない店舗数だ。ただ今回の旅行中に金沢で働いている人に聞いてみると例えば能登出身の人は「金沢では魚は食べられない」と言うし、金沢旅行で泊まるなら温泉旅館なんて言う意見もあったので、次回、金沢に旅行しても必ずしも金沢市だけで食べると言う事にはならずに、富山、能登半島に足を伸ばす事になりそうな気がする。
観光地としての金沢
金沢は小さな街で、幾つかのエリアに分類されているが3日もあればすべてを廻れそうな気がする。現実に2泊3日の今回の旅行で観光客が訪れるだろう金沢城、兼六園、ひがし茶屋街、主計街茶屋街、近江町市場、長町武家屋敷跡、香林坊、片町、金沢21世紀美術館、県立美術館、にし茶屋街などは足を踏み入れてしまっているし、その中にはもう一度行く必要はないなぁと思っているエリアもあったりする。残りは港と内灘、堅町、湯桶温泉ぐらいか。最も地元の人達が行くところまでカバーするともっともっとあるとは思う。なので今回以降数回金沢を訪れるとしても金沢と違う地域を色々な交通手段を使って組み合して旅をすると思う。例えば、富山、能登輪島、山代温泉、山中温泉、和倉温泉、東尋坊、などなど。
金沢大学について
日本中の都市に行くと必ずその都市の代表的な大学を訪れる事にしている。金沢なら金沢大学だろうが、かつて伺った事がある城の中の大学は既になく、金沢市の中心から離れた所に移転してしまった。京都もそうであった通り主要な大学、学部がアーバンに移動してしまうとそれに伴ってその都市も変化する。京都なんかはその典型例で、京大、同志社、立命館の一部学部がアーバンに移転して喫茶店が少なくなったり、先斗町の雰囲気が悪くなったり(これは大学・学部の移転とは関係ないかも知れないが)、学生が良く訪れた安価で美味しい食べ物屋がなくなったりした。京都の町は街の軸をより観光に移してしまって文化的な雰囲気が薄れたような気がする。金沢もかつて良く行った喫茶店が既になくなっていたりしていた。きっと歴史的な老舗のお店もなくなって来ているに違いない。
歴史を調べて行かないと
金沢はやっぱり歴史の街。加賀藩の事だけでもいいのでその歴史を最低限お勉強して行かないと観光をしても面白くない。今回は最低限の知識だけで臨んだが、もっと歴史と郷土品の知識を詰め込んで行かないと本当には楽しめないと思った。
総じて今回の金沢旅行は面白かったが、これは街が混んでいなかった事に大きく依存する。混んでいたらすべての場所のキャパが小さくて金沢は観光地としてダメだろう。だから新幹線が開通して町の雰囲気が悪い方向に向かないように祈るばかりだ。