2回
2015/05 訪問
営業していました
【2015/05/10】 手打ち蕎麦 竹やぶ 箱根店
大涌谷のすぐ近くにある「竹やぶ 箱根店」に行ってきました。
大涌谷黒たまご館より直線距離にして1㎞ぐらいの所(高低差無視)にある「竹やぶ 箱根店」はある。しかも最近の箱根山火山活動の為に一部で通行止めが続く県道734号を通ってしか行けない所にあるのではたして開店しているのかと思い行ってみた所、何事もないが如く営業していました。
とは言え、国道1号線から元箱根の少し手前から上の道の県道75号線を走ると殆ど車の姿は見えない。日曜日にも関わらず快適なドライブであった。
‘せいろそば’だけを頂き退散する事にする。
【2014/09/09】 以前より美味しく感じた竹やぶの蕎麦
晩夏に降る長雨の隙間を縫って箱根の元箱根までツーリングに出かけた。バイクの場合は車だとチョット面倒な道の強羅から山越えをすると面白いのだが、この日は箱根湯本・三枚橋を渡って旧東海道をくねくねと登って畑宿入口から湯河原箱根仙石原線(県道75号)に入って元箱根まで快適に走る。平日なので渋滞・停滞とは無縁で気持ちが良い。
店の奥の駐車場にバイクを乗り入れる。他の車は一台だけ止まっていた。今日は空いているのだろう。「竹やぶ 箱根店」は本当に久しぶりだ。開店した12年前より何度も訪れていたが、何故か行かなくなって最後に訪れてから5年は経っていると思う。と言うか竹やぶ系(と言っていいのかな?)には最近は昨年師走に相模原の「蕎竹庵 すぎはら」を訪れて以来どこにもお邪魔していない。
門に掛かる麻の白い暖簾を潜って店まで歩いて行くともうそこは「竹やぶ」の世界に引き込まれている。よくもこんなに創作意欲がある物だと思うほど様々な創作物が道のあそこそに置かれている。店に入るとやはり一組だけの先客で、どこの席にでもどうぞと言う事だったので山が見える窓側の席に座る事にした。良く晴れているが箱根の風にはもう秋を感じさせる。
氷を入れた水を出してくれる。メニューを見るが食べるものは決めていた。田舎そばとせいろそばを食べるつもりでいた。しかしメニューでは天ぷらが全てメニューから省かれていた。伺ってみると天ぷらは冬限定になったと言う事らしい。ほっとするやら残念やら。なぜなら「竹やぶ」の天ぷらは良いお値段がするのだ。
田舎そば 1,000円 (税抜)
田舎そばの為のそば粉は黒姫高原で育成された殻付きの玄蕎麦は毎日石臼で手挽きされている。田舎そばは限定で数に限りがあるのだが今日は残っていた。
少し星がある細いそばは見た目も美しい蕎麦で、何も付けずに食べてみると香り良く腰も感じられて実に美味しい。そば汁は甘くて濃い。薬味は山葵の代わりに辛味大根と細い葱の小口切りを使っている。量的にも満足。
持って来てくれた白濁して少し塗ん度があるそば湯。
追加に決めていたせいろを頼む。
せいろそば 1,000円 (税抜)
こちらはそばには星は入っていない。細さは田舎そばと同じだかこちらは表面で跳ね返すような弾力がある。薬味はこんどは山葵と葱。辛味大根と山葵を使い分けるのは何故だろうと以前から思っていた疑問がまた浮かぶ。
せいろを食べ終わると“とろろ”や“おろし”にしなくて良かったと思うほどもう食べられなかった。甘味も食べられなかった。
心配していた「竹やぶ」の蕎麦は健在だった。と言うより以前より美味しく感じた。季節、天候、温度、湿度など蕎麦を美味しく感じさせる天候の要素は沢山あるがやっぱり天候ではなくてそばの打ち方が良いからだろう。
最近伺った横須賀の蕎麦屋の主人の事もお聞きしてみたがちょっと謎が解けた感じがした。
帰り際に駐車場で飼い犬の‘あんず’と遊んでいると一台の車が駐車場に上がってきた。その車に乗っていたご夫婦はあちこち探し回ってやっとここに着いたようだった。食べログの地図は大体正しい場所を示しているが単純に住所をナビに入れてもトンデモない所に連れて行かれるのだが、どうやらこのご夫婦もそうだったようだ。
Q:「直ぐにここに来られましたか?」
A:「以前から来てるので大丈夫でした。今日はまだ田舎が残っているようなので楽しんで下さい。」
2015/05/10 看板
2014/09/09 門
2014/09/09 田舎そば
2014/09/09 窓から晩夏の箱根を見る
2014/09/09 窓の桟の置物
2014/09/09
2014/09/09 そば湯
2014/09/09 せいろそば
入口から店内をみる
飼い犬のあんず
2014/09/09 せいろそばと田舎そば
2015/05/12 更新
【2018/08/10】 手打ち蕎麦 竹やぶ 箱根店
箱根でのお昼は「竹やぶ 箱根店」。
お昼の13時少し前に到着。
ここに子供を連れてくるのは初めて。
奇抜な装飾に流石の子供もビックリ。
私自身もここを訪れるのは大涌谷が噴火してこの辺りが入山規制になった3年程前頃以来だ。
あの時はお客さんが少なくて。
駐車場まで来ると満車の状態。
平日の金曜日なのに箱根は既に夏休み状態だった。
入って直ぐの待合でネームリストに名前を書いて、外のベンチで待つ事にした。
順番は8番目。しかももう「本日 天せいろ、天ぷらそば、天種は終了しました」いう告知が書かれていた。こんなに混んだ竹やぶを見るのも久しぶり。
流石に箱根は別荘地になっているぐらいで猛暑の東京・横浜と較べ気温も遥かに低く過ごし易い。それに山の天候なので多少ガスも出て来たので尚一層気温が低くなって来た。
30分程待つと名前を呼ばれた。
一番良い席のテラス席に案内される。
ここの窓からは箱根の鬱蒼とした木々が見える。
天ぷらが終っている事なので、限定の田舎そばがまだ残っているか聞いてみる。
石臼で手挽き田舎そばはお値段はせいろと同じながら私の好みの蕎麦だ。
ラッキーな事に最後の一枚が残っていた。
田舎そば 1,000円
とろろそば 1,000円
玉子焼き 二人前 2人前 1,200円
(税抜)
以前は一人分でも頼めた玉子焼きは二人前以上しか頼めなくなっている。
先に玉子焼で出来上がって来た。
一人前づつ一皿に盛られ、二切れに切られた玉子焼の脇に大根おろしと楓の葉が一枚。
玉子の匂いに敏感な子供がこんな美味しい玉子焼は初めてだと言って美味しいと食べている。
良かった。
次に蕎麦が出来上がる。
子供はとろろそば。とろろ汁に玉子の入っている。盆には麺つゆが少し入った蕎麦猪口も付いている。蕎麦を食べた後に蕎麦湯を飲むための物らしい。
いつもの田舎そばは少し星がある細いそばは見た目も美しい蕎麦。
玄蕎麦を毎日石臼で手挽きしている。
薬味は辛味大根のおろしと葱の小口切り。
何故か山葵は付かないけれどその理由を伺った事はない。
そば湯もたっぷり頂く。白濁しているがそば粉は足されていない。
いつもは田舎とせいろとか2枚頂くのだけど今日はちょっと遠慮した。
折角遠くからお店に来た人が蕎麦が売り切れになっているとガッカリするから。
駐車場に犬の‘あんず’の姿は見えなかった。
ガスって来たけど、これから元箱根に行って、それから湯治場の温泉に入りに行こう。
(評価 4.2→4.5 )