『2022年 金沢・富山旅行』バオバブさんの日記

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日記詳細

 今年は金沢に加え富山にも行き、富山で宿泊する事にした。
金沢は魅力的な北陸の一番の都市だが、流石に何年も行っていると同じ場所、お店に行く事が多くなって来た。
 とは言え、所要は金沢で行わなくてはならないので、東京から金沢に新幹線で向かい、昼食は予約して置いたお店に向かい、所要を済ませた後に近江町市場で蟹を購入・発送をした後に金沢駅アントでいつも買い求める今や日常品と化してしまった棒茶などを買った後、新幹線で富山に向かう事になる。

 いつものように約一か月前に新幹線往復のチケットを購入し、別にホテルを予約、金沢での昼食と富山でます寿しを予約した。
新幹線はJR東日本のえきねっとで購入したために交通系カードで新幹線の改札を通り抜ける事が出来る。これは非常に便利なシステムだ。加えて金沢ではタクシーアプリを使ってタクシーを利用するので、交通が不便な場所に行くにも関わらず以前のように移動に時間が掛かる事もなくなった。富山市は主に路面電車で移動するので市内の乗車料金は一律大人210円で済むので非常に安価に移動が出来る。タクシーも金沢市内と同じスマホのアプリで利用出来るので利便性は良い。

 金沢から富山の新幹線についてはえきねっとではなくJR駅の桜木町駅のみどりの窓口で購入した。所が桜木町のみどりの窓口は窓口が一つしかなく10人程がチケットを買うために並んだ。金沢、富山間の特急券は指定席特急料金ではなく自由席特定料金と言う特別な特急券を買う事が出来る。一般に北陸新幹線には指定席のみの販売だが、近い駅間は自由席特急券が買える。

<金城楼・天金>
 金沢での昼食を予約したのは創業百三十余年の老舗料理旅館「金城楼」の中にある天麩羅専門店の「天金」だ。昨年は結婚式でもあったのか予約が取れなかったが今年は難なく予約する事が出来た。お料理はランチメニューから選ぶ。「金城楼」では加賀料理の懐石料理が頂ける「料亭 金城樓」もある。

<近江町市場>
 所要を済ませ、いつものように近江町市場へ。
昨年は蟹が殆どなく、あっても普段の価格の2倍、3倍の値段だったが、今年はちょっと高い程度で購入する事が出来た。でも毎年少しずつ蟹の水揚げが少なくなって来ている感じはする。

<糸庄>
 一日目の夕飯は、富山のソールフードでもあるもつ煮込みうどんのお店に行った。

 二日目は富山市内を観光する事になる。
事前に富山市の観光箇所や食べる所を調べてると富山市ではなく高岡市の方が観光と食事には向いている事が分かって来た。鰤の氷見にも近く、富山湾の鮨を食べるには高岡、氷見の方が良さそうで、新湊に行けば新湊大橋や海王丸が停泊している海洋博物館があったりとみる所が多く、氷見にも近い。とは言え少し遠く冬の高岡、氷見に行くためにレンタカーを予約する勇気はない。

 チェックアウト後に向かったのは、純喫茶店と富山の薬屋さんだ。「越中富山の反魂丹、鼻くそ丸めて萬金丹」の製造実践を見せて貰い、その後に麦芽水飴を買いに行く。この日は良く晴れていて、広い道の交差点に立つと雪の立山連峰が一望できた。飴屋さんで市役所の展望台に行くと立山がよく見えるよと教わる。

<富山市ガラス美術館・図書館>
 西町の角にあるガラス美術館に寄ってみた。富山とガラスの関係は全く分からない。係の人に聞いても富山にゆかりの人の作品を展示していると言う事だった。常設展だけを見る事にしたが予想に反して展示物は素晴らしく見るに値する。併設された図書館も現代的に多種の媒体が置かれていて視聴する事が出来るようだった。

 予約できないお寿司屋さんで昼食を取ろうとしたら、なんと10時半から待ってる人がいて食べられるのは1時間後だと言われたので、諦めることにして、お餅屋さんで串団子を買い、松川べりで頂く事にした。

<富山市役所 展望台>
 市役所の展望台に行くと、ほんとに綺麗な立山連邦を一望する事が出来た。地元の人に伺うと、こんなによく晴れて立山連峰が見えるのは珍しいことだと言う事だった。非常にラッキー。

 結局、昼食は駅にある人気の回転寿司屋さんに行くことにした。店頭には長い列ができていたが諦めて1時間ほど並ぶ。回転寿司の寿司ははそれなりだったが満足することにした。駅でもう一つます寿しを購入。駅に近いビルにあるコーヒー専門店に行き、コーヒーを飲んで時間を潰す。その後、新幹線乗って東京まで戻ることになった。

 今回の旅行の1番の成果は、雪の立山連峰を一望できたことだ。実に壮大で美しくて感激した。今までは長野県側からの厳しい立山しか見たことがなかったので富山県側からの立山連峰は美しかった。富山市を歩くのは5年ぶり。金沢とは新幹線で20分足らずしか離れてないが町の感じも人の感じも違う。金沢は都会的で富山はそんな事はない。自分が小さい頃の事を思い出させるこの町が好きになって来た。

 来年は是非とも新幹線が開通する前の福井まで足を延ばしたい。
金沢と福井、出来れば蟹を食べる事にすると、恐らく二泊しないと時間的に無理だと思う。
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