この口コミは、バオバブさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
昼の点数: 4.6
~¥999 / 1人
詳細
料理・味 4.5
| サービス 4.0
| 雰囲気 4.0
| CP 4.0
| 酒・ドリンク -
[ 料理・味4.5
| サービス4.0
| 雰囲気4.0
| CP4.0
| 酒・ドリンク- ]
変わらず愛煙家と珈琲飲みの為の専門店 京都その146
看板
{"count_target":".js-result-ReviewImage-22354499 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-22354499","content_type":"ReviewImage","content_id":22354499,"voted_flag":false,"count":12,"user_status":"","blocked":false}
コロンビア ストレート
{"count_target":".js-result-ReviewImage-22354494 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-22354494","content_type":"ReviewImage","content_id":22354494,"voted_flag":false,"count":13,"user_status":"","blocked":false}
サイフォンで淹れてくれる
{"count_target":".js-result-ReviewImage-22354482 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-22354482","content_type":"ReviewImage","content_id":22354482,"voted_flag":false,"count":12,"user_status":"","blocked":false}
2013/11/10 更新
【2013/10/13】 はなふさ EAST店
聖護院で蕎麦を食した後、そのまま東に向かい天王町までやってくる。目的は勿論「はなふさ EAST店」にサイフォンで淹れた珈琲を飲みに行くためだ。昔あった裏寺の「はなふさ」が私に取ってどのような店であるのかは金閣寺前の「はなふさ NORTH店」のレビューに書いたのでそちらを読んで頂きたい。
看板には「THE FIRST COFFEE SHOP BY SIPHON IN KYOTO」と書かれている。マークも店の中の白いタイルも裏寺にあった「はなふさ」と同じ雰囲気になっている。ただしカウンター席の椅子は当時よりかなり高い椅子で、しかもその後ろには大きな空間があって人が十分に通れるスペースが残っている。NORTH店と較べても遥かに大きい感じがする。
午後14:00ではここ店にはまだお客は少ないようだ。マスターと若い女性のスタッフの二人で店を営業している。かつては白ワイシャツ、蝶ネクタイの男のスタッフが数メートル毎に客と対峙するようにカウンターの向こうに並んでサイフォンで珈琲を淹れてくれた物だが、今はマスター一人で珈琲を淹れているようだ。
コロンビア ストレート
注文すると
・豆の入った缶から一杯分の豆を出してそれをグラインダーで挽き
・フラスコ(下ボール)に一杯分のお湯を足し
・ネルをろ過器にかぶせて紐を括り
・濾過機の下にぶら下がった金属をロートから伸びたガラスの筒の下に引っ掛けた後
・フラスコにロート(上のガラスの筒)をセットし
・濾過機がセットされたロートに珈琲の粉を入れ
・ガスの火を大きくして
・熱せられた湯がロートに上がってくると
・竹べらで珈琲の粉と湯を緩やかに混ぜながら時間を計り
・しばらくしてガスを絞り
・竹べらて2、3回混ぜた後
・圧力に変化が生じ珈琲色に染まった液体が再びフラスコに戻り
・事前に温められた白いカップにフラスコから珈琲の液体を注ぎ入れ
・カップを回転させてからスプーンをソーサーに置き
前に出す。
という一連の作業のタイミングが私の記憶のタイミングで同じに繰り返された。
机には100円ライターと灰皿が据え置かれ、しかも入口に近い店内にはタバコの自動販売機が設置されている。ライターを忘れた時にはよく貸して貰った物だが、今は据え置きになっている。今も変わらず愛煙家と珈琲飲みの為の専門店という感じだ。きっと今でも蝶ネクタイのマスターは煙草を離せないでいるのだろう。
今日はマスターとは一言も言葉を交わさず、コロンビアをブラックで味わってすぐに店を出た。ここの濃い苦いコーヒー色の液体が今でも一番美味しいと思う。