レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2013/07訪問 2013/08/01
果たしてこの投稿を公開してよいのだろうか?
心の中の天使と悪魔が闘っている。
天「安くて美味しいお店を紹介するのが、食べロガーさんの使命ですよ。今までもそうだったでしょ。」
悪「掘り当てた金鉱を何故アカの他人に教える必要がある?客が押し寄せたらパーだぞ。」
葛藤はあったが、やはり食べロガーの悲しい性。
書きます。ましてや、これが200号記念。長くなりますよ。
7月末土曜日。萩市内に我々夫婦はミライースで密かに潜入した。
オモテ向きは、浦上記念館での古美術鑑賞。真のミッションはその次だ。
美術館に駐車、いちおう展示品も鑑賞。そして館を出て、徒歩でアプローチしていく。
「この暑い中歩いてどこ行こうってのよ。道の駅で見蘭牛にしようよ。」
「夏は暑いに決まっとる。もうすぐ、この暑さもぶっとぶ昼飯にありつけるけえ、我慢せえ。ミアミーゴ。」
「歩いて行かなくてもいいじゃない。店に駐車場ないの。」
「ない。有料駐車場に停めてもえーが、その料金で海鮮丼食うたほうがえかろうが。ミアミーゴ。」
「あ、ここがいい。安住アナと米倉涼子が来たおそば屋さん。」
「がんこ庵は、いつでも行ける。じゃが、アミーゴは、いつ行くか、今でしょ。ミアミーゴ。」
どこが潜入だ。おまけにオヤジのほうは完全に山Pか亀梨モード。
あんたは、ケーシー高峰だっちゅうの。
中年男女二人のぶつくさ道中は、およそ10分続いた。
萩市街地の裏通り。若干の行ったり来たりはあったものの、
なんとか、萩市大字上五間町33、その名も明己悟に到着。
入口ではパンダがお出迎え。これから始まる驚愕の午餐とは何の関係もないオブジェ。
店に入ると、右手に明るいカウンター、左手は広くて暗いフロアにBOX席。
天井にはミラーボールと360度モニター数台。緞帳付きのステージあり。
Sí, ここはカラオケラウンジだ、ミアミーゴ。
スナックよりははるかにゴージャス。昼間から唄えってか。
まあ、まずその前に腹ごしらえだ。BOX席のソファに座ってメニュー拝見。
心の準備はしていたつもりだったが、現実にそれを突きつけられると、めまいがする。
いったい何なんだ、この価格は。
ここは日本か?異次元へと迷い込んだのではなかろうか?
寿司は二貫でオール\100、高級ネタ(アワビ、ウニ、イクラ)は一貫で\100。
定食、丼、焼きそば、チャンポン、オール\300。ラーメンオール\250。うどん・そばオール\200。
高級ネタ使用丼、定食がオール\400、店でいちばん高いのが、うな重\450。
ここで卒倒しちゃいけない。落ち着け。すべては食べてからだ。
安かろう不味かろうでは投稿ネタにもならん。
握りセット+アワビ2貫、海鮮ちらし、アマダイ煮つけ定食を注文。
おばちゃん実に愛想のいいかた。常連さんに、「今日は混んどってごめんねぇ」を連発中。
どうやら料理人はご主人一人なので、いっぺんには捌ききれないみたいで、先客の注文品も
単発バッチ式で運ばれてきている。
5分もすれば、店内の暗さに目も慣れて、意外と明るく感じるから不思議。
おっと、もひとつ肝心なメニュー紹介を忘れとった。
それはオール¥100のドリンク。え?ソフトドリンクか?
オールって言うたじゃろ。オールとは、ソフトもアルコールもぜーーーんぶってこと。
うちは車なので、泣く泣くスルーしたけど、隣のテーブルでは、生ビールをバンバン注文中。
見れば、ちゃんとサーバーから、500ccくらいのビアグラスに丁寧に注いでいる。
「マジかよ。」を来てからいったい何回言ったことだろう。
そして20分も待っただろうか、最初にアマダイ煮つけ定食\400が登場。
アマダイは半身。小鉢はカボチャの煮つけ。あとはご飯と澄まし汁。
アマダイはたぶん冷凍かな。カルキ臭する。身は弾力あって\400なら御の字。
お澄ましもいい味出ている。
その定食を食べ終わった頃に、女房の海鮮ちらし\300がやってきた。
ご飯少な目だが、具の種類は豊富。ひときわ目を引くのは何と言っても旬のウニ。
おまじない程度じゃなく、そこそこの量が乗ってるとこに北浦の意気を感じる。
そしてさらに10分後に、握り寿司セット\300+アワビ握り\200到着。
握りセットには、ウニ、イクラ、アワビのどれかは付いてるのかと最初に質問したら、アワビがないと
言うので、アワビを追加したのだが、アワビとウニは付いていてイクラがなかった。ま、いっか。
ネタもシャリも上出来。これで\300とは、ぶち得した気分。
ここの寿司で特筆すべきは、本ワサビ。辛さと香りが極上、おろし方も緻密で素晴らしい。
海鮮ちらしの小皿には、そのワサビがたっぷり付いているので、これを握りにチョイ乗せして食べると
ワサビMの私は昇天であります。
久々にワサビらしいワサビで寿司をいただけました。
店に来るとき、田町のアーケード街を通った。
その日は土曜夜市があるらしく、地元の若いしが、いろいろと準備中。
そんな、青年団、地元企業、商店、役所、といったとこで働くかたがたの憩いの場、それが明己悟。
この店には、採算とか利益とか儲けとかといった語句は無縁。
私ら、よそもんがさいさい来て邪魔くっちゃあいけません。
その晩も夜市の打ち上げで、さぞかし店内は盛り上がったことでしょう。
帰りに再びアーケード街を歩くと、山口弁を書いた旗飾りPOPが等間隔でズラリとはためいている。
アーケード出口の一枚が、「うるうた」。
思わずニンマリ。
青春アミーゴを口笛で吹きながら炎天下へとまた歩きだすのでありました。
※ お店へは7月27日(土)に訪問いたしました。
翌28日、萩地方は豪雨に見舞われ甚大な被害が発生しました。謹んでお見舞い申し上げます。
2位
1回
2013/08訪問 2013/08/13
ここの中華が旨いというのは昔から有名で、知人の食通からも推薦されていました。
しかるに、これまで来店機会なくこのたびようやく初体験。
お盆の19時過ぎ、夕食に3人で利用しました。
駐車場はホテル裏手にあり、レストラン利用者は無料になります。
店はホテルのB1F。他には居酒屋、和食店もあるフロアです。
店内はそれほど広くなく、横長なレイアウト。隣のテーブルも近く、高級感はありません。
4人がけテーブルに座って、アラカルトで注文しました。
酢豚、鶏肉とカシューナッツ炒め、帆立と白菜煮込み、カニチャーハン、そして運転手以外はビール。
メニューをめくっていて、もう一品くらい何かないかなと、最終ページに来れば・・・
ありました。
ようやく、ここのシェフが腕まくりする品が。
四川辛口メニューがいくつかあり。その中から鶏唐揚げ四川風を注文。
店員さんから、「辛いですがよろしいですか?」の一言。
よろしいもなにも、辛さを求めて注文したんですから。「大丈夫です。」とニッコリ回答。
酢豚から始まって、次々とオーダー到着。どれも旨い。
酢豚のクリスピーな豚肉、鶏肉&カシューナッツ炒めの濃い目醤油味、白菜に絡む帆立スープの餡、
パラパラチャーハンの繊細な風味、どれもさすがホテルの中華料理という出来です。
そしてついに、やつはやって来ました。
鶏の唐揚げ四川風。
皿を埋めているのは鶏じゃない、唐辛子の素揚げばかりではありませんか!
それも、スリムな鷹の爪と、ダイナマイトボディのパプリカ?の二種。
さらに目を凝らせば、愛しの花椒がこれでもかというくらいに大量投入してあります!
いったいどこにトリカラがいるのだ?
箸で唐辛子の山を掻き分ければ、いたいた。いました。
小ぶりながらもカラッと揚がった鶏の唐揚げ。
唐揚げ自体は、全然赤くもなんともありません。果たしてこれが悪魔の使徒なのでしょうか。
食べてみました。
!!!!!!!!!!
きたぁーーーーーーーーー!
嗚呼、これこそ私が中国で体験して以来、日本国内で探し求めていた本場の辛さ。
それも、唐辛子の「辣」だけじゃない、花椒の「麻」とのパーフェクトなコラボ!
辛さに感激する間もなく、みるみる口の中が痺れてきます。
かといって、味がわからなくなる程の過剰麻痺じゃありません。
四川中華シェフが本気出すとこうなるのです。
痺れさすだけで芸のない広島某店の汁なし坦々麺とはわけが違うのです。
なんでもっと早くここに来なかったのか。痛恨の極みです。
採点は4.5点。5点にしなかったのは、最終兵器の麻婆豆腐を今回は食べてないから。
次回のお楽しみであります。
3位
1回
2016/10訪問 2016/10/31
2016年10月 追記
「こがしバターケーキ」売ってる店、泉南地域以外ではまったく見つけられませんでしたが、
ついに新大阪駅で発見!
「エキマルシェ」の土産物売場の最奥にあるセブンイレブンに置いてありました。
これはというものがない大阪土産、今後の出張時に悩まなくてすむようになりました\(^^)/
採点追加
雰囲気3.0
サービス3.0
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出張土産でもらった「こがしバターケーキ」1個食べた。
一見、ギザギザ紙カップに入った普通のマドレーヌ。
食べてびっくり。マドレーヌの遥か上を行く逸品。
なんたって「こがし」がいい。
表面が確かに焦がしたようなカリカリ、シャリシャリに仕上がってのカラメル風味。
その下はバターの香り芳醇な美味なるケーキ。
とにかく、味も香りも濃いのが素晴らしい。
こういうお菓子って、たいがいどこにもある感じしますけど、
いやあ、やっぱり「食べんとわからん」もんです。
製造元の「むか新」HPを見てみれば、なんと本品は4年連続モンドセレクション金賞だと。
それも、過去の栄光じゃなく、今年2013年までの4年連続。
早乙女モンドか中村モンドか知らないけれど、あの主水セレクションってやつ、
なんでもかんでも受賞しているみたいなとこあって、なんか胡散臭いなあとずっと思ってましたが、
生まれて初めて、その名に値する商品に出会いました。
こりゃ正真正銘の本物です。
1個140円ってのもスゴイ。
そりゃ、ちゃんとした洋菓子店やケーキ屋さんに行けば、こんなお菓子は普通にあるのだろう。
でもたぶん、300円とか400円とか、そんな値段。高級ブランド洋菓子屋ならもっとするはず。
要は、日本国中の誰もが庶民的価格で入手可能な大量生産のお土産菓子で、
ここまでのレベルなのが、賞賛に値するのであります。
問題は売ってるとこ。
大阪府南部ではあちこちに、むか新さんの出店があるみたいですが、
他ケンミンの我々がよく行く大阪市内の駅やデパートにはあるのか?
次回大阪行ったときには血眼になって探します。
でなけりゃ通販しかないか。
4位
1回
2013/11訪問 2013/11/17
土曜の晩飯に三人で訪問。17時半ごろ電話すれば運よく席あり。18時に入店。
JR神戸駅のすぐ北側。店構えからしていい感じ。期待高まる。
最奥の掘りごたつテーブル席に着く。隣にも二卓。
生ビールで乾杯の後、メニューをじっくり拝見。旨そうな品がこれでもかと並ぶ。
造り、煮物、焼き物、揚げ物という風に調理法別になっていて有難い。
その日頼んだ酒肴で覚えているのはざっと以下のようなもの。
ズワイガニと蕪サラダ
黒毛和牛陶板焼き
クエ刺身
あんきも
ナスのチーズ焼き
漬物
どれも正確な品名はあるのだが、失念した。
千円超えは陶板焼きとクエの刺身のみ。あとはすべて3桁の値段。
当日メニューも別にちゃんとあり、魚介類には産地もすべて付記してある。
蕪と蟹のサラダ。ほぐした蟹の身と旬の蕪がよく合う。サラダも立派な料理となることを実感。
愛媛県産クエ刺し。クエは初めて食べた。鯛と鱸を足して2で割ったような味と食感。
これは、やはり鍋向きの魚。鍋もあったのに頼まなかったのが悔やまれる。
和牛陶板焼き。見事な霜降り肉。口に入れればとろける。至福の瞬間。
一片は焼かずに食べた。紅塩ってのがよく合う。
あんきも。20mmくらいの極厚に切った大振りな肝が4切れ。臭みなく完璧な仕上がり。
久々にあん肝をがっつり食べたという満足感で頬が緩む。
途中から日本酒へ。姫路の龍力、飛騨の怒髪衝天と続く。
肴が美味いと酒も美味い。
これにわが地元山口の酒があったらなあと言うのはわがままか。
獺祭はどこにもあるから不要。萩の東洋美人か岩国の雁木をリクエストいたします。
私は小食なので、すぐに満腹。
連れの二人は、絶好調。箸を止める間もなく、飲んでは食べ、食べては飲みしている。
シメに焼鳥ひつまぶしを頼んでたので、一膳いただく。
焼鳥飯の後の、ダシ茶漬けが絶品。うなぎもいいけど、焼鳥でも美味し。
デザートにはマンゴープリン。
どでかい蓋つき陶製壺に入ってくる。傍らにはアイス付き。
お通しからデザートまで、非の打ち所のない食事だった。
メニューはまだまだたくさんあって、あとからあれもこれも食べたかったというものばかり。
店内は暖色系照明でどの料理も美しくライトアップ。
料理のポテンシャルは極めて高いのに加え、器でも照明でもそれを2倍、3倍と増幅させている。
店員さんの応対も迅速かつ丁寧。
地方から神戸に出てきて、どこで晩飯食べるか見当もつかない中、
著名店はあまたあろうに、たまたまこの店に出会った幸せを何と表現すればよいものやら。
このくらい、ザラですよ。と、神戸っ子はおっしゃるかもしれない。
そうでしょうとも。大都市ですから。
でも、中華や洋食、ステーキにフレンチ、パンにスイーツといった、輸入文化食のイメージが強い神戸には
こんなに素晴らしい和食もあるのだということを思い知らされた一夜でした。
5位
1回
2019/03訪問 2019/03/16
5年ぶりに訪問。
日曜のお昼時で客は多かったが、手際の悪さ、接客の質低下、卓上の清潔感欠如で評価を下げる。
総合3.5→2.5
料理3.0→3.0
サービス3.0→1.5
雰囲気4.5→3.0
CP2.5→2.5
※夜評価のみになってますが昼も同様です。
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2014年1月12日 2回目投稿 うちから5km以内のお好み巡り 3軒目 「お好みクリーンルーム / ほりかわ」
うちの近所の広島お好み、三番手に登場は、フジグラン2Fにある「ほりかわ」。
ここの素晴らしさは、初回投稿に思う存分書きましたので、そっちをご一読ください。
(本投稿の下方にスクロール願います!)
そこでも書いたとおり、ここは従来のお好み屋の空間概念を完全に覆してます。
鉄板を挟んで焼き手と対峙する店とは、対極にある店。
家族で外食お好み時や、ちょっとシャレオツにカップルでお好みを。なーんてシチュエイションに
これほどマッチした店はありません。
9ヶ月ぶり2回目の訪問。19時ごろ入店。
店内の清清しさは、前回と変わらずも、床はさすがに油膜が張ってきたか。
今回は、肉玉うどん\680を食べてみた。
のんびり待つかと、店内ウォッチ。
入口左手の小上がり座敷あるスペースは封鎖中。常時か、今だけかは不明。
店員さんは焼き手1名、給仕1名、の女性2名体制。いずれも若手。
客は、私以外に3組。若者多い。
と、5分経ったか経たないうちに、肉玉うどん到着。
ありゃりゃ?早すぎんか?
初訪時は、15分くらいは時間かけて焼いてくれたんじゃが・・・
コテでカットし食べてみる。
うどんは細丸。お好みも山口県西部はこれかぁ。
キャベツともやしは、十分に蒸らして作った感じがしない。野菜炒め的。
時間が短かったのはそのせいか? それとも蒸し置きキャベツ使用?
お好み焼きに極上は求めない私だから味への不満はない。
が、5分で一丁上がりの「なんちゃってお好み」的なイメージは払拭できず。
それはそれでいい。だったら\680はないだろう。
焼き作業を見てないので、詳細コメントできないけど、開業当初の家族経営的なスタッフじゃなく
お姉さん一人が焼いているのが、どうも気になる。
初回投稿で、ここはお好み業界のエポックメーカーという表現を使いました。
それは、肝心なお好み焼きを他店同様、正規の手順を踏んで作ってくれてのこと。
どうも、はや1年でその路線に大ナタが振るわれたみたい。
ということで、全体的に点数下げました。
でもまあ、相変わらず店内は小洒落てるし、店員さんは丁寧で元気いいし、
お好みの細かいこと気にしない家族連れやカップルで来るには格好のお店には違いない。
お好みが乗って来るピカピカプレートも、チェックしたら18-8ステンレスじゃなくて鉄板。
熱伝導率に優れる鉄をここまできれいに磨いて使ってるのには、ハナマルです。
ただ、自分で焼きたい関西風派、テーブル鉄板必須派、焼き手とそのワザ注目派、といったかたには
100%無縁の店であることを申し添えます。
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2013年3月11日 初回投稿 「お好み焼き屋のエポックメーカーか」
フジに夫婦で買物に来たら、焼肉MOMO館があったとこが広島お好み焼き店に変わっていた。
女房が今日の晩御飯はここにしようというので、入ってみた。
まずは店内の広さに驚き。MOMO館ってこんなに広かったっけ?
さらに驚くのは店内の清潔感。
店の種類を伏せて、初めての人を店内に連れてきて、ここは何の店かと問うても、
お好み焼き屋と答える人はまずいないと思う。
それを可能にしているのは、テーブル上に鉄板がないこと。
昔ながらのダウンタウン系の店はみんなそうで、珍しくはないのだが、
この店はそれとはまったく別次元のクリーンルームに進化を遂げている。
最近新規開店するお好み屋は、関西系の影響を強く受けてか、猫も杓子も各テーブルに鉄板あり。
私は食べログで何度も書いてきたとおり、お好み焼きにテーブル鉄板は不要派。
その私の願望の究極の完成形が眼前に広がっている。
これを感激と言わずして何と言う。
着席しメニュー見る。肉玉そば\680。普通の宇部価格から\80高いのはフジのショバ代か。
それでも広島の観光お好みよりは\100安い。
女房が肉玉そば、私は肉玉そばイカ天入りを注文。
店員さんはキビキビして気持ちよい対応。
席から見えない焼き場からは、いらっしゃいませ、ありがとうございましたの大音声が響き渡る。
それにしてもテーブル、椅子、床、壁、メニューにいたるまで、どこにも油ぎったとこがない。
店が新しいからじゃない。テーブル鉄板から立ち上る油煙がないからなのだ。
こうなると、お好みが焼きあがるまでの待ち時間までが快適になってくる。
店内に流れる有線は、’70~’80年代歌謡曲。オヤジには実に心地よい。
ジュリーのサムライを思わず一緒に歌ってしまいましたよ。
まさに、片手に割り箸、心に花束状態。
さあやってきた、お好み焼き。
ここでまた、新鮮な驚き。お好みが載ってきた銘々鉄板が、鋳物ではないのだ。
ハンバーグやステーキ用の黒いやつじゃなく、銀色に輝く矩形の圧延鋼板製。
厚さは5mmくらい。特注か?河童橋にあるのかないのか知らないが、私は初めて見た。
これならコゲも落としやすいし、毎回ピカピカで客に出せる。
いやはや、やってくれますわ。
お好みはデカイしうまい。各具材の存在感もちゃんとある。キャベツは特製ダシをかけて蒸らすそう。
しいて注文つければ、プラス\150のイカ天の量をもう少し奮発してほしかったことくらい。
量の多さで後半はさすがに苦しくなってきて、女房も最後の一片を私に押し付けてきた。
それもたいらげて完食。コテにへばりついたソースもきちんとこそぎ落として。
鉄板の保温性は抜群で、最後までお好みは冷めなかった。
食べログに投稿した百軒を超える店の中で、雰囲気に5点つけたのは、山賊に次いで2軒目。
業界誌に載せてもよいくらいの、斬新な店舗は必見です。
6位
1回
2013/01訪問 2013/01/25
小郡へ行ったついでに初訪問。
駐車場は店のあるビル側だそう。店の入り口に書いてあるので注意。
店内はL字カウンターに10席くらい。あと二人用テーブル一卓。13時過ぎだったが先客5~6人。
ラーメン¥550を注文。大盛りは¥650。どちらか迷ったが、とりあえず初めてなので。
山口県産素材を使ったラーメンとのことで、卓上に解説パウチあり。
麺や豚肉、豚骨、鶏がらは、まあわかるが、名田島産醤油や宇部の海苔というのがおもしろい。
ほどなくラーメン登場。まずは温度確認。熱い。OK。
麺は固さ普通でお願いしたが、博多風細麺で、結構固め。
スープは豚骨&鶏がらだそうで、確かにそんな感じ。
割とあっさりで、最初の一口のインパクトは弱いが、だんだん良くなる法華の太鼓。
食べ進むと実に味わいのある美味いスープ。豚骨:鶏がら=6:4てなとこだろうか。
具は、チャーシュー、青ネギ、そして私の好きな細もやし。
あと、ゴマと肉のペーストみたいなのがのっているがこれを溶かすとおいしさUP。
チャーシューは脂身少なくほどよい肉厚で、なんと5枚!これで¥550は画期的。
この数年間で食べたラーメンの中では白眉。文句なしにうまい。
客が押し寄せるのを拒否するかのように山奥で営む店や
居酒屋の趣味としか思えない温泉街の店なんかとは、
ラーメン屋として勝負すると言う考え方が根本的に違う店。
これがプロってもんでしょう。
ただ、個人的にはたったひとつだけ不満がある。
それは麺。なぜ博多風細麺にしたのか?
地産地消というか、山口県にこだわるなら中細でしょう。
替玉対応?山口ラーメンに替玉は不要。大盛りあれば十分。
だから意味不明のラーメンタレも用意するハメになる。
とことん素材を山口県にこだわった割りに、麺の基本姿勢がまるで福岡。
店主さん、本当にこの麺にしたかったのか?
重要な山口魂が欠けてませんか。
惜しいという言葉しか思い浮かばないのが、正直な感想である。
7位
1回
2013/07訪問 2013/07/11
ばりそば徹底攻略セミナー 3コマ目「ばりそばじゃなくてもばりそば」
ばりそばセミナー三店目。え?もうあきた?
了解。ポン酢を投入しましょう。
目が覚めるはずです。
山口市本町にある春来軒。
ここのばりそばは、「やきそば」と言う名称。
このことから、この店が商標権有するばりそばチェーン系列所属じゃないことが一発でわかります。
名前は使えなくても、ばりそば魂は金じゃ買わん。
そんな反骨精神は、実際に食べてみればわかるのです。
山口に仕事で来た帰り、早目の昼食に寄ってみた。駐車場は店の脇に十数台分あり。
午前11時の開店直後。私が第1号。券売機でやきそば¥630を購入。
ばりそば本舗チェーンや大内春来軒の\750より120円も安い。
店内は4~5人がけテーブル数卓と、小上がりに二人用テーブルが数卓。
テーブル席に一人で座る。混んで来たら相席だろうな。
と、思うまもなく続々と客が来店。まだ11時だっちゅうに。
見てると基本的に相席させないみたい。
カウンターでもあれば、私みたいな一人客は気兼ねせずにすむのだが。
10分くらいで「やきそば」登場。台形状に盛り上がったボリューム感はさすが。
大内春来軒が富士山型とするなら、ここのはエアーズロック型。
あんの見た目は、これまで食べたどのばりそばよりも美しい。
色取りがいいし、飾り包丁入れたイカが大きく見えて華やか。
豚肉や海老はなくても、ここまでやれるという良いお手本。
スープはおなじみシャバシャバ系で淡色。
さて味見。
スープをスプーンで一口。旨い!
大内よりクッキリハッキリ。わずかな酢の酸味あるも、小郡ほど酸っぱくない。
酸味の度合いは菜々瀬に近いが、菜々瀬ほど醤油濃くないので嫌味がない。
私が求めていたばりそばスープはこれです。
バリバリからズルズルへの麺変化を楽しみつつ、具のキャベツのシャキシャキ感を筆頭に、
かまぼこ、平天、しいたけ、イカの食感を堪能する。
ばりそばの醍醐味、ここに極まれり。
後半にホワイトペッパー大量散布。これで第二段ロケット点火。
爽やかな香りと辛味が加わり、感動的なクライマックスが迎えられた。
10分で完食。
スープまで飲み干したばりそばはここが初めて。
他のお客さんの注文聞いていると、柔らかめってのが意外と多い。
なるほど、昔からのばりそばファンには、かた麺派とやわ麺派があるのがよーくわかる。
厨房奥に、ご馳走様と大きく声かけて店を出る。
出しなに、他テーブル上のばりそば見ると、ポン酢追加でスープが黒褐色になったの多し。
やっぱ、皆さんポン酢好きなんですね。
さて、3回にわたってお送りしたばりそばセミナーは、ひとまずこれで修了。
え?まだ中市、湯田、新山口、防府があるじゃないかって?
ですよね。
でも、これらはすべて、ばりそば本舗株式会社のチェーン店。
すなわち、味は今回レビューした小郡春来軒と同じじゃないかと思ってます。
機会あればレポートします。
ともかく私が絶対的な自信もっておすすめするばりそばは本町春来軒の「やきそば」。
すべてにおいてBESTなばりそばです。
8位
1回
2013/07訪問 2013/07/27
昨年秋、TYS「ちぐまや家族」にこの店が出て、豪華な海鮮丼にびっくり仰天。
行こう行こうと思いつつ、機会を逃し続け。
TVで林先生が「今でしょ」を連呼されるたびに、おかもと鮮魚店が脳裏をよぎるのでありました。
そして今回、ようやく夫婦で行ってまいりました。
土曜日の11時過ぎ、後で買物に行くシーモールに車を停め、ペデストリアンデッキを一路グリーンモールへ。
釜山門手前では道路右側のエスカレータを降りましょう。
ステーションホテルのカドを右折すると、左手前方、緩やかな坂の上あたりに電飾看板が見えてきます。
それには、11時30分からと電光掲示。現在時刻は11時20分。
ちと早かったかと、店の戸を開けると、すでに先客一組あり。
右手が本業の魚屋さん。食べれますか?と問えばどうぞどうぞと通されました。
鮮魚売り場の前を通って、食堂スペースへ。
テーブルに座り、壁のメニューを見に行きました。
海鮮丼は女房が頼むので、私は何か違うのにしようかと。
とにかく、旨そうなお品書きが並ぶので、ほんと悩んでしまいます。
お店のおばちゃんに、「海鮮丼ですかー?」と聞かれ、
ついつい、「海鮮丼一つと、天丼一つ」と言ってしまいました。
ま、刺身は女房のをちょびっともらうとすれば、交換用に揚げ物かな程度のジャッジです。
先に海鮮丼到着。貝汁つき。
噂どおりの絢爛豪華さ。蟹爪が天に向ってVサインを突き出しています。
嗚呼これこそが、海鮮丼の極み。まさに丼内に小宇宙が広がっています。
胡麻醤油をかけて食べよとの指示を受け、女房が食べ始めます。
満足そう。見ているこちらも幸福感で満たされます。
ちなみに、卓上には、普通の醤油と刺身醤油の二種もちゃんとあります。
しばらくして天丼到着。こちらも貝汁をお供に従えて。
天丼の華、海老は3尾。他には野菜各種。海鮮丼に負けじとピラミッド状に具が聳え立ってます。
丼つゆが控えめなのがいいね。
ツユだくだと、あとの胸焼け感が強まるのが天丼ですけど、少なめだと天ぷら本来の味が楽しめて
下のごはんも進むってもんです。
女房の申し出に従い、カツオと海老天を交換。
んーーーーー。やや不平等条約気味かなあ。
でもまあ、ここは寛大な慈悲の心を持って、笑顔でね。
貝汁のアサリだしもよく出てて旨い。もちろんアサリの身もデカイ。
丼ってのは、どうしてこうも食べるスピード感が違うのか。
器が一つであること、主食と副食が器内に同居していること、ゆえに箸がその器内に一点集中できること。
この三点が主な理由でしょうね。
そして、決定的なのは、ラストスパートで、丼から直接口の中へかきこむのが公認の作法であること。
これをやってこその丼です。丼に対する感謝の意思表示。礼儀と言ってもよいでしょう。
(なんだか東海林さだおさんも同じこと言ってそうだなあ。いや、絶対に言ってるはず。)
女房も私も10分以内で食べてしまいました。
日本海&瀬戸内海、両方の海の幸が味わえる山口県。
下関駅前に来られたら、是非一度ここに寄ってみてください。
少なくとも、唐戸市場の観光海鮮食堂よりは、はるかにオススメです。
夜の居酒屋メニューも絶対に裏切らないと思います。
9位
1回
2015/06訪問 2015/07/08
宇部のみならず山口県でも希少かつ貴重な、名古屋麺の店「尾張屋」。
初回レビューからちょっと経ちました。その間、何回か訪問。まとめての続報を書いておきます。
お店は変わらず。内外とも改装なしで頑張っておられます。
駐車場は店横の細い道を入って20mくらい先の左手、ダートの空き地あって、3~4台は停められます。
私はいつも一人晩飯で利用。昼はまだ行ったことないんですが、夜は混んでたことありません。
これまで食べた物をいくつか御紹介。価格はすべて税込みです。
◇味噌かつ定食\800
当店での最高価格メニュー(^^)
カツは大判、肉厚は7~8mm。味噌ダレは小鉢で別添えです。もちろん八丁味噌仕立て。
やや酒精香を感じる味は、色ほどエグくはありません。コクあって程よい甘辛度。
名古屋メシで登場する味噌カツには、最初から味噌がぶっかけてある姿をよく拝見しますが、
ここは、そうしてないとこが初体験者への嬉しい配慮です。
サクサクのカツは炊きたてご飯との相性良好。汁物はお澄ましでした。
◇味噌煮込みきしめん\550
これを食べた日、実はうどんでお願いしたら売り切れ(T_T) きしめんにした経緯あり。
土鍋グラグラで出てくる。きしめんの硬さちょうどいい。もちろん大将渾身の手打ち麺。
具は、かまぼこ2枚、青ネギ、揚げ、しいたけ、鶏肉少量。天カスは別小皿
汁は相変わらず旨し。この八丁味噌味が山口県で味わえるなんて、本当に有難い。
見た目よりは塩辛くないので難なく完飲可。温度は最後まで高温。上アゴの皮、当然剥けました(^^)
それにしても、見よ、この価格。名古屋の半額、いや、三分の一くらい。ありえへんCP。
◇あいざる\600
いちばん最近食べた品。冷たい蕎麦ときしめんがざるに「相乗り」してます(^^)
ここの蕎麦は、乾麺風でイマイチ。素晴らしいのはやはりきしめん。
真っ白ツヤツヤでピカピカ、啜れば超ナメラカ。温でも冷でも、ここのきしめんは必食です。
つゆは濃い目辛口。最初はダシ弱く感じるも、食べ進むとだんだんよくなる。
薬味は青ネギと粉わさび。白ネギと本ワサビって、贅沢は言えませんけど、夏にピッタリ。
参考までに、単品ではざるそば\530、ざるきしめん\500。どうだ、まいったかって安さでしょ(^^)
◇おでん定食\600
大根、ちくわ、こんにゃく、玉子の4種。どれも色黒。よーく煮込まれてるのがわかります。
おでんの汁は、黒くなくて普通の茶色。味は当然よく浸みてて旨し。
冬季は、おでん単品も注文できますので、もう2、3品追加するのもよろしいかと。
スジのみ\100、あとは全品\70です。
とにかく、ここの定食は、どれをとっても御飯も汁椀も旨い。なおかつ安い(^^)v
大将はお話好き。名古屋麺を語りだしたら止まりません(^^)
本場の味噌煮込み用うどん麺は、普通のうどん麺と製法違うってのも今回教わりました。
汁は、味噌味も醤油味も色だけ見たら超濃厚なので、西日本人にはとっつきにくいのは確か。
でも、一度食べたら色と味のGAPに驚くはず。美味しくて。
名古屋で食べたあの味をもう一度となっても、他県にはそんな店ないこと多い中、
何の因果か、わが山口県には名店「尾張屋」あり。これをシアワセと呼ばずして、何と呼ぶ。
「オススメ」なんて、いつも気安くレビューに書いてますけど、ここは正真正銘のオススメです。
ちなみに、大将の奥様は、昼は「尾張屋」、夜は宇部市開の定食屋おわりやで頑張っておられます。
夜営業のみの「おわりや」には名古屋麺ないんですけど、昼に電話しとけば麺や食材を搬送し、
待っててくださるそうです。
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2013年3月4日 初回投稿 「名古屋の仇を宇部で討つ」
宇部できしめんや味噌煮込みうどんが食べられる珍しい店。
食べログで知って興味もったので初めて行ってみた。
店のクチコミ書く前に、名古屋の二大名物麺についての印象を述べておく。
いずれも十年以上前の名古屋出張時の体験で、後述する尾張屋評価もこれとの相対比較となる。
(1)きしめん
名古屋駅のホームで食べたら、やけにうまかった。
麺はほどよいコシがあって、茹で不足や茹で過ぎということなく感心した。
汁の色は黒かったが、かつおだしのきいた決して醤油辛くないもの。
ふりかけてある花かつおも、うまさのダメ押しをして大満足した。
(2)味噌煮込みうどん
名古屋駅地下街で食べた。何軒かの店頭サンプルを見て感じた第一印象は、
値段が高すぎということにつきた。
それでも、冥土の土産にと思い入店し食べたら、麺が固くて生煮え。
こんなものをうどんと称して千円以上もぼったくる地域なんだなとあきれ果てた。
以上を踏まえて、尾張屋へ夫婦で。食べたのは味噌煮込みきしめんときしめん定食。
注文時、店主さんとしばし会話。
「煮込みうどんのうどんは硬いんですか?」
「どちらにもできますよ。名古屋のかたですか?」
「いえ、あの硬い麺は嫌いなので。じゃあ、煮込みはきしめんでお願いします。」
「煮込みじゃないほうのきしめんのつゆはどうしましょう。濃い味にもできますが。」
「是非そっちにしてください。あの味は好きなもんで。」
「35年前にこの店を始めたときは、全部濃い味でやってたんですけど、
こっちじゃ続かなかったですね。」
どうやら、名古屋きしめんの黒いかけ汁は注文に応じて作るみたいで、
なんだか店主さん、久々に闘志をかきたてられたみたい。
さて、最初に出てきたのは私のきしめん定食。
きしめん見た瞬間「おー!黒い黒い。」と思わず発すると店主さんうれしそう。
かまぼこ、ほうれんそうが具。天カスは小皿に別添え。
定食なのでご飯と小鉢の肉じゃががついていた。
汁をひとくち。うん。確かにこれ。真っ黒だが醤油辛くない甘口。
名古屋のほど、かつお風味は感じられなかったが、十分いける。
きしめんは、柔らかめ。
硬いうどんはダメと言ったので、たぶん通常より長めにゆでてくれたんだと善意に解釈。
きしめんに遅れて煮込みが到着。
土鍋でグラグラ沸騰状態。いいねえ。見るからにうまそう。
レンゲで一口汁をもらう。うまい。
これも見た目ほど塩気は強くなく、濃いのだけれど八丁味噌とだしのバランスが実に良好。
味噌の主張が勝利する名古屋より味はいいと感じた。
具はネギ、生卵、鶏肉、しいたけ。名古屋でこれだけの具入りだと1500円はする。
ここでは、それがなんと500円。きしめんのかけは300円。定食でも450円。
店主さんによると、山口県できしめんと味噌煮込みをやってるのはここだけだそう。
今年最初に出会ったクリーンヒット店。
リピート決定。次は味噌カツにでもしますか。
10位
1回
2013/06訪問 2013/06/04
石橋美術館で最高の美術品鑑賞を堪能し、その余韻に少しでも長く浸りたければ、
ここ楽水亭に来るしかないでしょう。
場所は美術館本館に向かって、左手方向。同様な赤レンガの建物で
パラソル席が屋外にあるのですぐわかります。
私は別館の作品見た後、池を回り、坂本繁二郎アトリエを見てから、楽水亭の奥側から来ました。
店内は二人がけテーブルがたくさんあり、二つ合わせて四人席にしてあったりもします。
ランチは14時30分まで。軽食もたくさんあってどれもリーズナブルな価格。
カフェメニューからケーキセットを注文。
ケーキはオリジナル2種しか残ってないとのことで、バラのブリュレを紅茶ムースで包んだという「紅」、
飲み物はコーヒーにしました。価格は通常のケーキセットより\50UPの\720でした。
真っ赤なチョコレートパウダーがかかったケーキはネーミングどおり。
ムースの紅茶の香りはわずかでしたが、おいしかったです。
池を眺めながらの至福のくつろぎタイム。
遠くからわざわざ久留米まで来てよかったなあとつくづく思います。
ここで一服した後、もう一度庭のバラや池の花菖蒲を見て回りたくなりました。
2013年に初訪問した店、初体験した食品から選びました。
選定の決め手はつけた点数が高いことではなく、いかにインパクトが大きかったかです。
順位は一応つけてはおりますが、どれもDeep Impactだった店ばかりで
優劣はつけられないというのが本音です。
明己悟:激安価格の衝撃大(店頭パンダで加点)
ほりかわ:店内クリーンルームの衝撃大('70年代歌謡BGMで加点)
本町春来軒:ばりそばの完成度衝撃大(チェーン非加入で加点)
随園:麻辣の衝撃大(駐車場サービス券で加点)
おかもと:海鮮丼のCP衝撃大(大将のお嬢さんで加点)
むか新:お土産菓子の美味しさ衝撃大(泉南以外未進出で加点)
和さび:メニューの多彩さ&質の衝撃大(知名度低で加点)
尾張屋:山口の名古屋麺衝撃大(孤高の大将で加点)
さくら:どこにもないラーメンの味衝撃大(店頭黒猫で加点)
楽水亭:美術館レストランの理想形衝撃大(窓外景色で加点)
番外特別賞
新人賞:該当なし。惜しかったのは「しじゃん」と「いっぺい堂」
ゴールデン中華鍋賞:開店ラッシュのネイティブ中華料理店すべて
一期一会賞:yours
心底あきれたで賞:一久東新川店への投稿を削除した担当者