美味B級さんが投稿した肴家 まこと（東京/富士見台）の口コミ詳細

13.1.20
相方にこちらのレビューを熟読されてしまい、ファミリーから行きたいビームを浴び再訪と相成りました。

午後6時10分で1番客。と、お店の入り口とカウンター席横には、食べログベストレストラン2012の認定証が飾ってありました。ご主人に聞くと、3日前に届いたとか。お礼言われちゃいました。

今回はテーブル席へ。

まずは瓶ビール。お通しは笹ガレイの唐揚げ。サクッと食べられます。★3.5
そして焼きホタテ500円と牡蠣竜田揚げ650円。焼きホタテは貝柱だけでなく丸ごとやいての提供。醤油バターベースの味付けは王道の味わいですねえ。★4.2
牡蠣竜田揚げ。4ピース。カキフライよりも油っぽくなくカラッと上がっているところが秀逸。牡蠣の唐揚げって感じ、ファミリーにも好評でした。★4.5
相方が茶碗蒸しを。私は実食済み。

jrのために玉子焼き。自家製です。★3.8

で、アサツキ卵とじ。蓋をしてある朱塗りの器で出てきました。蓋を取るとモワッと湯気がたちました中には鍋が入っていて、グツグツと柳川鍋風にアサツキ卵とじが。アサツキは太めで白いところは少しトロミがある食感。寒い季節にはいいですねえ。温まります。★4.5
それではいよいよメインの握り1500円を。こちらでは日によってだけでなく、小さなおみせなので、同じ日でも、ネタが多少違います。今回も我々の次に握りを注文した隣のテーブル席とは幾つか違っていました。

今回のネタは、中とろ2、湯引きの鯛、海老、ホタテ、中とろ巻、きゅうり巻、玉子、イクラ。どのネタも吟味されていて旨いです。★4.8

で、前回のオフ会で注文したボタンエビを握りで注文。うん、甘い甘い、濃厚な甘さに恍惚ですねえ。★5

と、お隣さんのウニ軍艦が美味しそうだったので、思わず注文！見た目からしてウニが崩れていなくて旨いことがわかります。味わってみると、こちらも甘い甘い、至福の味わいです。★5
後で確かめたら1カン620円。箱ウニを使っているようですが納得の味わいでした。

生もの嫌いのjrNo1のためにシジミの味噌汁を。こちらも実食済み。

と、まだお腹が満たされないjrNo2にためにちらし寿司1600円を。私もつられて注文。
チラシは握りとネタが違っていて、種類が多く楽しめます。今回は中とろ、サーモン、ほたて、いか、たこ、鯛、いくら、海老、ほたて、こはだ、玉子、お新香、しょうが、かんぴょう、きゅうり。握りよりも酢飯がきつく感じました。★4.4

お茶を頂いて満腹度120パーセント！
海の幸を十分に堪能してお店を後にしました。

12.8.18
　今宵はこちらでマイレビュアーさんたちとオフ会です。こちらのお店、私は3回目ですが他の方は全員初見参。主催者としてはちょっとドキドキです。

　まずはお通し。
　アジといわしを焼いて大根下ろしでみぞれ和えにしたもの。うん、旨い～　今日も期待が持てそうです。

　そしてお刺身盛り合わせ@1500×2
　ハガツオ　マゾイ　赤貝　赤ムロアジ　白いか　アイナメ　きんめのラインナップ。
　ハガツオ、マゾイは初めてですがどの魚も鮮度いいですね～　赤ムロアジ脂が乗っていて旨いですね～前回からのお気に入り。刺身は★4.5　

　卯の花煮@500
　自家製です。甘さは控えめな味わいの逸品。★3.5

　だだ茶豆@600×2
　予想通りに甘みが強い～　後を引く旨さとはこのことですね～　堪らずお代わりをお願いしました。★4.5

　五色納豆@850
　名前に惹かれて何か分からないままに注文。ムロアジ、イカ、マグロを納豆で和えたものでした。我々の予想は、オクラ、山芋、納豆などのネバネバ野菜と予想したのですが流石に海鮮のお店です。★4

　まんぼうの腸焼き@確か650
　これは誰も食べたことのない逸品でした。食感はイカとエリンギを合わせた感じかな。こういったものがでるのがこちらのお店の面白い所ですね～　味付けは塩のみ。★4

　甘海老刺身@時価
　マスターが他のお客さんに話していたのを地獄耳で聞いて即注文。確か北海道産でしたか。で、4人で２匹をシェア。で食べてみると、甘～～～い。うん、うん、当たりだ～
　マスターは「刺身を褒めて貰っても職人の手が掛かっていないから嬉しくない。」といっていましたが、こういった旨いものを提供できるのが素晴らしいお店だと思います。★4.8

　ばくらい@530　
　ほやが新鮮でないととんでもなく駄目になってしまう料理ですが、こちらのは間違いないです。★4

　このこ@800　
　なまこの卵巣、これまた珍味です。日本酒に合う合う～　★4　

　最後の〆にお寿司@1500とちらし寿司@1600をアラ汁@350でシェア。
　ネタは刺身と同じでいいですね～　★4.3

　そしてJさんのリクエストで追加でしんこを１カン。
　うん、しっとりとしめてあって口の中に旨さが広がりました。★4.2

　大満足でご馳走様でした。
　今回も海鮮の旨さを堪能できました～

12.6.01
　今宵は私主催のオフ会をこちらで。私のレビューにコメントを下さった11名の方に声かけをしたら8名の方から嬉しい返事が。

　当日、駅で待ち合わせお店へ。迷ってしまったCさんも遅れて来ることになっていたRさんも到着して会はスタート。

　まずはビンビールで乾杯。お通しは山菜ワラビの煮物。

　肴はいきなりメインの刺身盛り合わせです。その日揚がった魚を空輸しているこちらのお店。今日はアオリイカ、真鯛、メバル、カンパチ、まとうだい、くろむつ、赤ムロアジ、ほたて、紐、肝付き。なかなか食べたことのない魚も有りますね～　どの魚も食感から鮮度がいいのがわかります。赤ムロアジは昨夏下田で初めて食べましたがアジよりもとろりと脂が乗っていますね～　アオリイカ、そのプリプリの食感と甘み好きです～
　お酒は冷やでかげとら（新潟）透明とねぶた（青森）薄い黄色を。こちらでは冷酒はこの2種のみ。すっきりかげとらと艶やかなねぶたです。
　焼酎も注文。芋と麦。
　アテに谷中生姜600円しゅんのいわし梅煮480円。いわしはよく煮込んであり骨まで食べられました。
　先日食べられなかった鯨さえずり（舌）900円を。ぐにゅっとした食感が味しないです。まあ、珍しいから。

　この辺りからみなさんアルコールの蒸発具合が急ピッチになり思い思いのものを。（といってもこちらのお店はラインナップ少ないので焼酎か日本酒でしたが）

　続いて甘エビ唐揚げ650円。846さんによると、鮮度の悪い甘エビは揚げると頭が黒くなるそうで、こちらはOKです。あさりのバター焼き750円。砂出しは完璧。味付けは私好み。汁まで頂いちゃいました。
　珍味このこ800円。なまこの卵巣でしたっけ。面白い味わいでアテにはいいですね～
　ほうれん草もやしひたし400円の後、〆にしじみ汁350円と私の念願だったちらし寿司1600円を。これも見た目からして旨そうですね～　3人で１つをシェア。穴子ふっくら柔らかで満足～～
海老もプリプリ。まぐろも濃い～　酢飯は軽め。
　シジミ汁はやっぱ砂出し◎。味わい的にはあっさり目でした。

　あっという間に３時間半が経っていて、予定してした2次会はパス。みなさんと今宵も食べ物談義に花が咲いて楽しいひとときを過ごせました。

会計の際、大将がプリントした私の前回のレビューを持っていました。カウンター席の方がプリントして持ってきてくれたとのこと。で、カウンター席の方と少し言葉を交わしました。すると自分の小鉢の生しゃこを勧めてくれました！遠慮なく頂いてみると。
「今食べたのがメス、今度はオスを食べてみて・・・・・違い分かりますか？」「メスの方が味が濃く、オスは淡白かな。」 というと、「でもオスの方が深い味わいがあるんですよ～。」とのことでした。
また「今日は無いけど、カツオを近いうちに食べにきてみて」と、前回の常連さんと同じことを言われました。カツオ食べないわけにはいきませんね～

　ひとつ残念だったのはぶりのあら焼きがなかったこと。こちらのお店はその日いい物を提供しているので日によって入るものが違うので、予約の段階から当日はあるかは約束できませんと言われていてはいたのですが・・・・楽しみにしていたみなさんゴメンナサイ。_(_^_)_

　最後に参加されたレビュアーの皆さん、ありがとうございました。日程が合わなかった皆様、次回は是非～～～
　
　今度はみなさんのお店に誘ってくださいね～　

　富士見台オフ会、次回は夏あたりに牛蔵でお声掛けさせて頂きま～～～す。

12.5.11
　今宵は富士見台。予てから懸案だったこちらのお店へ突撃です。

　お店は何回か来訪したことのある吉見うどんの隣のお店ですが、こちらには初来訪。店内は入り口右にカウンター席が7席、左に４テーブル16席でこぢんまりとしています。

　午後6時過ぎ。先客はなし。人が良くてジョーク好きの大将と奥様での営業。

　まずはキリンラガーで喉を潤していると、お通しのブリの白子が登場。とろり感は有りませんがまったりとした味わいです。私、初めてでしたがなかなかいいですね。★4 期待が持てます。

　のっけから直球ストレートで、刺身盛り合わせ1500円をお願いしました。作業をしている合間に大将に話を伺うとこの道44年、天然物、特に高知、青森方面の魚介に拘っていることがわかりました。

　刺身は、ホッキ貝の紐、カンパチ、グレ、近海物のモンゴイカ、真鯛、水ダコ。こちらのお店の魚介は全て産地直送、どれも鮮度良し。魚は天然物なので、身が締まっていて、私が普段食べているものと食感が違います。
　いつもは鯛はそれほど旨いと思ったことはないのですが、これは旨い！鯛の味わいが初めて分かった気がしました。また、モンゴイカも冷凍物の肉厚でネチャッとした印象が払拭されました。
　お刺身盛り合わせ、こちらのお店を知る上ではいい一品です。★4.5

　次に春を感じるコゴミのゴマ和え450円をお願いしました。こちらは青森からだそうで、注文を受けてからゴマと和えての提供です。私たまに山菜採りもするのですが、コゴミは大抵、マヨネーズ和えか醤油。ゴマ和えは初めてでしたが、ほんのりと甘い味わいの山菜もいいものですね～★4

　やがて男の方１名が来店、常連さんの様です。彼が頼んでいた天然ブリのあら焼きがあまりにも美味しそうだったので、両関のお燗420円と一緒にお願いしてしまいました。
　それがきっかけで話を伺うと、彼の最初の来店は親父さんに連れられて子供の頃、筋金入りの常連さんでした。今日は海が時化てないのですが、「高知直送のカツオが旨いから次回来店の際は是非」と勧めてくれました。
　
　天然ブリのあら焼きが暫し待っての登場、「一番旨いのは彼に出したから、悪いけど二番目に旨いので」と大将。茶目っ気ありありで面白い方です。
　２番目でもめちゃ旨。大将曰く「養殖物だと、この部分は脂まみれでグニャグニャになっちゃうんだけど、天然物はしっかりしているから旨いんだ。」成る程、正にその通りですね。★4.5
　魚通のk846様如何でしょうか～

　その後、二十歳の日本語が堪能なアメリカのべっぴんさんを含めた女性グループが来店。お年を召した女性は彼女のおばあちゃんだそうです。夏休みで来日したそうで、彼女は子供の頃からこちらに来ているとのこと。こちらのお店、コアなファンが多いんだな～　彼女からアメリカでは自動車免許は15,6歳からＯＫ、煙草は18なのに、お酒は21歳からと、意外な情報をゲット。彼女は納豆はＯＫなのに、貝類はダメっていってました。
　その後に１人の女性が来店。これにてカウンターはほぼ満席。上がりには老夫婦と小さなお孫さんが食事に。皆さん顔なじみなんですね～　
　お隣さんのオーダーしたくじらのさえずりで、私も会話の仲間入り。馴染んじゃいました～　ほんわかした空気が流れているお店、和みますね～
　私、くじらの舌ってまだ頂いたことないんですが鯨肉と違って白色でした。

　本当は最後はお寿司1500円で締めようと思っていたのですが、お刺身で満足してしまったので、最後にこれまた常連さんのオーダーの真似をして、米ナスの田楽、確か450円をお願いしました。
　味噌は濃いめで甘めがいいですね～★3.5

　べっぴんさん組は、山菜の天ぷら。なんと、こしあぶらもあります。　あ～じゅるっ！
　これまた次回のお楽しみ
　まだまだ頼んでみたいものがありましたが、ひとまず今回はおしまいにして、常連さん組にあいさつをしてお店を後にしました。

　いや～　灯台下暗し。ホント、地元にこんなにあったかでいいお店があったとは～～～
　再訪必至です。