たとえば、自分が書いたレビューのコメントに、他のレビュアーさんから「行ってみましたが、食べログMAPに出てた場所と実際の場所は全然違ってました。」と、書かれたら、皆さんどうなさるでしょうか。移転とかじゃなくて、店舗情報欄に誤りがあった場合。もちろんそれは自分が犯したミスじゃない。
私なら、すぐにそのコメントくださったかたにお詫びし、店舗情報修正依頼を事務局にします。お詫びするのは、公器を使ってその店を全国に紹介した一人として当然だと思うからであり、たとえ、その店の情報を誤登録したのは自分じゃなくても、責任の一端はレビュアーにもあると思うから。
自分が投稿した店の情報に誤記載あったとして、恥ずかしい、申し訳ない、といった感覚を持たれるレビュアーさんが果たしてどれくらいいらっしゃるだろう。勝手な推測で恐縮ですが、「そりゃ、食べログ側のミスですね。お気の毒様。」で、片付けるかたが多いのではなかろうか。
過去にこういうことがあった。
まだ行ったことない店の店舗情報欄で場所を確認したら、食べログMAPと店のホームページMAPが大きくかけ離れている。明らかに食べログMAPの間違いだ。
正確な場所を知ろうと、住所検索するもその番地は未登録。新興住宅地によくあること。店のHP地図はデフォルメされていて、修正依頼しようにもマーカー位置を特定できない。そこで、その店にクチコミ投稿されてたかたの中にマイレビュアーさんがおられたので、「MAP上での店の位置が違ってませんか?」とコメントした。そしたら、返信が「ご自分で修正したらどうですか。」だった。
もちろん、こんな人ばかりじゃないだろう。
店舗情報で営業日確認して行ったら定休日だった、なんてことをクチコミに書いたところ、「申し訳ない。私が修正しとくべきでした。」とまで言ってくださるマイレビさんもいらっしゃる。そのマイレビさんに非はないし、当該店のクチコミ書いた大勢の中の一人であるだけなのにね。
クチコミ書いてハイおしまい、ってかたばかりじゃないのは重々承知。
正確な営業時間や定休日、駐車場情報など、有益な更新を常にしてくださるかたも多い。
ただ、MAP上のマーカーをチェックされるかたは、意外と少ないのです。その証拠に、何年も間違ったままで放置されてるケースがなんと多いことか。盲点なんですね。
私の地元山口県でも、いやになるくらいたくさんのマーカーずれを発見できる。
一例を挙げると、飲み屋や食堂が多い新山口駅の北側地域。ここはヒドイ。
店に行ったことなくても、グーグルストリートビュー使えば一発でわかるから、修正依頼出しまくって是正してきた。それでも、Sビューだけじゃわからないとこもあるので、やはりクチコミ書いた地元のレビュアーにやってほしいものです。
あれこれ、レビュアーとして、ユーザーとしての立場から苦言を呈してまいりましたが、店舗情報については、初回登録者の責任が最も重大であることは言うまでもありません。
別の事例では、住所の漢字が間違えて入力されていたため、マーカーがあさっての位置にあったこともある。その店を登録したレビュアーさんは誤字脱字が多いかた。でも別にユーザーに迷惑かけてるわけじゃないので、特に気にしてなかったら、意外な方向へ実害を及ぼしてた。
食べログ未登録店は、登録することに意義がある。ってなもんで、細かいことは気にされないんでしょうね。店名と住所と電話番号とジャンルは入力した、食べた物も感想も書いといた。あとは食べログさんよろしく。と。
その「食べログさん」が、これまたいい加減、チャランポランでアンポンタンなのが困り者。前述したように、住所表記が違っていようが、マーカー位置がデタラメだろうがお構いなし。修正依頼しても、処置に時間がかかることかかること。営業してても電話番号ないだけで掲載保留、閉店情報のみをクチコミに書いたら差し戻し、なんてのは電光石火でやるくせにね。
これじゃ、店舗情報の間違い指摘や閉店・移転の情報提供なんか、アホらしくてやってられるか、というかたがいても全然不思議じゃない。
実は私もそう。この日記のオチはそれなのです。
私は、閉店情報は通報しないことにしています。
ある店が閉店したのを発見し、いち早くお知らせしたいと善意で書いたクチコミが、ドアホな理由で差し戻し喰らったから。思えばこれが、食べログの無能さを知った最初の出来事だった。以来、自分が登録した店が閉店しても、絶対に教えないことにした。
さらに、自分がレビューした店以外の店舗情報不具合を発見しても、通報するのはやめた。他人の尻拭いがアホらしくなったのと、修正依頼しても無視されたり、処置遅いのが理由である。
くだらん機能追加・改悪に手間と金かけるばかりで、肝心のデータベースとしての内容チェックと充実をなおざりにするような運営には、一切手を貸す気はありません。