三年半食べログにレビューや日記書いてきて、下書き戻し(以下SGM)されたのは数知れず。
デビュー当初は、思いのままに書いていたこともあって、規約やガイドラインに明らかに違反する投稿が必然的にSGMされてました。若気の至りってやつ。
その後、少しは学習したこともあって、無謀な投稿はしなくなりました。
しかし、「辛口だが違反ではない。」と自信満々で投稿したものが、思惑とは裏腹に数多くSGMされてきました。
中にはアっと驚くタメゴロー的な、いいがかりにも等しいやつも。
以下、私の体験と感想を書き記し、前途ある食べロガー様がたのお役に立てればと思う次第です。
まずは最重要なことから。
SGMされた投稿は、修正なしで復活することは100%ありません。たとえそれが検閲者の凡ミスであろうとも反論は一切通じないことを肝に銘ずべし。すべてはそこから始まります。
「これのどこが違反だ。そう思うのはそっちの勝手判断ではないか。」と咬みついても無駄です。
向こうが違反と言ったら違反なのです。どんなに理路整然とこちらの正当性を訴えても、通じません。
続いて、違反の理由すなわちどの規約、ガイドラインに該当するかについて。
これは、ほとんどの場合SGM通知メールに書いてあります。たまに書いてないことがあるので、そういうときは遠慮なく返信メールで問い合わせること。その際、第何項かを具体的に聞くべし。
「規約」ではわからないので、必ず「ガイドライン」を持ち出してはっきりさせること。
なお、最近は検閲者が手抜きをし始めたようで、SGM通知メールに違反該当箇所が書いてないことも多い。
これも返信で確認しましょう。でないと、修正なんてできませんから。
では、ガイドラインの各項目について。
まず、よくあるのが「店や個人への誹謗中傷」、「個人的なクレーム」に該当するというやつ。
結論から言うと、誹謗中傷や個人的なクレームかどうかの判断は、すべて食べログ側がします。
いくらこちらが違うと言ってもその判断は覆りません。理不尽だ、不条理だと思っても一度そうみなされたら
アウトです。返信メールを何度繰り返しても、のらりくらりとかわされて堂々巡りになるので時間の無駄です。
私は2ヶ月間バトルしたことがありますが、結局1回目の返信メールと何ら変わりませんでした。
次、「事実確認が出来ない」というやつ。
何が腹立つといって、これほどレビュアーをバカにしたSGM理由はありません。
じゃあ事実確認してもらおうじゃないかと、店へ行った年月日と時刻を食べログに通報しても食べログはそれをもとに店側に確認はしないからです。ガイドラインには次のように書いてあるのに。
事実関係の確認が困難 (感想としての記述ではないもの)で、かつ他のユーザーやお店から「その内容は事実と異なる。」という連絡があった口コミについては、食べログ側で連絡いただいた内容を元に確認し・・・・
私が出した問い合わせに対して食べログははっきりと「食べログ側では確認はしない」と返信してきました。
ガイドラインに書いてあるのは嘘八百です。
要するに、レビュー内容は店側にとって好都合なものも不都合なものも、一切確認しない。
なのに、後者のみ「事実確認できない」で、バッサリ。
管理側の強権発動というか、伝家の宝刀みたいなもんですな。一種のファシズムです。
イヤならレビューなんかするな。ってことでしょう。あきらめてください。
次、「店と関係ない記述」というやつ。私が食べログに愛想つかしたのがこれです。
「ちゃんと店に関連した文章を書いているではないか。具体的にどこがどういう風に関係ないのか説明してくれ。」
と問いただしても、やはり徒労に終わります。まともな回答は返ってきません。
この件については、徹底的にやりあいました。
自分以外の投稿に、店と関係ない文章を書いたものは山ほどあるので、それを引き合いに出して「これがセーフで、なんで私のがアウトか。」と追求しましたが、取り合ってくれませんでした。
「店に関係ない」のと同様に、「食べたものを具体的に書け」というのもクセモノです。どこまで書いたらOKなのかが甚だ曖昧で、投稿者側と検閲側の認識の違いが如実に現れます。
この規約を持ち出されSGMされた場合も、誰もが思うのは、「自分の記述内容が具体的でないと言うのなら、他の人の投稿にも同様なのや、もっとヒドイのは山ほどあるのに、なんでアウトにしないのか。」ということ。
そりゃそうです。食べたものはそっちのけで、全然関係ない雑文がほとんどの投稿は珍しくないですから。個人のブログをそっくりそのまま再掲したやつなんか、その最たるものです。一番よく見かけるのが旅行記。名所旧跡紹介がダラダラ続き、飲食の記述はそこの売店でコーヒー飲んだと一行書いてあるだけ。
さらには、泊まったホテルの設備、サービス、アメニティーを延々と書き連ね、エステ行った、ジム行った、と、誠に詳細な内容が何百行も書いてある投稿。はて、食べた物はどこ?と探して見つかったのは、部屋に置いてあったペットボトルの水の記述が一行。
言っときますけど、これ堂々たるセーフの投稿ですからね。何度も通報しましたが無視されました。こういう事例あるのに、いつ、どこで、何を、いくらで食べた感想をきちんと書いて評価した自分の真面目なレビューがなぜ「具体的でない」のか? 宇宙最大の謎です。
他には、「法令違反を助長する」というのがあります。
よくあるのが、「店の前には客の路上駐車多い。迷惑なのでやめてほしいもんだ。」と書いた場合。
これ、アウトです。理不尽の最たるものですよね。迷惑解消を促しただけなのに、と反論しても通じません。
とにかく、「路駐」とか「駐車違反」とか、その手の話題には一切触れないこと。
店のかたの経歴なんかを書くのもダメです。
私は店主さんとの会話で、「以前は●●●●経営してました」というのを聞かされたのでそれを書いたらアウトでした。「●●●●」という職業蔑視じゃないかと正論を述べても無視されました。
「銀行員やめてラーメン屋始めたんですよ」はOKなのにね。呆れます。
以上のような理由であれこれ難癖つけてSGMされるわけですが、その通知メール読んでもまず一発では納得いきません。こっちだってバカじゃないんですから。幾度ものSGMで学習もしてますし。
そこで、あれこれ質問メールを送ることになります。
しかし、その質問に対してまともな答えは返ってきません。「そんなこと聞いてるんじゃない!」と言わずにおれぬ、とんだ見当ハズレの回答をしてきます。
あるいは、●●の一つ覚えのごとく、全く同じ回答を繰り返してきます。
検閲担当者の能力というか、語学力、読解力というものが著しく欠如しているのが食べログです。
個人差もあります。相当低いレベルでの差ではありますが。
SGM通知メール⇔返信の繰り返ししていると、そもそもこいつ経緯をわかってるのか?
と思わざるをえないムチャクチャな回答を途中からし始めます。
おそらく担当者が途中で変わるのだと思います。あるいは日替わりとか。
少しはマシなほうへの担当者変更ならまだしも、輪をかけておバカな方向へと進むからたまりません。
そうなってきたら、最新メールに返信せず、一番最初のSGMに戻ったほうが賢明です。
その頃には、なんでそこまでレビュアーが気を使わねばならんのかと、怒りを通り越してますが。
それでもやっと非は向こうにある、こっちにはSGMされるいわれはないというとこまでたどりつき、核心を突く質問をぶつけたとき、向こうが言ってくるセリフは決まっています。
「内部基準で答えられない。」と。
すべてはこの一言に行き着くのです。今までの粘りが水泡に帰す瞬間でもあります。
ここまで書いたのを読んで、お気づきの方多いかと思います。
SGMされたらほとんど泣き寝入りじゃないか。と。
実はそうなんです。
SGM後はどんな修正になるかはわかりませんが、初回投稿での文面は原型を留めないものになるでしょう。
そんなんじゃ意図は伝わらないとなったら該当箇所全削除しかありません。
残念ですがこれがSGMの実態です。
この日記もおそらく、バイトの日本語能力非保有者によって抹殺される可能性大。
●●につけるクスリはないので仕方ないことです。