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¥3,000~¥3,999 / 1人
詳細
料理・味 -
| サービス -
| 雰囲気 -
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[ 料理・味-
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PIT INNもの50周年が終ろうとしている日のLive
1Fの看板
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ドリンク
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店内
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入口
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50周年記念フェスティバル ポスター
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2016/01/21 更新
【2015/12/30】 新宿 PIT INN
去年のクリスマスの頃、
「来年はPIT INNも50周年になるなぁ」
と思っていた。PIT INNが開店したのも1965年の12月のクリスマスイブだったのだ。
今年のクリスマスも終わった26日に、
「あれッ、PIT INNに行ってないや!」
と思い、慌ててHPを見ると26日、27日に50周年記念フェスティバルを開催する事になっていた。
「やばい、50周年記念が終っちゃう」と思って店に電話をしてみても、
フェスティバルの案内テープが流れるだけで、LIVEの予約を出来なかった。
慌てて翌日新宿まで行って30日の「大友良英 新宿PITINN 年末恒例3デイズ6連続公演」の夜の部のチケットを買いに行く。
今のPIT INNは紀ノ国屋の裏ではなくて新宿裏通りを渡って二丁目に面したビルの地下にある。
ここなら二丁目だけど子供を連れていくギリギリの所かなというような場所だ。
30日19時半にPIT INNに行ってみるともう沢山の人が店の前で待っていた。
流石にPIT INNだからLiveと云えども平均年齢が高い。
チケットに書かれた整理番号順に呼ばれて店内に入り、ワンドリンクを貰って好きな席に着く。
もうほぼ後の椅子に座れた。座れただけましかと思い端っこで売っているCDを買いに行く。
年齢層は様々。学生から60歳台位まで。
PIT INNが50周年なので70歳代の方がいらっしゃっても不思議はない。
壁には大きなJohn Coltrane の写真。後ろの壁にはMilesの写真が額装されていた。
小さな机には灰皿が置かれていたが煙草を吸う人が殆どいない。変わったんだなと思った。
ジンジャエール 1杯。これが今日のワンドリンク。
演奏が始まってもみんな大人しい。どころか頭や足を揺らしている人さえ少数だ。
確かに Eric Dolphy の名盤「Out to Lunch」からの曲が多くて、ギンギンのFree Jazzの曲からLiveが始ってのであまり普段でもJazzを聞かない人は度胆も抜かれるというか難解な曲ばかりなのでノラないのだろう。と、クラシックをやっている娘の顔を覗いて見てみてもゆがんだ顔をしていた。
休憩の後、後半になってようやく判り易いJazzになったので観客の顔も和んで来た。そしてアンコールにあまちゃんのテーマ曲が演奏されやっと子供の顔も楽しげに見えた。
Liveが終ったのは10時半近くだった。
肘でピアノを叩いて弦を切った為に厚生年金ホールを出禁になった山下洋輔氏も冷し中華の論議が盛んだった坂田明氏もあのナベサダ氏も日野テル氏もみんなみんな最初はPIT INNで聞いた。
1965年はまだ中学生だったけれど、その前年の64年(1964年7月15日)に円山公園野外音楽堂でMiles Davisを聞いてしまってクラシック・ピアノしか知らなかった子供が目の前で煌めくような音楽を聞いて、PIT INNが開店する翌年には生意気に東京まで新幹線に乗ってThe Beatlesを聞きに来てしまうようになってしまっていた。
遅いでJR新宿まで急いで歩く。東京に住んでいた時はもう一軒ぐらい飲みに行ってから帰れたのに。