★BELL★さんが投稿した道人(京都/三条京阪)の口コミ詳細

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道人三条京阪、三条、東山/日本料理

12

  • 夜の点数:5.0

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
12回目

2023/03 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

✨春爛漫✨

美しい桜を観るために
世界中から大勢の方々が集まる京都は
春爛漫✨のこの季節
本当に賑やかで華やいでいます

この歳までに京都には
数えきれないほど伺わせていただいていますが
これほど良いタイミングで満開の桜を観せていただいたのは初めてです

ただ、華やかさよりも
淡く儚げで美しい姿を
命や人の営みの尊さと重ね合わせ
深い感動や感傷に浸ってしまう今日この頃ですが…

こんなに素晴らしい季節に
この日はナント家族と共に
京都一!日本一!のこちらに
伺わせていただけるご縁を賜りましたことを
心から感謝申し上げます

大好きな✨道人さん✨
道人さんのお料理はもちろんのこと
女将様にお会いできるのも
私にとっては幸せの源です

2023年3月
女将様がご用意くださる
淡い桜の花びらの浮いた香煎で心が落ち着き
大将道人さんが振る舞ってくださる
〝酒礼〟(純米まつもと)で緊張がほぐれます

そしていただいたお料理は
やっぱり感動の連続

巻貝の可愛らしい器に盛られた
鮑と羅臼の雲丹には春を告げるこごみが添えられ

お椀は千葉の蛤に筍 爽やかな木の芽の香り

お造りは明石の鯛と大分の赤貝

和え物は赤貝のヒモと分葱のぬた和え
こうした箸休め的なお料理が
飛び切り美味しいのも道人さんの魅力です

とら河豚のお出汁で炊いた餅米に
炭火焼きの白子にブラックペッパー
まるで和風スペシャルリゾットのような〜
言葉で言い表せない
驚きを隠せませんでした

和歌山の渡り蟹

道人さんが作る
天然とらふぐの炭火焼きは本当にいつも最高!
これを初めて食べた家族も大感激♡
…しながら↓
「こんなに美味しいモノ
今までに何回も食べたことあるの?」と
本当に申し訳ないことです
(もう何度もいただいていますゴメンナサイ)笑

菜の花の胡麻和えに自家製からすみ
道人さんの胡麻和えも毎回最高!
(その秘密アイテムの胡麻を
これ以降、我が家でも導入しました)

宍道湖の白魚の天麩羅は
熊本の八代海苔をかけたら味も香りも絶品ですが
器の図柄とピッタリすぎて
素敵すぎました♡

フキと飛竜頭
飛竜頭も大好きな逸品です

にえばなの香りと味わいも
大切なご馳走です

この日はいつものご飯のお供に加えて
鯛の胡麻醤油漬け丼もご用意くださり
このタイミングから更に飲みたくなりました♡

この最高のひとときは
お抹茶と
日本一の和菓子(この日はわらび餅)で
締めくくられます

この上ない幸せな時間は
あっと言う間に過ぎてしまいます

そして、おふたりに見送られると
毎回、必ず胸が熱くなります

子供の頃に味わったような懐かしいこの感覚♡
大切に保ち続けたいです

本当にありがとうございます


  • お気に入りのアザミ模様の春海バカラに出会えたのもこの日が初めてでした

  • 素敵すぎる♡

  • うっとり✿︎˘︶˘✿︎ ).。.:* ♬︎*゜

  • おっきい赤貝

2025/09/18 更新

11回目

2022/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

✨幻の網野の大善蟹✨ スペシャル蟹づくし会に誘われ〜✿︎˘︶˘✿︎ ).。.:* ♬︎*゜

大好きな道人さん♡
何度も伺わせていただける機会をいただいてきましたが、間人蟹のこの時期はプラチナ中のプラチナ席
そんな貴重なお席に急遽お声掛けいただき
幸甚の至りでございます

主催者様が有名料理人さん方を招いての貸切会
私などが同席させていただくのは分不相応で
緊張してしまう場面なのですが、店内に入り
女将様の笑顔を見ただけで♡
〝お里帰り〟したときのような
ほっとする心地よさを感じます

香煎茶で整って…

お料理がスタートです

この日のメインは✨蟹✨

幻の間人蟹のタグですが
もう一隻の隠された大善丸の✨大善蟹✨は
幻の中の幻
それを道人さんが作る絶品熱々飯蒸しとなって登場
(2年以上経った今でも思い出せる脳裏に焼きつく美味しさです)

そして、その蟹の焼き蟹に
コッペ蟹の土佐酢のジュレ掛け
まさに蟹尽くしのスペシャルコースです

こんな贅沢な体験は2度とないかもしれないと
幸せを噛みしめますが

こうした高級食材の間に挟まれる
箸休め的なお料理の大ファンな私

この日の
✨かきなます✨は
カラスミと大徳寺麩と金時人参と胡瓜を重ねたお料理でとても美しく美味しい逸品

白甘鯛のお椀の中の✨源助大根✨は
後半でも餅粉揚げとなって名脇役ぶりを見せつけて
くれて私の心を鷲掴みにします♡

そして京都の数ある和菓子屋さんの中で
最も美味しい✨道人の栗きんとん✨
しかも栗きんとんがいただける季節はとても短いので、その点でも希少なお席です

少し前に投稿した
あの栗きんとんも
〝おもたせ〟としては美味しいのですが
道人さんの作る栗きんとんには
敵いようかありません

何から何まで希少で最高な体験
本当にありがとうございました


2025/04/16 更新

10回目

2022/07 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0

生涯忘れ得ぬ祇園祭宵山の✨道人さん✨

祇園祭りのメインイベント山鉾巡業の前日の夜は
✨宵山✨と呼ばれ、山鉾の提灯に明かりが灯り
夜空に浮かび上がる姿を見ようと大勢の人が
集まります。その数は40万人。
街には露店が軒を連ね、1ヶ月にわたって繰り広げられる祇園祭りの中で最も賑わうこの日の夜に
日本一の和食をいただくことができた
この日のことは生涯忘れ得ぬ思い出となりました

賑やかな人だかりから抜けるのは
思った以上に困難で
朝から京都入りしていたにも関わらず
最後は早歩きで汗だくになりながらの到着となりましたが、喧騒から逃れ道人さんの玄関に着くと
もうそこは別世界✨

実は久しぶりの道人さんでしたが
〝ただいま〜〟と
言いたくなってしまう程の
懐かしさと
あたたかさと
嬉しさが込み上げて
大好きな女将様のお顔を見ただけで
胸と目頭が熱くなるのを堪え
最初に出してくださった
じゃばらジュースで邪気を払い
心を整えます

不思議と汗も引いて
凛とした雰囲気を感じながら
お料理を存分に楽しむことができました

①北海道の毛蟹
長崎の大島トマトのすり流し
土佐酢のジュレス 広島のじゅんさい
濃厚な味わいの毛蟹を引き立てるような
道人さんが作る爽やかな土佐酢は最高です

②山口県のアワビと冬瓜のお椀

③明石の鯛と由良の赤ウニのお造り
 お花のように美しくて美味しい赤ウニ 

④セルフサービスでいただく(笑)
鱧の海苔巻き
ふんわりこんもり!鱧がお山のような形になって
可愛らしくて楽しい一品

⑤鮎のふんわり焼き
シンプルですが鮎の美味しさが閉じ込められて
やっぱりコレ!と思えます

⑥ずいきの胡麻和え
道人さんの胡麻和えは素材が何であっても
魔法がかかったように美味しくなり
私の大好きなお料理のひとつ

⑦スッポンの漬け焼き
道人さんで初めていただいたかな?
スッポンがこんなに美味しいなら
私はもうお肉は要りません!と断言したくなるほど
思い出に残るお料理になりました

⑧大阪の那須の揚げ浸し
辛味大根にいつもの絶品鰹節をのせて
こうした旬の野菜のお料理の素晴らしさも
道人さんの魅力のひとつですが
毎回ブラッシュアップされています

⑨鷹峯唐辛子の焼いたんと
玉蜀黍の飛龍頭
道人さんの作る飛龍頭は
ファンを虜にさせているに違いありません

⑩鱧のオランダ煮
〝オランダ煮〟を知らなかった私
まだまだ未熟者です
女将様と同席した大谷さん(笑)が
丁寧に教えてくださり
またひとつ美味しい物の知識が増えました

⑪スッポン雑炊
目がキラキラしてしまう〜♡

⑫煮えばな
女将様のぬか漬け
最高すぎるご飯のお供達

⑬呉豆腐
大豆の搾り汁を葛で練った九州のお菓子で
九州ご出身の道人さんにしか作れない
大好きなお菓子♡スキスギル

明かりが落とされて
この日の終演を迎えます

⑭お薄

〜美味しさと楽しさに湧き立ち
  興奮気味の心を
     再び整えて〜

お店を出る時はいつも
しばらく会えないことに
今度は寂しさが混みあげて
      胸が熱くなります

きっといつかまた
お目にかかれますよーにと願って⭐️


歴史深い京都祇園祭宵山に
素晴らしいひとと時のご縁をくださった方々への
深い感謝の気持ちも生涯忘れません


2024/08/17 更新

9回目

2021/07 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

〜名入れ団扇から扇子へと続く感動〜✨生涯忘れえぬ祇園祭の饗宴✨

この日は京都祇園の前祭の夜
まだまだコロナ禍の暗雲が垂れ込める中ではありましたが、それを打ち払うような優しさと美しさ
あたたかさと力強さに包まれた素晴らしいひと時を過ごさせていただきました。

本来、祇園祭は今からおよそ1,100年前(平安時代)に京都で流行した疫病を鎮めるため『祇園社(ぎおんしゃ)』(現在の八坂神社)にて66本の鉾をつくり疫病の退散を祈願したのが始まりです。その後、戦時下に祇園祭中止の命令が出ることもありましたが、存続を訴え続ける町衆の熱意により、現代まで継承されてきました。京都の歴史とともに歩んできた祇園祭は、京都の人たちにとって無くてはならない大切な祭なのです。けれどもコロナウィルスはその祇園祭すら開催できないほどの猛威をふるい2020年に続き2021年も山鉾巡行は中止となりました。
今年も拝礼巡行のみの開催になってしまったのですが、ワクチン接種がすすんだこともあり、晴天に恵まれたこの日は人出が増え、活気が戻ってきたかのよう✿︎˘︶˘✿︎ ).。.:* ♬︎*゜
高揚感に包まれながらお店に到着

お店には祇園祭りの扇子や
3周年記念のお祝いの花が飾られていて
いつもとちょっと違う華やかな空気を感じます

そして…その直後から
様々な驚きと感動の繰り返し
最初から最後まで
✨人生最高の宴✨と断言できる
素敵な夜になりました

いただいたお料理は以下

①水出し玉露
女将様の淹れてくださるお茶は
どうしてこんなにも澄んだ旨味があるのでしょう
暑さがスーッとひいて心が落ち着きました♡

②食前酒 
奈良県『風の森』夏の夜空
フルーティで優しいお味に
お隣のお席の素敵な奥様と一緒に
( ˘ ㅂ ˘ ♡︎)キュン❣︎❣︎となりました

③山口県の煮鮑
焼き茄子タルタル仕立て
上には京丹後の伊根の赤雲丹
蓋のようにのせられた葉は
昔は恋の歌をしたためた梶の葉がのせられて
7月らしいお料理からのスタートです

④明石のアコウと奈良の葛素麺の
    すまし汁仕立て
滋味深さと優しさに包まれながらも
アコウの存在感は抜群です

⑤お造り
淡路のあこうを今度はお造りで
由良の雲丹と共に
いつものように藻塩と山葵と醤油でいただきます
雲丹をアコウで巻いて食べる贅沢
幸せ ✨〜 ♬︎*゜

⑥宮津のトリ貝の炭火焼き
 堪らなく美味しい肝醤油でいただきます

⑦滋賀県安曇川の天然鮎の飯蒸し
 飯蒸しには玉蜀黍入り
 蓼酢は白味噌の入った優しい味わいで
 豪快にザ〜ッとかけていただきます

焼き立て熱々の鮎の骨を全て素早く抜く作業は
本当に神がかっていました。こんなにしてまで美味しく食べさせてくださる飯蒸し♡
今回もまたまた感動的な飯蒸しになりました

⑧有明の天然の海鰻
 花山椒と実山椒の香る蒲焼
 柿右衛門の器でいただける奇跡

⑨鱧おとし 上には梅肉 黄ニラ添え淡路の玉葱
 玉葱ポン酢でいただきます

⑩京都の久世茄子の揚げ浸し
辛味大根で…途中から削りたての鰹節をかけて味変
一見シンプルに見える野菜のお料理に
道人さんの凄腕は隠されています

♪*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*♪



素敵でした
涙が出ました
生涯の宝物になりました

そして最後のお料理が↓

⑪冬瓜の毛ガニあんかけ
うわぁ〜最後に凄いの出てきてしまいました
旨味が半端なく美味しくて
胸が熱くなっていますので心に沁み入りました

⑫煮えばなと赤だし
いつものご飯のお供に加えて
この日は『どんちっち鯵』を出してくださいました
どんちっち鯵は脂質含有量が10%以上にもなる鯵で
旨味と甘味の強さが抜群で感動的
島根県浜田市名産で『どんちっち』は
石見神楽の囃子(はやし)を表した言葉だそうです
今宵にピッタリなオマケのお料理

13.豆乳と葛のお菓子

14.お薄

この日のことは生涯忘れえぬ想い出になりました
本当にありがとうございました


2021/11/21 更新

8回目

2021/06 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0

茄子に感動した夜

食べログゴールド⭐️
もはや日本一と目される
素晴らしいお店ですので本来ならば
私のような者がこんな風に何度も伺わせていただけるお店ではないのですが、様々なご縁が重なり
お声がけいただき深い感謝の念に堪えません

また、この日は私事でバタバタと
ひと足お先に失礼してしまったことなどなど
反省すべきことも沢山ありますが
優しさに助けられ生涯忘れることのできない
心に沁みる1日になりました
ありがとうございました

この日いただいたお料理は以下
①水無月豆腐
自家製の胡麻豆腐に枝豆とジュレがけたもの
憂鬱な梅雨時にはこうした優しいお料理からのスタートが嬉しいです

②椀は淡路の鱧と奈良の三輪素麺の煮麺
心が洗われるような白一色のお椀は
蓋を開けた時の香りの良さと共に
うわぁ♡と思わず声を上げてしまいました
素麺は3年熟成させた物を使用
そして道人さんの鱧は日本一!
繊細なお味が心にしみます

③淡路の赤雲丹と明石のアマテガレイのお造り
ふわふわ柔らかい新潟の藻塩が
旨味を引き立ててくれますね
雲丹をカレイで巻いて〜♡
この食べ方は…最高✨です
贅沢すぎてごめんなさい

④とり貝の炭火焼きと
 炙りバチコ 
たっぷりのアワビの肝ソースと共に〜♡
上手い言葉が見つからないほどの幸せを感じます
日本酒がこんなに美味しく感じるお料理は他には知りません

⑤有明海の鰻の飯蒸し
道人さんの飯蒸しは楽しみのひとつ♡
毎回趣向を凝らしてご用意くださいますが
玉蜀黍の入った飯蒸しに鰻を合わせた夏らしい逸品

⑥山口県の鮑を
広島のジュンサイと和歌山のトマトと合わせた
またまた夏らしい一品で
とても珍しい食べ合わせで印象に残りました

⑦愛媛の白真鯛の焼き浸し
茗荷と黒七味で爽やかさも感じます

⑧滋賀県安曇川の鮎の柿の種揚げ
はい!あの柿の種のあられを砕き衣にした⁉︎
楽しい揚げ物です
今年は頭や尻尾はなく食べやすい身の部分を
パクパクとスナック感覚でいただけるのが嬉しいです

⑨上賀茂の賀茂茄子の絶品揚げ浸し焼き
油で揚げてお出汁に漬けるのが普通の揚げ浸しで
それだけでも美味しいのですが
道人さんの作るものは普通ではありません!
茄子なのにステーキのような満足感の得られる
凄い逸品に仕上がっていました
揚げて→水でさらして→お湯で洗って
→油抜きして→お出汁に漬けて→炭火焼き
素人がコレを真似したらグタグタ
ベトベトの茄子になってしまうと思いますが
道人さんが作ると一部は生の茄子の歯応えも残しつつ
旨味がジュワ〜と広がりつつ芳ばしい♡
技アリの感動的な茄子になっていました
贅沢な高級食材ではない物を
こんな風に変身させてしまうのは
道人さんの得意技だと思います

⑩自家製胡麻豆腐の黒蜜がけ
最初のお料理の胡麻豆腐が
今度はデザートになって登場です
それもジュンサイと共にいただく変わり種

同じ食材を全く違った食べ方や味わいでいただくのも
私は楽しく感じました

この日は私には分不相応な
見たこともない高級なワインや
シャンパンもあけてくださり
とても貴重な体験をさせていただきましたが

私は茄子に感動してしまう庶民派BBAです


2021/11/21 更新

7回目

2021/02 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

✨研ぎ澄まされた感性✨

2021年最初の食事会は大好きな道人さん♡

コロナ禍で自粛生活が続き
この日は車での直行直帰になりましたが
大好きな皆様と共に
道人さんの作る至高のお料理を
ゆったりとした気持ちで味わわせていただけて
この上ない幸せなひと時を過ごすことができました

先ずは左京区の松井酒造(創業1726年)の『神楽』が振る舞われた後お料理のスタートになります
※私は車なので香りだけ!
それ故に尚更この芳しい神楽の香りは
道人さんにこられた喜びと安らぎが合わさって
心にスーッ♡と刻まれました

①伊勢海老の蕪あんかけ
一品目から伊勢海老!
熱々なのに火入れ抜群でプリプリ
滋味深い蕪餡の優しさに山葵のアクセント

②虎河豚焼白子
中には河豚のお出汁で炊いた餅米
とにかく香りの良さに驚きます
いつもご用意くださる飯蒸も絶品ですが
こちらも脳裏に焼きつく逸品です

③お造り
《大分の赤貝》
見たことないほど肉厚で大きな赤貝は
食べやすい大きさにし
美しい飾り包丁も入れてくださいましたが
その弾力にビックリします
旨味と甘味が強くて大満足

《明石のヒラメと根室歯舞の雲丹》
脂がのった寒ヒラメで甘味のある雲丹を巻いて食べると言う♡罪悪感すら感じるほどの贅沢
(((o(*゚▽゚*)o)))♡幸せです

④合馬の筍と千葉の蛤の椀
立春を過ぎ暦の上では…もう春
梅とうぐいすの描かれた見事なお椀に
春を感じる食材と桜色の蛤に心が躍ります

⑤ 海鼠子(このこ)のてっぱい(鉄砲和え)と
ばちこ揚げ
『てっぱい』は名古屋では『ぬた』と言います
酢味噌和えのようなお料理ですが
海鼠子の和え物って…お酒が欲しくて堪りません

ばちこ揚げは本当に三味線のバチのよう♡
パリっとしながらも旨味と甘味と海の香りが
凝縮されていてこちらも最高の逸品です

⑥虎河豚の炭火焼き
シンプルに黒七味と酢橘でいただきますが
黒七味のアクセントがとても合います

⑦白ぐじの西京焼き
    蕗の薹の天麩羅
蕗の薹の天麩羅は添え物ではなく
上に散りばめられていて
ぐじと一緒にザクザクと味わいます
道人さんの作る西京味噌焼きは
あま〜い味噌にどっぷりと浸かった一般的な西京味噌焼きとは異なり引算の調理法で
とにかく上品で優しい美味しさ♡
それに蕗の薹の苦味のアクセントが
爽やかで蕗味噌を思わせる食べ合わせです

⑧貝柱の出汁で炊いた大根と
   畑菜のしのだ巻
ジンワリと身体と心が優しさに包まれる
最高の逸品です
道人さんは派手な食材ではない素朴な野菜を
感動の一品にする天才ですね

⑨鴨鍋
鴨肉とつみれと九条葱
こちらで鴨鍋は何度か食べさせていただいていますが
つみれは初めてだと思います
そして!このつみれは私の短くない人生で
いちばんの美味しさです
つなぎは何?どうして?
どうしてこんなに美味しいの?と
黙っていられないほどの美味しさでした
※〝おかわり〟しました(//∇//)ょ

⑩にえばな
 →ご飯セット(香り物・赤出汁・じゃこ
   カラスミ鞠・鰹節)
  +鰹のお刺身♡

⑪椿餅
世界一美味しい和菓子が食べられるのはコチラ(^o^)/
京都の椿餅は名古屋とは違い道明寺で作られるようで
それも最高に美味しいのですが
中にはフレッシュな金柑が隠れているのが道人流
黄身餡との相性もよく
和菓子だけでも、これ程までに感動を与えてくださる道人さん♡やっぱり最高です

⑫お薄茶
照明が少し落とされて
心と身体に優しい一服が振る舞われます
茶道も嗜まれる道人さんが点てるお茶は格別です

この日はバレンタイン前夜
本来ならば一応女性である私から皆様に
愛を込めた品を用意しなくてはなりませんのに
この日は逆に幸せ♡をいただきっぱなしで
申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいです

✨本当にありがとうございました✨

2021/09/04 更新

6回目

2020/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

✨日本古来の芸術に触れた夜半の秋✨

今宵は秋の京都で、日本古来の芸術に触れながら
もはや国宝級とも言えるお料理をいただけて♡
深く脳裏に刻まれる素晴らしい食事会になりました

世界一大好きなこちらには
既に何度か伺わせていただいてはいますが
こちらに予約ができるのは
おそらく国内数名の凄い方々のみで
この日はとても凄い方から
思いがけずお誘いいただき
伺わせていただくことができました
(ありがとうございました)

いただいたお料理は以下
①御香煎
江戸時代から旅人の心と身体を癒す為に
宿場や茶屋で提供されていた香煎は
現在では原了郭でしか製造販売されていませんが
ういきょうや陳皮の香りと共に
京都のはんなりした世界に誘われますが
リラックス効果や胃腸の働きを整える効果があるので
道人さんがお客様を思う優しさが感じられます

②美しい蓋つきの器は
室町時代から現代に受け継がれている
京焼きの家元の永楽即全のもの
黒塗りに光琳模様
そして、お料理はこの器を引き立てるかのように♡
光琳菊に見立てた木の子の飛龍頭で
中には舞茸・椎茸・アワビ茸
丹波しめじ・銀杏などの秋が閉じ込めらています
上から菊の花を混ぜ込んだ銀餡がかかっていました
一品目から歴史と文化と季節を感じる素晴らしい逸品

③渡り蟹の飯蒸し
先ずは蟹の甲羅返しの器に
感嘆の声をあげずにはいられませんでした
酢で炊いて柔らかくした甲羅をひっくり返した物で
伝統的な技法だそうですが
なかなかお目にかかることはありませんので
無知は私は大感激♡
そして上にのっていたのは
渡り蟹の飯蒸し
いつも道人さんの作る飯蒸は素晴らしく
忘れられない一品になるのですが
今回はまた違った驚き!飯蒸しだけでも絶品なのに
バチコの炙りが上にのってます
そして添えられのは丹波栗の餅粉揚げ
塩味と甘味で無限ループに陥る最高の組み合わせです

④お造り
明石の鯛と由良の赤雲丹
しかも塩雲丹に仕立ててあり
その旨味と塩味で鯛の美味しさが増しすぎて
お酒がまたまた最高に美味しく感じます

⑤鱧と松茸のお椀
淡路の鱧がぷるんぷるんで
道人さんの手にかかった鱧を食べてしまうと…
他のお店で食べた時…落胆を隠すのに必死です
松茸は和歌山
香り高い開いた松茸 閉じたのは甘味!
なるほど〜本当にその通りで
いつも学ばせていただくことばかりです

⑥下にはポン酢が忍ばせてあり
炭火焼きの魚の上には
生姜・茗荷・大葉・黒七味・胡麻などの
薬味がいっぱいで、そのバランスもよく
食欲を増す一品ですが…魚の種類を
忘れてしまう痛恨のミス

⑦クエの西京味噌の幽庵焼き
幻の高級魚クエは白身魚ですが弾力と旨味があって
食べ応え抜群!
そして道人さんの作る西京味噌の幽庵焼きは
甘すぎず上品で魚の旨味を引き立てる技があり
いつも最高の味わいで驚かされます

⑧琵琶湖の子持ち鮎の柿の種揚げ⁉︎
柿の種とは?
そう!あの柿の種です
そのピーナッツは食べておかきの粉を衣にして
カリカリに揚げられた面白い一品
頭から尻尾までピリカリ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
食べやすさと味わいの違いも楽しめるようにかな?
頭と尻尾は切り離されてました
苦手な人もいるからかもしれませんが
全部丸ごと一尾
こんなに楽しく食べれる鮎もなかなかありません

⑨有り(梨)の白和と
カマスの幽庵焼きの上には筋子
梨のことは『なし』とは言わず『あり』
これも道人さんに教えていただいたこと
お料理と共に文化や芸術も学ばせていただいています
そして、こちらはまたまた食べ合わせ最高です

ここで活伊勢海老をさばきはじめられて…
もうこんなにいただいたのに
まだまだ幸せが続きます
そして出してくださったのは

⑩伊勢海老と自家製胡麻豆腐
海老の出汁もぷるんぷるんの海老の身も
やっぱり素晴らしいのですが
それを胡麻豆腐と合わせていただくのも
ありそうでない気がしました
感動の中にジ〜ンと心に染みる優しさを感じる
素晴らしいお料理です

⑪にえばな 香り物 赤出汁
 その後から松茸を土鍋ご飯に混ぜ込んで♡
いつものカラスミ鞠やジャコや鰹節も
美味しくて最後の最後まで
お酒も美味しくてたまりません

⑫そして最後は日本一美味しい和菓子
(全国の和菓子屋さん!ごめんなさい)
でも…和菓子好きの私
この歳までかなり沢山のお店の和菓子を食べてきましたが、
やっぱり道人さんの作る和菓子は
日本一!いえ世界一!美味しいです

この日の和菓子は『初雁』
渡り鳥の雁(がん)が初めて飛来くる秋
黒砂糖の葛の中に百合根とこし餡が入ったお菓子は
夜空を雁が飛びゆく様を意匠化しています

そして明かりが落とされて
出されるお抹茶

心が鎮められリセットされます

茶の湯の心を重んじて
精進を続けられている道人さんの点てるお茶も
ますます美味しく感じます

こんなに素晴らしいのに
大将も女将様もとにかく謙虚で
心のこもったおもてなしをしてくださいます

料理のお味はもはや言うまでもありませんが
中島ご夫妻のお人柄の素晴らしさにも
感動する場面が増えてきて
お店を出る時には
『今生の別れ』かもしれない…と胸が熱くなりますが
おふたりの優しい笑顔に見送られ
この日も素敵な想い出の一日になりました

本当にありがとうございました


  • 甲羅返しの上は渡り蟹の飯蒸しと丹波栗の餅粉揚げ

  • 和歌山の松茸

  • 原了郭の御香煎

  • 永楽即全の光琳模様の器には光琳菊に見立てたお料理

  • 明石の鯛と由良の雲丹(塩雲丹)

  • クエの西京味噌の幽庵焼き

  • 子持ち鮎の柿の種揚げ

  • 有りの白和とカマスの幽庵焼きと筋子

  • 軸も素晴らしい♡

  • 伊勢海老と自家製胡麻豆腐

  • 初雁は長月のお菓子✨絶品✨

2021/06/17 更新

5回目

2020/07 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

✨研ぎ澄まされる感性✨  〜道人さんが梶の葉に託した想いを感じながらいただく七夕のお料理〜

ひとり車で京都日帰りグルメ度の目的地はこちら
研ぎ澄まされた感性でどこまでも
その輝きが増し続ける道人さんです

七夕祭りの昨年7月の訪問時は
梶の葉で蓋をしたお料理からのスタートです

「昔は梶の葉に恋の歌をしたためたそうです」と
はにかむように口火を切られた道人さん
ロマンティックな星の恋物語も連想しますが
コロナ禍の中の世界中の願いを梶の葉に託されたように感じました

この日は神戸の素敵なお嬢様からの思いがけないお誘いで伺わせていただきました
本当にありがとうございます

この日いただいたお料理は以下ですが
とにかく感動の連続で
道人さんと同じ時代にこの世に生を受け
こうして食べ友の皆様のおかげで
縁することができたことに
感謝せずにはいられないほどです

⭐️淡路の車海老と葛茄子とヤングコーン
 下に隠れている胡麻クリームでいただきます

⭐️押し寿司
 いつもはこのタイミングで飯蒸しが出ますので
 押し寿司は初めて♡
 コレもまたとても良くて(#^.^#)
 どの季節に伺っても違う感動が得られます

⭐️淡路のアコウと由良のウニのお造り
 ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆なに?なに?なに?
アコウって…こんなに美味しいの?
またまた無知な私…頭が混乱するほどの感動です
その弾力とコクと旨味
それにウニを巻いたりしたら…もうたまりません
アコウとは幻の高級魚と言われるキジハタのこと
煮付けでは確かに食べたことある気がしますが
お刺身は初めてのような気がします

⭐️2品目のお造りは鬼鯵(オニアジ)
 ネギと生姜を合わせた薬味←コレは真似しよっと

⭐️グジ(白甘鯛)とにゅうめんの椀
 香りがたまらなくGood!
極細の素麺とネギの繊細さが素敵です
400年の伝統のある仙台七夕祭りでも
素麺が定番料理だそうなので
七夕のお料理にはベストチョイスですね

⭐️毛蟹と由良のウニ
 両方とも旨味が強く美味しいモノ同士ですが
 それを土佐酢のジュレで爽やかに仕上げてしまうのが
 道人さんの凄さです
 このお料理も…どうしてこんなにも美味しいの?と
 頭を抱えてしまうほどの感動です

⭐️のど黒の味噌焼き
 切れ目に実山椒が入っていて香りよく
 爽やかさも加わります

⭐️賀茂茄子の揚げ浸し
 辛味大根と鰹節と極細切りの大葉
 茄子の旨味をこんなに強く感じるお料理は他には
 ありませんし、揚げ浸しなのに
 油がどこにも浮いていないのです
 なんで?(・_・?と
 コレぞプロの技!
 日本一‼️と感じます

⭐️鮑の白扇揚げ
  肝ソースが☆彡ヤヴァ♡

⭐️ハモを玉葱ポン酢でいただきました
  玉葱ポン酢に全員で感動

⭐️にえばな
 日本一香りが良く美味しいにえばなだと思います
 
⭐️〝シェフからのサービスです〟と(笑)
 道人さんの洒落た御計らいの一品
このタイミングで♡
まさかの特大海ウナギの蒲焼
もうお腹いっぱいなのですがぁ…食べます!
実はこの日の数日前に粗悪な鰻を食べて骨が喉にささり
取れなくて…病院に行ったハプニングがあったばかりですが、道人さんの鰻は事前に骨は取り除かれていますし
その美味しさは最高ランクですから
どんなにお腹いっぱいでも食べれちゃいますよ

⭐️ご飯のお供達
 香り物たくさん・カラスミボール・しらす・花鰹

⭐️呉豆腐
 豆乳を葛で練った水菓子
 黒蜜ときな粉をかけていただきました
 それは毎回思うこと↓
 全国の和菓子屋さんごめんなさい
 「道人さんの作る和菓子は日本一美味しいです」

⭐️お薄
 照明も少しおとされて
 本日の宴の締めくくり
 お茶を点てるお姿にも
 風格を感じるようになりました

女将様との息も増す増すピッタリ合ってきて
道人さんの輝きは無限大です

本当にありがとうございました

  • シェフからのサービスです!(笑)

2021/05/17 更新

4回目

2020/02 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

✨研ぎ澄まされた美味しさ✨

開業1年で食べログGoldを獲得された道人さん

ちょうど2020年のAwardの発表直後の訪問となり
お祝いを言える絶好の機会♡

この日も全幅の信頼を寄せている方からのお誘いです

本来ならば私のような者が敷居を跨げるお店ではありませんが…こうして何度も伺わせていただける奇跡に⭐️
ただただ感謝することしかできません
いつもありがとうございます

また感動のお料理と優しさで迎えてくださる
中島ご夫妻にも本当に感謝申し上げます

名実共にトップの座に立たれても
傲りのない謙虚さは変わらず…いえ!
むしろ更に慎み深い姿勢で努力を重ねていらっしゃる
ご夫妻の振る舞いには本当に頭が下がります

お二人のほっこりエピソードを聞くのも
ひとつの楽しみになっています

この日いただいたお料理は以下

①伊勢海老の蕪あんかけ
山葵のアクセントはありますが
滋味深〜い心も身体もあたたまる逸品

②白子の飯蒸し蕗の薹の天ぷらのせ
立春を過ぎれば
もう春の訪れを感じさせてくれる食材ですね
道人さんの飯蒸しは
いつも感動させられますが
今回もやっぱり♡

③淡路産 朝〆虎河豚
目の前で切り分けてくださいますが
なぜか切り辛そうで…よく見てみると
動いています
包丁を入れると身が痙攣して
切り辛いそうなんです
それだけ活きがよく新鮮な河豚の身の弾力と
味わいは最高です
それをナント!更に美味しくいただく為に
自分で石焼きにして♡
3種類の味わいで楽しみました
中でも白子を溶いたポン酢の贅沢さは堪りません

④合馬の筍と千葉の蛤とワカメの
春を感じるお椀
桜色の蛤が椀に映えます

⑤シラカワ(白甘鯛)の西京焼き
一同この柔らかさに驚きを隠せません
お尋ねすると…
西京焼きは硬くなるので
西京味噌を水で薄めて氷で〆ているとのこと
足したり引いたりまるでマジック
本当に道人さんは手品師のようです

⑥芥子菜の辛子和え

⑦伊勢海老の海鼠子和え
日本酒がすすむ!すすむ!

お酒のセレクトは女将様におまかせ♡

女将様のお酒のセンスも抜群で
女将様の舞をまうような美しい所作にも大注目♡

⑧虎河豚【雌】の唐揚げ
身が柔らかくてそれでいて旨味が半端ないです

⑨寒鰤と淀大根の鍋
鰤の美味しさはもちろんのこと
蕪にしか思えない美味しい大根は
生涯忘れられないでしょう

⑩にえばな
もしも…心が折れて食欲を失ってしまったり
身体がボロボロになってしまうことがあっても
道人さんの炊くにえばなを食べれば
きっと元気を取り戻せるに違いない!と
毎回、そう思わせてくれる優しいひと品

11御飯とご飯のお供セット
いつも!また飲み直したくなるほどのラインナップ
今回は虎河豚の佃煮や鰤の漬けも加わり
ここから別腹!と言いたくなるほどです

12椿餅とお抹茶
道人さんの作る和菓子もまた日本一
今回は立春にピッタリな椿餅
名古屋の椿餅は羽二重餅ですが
道明寺で作られた椿餅が伝統的だそうで
古くは平安時代から食べられていたお菓子だそうです
名古屋人の私は道明寺で作られた椿餅にも驚きましたが
その美味しさには♡感動です
きちんと学ばれているお抹茶も間違いありません

器もますます素敵な物が揃っていき
GOLDに相応しい素晴らしいお店です

訪問日は2020年2月
この頃の京都は少し人が少なくなってはいましたが
これから先の事態を想像することは
未だ誰もできなかったと思います

どうか!これ以上被害が拡がりませんように★

2020/11/20 更新

3回目

2019/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

⭐️✨食べログGOLD✨⭐️ 輝きは増すばかり☆彡

2020食べログGOLD受賞
おめでとうございます

三度伺わせていたただける幸せを噛み締めながら
冬の道人さんのお料理を楽しませていただきました

「本当にありがとうございます」

この日いただいたお料理は以下 

①うずみ(埋火)豆腐
埋み火に見立てたお料理です
下は胡麻豆腐
上はもち米
溶き芥子と蕗の薹がアクセントになっていましたが
汁物と飯を合わせた茶懐石には
欠かせない三冬のお料理です
灰の中で種火を保ち続ける意から
“秘めた恋心”に例えることが多い埋火
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
お味はほっこり温まりますが
蕗の薹のほろ苦さが溜りませんね
やっぱり“恋”かな

②焼き香箱蟹
焼きたて熱々のこっぺ蟹
外子も内子と蟹味噌とほぐし身
どれもそれぞれ
旨味が半端なくめっちゃ美味しい!
特に外子の美味しさには驚きです

③下関天然虎河豚
クリーム状になった白子上に
鉄皮という美しい一品ですが
胡麻油と塩で和えられていて
美味しさを引き立てますが
炊いてペースト状にして練り上げられたという
白子のクリームには感動

④愛媛県八幡浜の白甘鯛(グジ)のお刺身
酢橘・藻塩・山葵・醤油
いろんな味で♡楽しすぎます

⑤兵庫県浜坂港の松葉蟹の真丈
江戸時代の絵師
松村景文氏の見事なお椀に入った
お料理はそれに勝る驚きと美味しさ!
真丈といっても蟹は箸で圧を加えると
崩れて中には蟹味噌が閉じ込められていますが
初め汁には濁りも乱れもなく
しっかりと固められているように見えるのに
するりとほぐれ
まるで手品のようで・・・
めっちゃくちゃ感動しました
つなぎは何だったんだろう?

⑥雲丹の飯蒸し柚子釜仕立て
こりゃまた!大感動
衝撃的なお料理でした
香りと共に運ばれてきたのは柚子
蓋を開けるとたくさんの雲丹
中には酢飯ではなく
あたたかい飯蒸しでもっちり感もありますが
途中から皮を絞って
酸味もプラスしていただくという斬新さ
脳裏に焼き付くお料理です

⑦マナガツオの漬け焼き
身はふっくら
皮目に細かすぎる包丁が入っているからか
醤油の味は濃すぎないのに
美味しさがしっかりと染み渡っています

⑧菊菜の白和え
添えられた松の実も
アクセントになりますね

⑨海老芋の餅粉揚げ
コレ食べたら他所の海老芋食べられない!
柚子味噌のアクセントもピッタリです
今までに食べた海老芋とは
食感も味も全く別物
とろとろモチモチ旨味抜群
甘くて美味しい♡
道人さんは天才です

⑩編取りの真鴨の鍋
雌の方が臭みがないそうで
道人さんは雌を使われるそうです
初回訪問時も食べさせていただきましたが
染み入る美味しさ
心も身体もあったまります

⑪にえばな
お米は滋賀の夢心地
名実共に夢心地~
お米の香りがもとても良いです

⑫香り物
と言っても
からすみ玉・じゃこ・お漬物の他
漬けマグロまで(^O^)/
これだけでもご飯3杯くらい食べれそうです

⑬道人さんの手造り和菓子
この日はいちご大福
中は焼き胡桃餡も入っていて
胡桃のサクサク食感感じられる
道人さんのオリジナリティー溢れる
絶品創作和菓子です
京都のどの和菓子店さんよりも美味しい♡
と言ったら方々から怒られそうですが
しがらみのない私には
ハッキリそう言えます

⑭お抹茶
茶道もしっかりと学んでいらっしゃると思われます

全てが研ぎ澄まされ
心も安定していらっしゃる様子が
一服のお茶にも顕れているように感じました

日本一とも目される道人さん
間違いありません

既に今月(2020年2月)にも再訪させていただけて
更に更に磨き抜かれていましたが

道人さんのお料理は
様々な理由で食欲を失ってしまっている人に
食べさせてあげたいなぁと
毎回そう思ってしまいます

道人さんのお料理なら
もう1度食べることの楽しみと
幸せを思い起こさせてくれるに違いありません

優しさも感じさせてくれる
素晴らしい料理人
中島道人さんは日本一です


  • 雲丹の飯蒸し柚子釜仕立て

  • 江戸時代の絵師 松村景文氏作の椀

  • 恋心を表す『埋火』豆腐♡

  • 旨味たっぷりで熱々のコッペ蟹づくし

  • 白子のクリームがたまらない♡

  • 白甘鯛のお造り

  • 澄み渡った椀

  • 中には蟹味噌

  • マナガツオ 細かすぎる包丁

  • 日本一美味しい海老芋

  • カツオ節?マグロ節?(笑)

2020/02/24 更新

2回目

2019/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

☆✨新星の輝きは増すばかり✨☆

再び道人さんのお料理が食べれるなんて
本当に幸せで幸せでなりません

前回の訪問時の感動は
なかなか醒めることがなく
私の脳裏に刻み込まれました

それからこの日が来るのを
どれほど待ちわびたことか‥‥

もしかしたら
「今回は遠慮しといてもらえる?」
といつ言われても仕方がないくらい
貴重なお席ですもの
本当に!本当!感謝いたしております

そして今回いただいたお料理は
これだけ人気なのにお値段を上げられないのも
素晴らしいことですが
それなのに食材も
味も技術も・・・・
あ~
私如きが偉そうなことを言える次元ではないくらい
更に更に磨きがかかっていて
素晴らし過ぎました♡

★秋の味覚を楽しむコース
・雄の渡り蟹と蓮根饅頭
 とても味の濃い雄の渡り蟹の美味しさは
 さることながら中に百合根と銀杏を
 閉じ込めた上品な蓮根饅頭の美味しさも最上級

・雲丹とイクラのミニ丼
 蓋を開けると酢橘の香りが拡がります

・明石の鯛のお造り
山葵と藻塩と酢橘
菊の花のお浸しを酢橘で和えたもの
いろいろなお味でいただきます
季節を食べる楽しいお造り

・信州の松茸と豆腐の椀物
江戸時代の素敵なお椀に入れてくださった逸品
上品な香りがたまらなく♡
どうしてこんなに感動するのか!
何がここまで違うのか!
理屈ではなく
胸に染み入る美味しさです
そしてこんなに硬くて
キュッ!キュッ!
シャキ!シャキ!食感も初
(⋈◍>◡<◍)。✧♡

・塩釜の鮪
やま幸さんの鮪はやっぱり凄い!

・淡路の鱧の炙り
特製の炭火焼き道具を使って
目の前で炙ってくださいますが
鱧ってこんなにも甘くて
弾力があって美味しいだなんて♡
“鱧の季節はこれからですよ”と
まだまだ未熟な私は知らなことばかりです

・“有りの実”の白和え
京都では梨のことを『有りの実』と言うそうです
ナシ(無し)は縁起良くない言葉は使わず☆
そう言えば前回訪問時も
酒粕のことをカスという言葉を用いず
【板お神酒】と言うことを学びました
有りの実の白和えに
胡桃をふんわり細かく削ったものがかかっていました
このお料理には
一同“唸り声”
本当に素晴らしいです

・カマスと松茸の焼き浸し
こんなお料理は食べたことがありません
松茸をこんなに細く千切りにして
薬味のようにしていただくなんて!

・渓北の蕪のたいたん
関西弁で“たいたん”イイですね~
素朴だけれど上品で滋味深い美味しさです
硬さも技ありです✨
箸が当たった時に表面は硬いのかな?と
思いきやフワア~と柔らかい♡

・活伊勢海老のしゃぶしゃぶ
キュ~キュ~♪鳴き声をあげるほど
新鮮な伊勢海老をしゃぶしゃぶにして
その海老味噌の出汁と胡桃葛豆腐を入れた逸品
もう♡
伊勢海老をこんあに美味しく食べる方法があるなら
驚くほど高価な蟹じゃなくてもイイ!
と思えるほど感動的な美味しさです

・にえばな
香りがたまらない♡

・松茸御飯
炊き上がった御飯に
細かく千切りにした
シャキシャキの松茸を混ぜ合わせると
うわぁぁぁぁあああ~!
と香りが拡がって
それをそのままいただく贅沢
(⋈◍>◡<◍)。✧♡

・松茸御飯の伊勢海老茶漬け
その松茸御飯に
さっきの伊勢海老のお出汁をかけていただく幸せ

・自家製栗饅頭
そんじょそこらの和菓子店よりも
美味しい上生菓子
器も素敵です

・お抹茶
最後は1人ずつ
丁寧にお抹茶を点ててくださいます
茶の湯もしっかりと学ばれていらしゃいますね♡

何もかもが素晴らしい
日本一の料理人さんだと思います

☆2020GOLD確定☆

2020/02/02 更新

1回目

2019/02 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0

彗星の如き✨道人さん✨ ★は7点です

まさに彗星の如く現れた道人さん

開業から数ヵ月で予約が取れないお店になり
食べログ2019年Bronze獲得
あっ!という間に★4.4越え

そんな凄いことになっているのに
まったく驕りのない道人さん

『未在』さんで8年間修行をつんでこられたそうですが
「自分はたいしたことは何もしていません」と
物腰も柔らかく、優しさに溢れ
それでいて真剣な眼差しで答えてくださいます

そしてその道人さんが創り出すお料理は
 噂に違わず!
一歩も二歩も抜きん出る素晴らしいものでした

◆場所
京都市左京区
『三条』駅から北東へ徒歩5分
京都らしい寺町のなかにひっそり佇んでいます

◆雰囲気
詫び寂びを感じられる
清澄な雰囲気に包まれています

奥には椿が活けられた趣のある簡素な茶室が備えられ
躙り口があちこちに施された造りにも風情を感じます

ひのき一枚板のカウンターはゆったり
無駄を一切省いたこの場所は
料理と真正面から向き合える空間になっています

ここで1日1組限定の宴は
なんとも贅沢の極み✨

大勢で楽しくワイワイといただく食事も好きですが
道人さんでは少人数で
しっとりと。。。
お料理を存分に味わいたいと切に感じました

◆お料理
◎兵庫県『柴山のズワイ蟹』
菜の花の餡かけの上に蟹がのっていると思ったら
餡の下には湯葉で包まれた蟹の腹身がギッシリ
『滋味掬すべき』とは
この時に使う言葉なのでしょう
コレは!
1品目にして
絶対に今宵何かが起こりそう☆彡と思いました

◎活伊勢エビの石焼
活伊勢海老は昆布〆にしてあるので
そのままでも間違いなく美味しいのですが
更に美味しく味わうために
熱々の石の上で自分でジュージュー焼きながらいただきます
そして更に海老の頭の味噌で作られた
海老味噌醤油につけていただきます
ヤバイです
こんなに凄いものは食べたことがありません
もう2品目で満足

◎岩手県大船渡の本鮪のお造り
『未在』さんと同じ
『やま幸』さんのマグロだそうですが
脂はのっていて味は濃厚なのに
その脂が爽やかで
あと味が素晴らしく良いのです
脂が喉に残ることなく旨味だけが拡がります
ペースト状になった昆布醤油と
山葵をつけていただきます

添えられたボウフウの加減酢も
さっぱりとお口直しになりました

◎山口県天然寅河豚と白子の椀物
蓋を開けた途端
美味しい香りに包まれます
添えられたのは芽ネギのみ
技アリの逸品

◎自家製カラスミの飯蒸し
『板お神酒』という言葉は初めてききましたが
酒粕を板状にしたものをだそうで
飯・厚切りカラスミ・板お神酒を炙ったもの
それに炒りゴマがかかっていて
一緒に食べると濃厚なチーズのような味わい
いえいえチーズには失礼ですが
こんなに美味しいお酒のアテはありません

◎和歌山のクエの鱗焼きと
ホワイトアスパラの炭火焼き
西京味噌のドレッシングでいただきます

◎本みる貝の炭火焼き
こんなに大きくて美味しいミル貝は人生初
炭を入れる火鉢は
焼く素材に合わせて
全く違う形状のものに変えて焼き上げてくださいます
その火入れは計算され尽くされているので抜群です
酢橘だけでシンプルにいただきますが
めっちゃくちゃ美味しい
また食べたい!!!!!


◎鴨と大根の鍋物
大きな土鍋に既に煮込まれた大根が登場した瞬間に
旨味たっぷりのイイ~香りが拡がります
そこにさっきさばいたばかりの
網捕りの鴨のロースを入れて
目の前で仕上げてくださいます

見せてくださった青首鴨の美しさからも
新鮮さも保証付き

初めお香を焚いてくれていた
大きな大きな火鉢?上に
美しく炭を盛って土鍋をのせてありますが
この炭の準備も全ておひとりでされていることを考えると
本当に凄いことをされているなぁと思います
そしてこんなに大変なことをされているのに
ドタバタすることもなく
流れるようにお料理が進んでいくのにも感動しました

鴨はおかわりも自由

◎マナガツオも鍋に投入
フレンチでときどき食べさせていただいたことがある
高級魚マナガツオですが
これを惜しげもなく鍋に投入
「大きくてきれいなマナガツオが手に入ったので
 よかったら召し上がりませんか?」と
サービス精神も旺盛☆彡

最も美味しいものを食べさせたい!
という心意気を強く感じた一幕でもありましたが
時間の経過と共に大将のこうした想いを
ハッキリ形として感じることができて
もう胸が熱くなるほど感動いたしました

この日、ヒノキのカウンターに火の粉が飛んで
せっかくの美しい板に焦げ目がついてしまいましたが
慌てることもなく
常にお客様のことだけを考える姿勢も
目の当たりにしました

心にブレがない誠実さを感じる
本当に素晴らしい方です

◎にえばな
炊きあがる直前のこの香り高い白米も最高

◎たくさんの香物
じゃこ へしこなど

◎マグロの削り節
真っ白で口の中でとろけます
お店の2階で削っているそうです
(どれもこれも拘りの逸品)

◎手作り上生菓子
中の餡は丹波大納言小豆
周りは山芋とつくね芋
備中白豆生餡のきんとん
徳島の種なし金柑をカットしたものが
隠れているのも可愛らしく
また酸味がアクセントになっていて
とても美味しいです

あ~『S月』さんの和菓子より
絶対に美味しいと思う(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

(いえ!間違いなくこちらの方が美味しかったw)

◎お抹茶
最後は道人さんが心を整えて
お抹茶を点ててくださいました
お茶室でのお点前ではありませんが
きちんと茶道を会得した方のお茶
そして想いのこもったお茶は見事でした

最初から最後まで最高級
本当にごちそうさまでした


こうした心のこもった振る舞いをするために敢えて
1日1組
最大6名(理想は4名)

「独りでやってますから~」とおっしゃいますが
【最高の材料は少量しか手に入らない】
というのも理由のひとつだそうで
すべては【お客様本位
本当に頭が下がります

道人【どうじん】
お名前は中島道人【みちひと】さん

お名前もそのまま匠の風格を感じますが
まだお若いので今後さらに道を極めていかれると思うと無限の可能性を感じます

この度はこんな素晴らしいお席に
お声がけくださり
本当にありがとうございました

私が尊敬するレビュアー様
この方が、お誘いくださるお店は
いろんな意味で間違いがありません

今回も初めはお店がどこかは知らされていませんでしたが
も~どこだって行きますょ
だって間違いがありませんから
2つ返事しかありません


  • 柴山のズワイ蟹

  • 活伊勢海老の石焼き

  • 飯蒸し

  • みる貝

  • まぐろ節削り

  • お茶室の椿

2019/02/23 更新

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