レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2016/10訪問 2021/04/13
僕にとって上野といえば、子供の頃、祖父がたまに連れて行ってくれた上野精養軒の思い出。
もう50年近くも前の話ですが、当時ハイカラだった不忍の池を見下ろす上野精養軒のグリルで、大きなシャリアピン・ステーキを食べるのがすごく贅沢だった子供時代が、鮮明な思い出として蘇ってきます。
シャリアピン・ステーキとは、牛肉を玉ねぎソースに漬け込んで焼き、ステーキの上にたっぷりの玉ねぎソースがかかっている料理です。
当時ステーキすらめったに食べられなかった時代に、シャリアピンという変な(失礼!)名前の美味しいステーキは、衝撃的なご馳走でした。
そんな上野精養軒の近くに韻松亭はあります。上野の森の一角にひっそりとたたずむ、大きな古びた日本家屋。外国人ならずとも日本人もなんとなくワクワクする佇まい。東京の西側に住んでいると、なかなか上野方面へは行きませんが、久々に来てみると、ほー、こんな場所があったのという感じですね。
玄関で仲居さんに迎えられ、靴を脱いで二階の広間へ。大きな畳の広間は純和風の造りでとても落ち着きます。窓からはライトアップした木々が見えます。
これ、桜の頃はすごい綺麗なんだろうな。
料理は幹事任せでしたが、おそらく鳥すき焼きコースの桜でしょうか。
・豆腐
・茶碗蒸し
・お椀
・お造り
・手羽先焼き
・鳥すき焼き
・つくね鍋
・湯葉
・炊き込みご飯、赤出汁、漬物
・甘味
手羽先は皮がパリパリに焼いてあって美味しい。
鳥すき焼きは濃い甘口の醤油だれで、さっと炊き上げた鶏肉が美味しいです。溶き卵をつけて食べるのもいいです。
玉ねぎとセリもこの濃い口の出汁によく合いました。
続いてのつくね鍋は、薄めのだし汁でネギと一緒にいただきます。かなり量が多くて満足しました。
コースは定石通り、軽い前菜からスタートしてだんだん盛り上がっていきます。特に鳥すき焼きは美味しくて、量もたくさんなので、モリモリ食べてこの辺でコースのピークを予想してしまいます。ところがそこから鍋を代えてつくね鍋が出てきて、これまたボリューム満点。すっかりおなか一杯です。
まあ宴会用のコースなので致し方ないのかもしれませんが、鳥料理を食べに来ているので、お造りとかは省いてもいいのかな、と思いました。
全体的なバランスは、その純和風な建物、落ち着いた和室、窓からの上野の木々、しっかりした鳥料理、を総合すると、かなり満足感は高いです。
夜の宴席にはもちろんのこと、昼の会席にも使える、貴重な和食会席のお店だと思います。
2位
1回
2016/03訪問 2016/04/14
この辺りは全く土地勘がありません。新宿といっても住宅街の真ん中、最寄りが新宿御苑前と言われてもピンと来ない。
そんな静かな通りにこのお店は忽然とありました。
道路に面した全面ガラス張りの洒落た外観は、どう見てもイタリアンかなんかと見間違う感じです。
店内も白いテーブルクロスに、明るいクリーム色の壁に、何枚もの額が飾られています。
一番奥の席に通されたら、なんと横にはオープンキッチン。中華のオープンキッチンは初めてですが、やっぱりニンニクを炒める匂いとかダイレクトにやってきて、臨場感あるというか、食欲をそそるというか・・・
さて、メニューはマダムおまかせで。「何か特にこれは食べたいというものはありますか」と聞いてくれますが、初めてなので。
軽くビールをスターターに。
☆赤ピーマンのマリネ
丁寧に茹でて薄皮が剥いてあるので、一見明太子かと思いました。しかし食べてみると食感はなめらかなフルーツのよう。
マリネのお酢と油がすごくさっぱりで、秀逸な出来。これから出てくる料理を期待させます。別のお店で思い出してしまいそうな前菜です。
☆クラゲ胡瓜
クラゲにどんなグレードがあるのかわかりませんが、歯応えのよいクラゲでした。
☆春巻き
これもさっぱりの味付け。醤油をつけずに食べちゃいました。サクサクで軽い。
☆小アジの素揚げアニスソース
すごくシンプルな一品。カラッと揚がった小アジは骨までサクサク。アニスの香りはあまり強くないです。
☆辣白菜
ハルピンキャベツほど味は濃くないです。すごくさっぱりで白菜の甘味がわかります。
☆中華腸詰
これは普通。
☆車海老香り蒸し
超ウマ。海老の身は、旨味がスープに出てしまっているので、身よりもそのスープが抜群。白いご飯をリゾットのように盛り付けてくれるのが最高。
思わずお皿を持ち上げて、スープごと掻き込んでしまいました。行儀悪いけどそのくらい美味い!
あ、そういえばマダムが海老の頭をみずからはずしてくれたなあ。
☆牛肉紙包み揚げ
サ-ロインをネギ醤油と紙に包み、そのまま揚げた料理。シンガポールで包み揚げを見ましたが、上海料理にもあるんですね。
紙の外から熱を加えられた牛肉はとても柔らかくて美味しい。
☆赤貝とネギの炒め
まさか炒めものに赤貝とは。赤貝は寿司ネタだと思っていたので、炒めはどうかなと食べてみると、さっぱり塩味でネギと合うなあ。
☆黄ニラ千糸炒め
黄ニラと干し豆腐。これもシンプルだけど美味い。
☆海南鶏
マダムが油淋鶏と言ったのを、海南鶏にしてもらいました。ネギ塩ソースが抜群。
☆ネギラーメン
海老の出汁を使っていると言ってました。腹一杯でも食べられる激ウマ。
☆ゴマ団子
揚げだと思ったら茹ででした。ほんのり甘くてさっぱり。
白ワインをがぶがぶ飲みながらよく食べたもんです。振り返ると、小アジと牛肉以外は基本塩味ですね。
上海料理の王道でしょうか。さっぱり塩味は素材の味がダイレクトに伝わりますし、火入れの加減も重要です。
それだけにこのお店のクオリティの高さがわかります。
フカヒレも、北京ダックもないのに、これだけ満足なコースが作れるのですね。
とても印象に残る、また再訪したいと思える上海料理でした。
3位
1回
2016/11訪問 2016/12/17
ここは焼き鳥やさんだったの、というくらい外からは中が見えない、ちょっと敷居が高い感じの外見です。
お店に入ると暖色の照明で落ち着いた雰囲気。高めのカウンターには二人掛けの座りやすいカップルシートが並んでいます。
プレモルで喉を潤すと、つきだしはうずら卵のおろしと浅漬け。なんか上品でこれからの焼き鳥に期待が高まってテンション上がります。
白レバーたたき
思わず頼んじゃいますね、白レバー。山葵が乗っていてちょっと醤油をたらして。一口食べたらほんのり暖かい。冷たいかと思ってたのでサプライズです。外側だけ熱が入った新鮮なレバーは、トロトロに舌の上でとろけます。激ウマです。
焼鳥5本コース
ほんとは10本食べようかと思ったけど、とりあえずお試し5本で。
ぼんじりから出てきました。表面をカリッと、噛むとじゅわっと甘い脂が溢れ出てきます。すごく優しい塩加減。海の塩を使っているそうです。
そのあと、つなぎも塩で。背肝はタレでした。このタレがさっぱりで全然しつこくない、素材の味を生かすタレです。
ももカルビ、手羽先と塩で供されましたが、火入れがすごく丁寧で、塩加減も酒飲みにはやや薄いと感じるくらい絶妙。
鶏肉の旨さを引き出す工夫が感じられます。
日本酒は白ばくれんから澤の花へと進み、串を追加。ちょうちんは10本しか入らず、今日はすでに売り切れとのこと。
心=ハツともう一本、名前を忘れてしまいましたが、美味しくいただきました。
7本中6本が塩で出てきたのですが、鶏肉の旨味は塩の方がビビッドに感じられますね。タレで出す方が少ないんでしょうね。
それでも物足りなさは全く感じませんでした。
初回の今日は軽めに退散。次回はちょうちんを含め、もっとがっつり鶏の旨さを味わいに来ましょう。
4位
3回
2016/09訪問 2018/09/12
一年ぶりに大規模セミナーに参加して、万平ホテルに行ってきました。
別館の宴会場を貸し切ってディナーをいただいたので、正確にはメインダイニングではありません。
しかし料理の美味しさ、雰囲気の良さはまさに万平ホテル。
○大槌湾でとれた帆立貝のミ・キュイと信州サーモンのマリネ サラダ仕立て
○温かい福味鶏もも肉のムースのテリーヌ 大葉風味
オマール海老のソテーとリゾットとともに
○カボチャのクリームスープ
○太刀魚のパン粉つけ焼き アンチョビ入りブールブランソース
○和牛ロース肉のステーキ 大黒しめじのソテーのせ
シャッスールソース
○パン
○チョコレートムースと栗のクリーム フランボワーズのソルベ
○コーヒー
料理も素晴らしく、サービスも非常にスマート。
デギュスタシオンのワインにすっかり酔いしれてしまいました。
部屋の快適さも素晴らしい。
まさにこれぞ軽井沢。THE 軽井沢です。
2015/9のディナーです。
2014/9のディナー。
☆オマール海老のメダイヨンと軽井沢アメーラトマトのサラダ ヴィネグレットソース
☆フォアグラのポワレと大根のプレゼ グリーンペッパー風味
☆松茸入りビーフコンソメ 茶碗蒸し仕立て
☆真鯛の白ワイン蒸しとポテトとグリーンピースのピューレ
ムール貝とイカ入り白ワインクリームソース
☆信州牛フィレ肉のポワレ マデラ酒ソース
南瓜、蓮根、里芋、人参を添えて
☆信州産紅玉りんごのパイ包み焼
バニラアイスクリームとともに
☆コーヒー
田崎真也氏のデギュスタシオンで。
5位
1回
2016/11訪問 2023/10/12
うらやましくも、中軽井沢に別荘をもつ友人が招待してくれました。
トンボの湯で、温かい温泉にゆっくりと浸かってから、歩いてハルニレテラスへ。
さすが星野エリア、お洒落ですねえ。長いウッドデッキの両側に、楽しそうなお店が並んでいて、ライトアップの雰囲気もグッドです。
店内はデリ&ワインショップ、ワインバー、レストランという構成です。
友人が予約してくれて、レストランの一番奥のテーブルに座りました。細いガラス窓から厨房が見える特等席です。
軽井沢高原ビールで乾杯してから、すぐに信州シャルドネへ。お店の反対側にあるワインショップで自分で探すのが楽しい。
前菜盛り合わせ一皿目は、ハモンセラーノ、パテ・ド・カンパーニュ、チョリソー、白レバーペースト、野菜のピクルスなど。
彩りも綺麗でおいしいです。
前菜盛り合わせ二皿目。ハマチのカルパッチョ、キャロット・ラペ、キノコのマリネ、ラタトゥイユ、野菜のテリ-ヌ、オリーブ。
ワインは二本目のシャルドネへ。いやあ、美味しい。
海老とキノコのガーリックオイル煮。アヒージョ的なものかと思ったら、赤い&辛いオイル煮でした。唐辛子が辛いけどすごく美味い。
ポトフ。これ、すごく良かったです。やや薄味の煮込みはスープも最高で、豚肉、キャベツ、ニンジンにチョリソーの出汁もでていて美味。
信州牛のステーキ。いい感じの肉質です。繊維がプチプチと切れる感じの歯ざわり。ソースも濃厚で美味いです。
これにはサン・ジュリアンの赤を合わせます。
秋刀魚のペペロンチーノ。これはイメージと全く違うものでした。秋刀魚にコーンやレーズンが合わせてあるのです。
ソースもガーリックオイルではなくちょっと酸味のある味付け。この酸味とレーズンの甘さが意外と合うんですね。
パスタの麺が手打ちで、太めの縮れ麺で、コシが強くて美味しかったです。
星野リゾートのお店なので高級感はありますが、意外とコスパが良くて、美味しい料理とワインを楽しむことができました。
6位
1回
2016/10訪問 2016/10/17
久々の名古屋遠征です。名古屋駐在の友人が予約してくれた「割烹まるぜん」
錦の端っこにひっそりとあります。黒い壁のシックな建物。地下に降りて引き戸を開けると店内もお洒落。
左手のカウンターは黒を基調にして、椅子は白。右手はテーブル席、奥が個室になっています。
お店は由緒あるけど、店内はとても新しくて綺麗。
ビールで乾杯して、4人なので芋焼酎をボトルでお願いしました。
そして料理はつみれキノコ鍋のコース¥5000です。
〇先付
自家製豆腐
〇八寸
鰊燻製、たらこ、バイ貝、烏賊酢味噌、等々
〇お造り
海老、鮪、ハマチ、ミル
〇お鍋
三河地鶏つみれ入りキノコ鍋
〇お食事
にゅう麺
〇デザート
梨のコンポート
八寸は丁寧に作ってあって、お酒のつまみにはすごくいいです。お造りは普通に美味しい。
ハイライトはつみれ入りキノコ鍋でした。
写真のように珍しいキノコがたくさん。真ん中の赤いのはリンゴではありません。こんなキノコ見たことない。
そしてつみれ。これがまた超大盛。名古屋コーチンではないけど、地鶏のつみれ。
これらを一緒に鍋にしたら、いい出汁が出るに決まってます。ちょっと甘めの醤油スープなのがまたいい。
とても美味しくて、何杯もおかわりして食べました。が、食べてもなかなかつみれが減らない。
何個つみれ団子食べたかな。すっかりおなか一杯に。
ここで「雑炊とにゅう麺、どちらにしますか」ということでにゅう麺をいただきました。一度お鍋を下げ、その出汁でにゅう麺を作ってきてくれます。
もちろんこれも出汁がきいていて美味かったです。
女将さんがとてもフレンドリーな方で、いろいろお話させていただきました。古くから豊田家に贔屓にしてもらっている由、なるほどそこはかとなく良店の雰囲気がします。入り口近くにはそんな歴史を感じる写真も飾ってあります。
冬は河豚やすっぽんもやるそうですから、ぜひまた行きたいお店です。
7位
1回
2016/03訪問 2016/10/01
米国の要人をお迎えしてのレセプションディナーで行ってきました。
プライベートルームの利用です。
なのでメニューは選べず、料理は出てくるままでした。
前菜はワンプレートに7種の料理が乗っており、赤貝の握りはじめ、和食の前菜ですね。
これは客人が日本好きだからなのでしょう。綺麗なんですがなんか拍子抜けしてしまいました。
メインは肉か魚を選べました。肉料理は定番ステーキにフォアグラ大根。
そしてイベリコ豚のローストが添えられています。
そして付け合わせのポテトには黒トリュフのスライスが。
美味しいけど、なんか盛りだくさんのワンプレートです。
デザートも3点盛。綺麗で楽しい。
おそらく客人に合わせたスペシャルメニューなのでしょうが、何となく盛り合わせはコース料理を食べた気がせず。
プライベートルームから見える数寄屋橋方面の夜景が美しく、それを見ながらのカクテルパーティーの方が盛り上がりました。
雰囲気はとても良いので、何かの機会があればまた伺ってみたいと思いました。
8位
1回
2016/03訪問 2016/04/18
とある食事会に招待されて行ってきました。
若松河田という駅がどこにあるのかも知らず、普通は車でいくのでしょうが、大江戸線に乗って行ってみました。
駅を出るとすぐに塀に囲まれた洋館があります。まるでこの伯爵邸のために駅を作ったのかと思うような。
建物は昔メキシコで行ったスパニッシュレストランを思い起こさせる洋館。堂々と佇んでいます。
そう、ここはスパニッシュレストランなのですね。
入り口を入ると内部の造りも歴史を感じさせる重厚な内装で、建物だけでも見る価値あり。
料理は伝統的な中にも新しい感覚を盛り込んだ、オッと思わせるものが出てきます。
☆ラングスティーヌと帆立貝 彩り野菜 ハイビスカスのゼリーとエストラゴンの香り
レアに火を通したラングスティーヌや帆立が美味しいですが、そこにハイビスカスの香りを加えてしまう斬新さ。
スターターとしてわくわくさせてくれます。
☆ホロホロ鳥と黒米のアロスメロッソ 海のエッセンスと共に
一瞬イカ墨かと思いきや、黒米を使った、スペイン風のリゾット。上に乗っているのがホロホロ鳥とは驚き。回りの黄色いソースは雲丹でしょうね。
見た目よりも落ち着いた味付けですが、噛みしめると深い味わいの一皿。
☆平目のプランチャ ブラッドオレンジのキューブ キャビア添え
平目の火の入れ方も最高なら、ソースとの相性も抜群。途中で食べるブラッドオレンジがきりっと引き締めます。
キャビアの塩味がまた良いアクセントで美味い。
☆特選牛フィレ肉とフォアグラ 根セロリのクレモソ マンサニージャソース
牛フィレとフォアグラの組み合わせを、なぜかしつこいと思わせない素晴らしいソースで食べさせる一皿。
きっとシェリー酒(マンサニージャ)がソースに切れをもたらしているのでしょう。秀逸。
☆柑橘のデグリネゾン
上のレモンの形をした飴はもちろん、下に敷いてあるシャーベットも、中のクリームも全部柑橘。満足。
建物の重厚な雰囲気にのまれたことは否めないのですが、とても満足のいくディナーでした。
一皿一皿がとても丁寧に作ってあって、スペイン料理というよりフレンチの要素がふんだんに盛り込まれているように思います。
こういう静謐な館で食事ができることは素晴らしいと思いました。
9位
2回
2021/03訪問 2021/04/03
六本木にある、牛もつ割烹のお店。5年振りに訪問しました。白い暖簾のかかるお洒落なファサード。でも店内は暖かい照明で、割とカジュアルな雰囲気。
コースは「おまかせコース」と「しゃぶしゃぶコース」の2本立てでどちらも6千円。焼き物も付くか、しゃぶしゃぶメインかの違い。
おまかせコース 6000円 税抜き
ビールで乾杯してコーススタート。
☆前菜3品 ハチノス、コブクロなどを使った、冷製前菜
☆お椀 タンのつみれ汁
☆フワ辛子醤油 肺の焼物
☆茶碗蒸し チーズを使った洋風茶碗蒸し
☆子袋辛子酢味噌 こりこりの食感
☆炙り握り寿司 2種の牛肉炙り 柚子が香ります
☆サラダ
☆揚物 牛カツ 間違いない
☆焼き野菜 煮物の代わりに焼き野菜が出ました
☆焼物5品 タン、タン元、ハラミなど5種類の部位の串焼き
☆しゃぶしゃぶ 厨房で調理したものが出ます
☆温麺 中華そば 薄味の塩ラーメン
☆氷菓 お酒のアイスクリーム ウォッカをかけて
いやいや、デザートを含めて15皿もの料理が出てくるコース。しかもどれも丁寧に作ってある料理で、相当な食べ応えがあります。この日は4人で焼酎のボトルが2本空きましたが、十分な酒のつまみでした。こういうご時世なので、5時半スタートで8時までの2時間半。どんどん料理が出てきて、とても満足できるコースです。
六本木だし、黒毛和牛を使ったコースで6000円はとてもリーズナブルに思えます。
でもやはりお客さんが少ないですね。頑張ってほしいです。
たまには変わったものを食べに行こう、とヒットしたのがこの「さんだ」
六本木の俳優座裏のこの辺りは、なかなか渋いお店が多いですね。
黒塗りの板塀、店名が染め抜かれた白い暖簾は、知らなければ高そう、ヤバそうとビビってしまいそうですが、さすが食べログ、この辺の情報は満載です。
お店に入ると、元気なおかみさん?が出迎えてくれました。アイシャドウが青いので、「シンクロの方ですか」とギャグを飛ばすと、「よく言われますが、フラダンスでーす」とつかみはOK。
オープンキッチンのカウンターとテーブル席の店内は、なかなか一体感のあるアットホームな雰囲気で好感。
メニューは6000円(税抜き)のコースのみ。おまかせは楽でいいですが、6000円で牛肉コース行けるの?
○前菜
アキレス腱ポン酢
ハツモト中華風
ハチノス胡麻和え
プレモルのマスターズドリームでスタート。三種のホルモンをさっぱり食べさせてくれます。もともと素材にそんなに味があるものではないので、歯触りや歯応えを楽しめます。ハチノス美味い!前菜でコースへの期待が高まります。
○牛タン団子のおすまし
ほー、そうくるか、の牛タン団子。美味しかったけど、牛タンの痕跡はわかりませんでした。つくねみたい。
○フワの辛し和え
中華でよく出てくる素材です。シンプルに辛子醤油で。辛子がメチャ辛でから~、と言ってたらおかみさんに突っ込まれました。
○コブクロ酢味噌あえ
こりこりな食感を甘い酢味噌で。美味しい。目先をコロコロかえてきます。
○牛握り
ハラミの握りですね。美味しいけど、石垣島の石垣牛握りと比べちゃいけないな。
○シビレから揚げ
またまた目先を変えて出てきます。リードボーですね。ぬるっと滑らかな独特の舌触り。
次々出てくるホルモン料理に、ワインは面白い黒ワインを頼みました。カーニヴォというカリフォルニアのカベルネです。
ウェストコーストらしく甘い赤ですが、ブドウの皮の割合が高いのか、かなり深い赤褐色です。若いのでブドウジュースに近いけれど。個性の強いホルモン料理にはいいかも。
○頬肉シチュー
これは文句なし。やっと正肉に近い料理になってきましたが、相当酔っぱらってきました。
ここでサラダが出てきて、口直しの大根おろしとともに焼き肉のタレが。ポン酢、わさび、醤油ダレの三種。
○富士山の溶岩焼き
テーブルにガスコンロが置かれ、丸くて分厚い石板をガンガン熱します。富士山の溶岩でできてるみたい。
4種の肉は、タン、ハラミ、あとはなんだったか忘れました。
まあ焼き肉なんで、ハラミもタンも美味いです。やっとガッツリ食べれました。
○しゃぶしゃぶ
もう相当満腹ですが、まだ鍋があります。以前はタンしゃぶだったようですが、価格上昇のせいかタンではありませんでした。
薄切りのロースでしょうか。これは固くて正直あまり美味しくありませんでした。
○締めラーメン
そのまま鍋でラーメンを茹でて。
○あさりの椀
これ、おなかにやさしいですけど、ほんとにおなか一杯。
○デザート
いやあ、食いましたねー。腹一杯です。品数の多さもすごいけど、目先の変え方もすごい。
後からこうして写真を見ると、これも食べたんだ、とびっくりします。酔ってるせいもあるけど、これだけ色々出てくると、何が印象に残ったかよくわからなくなってしまいました。
もちろん溶岩焼きがメインで、これは美味かったし、全体的な料理のレベルも悪くありません。
素材は毎日芝浦から仕入れているので、新鮮で文句なし。これで6000円のコースなので、CPも最高です。
もう1品2品減らしてもいいから、牛タンしゃぶしゃぶがあったらいいな、とちょっと思いましたが。
10位
1回
2016/06訪問 2016/06/13
新橋の移転前のお店にはよく行っていましたが、移転後は全然入れず。
思い立って当日予約しようとしても、いつも断られていました。
ダメもとで赤坂店に電話してみたら「19:30までなら大丈夫」とのことで、18:00過ぎに急行。
開店直後に一番乗りしたら、「予約がキャンセルになったので、ゆっくりどうぞ」と言われました。
それなら、と4人でカウンターに陣取り、早速注文。この日はホワイトボードに
・道産ラム
・アイスランド産ラム
・オーストラリア産マトン
があったので、それぞれ4人前ずつ注文。
相変わらずチルドのラムは激ウマ。写真を撮るのを思わず忘れるほど。焼き過ぎないようにレア目にあぶったラムは、全く臭みがなく、塩で食べると
柔らかな肉から甘い肉汁が溢れ出てきます。こんなにクセのない、美味しい肉が羊なのかと驚き。昔と変わってませんね。
アイスランド産と道産を食べ比べてみましたが、甲乙つけがたい。どうでしょう、道産の方が少しだけ味が濃いかな。
つづいて豪産のマトン。これは抜群。肉の旨味が濃いです。でも嫌な臭みは全くなし。
こっちはタレにつけて食べても、タレの味に負けない、力強い肉汁が出てきます。
ラムが美味すぎて、少し味の濃いマトンの方が食べ応えがあるように思っちゃうのは贅沢でしょうか。
その他、ホルモンは目先を変えるのに、ソーセージは口直しに、チャンジャはつまみに、サイドもいいですね。
しかし、12か月未満の子羊、想像するとかわいそう。石垣でヤギを飼っている食堂でヤギ汁を食べたのを思い出しました。
2016年はBREXITや米大統領選で大どんでん返しがあり、相場自体も相当にボラティリティーが高く、かなり忙しい年でした。
個人的にも、あまりゆっくり美味しいものを食べる時間が無かった年とも言えます。
そんな忙しい時間の中でも、わりと落ち着いた、リラックスできるようなお店を選んでみました。