バオバブさんが投稿した手打そば くりはら(神奈川/渋沢)の口コミ詳細

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バオバブ (神奈川県) 認証済

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手打そば くりはら渋沢/そば、天ぷら

3

  • 夜の点数:4.6

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.6

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
3回目

2018/07 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

翡翠そば

【2018/07/15】   手打そば くりはら

 7月の連休の中日。
急に蕎麦が食べたくなって久しぶりに秦野・渋沢まで。
猛暑の中なので空いているかと思っていたが着いてみると駐車場は一杯だった。
店内に入ってみるとお客さんは食事を始めたばかりかまだ食事が届いていない状態。と言う事は開店時間(11:30)に来たお客さんで席が埋まっていると言う事だ。

 暫く待って2人席のテーブルに付く。
頼んだのは、天せいろと翡翠そば。翡翠そばは夏の限定商品らしい。
それに豆かんを一つ。

     天せいろ
     翡翠そば
     豆かん

 翡翠麺は中華で良く頂くおそば。中華の翡翠麺はほうれん草の搾り汁を煉り込んだ麺。和食の翡翠そばで冷かけそばと言うのはどんなものかか楽しみ。

 自家製のお漬物を頂きながら待っていると、ガラスの器に入れられが翡翠そばが出来上がって来た。

 冷たい透明なお出汁の中に蕎麦が沈み、その上に皮を全部取って煮浸しにした茄子とオクラ、ミニトマト、茗荷、大葉、胡麻、ワカメが乗せられている。すべてが薄味。夏に頂くお蕎麦として極めて美味。注文の時は、翡翠そばと言う事で長野県で商標登録された「信州ひすいどば」を使っているのかなと思ったが、そうではなくて茄子の皮を全部剥いた後が翡翠のように綺麗な緑色で翡翠の様だと言う事の様だ。

 一方も天せいろは近隣で獲れる野菜の天ぷらのせいろ。
茄子、かぼちゃ、舞茸、コーン、ズッキーニ、玉ねぎとこんにゃく。
特に蒟蒻の天ぷらが美味しいかった。
 蕎麦はと言うと、安定した十割のそば。いつもながら美味しい。

 子供は豆かんを頂き、私は濃厚な蕎麦湯を頂いた。
大満足でお腹がいっぱいになった。

  • 翡翠そば

  • 天せいろ

  • 漬物

  • 豆かん

  • 蕎麦湯

2018/07/18 更新

2回目

2017/05 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

神奈川の蕎麦屋さんでは一番好きな蕎麦屋

【2017/05/04】   手打そば くりはら

 温かくなったらまた秦野の蕎麦屋さんに行こうと思っていた。
前回はお店に辿り着いたら臨時休業になっていてお蕎麦を食べる事が出来なかったのだ。
今回はG/W真っ最中と言う事でお店のHPを知れべてから伺う事に事にした。
するとG/Wの3日から5日までは昼だけしかお店を開いていない事が判った。
今時間は13時半を過ぎている。
秦野まで最低でも1時間半は掛かるので大急ぎでバイクに飛び乗り秦野の「くりはら」に向った。
流石にG/W。Sunday Driverばかりで幹線道路は停滞や渋滞している。
すり抜けや裏道を駆使してお店に到着したのは閉店まで15分しか残っていない14時45分だった。
まだ「商い中」のボードが置かれているのを見てホッとした。
門の横に植えられた八重桜が殆ど散っていた。

 古民家をリノベーションしたお店に入るとほぼ満員だった。
ネームボードの先頭に名前を書き入れて店内に置かれた椅子に座って待っているとほどなく席が用意されて案内された。蕎麦が売り切れになっていたらどうしようと思っていたが打ち場でご主人が蕎麦を打っていた。
BGMに夏川 りみのアルバム「童神」が静かに流されていた。

 席に付くとお茶と白菜、大根、人参の浅漬けが供された。

 「何でも食べても良いよ」と子供に。
選んだのが、
   せいろ
   鴨せいろ
   そばがき
   タラの芽と野草の天ぷら
   幻のすくい豆腐

 手掻きザルは既に売り切れ。
味噌田楽も刺身コンニャクもコンニャクが売り切れでもうなかった。
それで選んだのが幻のすくい豆腐。
幻とは「幻の大豆」と言われている「津久井在来大豆」で豆腐を作ったかららしい。

 最初に‘幻のすくい豆腐’が持って来られた。
晒し葱と擦り生姜を薬味に醬油を好みで掛けて食べる。
粘り気があって深みある甘味。
本来豆腐と言うのはこういう美味しい物なんだなと思う。

 次に持って来られたのが‘そばがき’。
良くあるように木の葉っぱの形に成形してあるのではなくて、
ここのは茹で立てのドッテッとしたままのそばがきだった。
これは醬油と本山葵で食べる。

 次は‘タラの芽と野草の天ぷら’。
今年はまだタラの芽を頂いていないので頼んでみたのだが、
出来上がって来て盛りを見てちょっと驚いた。
タラの芽の天ぷらというより、野草の天ぷら。
揚げられてるものはぎりぎり、かきどうし、くずの新芽、うど、
くわの新芽、よもぎ、こごみ、筍、のびる、
そしてタラの芽と言うラインアップ。
天ぷらそばを頼まなくて良かったと思える程の量。
 甘めのそばつゆか塩で頂く。

 天ぷらを食べていると店の人が自分が煮たと言う‘蕗の煮た物’を持って来て下さった。
少し甘めの味付けの。

 最後に蕎麦が持って来られた。
細く切られた10割のそば。
最初は残っていた天ぷら用の塩で頂き、次は山葵だけを付けて頂く。
10割なのに決してボソボソしていなくて
最後は鰹の香が強く濃い目のそば汁で頂く。
 子供が頼んだ‘鴨せいろ’は、厚く切られ網で焼いたような鴨が鴨汁になっていた。

 そば湯は濃厚な物でこれだけでも十分お腹が膨れる。

 一番最初に訪れたのはもう3年以上前になる。
時々伺うが今も神奈川の蕎麦屋さんでは一番好きな蕎麦屋さんだ。

  • せいろ

  • 鴨せいろ

  • 香の物

  • 幻のすくい豆腐

  • そばがき

  • タラの芽と野草の天ぷら

2017/05/18 更新

1回目

2014/01 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

蕎麦なお良し、心遣いさらに良し

【2014/01/12】     手打そば くりはら

 日曜日の午後14時頃、急に思い立って蕎麦を食べに行く事にした。
以前より行ってみたかった店に行く事にしたが、その店は秦野・渋沢にあり昼の営業は午後15時までとなっていたはず。この時間から行くと、夜の営業開始の時間より少し早く着くと思われるが、兎に角バイクに乗って行ってみる事にする。
 道を間違えてなどして到着は16時半。看板を見ると土・日の午後の営業は17:30からと書かれている。まだ準備中だ。秦野の山間部をバイクで走ってみる事にした。圧倒的な自然環境。空気が美味しいし川を流れる水も綺麗だ。

 17:30に店を再び訪れる。広い駐車場にバイクを止めて玄関までの飛び石がひかれた小路を通り抜けて玄関の挽き戸を引いてお店に入る。靴を靴箱に入れて店内に入って行く。凄く暖かい。冷え切った体が解けて行く感じがする。古民家ならではの空気だ。元は農家だったのか普通の民家だったのか不明だが、各部屋の襖、戸を取っ払って大きな客室にしている。大きな石油ストーブの側のテーブル席に座る事にした。6人席で一人で独占するには躊躇したが、先客もなく、たった一人だったので許して貰う。板の間に4つの机、2人用、4人用、5人用、6人用で合計椅子が17脚。それに座る席が2つある。
 伺うとこのお店はおじいさんの時代からの住居をお店にしたそうだ。
 私から見るとお若いご夫婦でお店をされているようだが、まだ準備中の時にお目に掛かったご婦人はお母様だったのだろうか。
 BGMは Norah Jones の Come away with me (2001)。それを殆ど聞こえないぐらいの音で静かに流している。ひょっとしたら厨房用のBGMかもしれないなぁ。

 時間を掛けてメニューをチェック。墨で書かれた品の他にも鴨居に和紙に墨で書かれた品書きが多数張ってある。その中には岩のりを使った“花巻そば”など、食べたいものばかり。伺ってみると残念ながら“手碾き(てびき)ざる”はお昼間の営業で売り切れてしまったそうだ。

 まず温かいお蕎麦を頂いて、その後に冷たいお蕎麦も食べたいと、
     温 山かけ
     辛味おろし
を頼んでみる。

 山かけが出来上がってきた。たっぷりの山かけでやけどをしそうなほど熱い出汁。無農薬栽培の長芋をすった物で、芋は「のらくら農場」の物だと書いてあった。北八ヶ岳にある農場の事なのかな。
 蕎麦は今は新潟と福井のブレンド。玄そばで仕入れて石臼で挽いて自家製麺をしているとの事。綺麗に細く切られた蕎麦。山芋が掛かっていたのでその量は最初は判らなかったが、決して少ない量でない事が食べていると判る。蕎麦も山芋の汁もすべて飲み干してしまった。付いてきた香の物。大根、白菜、人参、赤カブが見た目も綺麗に盛り付けてある。赤カブは「のらくら農場」の商品なのか自家製なのか不明。大根と人参は生のままと言っていいほど。白菜は柚子の香り。

 次に良い頃合いに“辛味おろし”も出来上がって来た。
 山かけの時にはっきりと判らなかった蕎麦の美しい仕上がりとそのたっぷりとした量が判る。すこし緑が掛かったそばで細く切り揃えてある。適度な腰があり文句なく美味しい。

 長芋の皮を揚げたのを出して頂いた。山かけの長芋で、揚げた後に塩が振られている。煮昆布も頂いた。柔らかくいいお味。
 もう全部のメニューを食べてみたい。使用している七味は京都「原了郭」の黒七味。

 そもそも秦野は丹沢の麓、名水百選に選ばれているほどの水が湧く秦野盆地湧水群がある所。建物の前の道の脇には室川が流れている。もう少し西には小藤川湧水がある。

 お店に着いた時は寒さで震え、石油ストーブの側の席で温まり、熱い山かけ蕎麦で温まり、辛味おろしで蕎麦を楽しみ、出して頂いた漬物、長芋の皮の天ぷらとコブの美味しさにと気遣いにまた温まる。
 ロケーション良し、環境良し、建物良し、内装・飾り付け良し、家具良し、部屋の温かさ良し、器良し、蕎麦なお良し、心遣いさらに良し。

 お支払の時に奥からお若い御主人もご挨拶に出て来られた。美味しかった事。また伺わせて貰う事を伝えた。大満足でした。

  • 看板、こんどは商い中になっていた

  • 温 山かけ

  • 辛味おろし

  • 生蕎麦の看板

  • 玄関

  • 山かけ

  • そば

  • ライトアップされた内庭

  • もともとあっただろう囲炉裏

  • 長芋の皮の天ぷら

  • 煮昆布

  • そば湯

  • 机の上の野花

  • いろいろなものが売られている

  • 店内

  • 蕎麦打ち場に置かれたウルトラマン

  • しながき 冷たいおそば(右)

  • しながき 冷たいおそば(左)

  • しながき 温かいおそば(右)

  • しながき 温かいおそば(左)

2014/01/31 更新

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