バオバブさんが投稿した京・富小路 天ぷら吉川(京都/京都市役所前)の口コミ詳細

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京・富小路 天ぷら吉川京都市役所前、烏丸御池、三条/天ぷら、日本料理、料理旅館

1

  • 昼の点数:4.2

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2013/10 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

お昼に天ぷらを頂きに吉川へ  京都その128

【2013/10/10】    天ぷら 吉川

 晴れの日のお昼は天ぷらが食べたくなる。
 富小路御池下ルにある「吉川」に天ぷらを食べに訪れる事にしました。
 「吉川」は旅館ですが宿泊せずとも食事だけでも利用できます。会席料理や天ぷらのコースを頂けますが、天ぷら専用のカウンターが用意されていてそこで天ぷらを頂く事もできます。随分久しぶりです。今日は一人で伺いました。

 旅館の入口とは別の「天ぷら 吉川」と書かれた専用の入口の暖簾を潜ります。入口の戸を開きお店に招き入れて貰うと先客なくて私が今日の一人目の客でした。コの字型になったカウンター席の奥の席に座ります。目の前には宮島の大きなしゃもじにお多福のお面がこちらを見てます。この狭い空間が何とも秘密っぽくて居心地が宜し。

 熱い焙じ茶を飲みながら注文する物を決めます。ランチメニューは2つしかありません。違いは海老の本数と野菜の数だけです。

   水薙 みずなぎ     4,000円(外税)
     天ぷら(海老3本、魚2品、季節の野菜8品)
     御飯、赤出し、香の物

 カウンターの中では赤い銅鍋に入った透き通った綺麗な油が熱せられて跳ねる音がします。天ぷらの具の食材は綺麗に下処理をされトレーに並んで揚げられるのを待っています。最初は海老からですが半紙の上に美山の山椒塩を少し置いてくれました。魚はこれで頂く事にします。これに加え天つゆと大根おろし、塩とレモンが用意されます。
 板前さんが私が食べるタイミングを計りながら次々と天ぷらを揚げて行ってくれます。

 海老2匹、銀杏、栗、茄子、粟麩、インゲン、太刀魚、かぼちゃ、椎茸 と続いて行きます。
海老は甘く、粟麩の天ぷらは初めてでしたが弾力があってあわの香りがして絶妙です。

 ここで仲居さんが一旦半紙とお出汁を変えてくれます。後半に移り、ヤングコーン、貝柱、獅子唐、白舞茸と続き、最後に海老が一匹揚げられます。

 貝柱の中は半生で塩にレモンを少し掛けて頂くと甘味が引き立ち絶品でした。獅子唐は辛さの香り立ます。
 「これで一人前」という板前さんの言葉で終わりますが、もし足りなければかき揚げとかを追加して貰う事も出来ます。

 最初は一人でしたが徐々にお客さんが増えて行き、いつの間にかカウンター席は満席になっていました。この後、ご飯、自家製ちりめん山椒、白菜の一夜漬けの細かく切った物、山椒が掛かった豆腐と湯葉の赤だしを出して貰います。素晴らしく美味しいお米でした。
 ご飯などは天ぷらを食べながら頂く事も出来ますが、今回は天ぷらの後に出して貰うように先に言って置きました。
 この贅沢な天ぷらはやはり一人ではなく誰かと一緒に食べるのが良いと思います。季節毎に違う天ぷらを頂けるので次回は連れだって夜のコースを頂きに訪れたいと思います。

 この旅館の紋は結び雁金(むすびかりがね)で、看板、暖簾、メニュー、箸袋などあらゆる所に描かれています。この渡り鳥のガンの紋は確か真田氏も使っていた家紋だったと思います。

 一筋東の南北の通りである麩屋町通りには創業が300年を越える京都で最も古い旅館の一つの「俵屋旅館」と同じく創業200有余年・文政年間創業の「柊家」があり、また「吉川」のお向かいは京懐石の「なかむら」があります。従ってこの京都のど真ん中の周辺は京都の超一流の京料理・懐石料理を頂ける場所が揃っていています。京都で本当の贅沢を味わうにはこの辺りに泊まり、この辺りでお食事をされることをお薦めします。

  • 天ぷら「吉川」と結び雁金の暖簾

  • 最初の海老2匹

  • 大根おろし、塩山椒、醬油、塩

  • 旅館「吉川」

  • 天ぷら「吉川」

  • 食材とおかめの面

  • カウンター内の板前

  • 銀杏

  • 栗と茄子

  • 粟麩(あわふ)とインゲン

  • 太刀魚

  • 南瓜

  • 椎茸

  • ヤングコーン

  • 貝柱

  • 獅子唐

  • 白舞茸

  • 最後の海老

  • 自家製のちりめん山椒と白菜の漬物

  • 赤出汁

  • お昼のメニュー

  • 富小路通 標識

2013/10/22 更新

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