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2015/10/23
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2015/10/23 EFブレンド7
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2015/10/23 煙草の煙が届かない一番奥の席
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2015/10/23 奥のテーブル席
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2014/09/26 階段を昇る
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2014/09/26 深煎り トラジャとカフェオレ アイス
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2014/09/26 本棚に村上春樹の本がない
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2014/09/26 看板、2階から
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2012/05/18 道案内
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2012/05/18 深々煎り自家焙煎 EFコーヒー(グァテマラ)煙草に似合う、深い苦み
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2012/05/18 棚 「象工場のハッピーエンド」とカティーサーク
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2012/05/18 ランプシェードと木のブラインド
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2012/05/18 ペーパードリップ サーバー、ドリッパー
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2012/05/18 「珈琲のある風景」
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2012/05/18 店内
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2012/05/18 看板
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【2015/10/23 再々..訪】 elephant factory coffee
23:30に一人ホテルから抜け出して珈琲を飲みに行く。
この時間にまともなコーヒーが飲める店は河原町界隈では一つしかない。
elephant factory coffee
観光客なら絶対に近寄らない河原町から木屋町に抜ける危ない雰囲気の通りからもっと危なそうな路地に入り、更に危なそうな階段を昇って行く。
と言うのは昔の話で、今は有名になってしまったからなのか普通の女子大生がこんな時間に一人で珈琲を飲んだりしている。
もう少しで阪急電車も京阪電車も終電になる時間なのに大丈夫か何んて思う必要はない。大阪方面に帰る必要がなければ、京都は何処に帰るにも3,000円もあればおつりがくるから。
煙草の煙が届かない一番奥の席に座った。
注文をしようと思ったら、ブレンド7と8しか無いんだって!
何んてコった。
深煎りブレンド
EFブレンド7 650
BGMはjazzでなくてI Don't Believe It - The City(Carole King)なんかが掛かっていた。緊張感がなくてこれも良し。バイト君が一人で大変そう。
ブレンドに付いてきたレーズンチョコ3つぶ。一個づつ珈琲とバランスを取って食べて行く。
やっぱり京都の焙煎は旨い。
「Tapestry綴れ織」 名曲!
帰り際にバイト君に「Carole King 好き?」って聞くと
「今良く聞いてます。」と。
「僕も好きだよ」と言って互いに笑って僕は階段を降りた。
【2014/09/26】 すっかり定着 京都その39-2
2年以上前に初めて訪れてからもう何度目だろう。子供と一緒に京都に滞在していても子供をホテルに残して深夜にいつも一人でここに珈琲を飲みに来る。今回は子供も一緒に連れて行く事にした。京都のディープな部分を垣間見せる事と良い店はこんな場所にも潜んでいる事と「好きな場所には周辺の環境など構わずに行っていいのだ」と言う事を教える為に。ただ今の京都は昔より遥かに危ないので注意が必要だ。
明らかにびくびくして腕を掴んで付いて来た子供と一緒に階段を昇って店に入ると比較的混んでいた。子供と二人で壁に向ってカウンター席に座るのも何なので大きなテーブルに相席となる。一緒になったのは院生位の年齢の男子学生。今日はオーナーの畑啓人さんは不在。
店はあまり変わっていない気がするが、村上春樹の本が棚から片付けてあった。BGMは変わらずJazz。
深煎り トラジャ
カフェオレ アイス
久しぶりの京都の珈琲。やっぱり深煎りでドンと来る。
同席の男の子たちがよくお喋りをしていたのでこちらも子供と京都のいろいろな事を喋る事にした。
【2012/05/18】 この瞬間、店の中の平均年齢は75歳を超えていた
いろいろな雑誌で紹介されている京都の珈琲専門店です。雑誌には地図が書かれている事もありましたが、「あぁ、あそこね、よくあんな所に。」という場所です。京都の夜を頻繁に飲み歩いた事がないとまず判らない場所にお店はあります。
細い路地に入って行くと道案内と上には看板が確かにありました。階段を上がって行ってドアを開け、中に入ります。何やら賑やかな事。先客のグループの人達の話し声でした。奥の大きなテーブルに5名の老人、他にもうお一人方は入口の近くで店の若い女性と話していらっしゃいます。お見受けするに80歳ぐらいでしょうか。この瞬間、私も入れてこのお店の人達の平均年齢は70歳を超えていたと思います。これが京都ですね。かれこれ5,60年前に学生だった人達が、こんな場所のお洒落な喫茶店に集っているなんて。彼らは京都の木屋町・先斗町で飲み歩いた私の先輩諸氏に違いありません。
私は窓に近いカウンターの席に付きます。店の女性が水を持って来てくれましたので、メニューの一番上に書かれた“深々煎り自家焙煎 EFコーヒー(グァテマラ)”を注文しました。数量限定とメニューには書かれていますが、今日はまだ数量に達していない様でした。メニューには「煙草に似合う、深い苦み」と書かれていますので、席には当然のごとく灰皿が置かれています。そして開かれた窓から爽やかな風が入って来ます。鴨川、高瀬川が近くにあるこの辺りは、川の上を吹く風がこの周辺まで広がって届いてきます。朝と夕では風向きが変わります。こんな所は40年前と全然変わっていません。
深々煎り自家焙煎 EFコーヒー(グァテマラ) 500円
「ELEPHANT FACTORY」。この変わった店の名前の由来を聞くべく、これから珈琲を淹れようとしている女性の近くに行こうとすると入口の横に棚がありました。その棚に思ってた通りの回答を見つけました。
「象工場のハッピーエンド」村上春樹・安西安丸著の短編・絵・対談集が旧版(1983)・新版とカティーサーク一瓶が棚に置かれていました。そう、象工場=ELEPHANT FACTORYですね。30年ほど前の本です。ここのオーナーが村上春樹のファンか、またはこの「象工場のハッピーエンド」と言う本のファンだと言う事です。因みに村上春樹の出身地は京都市です。
珈琲が出来上がりました。ストレートで飲んでみると、ガツッンと強い焙煎です。メニューの下の方に北海道・美瑛の(喫茶室豆灯の)福井さんが自宅で丹念に焙煎して、、云々と書かれています。京都には焙煎する店や会社が沢山あります。古くはイノダ、前田珈琲、小川珈琲 などからものすごく沢山の自家焙煎専門店があります。それを全部すっ飛ばして北海道ですから、これは京都の焙煎屋を否定する事から始まっているようです。まぁ、京都の焙煎屋だといろいろ注文を付けられないし、そのら辺の所が一番の理由かなぁと思ったりします。
本には「ある種のコーヒーの飲み方について」と言う短編が収められていたはずです。BGMはそこに書かれたいた”ウィイントン・ケリーのピアノ”ではなく、エリック・ドルフィーの「ERIC DOLPHY AT THE SPOT」のマル・ウォルドロンのピアノだったと思います。壁の色、アンティークな木の家具、何気なく置かれた植物、彫刻、オブジェ、絵、窓から流れる心地良い風、など、静かに本を読む環境は揃っています。45分程いました。だんだん夕方になって来て若いお客が増えて来ました。「そろそろ横浜に帰らなくっちゃ」。
帰り際に入れ替わるようにオーナーらしき男性が入ってきて、目が合いました。
家の本棚にまだ残っていたかな。店の外まで見送ってくれた女性フタッフがあの本の一番最後に書かれた絵に似ているか確かめなくっちゃ。そしてそのネタでまた京都に来て、今度はオーナーとおしゃべりをしてみたいものです。
「ジャズ喫茶ではなくて珈琲専門店にしたのは、革命が起こった時に真っ先に銃殺されないようにですか?」