バオバブさんが投稿した蕎房 猪口屋(神奈川/茅ヶ崎)の口コミ詳細

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閉店蕎房 猪口屋茅ケ崎/そば、うどん

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2013/09 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

「リ・オープンしました」

【2013/09/30】     茅ヶ崎 蕎房猪口屋

 9月30日月曜日、ついに「リ・オープンしました」というブログの記述を見て、早速朝10時に電話(番号が変わっています)で当日13:00に二人の予約を入れました。

 場所はブログに書かれている通り、茅ヶ崎第一中学校の向かいで、元和菓子屋さんの「冨士美」の所でJR茅ヶ崎駅からは以前と較べて随分近くなりました。13時20分前にお店の脇にある駐車場に入れて入口に行くと4組ほどのお客さんが店の前の椅子に座って待っていらっしゃいました。どうやら予約をせずにリ・オープンと言う事で駆けつけたお客さんの様です。13:00まではまだ時間があるので、その列の後ろに並んで待つ事にしました。
 入口には開店のお祝いに秋らしく沢山の大きなパンパスグラスと赤い大きな南天?の生け花が置かれていました。

 一匹のカラフルな首輪を付けた虎猫が入口から中に入りたいようで足で入口の戸を開けようとしていました。一緒に行った子供が格子戸を少し開けてやると中に入って行きました。

 店内は以前のお店より格段に広くなっていました。カウンター席は9席で、窓際のカウンター席が2(3でもOK?)席とテーブルが2卓あり1卓は4人用で、もう1卓は2人用です。この窓際の席はちょっと独立していて特別な感じがするので、予約時に窓際のカウンターと言えば予約できるようですが、奥様を初めスタッフの方からはちょっと見難い場所であるため行き届かない事もあると奥様が仰っていました。
 調理場は以前の3倍ほどありそうで、客席の奥にそば打ち場が見えます。お店の方は一人女性の方が増えたようです。

 カウンターの端っこの席に案内されました。そば茶を頂きながらメニューを選んでいると私たちが入店してすぐ後の13:10でそばが売り切れになったと言う事で、次からいらっしゃるお客さんにお断りを入れていました。まだうどんはあるようで、うどんを食べに入ってこられるお客もあったようです。

    だし巻き玉子
    (活)海老天ざる 蕎麦
    (活)穴子天ざる あいもり

 を選びました。例の札は2枚しか掛かっていなくて、時間も短い事ですし今日は頼まない事にしました。メニューは細かな所までチェックしていませんが、以前のお店と同じようです。

だし巻き玉子
 まず“だし巻き玉子”からです。
 玉子はメニューによると玉子は「伊勢原 寿雀卵」と言うもので、
 すごく弾力がある卵で出汁の利いたものでした。絶品と言えるでしょう。
 少しの大根おろしと共に頂きました。

海老天ざる 蕎麦
 “穴子天ざる”の天ぷらは海老は12㎝位の細巻(サイマキ)海老で
 2匹が揚げてあり、活けであることを示す為に頭と足の部分が別に
 揚げてあります。海老は塩で頂きました。野菜は茄子、蓮根、舞茸でした。
 笊に盛られた星が入った少し黒い十割蕎麦です。

穴子天ざる あいもり
 穴子は一匹使いで、半分に切られています。
 野菜は海老天ざると同じ組み合わせでした。子供は蓮根が気に入ったようです。
 私は小っちゃく切られた茄子を美味しいと思いました。

そば湯
 蕎麦と同じ色合いの濃厚なそば湯です。子供がこんなにそば湯を飲んだ所を
 見たのは初めてでした。よっぽど気に入ったのだと思います。

 お支払の時に多少お疲れたに見える奥様と少しだけお話をしました。
 お店が広くなったのと、まだ慣れていないので、店内を動き回る距離が多くなって疲れるとの事でした。きっとお引越しの整理とリ・オープンの為の準備でも大変だったのだと推測します。

 出る時には約1時間が経っていました。お酒を飲まなくとも天ぷらなどが付いた蕎麦、うどんを食べる場合は、45分の時間の予約ではちょっと時間が足りないようです。帰り際に聞こうと思っていた猫の名前を聞き忘れてしまいました。子供はここの蕎麦はすごく気に入ったようです。ちょっと落ち着いた頃にまた訪れる事を約束させられました。外には「本日、蕎麦 終了のため 閉店させて頂きます 申し訳ありません」の紙が貼られていました。


【2013/09/22】     本日はプレオープン日でした

 そろそろ蕎麦の季節と思い、茅ヶ崎の蕎房猪口屋のブログを見に行った所、「移転のため ただいま休店中」とブログに書かれていました(9月14日)。今日あたり、もうそろそろ開店しているかと思い、連休の真ん中の日の本日、新しい住所に行ってみました。
 場所はだいぶ茅ヶ崎に近くなったと言うか、混みそうな場所になりました。茅ヶ崎第一中学校の側で、つい最近まで和菓子の「冨士美」だった建物でした。

 結果から言うと、本日はプレオープン日で一般のお客は入れませんでした。
恐らくもう二三日すると開店すると思いますよ。当分の間、ブログ注視ですね。


【2012/10/10】      鶴岡八幡宮流鏑馬神事 的中板

 「蕎房 猪口屋」。茅ヶ崎駅からは随分離れていますが、昔からこの茅ヶ崎で食べ歩いている人には「えぼし本店」の前を海側に行って茅ヶ崎西浜高の手前と言った方が判り易いと思います。そうは言ってもお店の周辺を知らないと気が付かない事もあると思います。隣りは牛乳屋で店が閉まっている事があり、もう片方のお隣はホッピーのノボリを掲げた居酒屋です。昼は閉まっています。真ん中に目立たないちょいお洒落なお店がありますが、時に車が歩道に片輪を乗せて駐車している事があり分かり辛くなっている事があります。

 今年の5月に「開高健記念館」に行った折、帰りに「えぼし本店」でお昼でも食べようかなと思って浜見平の道を通った時に「こんな所にもそば屋があるんだ」と見つけていた店です。その時は外から見て混んでいそうだったで通り過ぎ、結局「えぼし本店」にも行かずインド料理を食べに行ったのです。
 後日ネットでググった所、神楽坂の「蕎楽亭」のHPに「平成22年2月24日(大安)に修行していた従業員がお店を開いた」という紹介文が書いてあるのを見つけました。「蕎楽亭」の弟子とと言う事は神田猿楽町「松翁」の孫弟子?という事になるのかなと思い立ちました。神田猿楽町「松翁」は一時よく通ったそば屋です。そして神楽坂「蕎楽亭」も2,3度飲みに行った事があります。「蕎楽亭」のそばは丸抜き石臼自家製粉の粗引きの十割そばですので期待が持てます。

 お店は道側に大きなテーブルと後はカウンター席だけのお店です。照明は落とし気味です。カウンター席のほぼ中央に座らせて貰いました。ご夫婦と思しき二人とあと厨房に一人の三人で切り回しているようです。A4紙に印刷されたメニューとそば茶とおしぼりを持って来てくれました。さて何を食べましょうとメニューを見てみます。そばとうどんの両方を食べたいのです。しばらく点検しましたが、「二色もり」のキーワードが見つかりません。しょうがないので“穴子天ざる 蕎麦”を頼みました。それでも諦めずにメニューを見ていると、メニューの左の隅っこの方に「そばとうどんの相盛り+200円」と書かれていました。「あぁ~あ、こんな所に書いてあったの」と思っていると、それを見ていたカウンターの中の奥様がご主人と何やら相談をして下さっています。私はもう諦めて、蕎麦を食べた後に“ざるうどん”を一枚食べるつもりになっていたのですが、何やらカウンターの向こうで結論が出たようです。

     穴子天ざる 蕎麦

 そばが運ばれて来ました。星の飛ぶ多少黒い細身のそばです。何も付けず啜ってみます。のど越しは良いのですがほんのちょっと喉に引っ掛かります。最初十割?と思いましたが、外1割ぐらいかなと思い直したり(確認していません)。ちょっと「蕎楽亭」と違っているような気がしますが、とにかく「蕎楽亭」には久しく行っていませんので比較できません。薬味は真っ白な晒し葱、擦りたての本山葵、わさび大根のおろしのようです。この時期のわさび大根は辛みが少なくなって薬味にも使えるそうです。薬味を順にそばに乗せて食べて行きます。わさび大根のおろしはちょっと強いですが好きです。そば汁は鰹節の匂いが立った汁です。
 遅れて天ぷらが運ばれて来ました。天ぷらは穴子一匹を二つに切ってある物と、茗荷半分、かぼちゃ、舞茸、獅子唐です。見た目完璧。穴子も生臭さは一切なしです。最初塩で頂き、その後天つゆでも頂きました。
 そば湯は濃厚。「松翁」と同じ。別立てでしょうか。

     ざるうどん ハーフ

 次にうどんが運ばれて来ました。ハーフの量です。相盛りが出来ないタイミングで頼んでしまったので、うどんをハーフで仕立ててくれたようです。うどん用の汁と薬味が出てきます。ベースを生姜にして胡麻を少しつゆに入れて頂きます。光ったうどんはのど越しが良く腰もあります。あっと言う間に食べてしまいました。文句なく美味しいうどんです。これだとカレーうどんにしても牛筋の汁ににしてもうどんは負けないでしょう。

 蕎麦は島根と鳥取の産の物を使っているので、11月にならないと新そばにが出てこないそうです。半分はお店で打って、全部だと手が回らなくなるので残りの半分は信頼の於ける人に打って貰っているそうです。「なぜ茅ヶ崎なんですか」と尋ねてみると、ご夫婦とも茅ヶ崎が故郷である訳ではなくていろいろ場所を探して最後に茅ヶ崎に決めたそうです。

 置かれている水槽に海老がいっぱい入っていました。海老の天ぷらにすれば良かったかな?そう思うと出汁巻玉子はどう、そば屋で牛筋煮込み? カレーうどんも旨そう、せいろそばとハーフのカレーうどんの組み合わせの相もり? なんて興味は尽きません。BGMはなぜか沖縄音楽でした。これが場所柄かマッチしています。

 壁に「鶴岡八幡宮流鏑馬神事 的中板」が掛けてありました。開店祝いの人から頂いたそうです。鎌倉の鶴岡八幡宮で源頼朝の時代に始まると云われる鶴岡八幡宮例大祭神事流鏑馬(やぶさめ)の時に鶴岡八幡宮の外郭団体「槐の会」の法人会員でないと配布して貰えない物のようです。「的中」でお店が繁盛するようにと言う意味です。粋ですね。
私にもこの店は的中でした。

  • 13/09/30 外観

  • 13/09/30 蕎麦と海老の天ぷらと穴子の天ぷら

  • 13/09/30 穴子の天ぷら あいもり

  • 13/09/30 パンパスグラスと南天が見事です

  • 13/09/30

  • 13/09/30 だし巻き玉子

  • 13/09/30 今日は2種類だけ

  • 13/09/30

  • 13/09/30 海老の天ぷら

  • 13/09/30 あいもり

  • 13/09/30 穴子の天ぷら

  • 13/09/30

  • 13/09/30

  • 13/09/30 そば湯

  • 13/09/30

  • 13/09/30 蕎麦 終了のため

  • 13/09/22 かつて和菓子の「冨士美」の建物

  • 13/09/22 「ご利用いただけません」

  • 海風と暖簾

  • 外観

  • 穴子天ざる 蕎麦

  • 表札

  • そば、うどんのメニュー

  • そば

  • 穴子天ぷら

  • そばの薬味

  • 濃厚なそば湯

  • ざるうどん、ハーフ

  • うどん、ハーフ

  • カウンターにあるメニュー、酒の肴ばっかりです、牛すじ煮込みをあります

  • 塩、醬油など

  • 鶴岡八幡宮流鏑馬神事 的中板

  • 入口の招き猫の置き物

2013/10/01 更新

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